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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記/自分の心に映る風景



蓼科高原標高1700mは晴れのち曇りのお天気でした。

NO SENTIMENTALISM, NO ROMANTICISM, NO EMOTION. ONLY ARE RELATIONSHIPS THERE.

今日の最高気温は18℃、最低気温は6℃、天気は晴れたり曇ったりしながら下り坂の風情。夕方以降は曇っています。明日は雨の予報が出ています。

今日の写真は今日の朝9時頃に撮りました。急激に風景が変化しています。新緑が少しずつ葉緑素を増して色濃くなってきていることに気づきます。

わたしの使っているSONY α7に限ったことでは無いと思うのですが、当地では雪解けの頃から梅雨明け辺りまでの光線のスペクトルが独特でいわゆる「色転び」が起きやすいのでカラー写真を撮るときには細心の注意が必要です。

EVFのついているカメラやライブビュー機能のあるカメラなら目の前の被写体の色味と比較してホワイトバランスをチェック&調整することができますし、光学ファインダーでも経験によってその案配を加減できることと思いますが。

デジタルカメラだからあとから現像ソフトでどうにでもなるさなんて思ったら大間違いで、少なくともその手のアプリの扱いに慣れていなと結構しんどいことになります。

わたしは個人的には風景や情景を「観たまま、ありのまま」に撮りたいとは思ってはいません。もちろん個人の考え方の違いで正反対の考えの方もまた大勢おられることと思うのですが。

かといって「心象風景」を表現したいのでもなく、「アート」へと昇華させたいわけでもない。

上手く言えないのだけれど「自分の心に映る風景を描きたい」と思っているのですよね。

「写真表現」なんて言葉を私ごときが口にするのもはばかられるのですが、そこまで大上段に振りかぶっているわけでもなくて、ただ「自分に見えたとおり」に撮したい、そんなふうに思っています。

だから極端な話、わたしには見えても他の人には見えない風景や色彩や光の美しさだってあり得るわけです。またその逆も真です。

そんなことをつらつら考えながら、結局はなんとなく感じるままに撮影しているというのが実際のところなのかも知れないのですが。

まあそういう風でも、撮り続け考え続けることによって多少は心に響く写真を撮れるようになりたいなあと。

私ぐらいの年齢になると人生はカウントダウンモードにはいりますから、じつはあまり時間はないのかも知れない。だからこそあえて一歩一歩着実に歩むこと、ゆっくりじっくり考えながら進むことが大切に思えるのです。

蓼科高原のレンゲツツジの群生地はもう見ごろにはいっています。車山高原とか霧ヶ峰高原でググれば様子が写真掲載されています。もちろんFacebookにもたくさんの写真が載っていますよ。

わたしも早々に写真を撮りに行こうと思っています。

一度観たらやみつきになること間違い無しの独特の美しい風景がそこにあります。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「tateshina 170624」

170624-DSC04533

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter

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