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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/レゾンデートル



L'ÊTRE ET NÉANT - ESSAI D'ONTOLOGIE PHÉNOMÉNOLOGIQUE - 

ペンション・サンセットからペンション村入口(「出口で」もありますね)に向かう途中の広場から撮った今日の夕景です。

標高1700mあるので空がとても近く感じられ、雲はほぼ目線の高さになります。

ここでは空は見上げると言うよりは水平に眺めるという感じになります市、その風景のほうが美しいように感じます。(もちろんすべてがそうとは限りませんが)

今日も山麓の茅野市や諏訪市は30℃を越えた暑かったようですが、それでも両市とも標高750mほどある高原都市なのでカラッとした空気でした。

盆地の軽井沢や松本より5℃ほど涼しかったかも知れません。

ペンション・サンセットの今朝の気温は9℃、日中の最高気温は18℃でした。夏の気温はおおよそ関東地方の1/2と考えればだいたいあっていると思います。

ペンション村の中をクルマで走行していると日常的に野生の鹿たちに出会います。道路の真ん中でうろうろしているのはだいたいこの春生まれた子鹿たちですが野生との出会いはいつも感動的です。

一方で取るに足らないことでごたごたしている人間たちは(私を含めて)じつに美しくない生き物です。

生きることに真っ直ぐな、ただ生きるということを生きている野生動物たちに教えられることばかりのこの23年間だったようにも思います。

人間は好きだけれど、限りなく愛しいけれど、同時にそのありようには幻滅することも多い。とりわけ自分自身の生き様には。

それでもなお自分は自分として生きるほか無い。自分の責任として自分自身であるほか無い。そのように生きるのが運命(さだめ)ならばそれを受け入れようではないか。

それがわたしの存在理由(レゾンデートル)なのだろう、たぶん。

車山・霧ヶ峰・八島ヶ原のニッコウキスゲの大群生も今週末が有終の美になりそうです。(ビーナスラインを走るクルマの窓からでも十分に楽しめます)

皆様のお越しを「涼しい夏の蓼科高原」でお待ちしています。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 170721」

170721-DSC05383-C1 10

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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