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時代の表情

  • 執筆者の写真: Masayuki Kano
    Masayuki Kano
  • 2018年4月2日
  • 読了時間: 3分


今日の写真:「夕暮れ時の夢」

1180329-DSCF2427

FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

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2018年4月01日(日)

YouTubeで久しぶりに1980年代のTVCMをまとめて観ました。

私が見たCMはこちらです:https://youtu.be/VxA-m3XxNtM

そしてふと気づいたのです。この頃の人々の表情(とは言ってもCMとして捉えて出演者の表情なのですが)と現在の日本の人々の表情との決定的な違いに。

この頃の笑顔には屈託がない。影がない。どんな時代だって明るい部分と暗い部分とがあるはずだし、この時代の経験者として私自身もその暗部をよく知ってはいる。

それでもなお、この頃の笑顔にはあえて言うなら「頑張っただけ世界はよくなっていくはずだ」といった確信があった。(今となっては信仰あるいは勘違いに過ぎなかったわけだけれど)

だからこの時代の笑顔には陰りがない。不安が影を落としていない。不信が表情を曇らせることがない。

まあ、明らかにそれは時代の空気の問題であって、あの「バブル期」が素敵な世界であったわけでもないのだけれど。それでもまだ誰もが信じられるような「希望」のようなものがあったような気がする。

現代を絶望の時代、暗黒の時代だとは思っていないけれど、空気感としてはまさにそのような「やけっぱちの絶望感」へと向かっているような気がしないでもない。

個人的には大丈夫。心の備えはできているしそのような妄想にとらわれない確信はあるけれど、それでもなお現代が「不安に侵された時代」であることに間違いはない。

誰の責任かを問うこと、それを早急に適切に改めることが本質なのだけれど、それだけで物事が解決するほど病は軽くないような気がする。

しかし、どのような時代であるにせよどのような自分であるにせよわたしたちは自分を生きるほかない。

★★★

蓼科の桜が満開になるのはちょうどGWの頃になります。桜の名所「聖光寺」は蓼科湖畔にあります。白く冠雪した八ヶ岳を背景に咲くソメイヨシノは本当に美しい。白樺の木の隣に咲く桜は思えば実に珍しいですよね。

高原のお花見は年のお花見とはかなり趣が異なります。もちろん良い意味で。

4月末にはビーナスラインも全面通行可能になるので蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。

それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。

蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのが私の営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。

★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/

 
 
 

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