今日の写真は2017年5月18日に茅野市八ヶ岳総合博物館の庭で撮ったものです。SONY α7 にマウントアダプターを介して Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM をつけています。
ここ数年基本的にはこのようにフルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラにマウントアダプターを使って古いレンズないしは古典的設計のレンズをつけて撮影しています。
よく「古いレンズで遊ぶ」ということが言われますが、それもひとつの楽しみ方だと思います。
しかしわたしの場合は可能な限りの低予算で必死に組んだ「実戦仕様の機材」なのです。何しろこの1台しか持っていないのですから。
自分が撮りたい写真を撮るために最もしっくりくるカメラとレンズの組み合わせ、そして最も溶け合える使用感/操作性という観点から選び抜きました。
今日も繰り返しますが、わたしはプロどころかハイアマチュアの皆様をはるか雲の上に見ている「下手の横好き写真好き」(写真愛好家ですら無いです、たぶん)なもんで聞き流して下さいね。^^;
少なくともこの組み合わせがわたしのニーズには必要十分条件を最低限にせよ満たしているといえるのかも知れません。
手動で絞りを設定してシャッタースピードをチェックしてマニュアルでピントを合わせる。
この一連の動作が撮影のルーティンとして心地よい。
その動作の中でその都度新しい何かを頭だけでは無く身体で学び取っていく感覚があります。
最近では最終的なピントの微調整を身体を前後して行っている自分に気が付いたり。
このような作法については新しいも古いもないのですよね。
新しいものが良くて古いものはもう終わったんだよ(過去の遺物で役立たずなんだ)などと言っているのを良く目にします。
しかしそれは一面の真理でしか無いと思う。
技術面では確かにそのとおりかも知れないし表現の可能性を大きく広げるものだろうけれど、ひるがえって表現の本質から見るならば、その本質に直接的に関与するものでは(おそらく)無いのだから。
蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。
皆様のお越しをお待ちしております。
ペンション・サンセット オーナー 拝
今日の写真:「tateshina 170518」
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Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter