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執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/わたしにとっての「文体」



今日の写真は2017年5月27日、ペンション・サンセットの駐車場から蓼科山に向かって撮影しました。

萌え出る新緑といった印象を持ったので無心でシャッターを切りました。

今日の記事を書くに当たって昨日の記事を読み返したのですが、まあなんとも長い記事でしたね。

自分への覚え書きとはいえ、いかにも長すぎると反省しました。

ヘミングウェイの短編小説のように簡潔な文体にあこがれているのですが、それにはほど遠い。

一方で村上春樹の文体にも大きな共感を抱いています。

個人的に「文体はひとなり」と信じています。

だから、わたしにとって「文体」はわたし自身の生きるモチベーションであり、わたしが「自信」のようなモノを待つことができるとすれば、それはひとえに「文体」の確立にかかっているのです。

どのように低レベルであってもわたしの写真表現がわたしの感性の「現れ」であるのと同様に、文章や語る言葉における「文体」は、わたしの人生の「生き様」そのもののように感じています。

それはさておき、昨日ほどではありませんが、今日も真夏のような天気でした。気温が高く、森がたっぷりと蓄えた雪解けの水分が蒸発して、湿度も上昇しました。

雷注意報が全県に出て、じっさいにここでも数度にわたって遠雷を聞きました。驟雨があり、比較的短時間で止みました。いまは霧の中です。

前にも書きましたが、当地で「霧の中」あるいは「ガスが出た」というときは、じっさいには「雲の中」に入っているということです。雨雲や雪雲の中に入っているときの気分はじつに不思議なものです。

話すと長くなりそうなので、その話はまた別の機会に譲ります。

新緑の山を歩いたり森を散策するには最適な季節になりました。もちろんドライブも登山も最高の気分です。

今日の最低気温は5℃、最高気温は19℃でした。日陰の最高気温は15℃でした。天気は薄曇り時々陽射し後にわか雨。山麓の街は暑かったと思いますがここは終日とても涼しかったです。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 170527」 170527-DSC03023-7-IGJP Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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