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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/映画・ノスタルジア



今日の写真は2017年5月26日に観た映画がiMacのモニタスクリーン映し出されたものを撮影しました。

その映画とは、数十年ぶりで再会した崇敬するアンドレイ・タルコフスキーの映画「ノスタルジア(Nostalghia)」。

「Amazonビデオ」でレンタルした高画質版を iMac 27インチモニターで観たわけだけれど、前回観たときとずいぶん印象が変わった。

画質うんぬんより自分が年齢を重ねたことの方が大きいのだと思う。

また近年写真を本格的に学びはじめたということで、自分の映像の見方がまったく異なっていることも大きい。

ムービーカメラのシャッターの一回一回が捉える、タルコフスキーが明確な意志・意図を持って撮った映像の美しさ完璧さに深く心打たれた。

光と陰、カラー、トーン、構図がほんとうに美しい。

それはとても言葉では言い尽くせない。

音声/音もまたじつに計算しつくされて表現されていることに新たに気づく。

今回はiMacで見たこともあって、まさに一対一でこの作品と対峙したということは極めて大きなファクターだったと思う。

タルコフスキー作品に共通する独特の世界観は難解に感じられるが、それは問題では無い。これはある意味で「詩」であり、語り得ぬ「メタファー」なのだから。

そこに表現されるなにかを漏らさず受け止めることこそがタルコフスキーが観る者に求めたことではないのかと思った。

しっかりと受け止めた。

さて、わたしの中でこれから熟成が始まることを願うばかりです。

映画「ノスタルジア(Nostalghia)」についてはウイキペディアのものが比較的わかりやすい簡潔な解説かと思います。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 170526」

iMacのモニタースクリーンを写真撮影したものです。著作権上問題があれば即時削除いたします。

170526-DSC02956

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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