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執筆者の写真Masayuki Kano

FUJIFILM X-E3 導入



今日の写真:「今日の夕暮れ」

20180216-DSCF0214-7

FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

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最低気温マイナス14℃、最高気温マイナス4℃、曇り。

今日は終日どんよりとした空でした。2月になると吹き始める西風も吹いています。

こんな日にはキリッとした光の夕暮れにはならないのですが、散歩がてら氷点下10℃の屋外に出てみました。

頃合いを図ったのでちょうど夕暮れ時です。

新しいカメラのテスト撮影の意味もありました。

すべての写真をフルオート(カメラ任せ)で撮ってみました。58種類のプログラムから最適なプログラムが選択されるそうです。

しかし、フジフィルムのカメラの売りである「フィルムシミュレーション」は適用になりません。

概ね適切なパラメーターが選択されたようです。

これまでの数年はマニュアルフォーカスのオールドレンズですべてを自分で設定して撮っていたので、楽なのですが、その分思い通りにはならないところがありますね。

要は使い分けが大切ということですね。

フルオートモードだとどうもシャープネスが入ってしまうようで、階調重視の自分としては怖いです。

今日の写真もかなりシャープネスが入っている印象を持ちます。

基本的には自分で「フィルムシミュレーション」の中から最適のものを選択して、各パラメーターも自分で設定して撮るカメラなのだと思いました。

これまで使ってきたフルサイズセンサーカメラの画像と、それより小さな APS-C センサー(X-Trans™ CMOS III)の違いは、モニタースクリーン上でパッと見た限りではあまりよくわかりません。

大判プリントすればわかるのでしょうが、例えばA4プリントあたりならば「味の違い」程度に感じる程度かもしれません。

もちろん目的や用途によってフルサイズセンサーカメラと優れたレンズで撮影する高解像度写真が必要なわけですが、自分の用途がそこまでを要求しないのであれば昨今の APS-C カメラはとても良い落とし所のように感じます。

ファイルサイズはRAW(圧縮無し)だと50MB程度、RAW(非可逆的圧縮)で24MB程度になります。ちなみにJPGで撮ると12MB程度です。

フィルムシミュレーション・ブラケットで同じショットから3種類の趣味レーション画像を現像できます。

これを JPG+RAW で保存するとシミュレーションごとに1枚のRAW画像が保存されてえらく煩雑なのです。

それに非圧縮RAWだとあっという間に4GBのSDカードが満杯になってびっくりすることになります。

いろいろ試してみると、どうやらこのRAW画像はフィルムシミュレーションを反映する前の画像のようです。(論理的にはそれが普通ですよね)

ということで、カメラ内現像・生成される純粋なフィルムシミュレーション画像はJPG画像のみということになります。

純正ソフトでPC上でRAWから現像して出てくる画像は、カメラ内現像した画像とは微妙に異なるように感じます。フジフィルム自身もそのようなことを言っていたような気がします。

ま、そういうことで当面はフィルムシミュレーションをそのつど選択し JPG +RAW で保存する設定で撮影することにしました。(フィルムシミュレーションブラケットは使わない)

ただしフィルムシミュレーションそれぞれの味わいがどのようなものになるかを確認する上ではどんどんブラケット撮影してJPGのみで保存して確認するのがいいと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。

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