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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/春だけど人生の秋を思う



昨夜から雨、朝は雲海の中に入って濃霧状態。ひんやりとした大気が心地よい。適度な湿り気もまた若葉の生育を早めるのだろう。

この季節のある朝、ラウンジの窓外は一夜にして一面新緑になる。照り返しの透明なグリーンの光に館内が染まる。

ウグイスが歌っている。シジュウカラが飛び交う。様々な野鳥が鳴き交わす。

今年はだいぶ遅い春の声だ。ひとつとして同じ季節はない。一度として同じ春はない。夏秋冬も同様だ。

良き春を迎えると良き夏がやって来る。良き夏を過ごせば良き秋になる。良き秋が暮れれば良き冬がおとずれる。太古からそのようにして四季はめぐってきたのだろう。

これまで生きてきた歳月よりもこれから過ごす月日のほうがはるかに少なくなってきた。わたしにも思秋期が訪れたのだろうか。そう、わけのわからない思春期ではなくてなにより。

人生の秋は良いものだ。春も良いけれど、それは過ぎ去った春かあとに思うもの。秋はいまこの時を収穫しそして楽しめる。それが最高。

季節は春だけど、秋なのだ。わたしはいつも秋を楽しむ。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「ペンション・サンセットは雲海の中」

2017-05-10_14-08-52_421

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter   

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