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  • 執筆者の写真Masayuki Kano

蓼科高原日記 2020/04/13



今日の蓼科高原 標高1700メートル
季節外れの大雪、暴風雪が吹き荒ぶ1日でした。積雪30センチ越えです。

  April 13, 2020 MON

 

昨日午後から降り始めた雪は朝まで吹雪き、強い風の音と屋根から自然落下する雪の音とで睡眠が途切れ途切れになりました。

 

暴風雪、大雪です。風倒木や電線への着雪による停電がなかったのでほっとしています。

 

自然の猛威の前ではわたしたちはなすすべがありません。

 

長野県茅野市蓼科高原、北八ヶ岳の中腹、標高1700メートルの当地に28年近く暮らすうちに、そのことを学びました。

 

同時に思い知らされもしました。

 

力を持ってねじ伏せようとしてはたたきのめされ続け、ようやくいまの生き方を身につけたわけです。

 

それは、

 

力尽くでねじ伏せようとしても無駄なので正面から立ち向かおうとしないということ。

 

相手のちょっとした隙や弱点を突いて生きる道筋を確保すること。

 

出来ることならば共存、共生の道を探すこと。

 

どうしても戦わざるを得ないときには覚悟を決めて、出来ること、出来ないことを見極めて、長期・中期・短期それぞれの明確な展望を持って戦いを進めること。

 

十分な資金と物資と補給路とを確保すること。

 

それ無しに戦に勝利したものはいない。

 

ふとそんなことを思った。

 

まあこれは雪とのバトルを通じて感じてきたことなのだけれど。



蓼科高原、標高1700メートルの森です。    

  ★★★

 


■今日の写真について:


季節外れの暴風雪、大雪 @蓼科


20200413-P1180536.jpg

 

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS






 

 

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