Pension SUNSET


オーナー的ひとりごと


「いい宿」ってどんな宿なのでしょう。

「できること、できないこと、あるもの、ないもの。そしてできないこと、ないものできないことに変わる代替案を提示できること。」私はそのように考えてきました。しかし、じっさいは「見栄えの良い、美味しいことがたくさん書いてある宿あるいはHP」が受けがよいのです。

要するに「その誠実さ心意気は良し」なれど「見せ方が下手くそだ」ということでしょうね。商売が下手なんだ、はっきりいって。

「じっさいの宿」と「HPからお客様が想像する宿のイメージ」とが一致するということはとても大事だと思います。それが今年の課題でしたが、お客様のご感想からは、どうやらそれは達成できたようです。

しかし一方では「広告は討論ではない、誘惑なのだ」という原理は健在のようです。

単純に見るならば、やはり「正直者は馬鹿を見る」のです。長い目で見るならば「誠実さ」がお客様に浸透してリピーターとして力強く宿を支えて下さることは真実なのです。お客様ひとりひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。

標高1750mの別天地。「美しい自然と静けさとおいしいお料理、そしてオーナー夫妻の人柄」が気に入ったというのがお客様の評価です。(「オーナー夫妻の人柄」というのはいささか気恥ずかしいです。)

さて、これからどちらにすすもうか。思案のしどころです。

はっきりしていることは、自分が望まないことはやらない、ということです。「お客様が本当に喜んでくださること」以外はやらない。結局、商売下手はなおらない、とういことか、ふ〜。ダメな経営者です。

でもね、今朝焼き上がった「岩手県・南部小麦テリア特号」を使った天然酵母パンは最高の出来でしたよ。僕が初めて天然酵母パンにチャレンジしたとき、使った小麦粉(強力粉)がこの粉でしたが、結果は惨憺たるものでした、いまから思うと。

基本的には「はるゆたか」「はるゆたかブレンド」「コンチェルト」「春よ恋」などの北海道産の「北の国からの小麦粉」たちがペンション・サンセットの「風味豊かなパン」になります。これらの100%国産小麦粉、名水の誉れ高い「八ヶ岳の伏流水」、ミネラルが上白糖の10倍も含まれている「種子島の洗双糖」、「ジャワ海の天然天日塩」に、あの「ホシノの天然酵母パン種」を使って毎朝焼き上げるペンション・サンセットの「完全無添加天然酵母パン」を是非ご賞味下さい。

いまや生種おこしは可能な限り低温発酵で60時間から90時間かけるようになりました。使う水はもちろん「八ヶ岳の伏流水」です。ペンション・サンセットの蛇口から出る水はすべて同じこの名水です。そのようにしてできあがった生種は、異次元のよい香りがします。まさに信州リンゴで作ったワインのような芳醇な香りです。

ペンション・サンセットの天然酵母パンはいまやオリジナルレシピの「リーンなお食事パン」として形を成しつつあります。しっとりもちもち、アミノ酸たっぷりで味わい深い。僕の自慢のパンたちです。


ペンション・サンセットどんな宿なのだろう。

リピーターのお客様によればペンション・サンセットほどポジションをはっきりと見せているペンションは少ないそうだ。

要するに、どのようなお客様に適した宿で、どのようなお客様には適していない宿であるか、ということをはっきりと表現しているホームページになっている、ということのようだ。僕自身はあまり意識していなくても、たとえばこの日記を通読してみればおのずとあるペンション像がくっきりと浮かんでくるのだ、と。

それはそれで、何が得意で何が得意でないかというのと同じで、お客様にとっても選択が容易になるというものだ。現代社会にあってはこのターゲット・ゾーンを明確にした宿の運営というものがウチみたいな弱小ペンションといえども、必須なようだ。たかがペンションでも、そうなのだ・・・いやはや大変な時代になったものだ。

ペンション・サンセットは;

(1)個人のお客様が全体の70%を占めている。
(2)ご夫婦、カップルのお客様が全体の40%。
(3)ご家族連れのお客様が全体の30%。
(4)グループのお客様が全体の20%。
(5)団体のお客様が全体の10%。
(6)リピート率25%。(4人に1人のお客様が再度ご利用になります)

というようなことで、このデータを見るだけでもイメージが見えてくることだろう。

これは結果であって、僕らがお客様を選んでいるわけではありません。あくまでもお客様の選択結果がこのような数字となって現れているわけです。

ペンションのご案内ページの「お客様の感想」をご覧いただくとわかると思うのだけれど、僕は決して口うるさいペンション・オーナーではないです。お客様とため口をきくような礼儀知らずでもありません。ごくふつうのひとです(もっと、アクが強いほうがいいのかもしれないけど?)。あくまでも大切なゲストを迎える(きさくな?)ホストとして振る舞っていますからご安心の上お越しいただければさいわいです。(ほんとだってば)


蓼科高原ピラタスの丘 ペンション サンセット オーナー 敬白


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