
NO SENTIMENTALISM, NO ROMANTICISM, NO EMOTION. ONLY IS RELATIONSHIPS THERE.
今日の写真は昨日訪れたある美しい池の畔で撮ったものです。40mmのオールドレンズをf5.6程度に絞ってISO400にアップして撮りました。
風が強かったのでシャッタースピードも速めにしなければなりませんでした。
ちゃきちゃきのデジタルレンズでのようには行きませんが、反対にオールドレンズならではの柔らかい雰囲気の画像をあえて狙いました。
この写真の目的は「コマーシャルフォト的にバランスの良い自然な写真」です。
この写真がじっさいに雑誌に使えるかということでは無くて、そのような方向性で撮る練習ということなのですが。
自分の営むペンションのウェブページやTripAdviserなどに載せる写真はそのような基準で撮る必要があるからなのです。
アートでも無ければ個人的心象風景でもいけません。そこのところは結構厳しいものがあります。
個人的にそのような写真の撮り方を改めて練習する必要があるのです。
さて、
これは被写界深度を考えながらしっかりMFでピントを合わせて撮っています。
「ありのまま」より「印象」を素直に捉えたいという意図があるので、空の青と雲の白を生かした絵作りを意識しました。ほぼ真上を向いて撮影しています。完全に逆光です。
地面や周辺の樹木の新緑からの照り返しがあったのがさいわいして、逆光にしては花と空の両方をバランス良くおさめることが出来ました。
蓼科高原のきょうの天気は終日晴れ。ちなみに自宅のきょうの最高気温は15℃、朝の最低気温は3℃でした。(日陰の最高気温は11℃でした)
外より窓を閉め切った室内のほうが気温が低くて、ラウンジで本を読むときには褞袍(どてら)代わりにダウンジャケットを羽織ってちょうどいいくらいです。
窓外では1週間ほど前から鳴き始めたエゾハルゼミの声(ヒグラシが低音で鳴いている感じです)とウグイス、ホトトギス、カッコウ、シジュウカラ耶蘇の他にも様々な野鳥が歌っています。
うっとりするようなじつに心地よい季節です。
蓼科高原のレンゲツツジの群生地はもう見ごろにはいりました。車山高原とか霧ヶ峰高原でググれば様子が写真掲載されています。もちろんFacebookにもたくさんの写真が載っていますよ。
わたしも早々に写真を撮りに行こうと思っています。
一度観たらやみつきになること間違い無しの独特の美しい風景がそこにあります。
蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。
皆様のお越しをお待ちしております。
ペンション・サンセット オーナー 拝
今日の写真:「tateshina 170615」
170615-DSC04108-5
Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter