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蓼科高原日記/かれこれカラコレ数年 - 2

執筆者の写真: Masayuki KanoMasayuki Kano


今日の写真は昨年の10月に北八ヶ岳ロープウェイから撮ったものです。これも昨日の写真と同様に撮ったままではなくていわゆる「カラコレ(Color Correction)」を行っています。

少なくともわたし(あるいは同乗していたひとたち)はこのように、つまり、このような感じに観たのです。

そう、見るという行為は受動的なものでは無く、カメラなどの機械が物理的に捉えたデータそのままではなく、知覚という能動的行為によって捉えられる。

昔の理論とは異なって、現在ではあらゆる知覚にわたしたちの脳が関与している、つまり知覚は機械的/自動的なものでは無くなんらかの情報処理ないしはデータの解釈と加工を経て能動的に創り出されたものなのだといえます。

わたしたちの感覚や知覚にはただひとつの正解というものは無いのですが、そうした知覚行為によって処理されたアウトプットを写真にするためにはいわゆる「撮って出し」では不足がある場合も多い。

昨日の話に戻るのですが、そこで「カラコレ(Color Correction)」等処理が必要になってくるのでは無いでしょうかね。素人なもので断言は出来ないのですが、そんなふうに感じています。

ふだん目にする映画もドラマも紀行番組で登場する風景映像もじつは程度の差こそあれカラコレ処理されています。注意して見ればきっと分かります、紅葉や夕焼けなんかはその最たるものですが、それが必要だからそうしているのですよね。

ということで、わたしは真剣に「撮ったあとの技術を」学びはじめています。それを知ることによって必要な要素を最低限でも捉えることが出来るようになりたいと思います。

プリントを完成形とするならばそこから逆算して最適化した写真を撮れるようになれたらいいのですが、もっと大切なことは別にあることも思い知らされています。

それは「撮る動機」とでも表現したら良いのでしょうか。あるひとはそれを「テーマ」と呼ぶかも知れないし、セザンヌなら写真においても「モティーフ」と呼ぶかも知れない。

まあ下手の横好き的アマチュアなのでハイアマチュアの皆様やプロの方のような厳しさには欠けるのですが。それなりに…ということではありますが。(^_^;)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。<(_ _)>

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 161031」

161031-DSC_0407-13

NIKON D610, AF-S NIKKOR 28-300mm f-3.5-5.6G ED VR

 
 
 

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