NO SENTIMENTALISM, NO ROMANTICISM, NO EMOTION. ONLY IS RELATIONSHIPS THERE. 以前このブログでも書いたような気がするけれど、改めて書こうと思う。 さて、かつて世界中で、そう言って差し支えがあるならば、世界のあちらこちらで心あるひとびとの間ではというべきだろうが… 「アイデンティティー」という概念や言葉がもてはやされ、それこそが我々が求め追求すべきものだとされた。 ある意味アイデンティティーさえ確立できれば人生万々歳、すべては上手くいく。 そんなふうに信じられていた時代を確かにわたしは生きていたことを明瞭に憶えている。 そんな時代には「コンセプト」さえしっかり決まれば広告や販売は成功する。 逆は不可。そんなことが信じられていた時代でもあったように思う。 しかし、きょうは「アイデンティティー」の話だ。 それはいまから30年ほども前の時代だったと思う。わたしもその信者のひとりだったわけだけれど、自分のアイデンティティーを求めて彷徨い続けていた。 しかしどれほど考えてもどれほどさ