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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/限定的な道



蓼科高原のなんでも無いように見えるがじつは美しい道

L'ÊTRE ET NÉANT - ESSAI D'ONTOLOGIE PHÉNOMÉNOLOGIQUE - 

今日の写真はペンション・サンセットの前の道です。

手前左側が私のペンションの駐車場になっています。

この道の先は下り坂になっていて、道なりに走ると数分でペンション村入口に着きます。

この道は誰かがやって来る道であり、同時に誰かが去って行く道である。

この道のこちら側はやがて行き止まりになっているので、往来というものは無い。

人々はやって来ては去って行く。

そういう限定的な道です。

この場所で私は極めて限定的な人生を幸福感に溢れて限定的に生きています。

ここに来る前にもう十分に限定的ではない人生を歩んだからもういいのです。

だから自ら規制した限定的な生き方をすることが出来るのだと思います。

それにつけても、人間はひとりでは決して生きてはいけないというこの運命(さだめ)はじつに美しくも恨めしい。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 170719」

170719-DSC05330-C1

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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