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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/仄暗い森・秘密



2017/09/23(土)の蓼科高原標高1700mピラタスの丘:

今日は朝から快晴でそのまま日が暮れて現在に至ります。

最低気温は夜明け時に5℃。最高気温は12℃でした。

9月24日(日)から9月26日(火)まで終日晴れの予報が出ています。

紅葉の季節も抜群に美しい蓼科高原ですが、黄葉直前のこの季節ならではの心地よい気候はなにものにもかえがたい。

「静けさと癒やしに満ちた蓼科高原」で皆様のお越しをお待ちしております。

★★★

「仄暗い森・秘密」

3回に分けて書いてきた「ほの暗い森」はいかがでしたか?

これは100%ノンフィクションではありませんがまるっきりのフィクションでもないのです。

怖がらせてしまったらごめんなさいだけれど怖い話ではないのですよ。

蓼科は諏訪大社のお膝元のためか奇譚(きたん)はあっても怪談のたぐいはまったくないのです。これはきわめてまれなことでしょう。蓼科はそのような意味で聖なる土地なのです。

豊かな自然の中でとくに標高1800メートル近い山岳に長い間暮らしていると人間が本来持っているさまざまなものを感じそれらと心を通わせる能力がよみがえってくるようなのです。

森の気配とか山の気配ここに確かに存在する精霊のようなものたち八百万の神(やおよろずのかみ)といった存在に気づくことができる感じることができるその声に耳を傾けることができるそんなふうになってきます。

べつに心霊現象のようなものではなく日常現象として邪悪なものではなく善きものとしてそれは感じられます。

だから僕はおそろしい幽霊や霊を見たことはありません。

そういうものはすくなくとも邪気邪念を発しているものは見ないようにしているからかも知れないのですが、いずれにしてもこれは僕のきわめて個人的な感性のなせる技。

これまでは僕もそうだったのだけれどふつうのひとにはおそらくにわかには体験できないこと。

蓼科は神聖で美しい土地です。

蓼科をそのように善き土地としてくれているのはほかならぬそれら善きもたちなのだといまの僕は知っています。

感謝。

以上、ぼくのカミングアウト・・・かな?  (ほんとうに、おわり)

※2008年11月に書いた記事より再掲載。最近知ったのですが、こうした体験の多くは「パレイドリア」という現象だそうです。わたしもその考えに多くの場合同意します。ただし、この文章で語った体験はそうではないような気がします。

★★★

紅葉の見頃は白駒池付近で9月下旬ないし10月上旬、ペンション・サンセット付近は10月中旬、観音平など奥蓼科横谷峡は10月下旬、御射鹿池も同様です。ただし紅葉は微妙な気象の変化で変わってきますのでピンポイントでの見ごろは分かりません。 蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。 皆様のお越しを「癒やしに満ちた秋の蓼科高原」でお待ちしています。

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Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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