Masayuki Kano
蓼科高原日記/白樺花粉症

花粉症の症状を軽減する薬を飲んでいるのでとても眠い。居眠りするほどではないが、恒常的に眠気がある。
蓼科に移住する前もその後もずうっと花粉症とはまったく無縁で、花粉症に苦しむ友人たちを見てもどうしてそんなことになるのかまったく想像力が働かなかった。
しかしある春、それは突然わたしを捉えたのだった。
花粉症はそのアレルゲンに対する閾値(受容限界値とでも考えると分かりやすいかも)を越えると発症するということらしい。
したがって誰でもいずれ花粉症になる可能性が等しく存在するのだ。やれやれ。
年を追うごとに症状は悪化していよいよ市販薬だけではどうにも収まらなくなったのが一昨年のこと。最新の抗アレルギー薬を投薬されてようやく押さえることが出来ている状況が続いている。
一時は慢性肺炎になってしまって、胸のレントゲン写真が一面真っ白に見えるほどになってしまったが、その後回復している。ということで皆様には早めの受診をお奨めします。
アレルゲンテストをしたのだが、標準検査セットに含まれるアレルゲンはほとんどが陰性で、スギ花粉の数値が一番高かったものの発症するほどではなかった。
これ以外のアレルゲンが関与している、おそらく当地に多い白樺の花粉が怪しいということになった。聞くところによると北海道で花粉症というとそのほとんどが白樺花粉症だとのこと。
我が家のまわりは白樺だらけなので十分考えられる。ということで、スギ花粉症の方はペンション・サンセットでは症状は軽くなると思います。好き花粉はほとんど無いか少量と考えられるので。
まあそれはさておき、今日は朝から雲の中に入ってしまって一日中霧がかかった状態でした、風が強かったので雲が流れて切れたときには一瞬強烈な陽射しと青空があらわれるのだけれど。
午後3時頃には急に夕立のような雨が降り出してそれはいまも断続的に降り続いている。雨と同時に気温はぐっと下がって暖房が欲しいぐらいになった。
蓼科ではサクラはそろそろ終わり、ヤマツツジが咲き誇る季節になる。そのあと6月には蛍光オレンジが鮮やかな蓮華躑躅(れんげつつじ)の群生地・霧ヶ峰が美しい… ふらっとドライブするには最適の季節になりました。
蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。
皆様のお越しをお待ちしております。
ペンション・サンセット オーナー 拝
今日の写真:「tateshina 170506」
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Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter