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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

2022/01/01 雪の降る夜はじつに静寂なのです。


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FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS


実感がほとんど無いのですがお正月ですね。

 

季節感も無かったのですがここ数日の大雪で除雪に追われて身体が疲弊してようやく実感としての季節感を手に入れることができました。

 

寒さもまた然りで身をもって冬という季節とその気候を記憶の彼方から呼び覚まされました。

 

これはいいことです、もちろん。

 

じつは年越しをしたいまも雪が降っていて本当に静かなのです。

 

雪の降る夜はじつに静寂なのです。

 

SOUND OF SILENCE というのはこのようなものなのだとひとり腑に落ちたり。

 

こんな夜にはというかもう未明なのだけれどいろんな思いが去来します。

 

大昔の出来事だったりすっかり忘れていた記憶が蘇ったりつい最近の出来事の実像が突然くっきりとした輪郭を持って現れたり。

 

まあいいや今夜もイマヌエル・カントの「純粋理性批判」を読んで眠ることにしよう。

 

これはこの書物と出会ってからじつに50年ぶりのリベンジ通読。

 

BGMはスティングのアルバム”Ten Summoner's Tales”(1993)です。

 

外気温は現在マイナス18℃。





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