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蓼科高原日記/春の至福

執筆者の写真: Masayuki KanoMasayuki Kano


今朝の最低気温はマイナス1℃、最高気温はプラス16℃。

朝焼けが美しく、終日とても綺麗な青空と白い雲との絵画を満喫できた。

きのう3分咲きだった蓼科湖畔の聖光寺境内の千本桜が一気に満開になったと聞いてびっくりした。まさに爆発的満開と言える。

このような劇的な変化は蓼科の大きな特徴かも知れない。季節の変わり目もじつに劇的で、一夜にして次の季節へと明確に移り変わるのだ。

たとえば8月8日、おおよそ「立秋」にあたるその日の朝には、玄関を出ると紛う方無き「秋風」が立っていることを誰もが実感できる。22年間そのことは変わらない、そしてわたしの記憶に間違いが無いならばその朝はいつも晴れている。

他の地方の方にしてみれば意外だと思うけれど、蓼科はようやく桜の季節を迎えました。標高1200mほどの蓼科湖ではまさに満開です。

山麓の茅野市、諏訪市でも一部満開、一部葉桜という感じです。桜の木はそれの立つ場所によって一本一本が開花のタイミングが異なるのでそんな情景になります。

蓼科のGWはまさに「お花見」の季節。ちょっとちがうのは宴会をやっているひとたちがいないこと、みなさんにこにこ満面の微笑みで花を愛でておられる。そぞろ歩きという言葉がぴったりの散策をたのしんでおられます。

そんな風景を見るのがわたしはとても好きです。桜よりそんなひとびとの笑顔はこの世の至福です。そんなふうに感じてしまうオーナーでした。

蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。

皆様のお越しをお待ちしております。

ペンション・サンセット オーナー 拝

今日の写真:「今年の4月26日、桜のある風景@諏訪湖 02」

諏訪湖畔のあの桜の老木に再会できた。満開を少し過ぎていた。昨年は4月11日にすでに満開だったのだが、今年はほんの数日前に開花したという。

170426-DSC01778-C1

Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter 

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