- 2004年5月 -
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"It exists across the universe"
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| 2004.05.31(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,764日目です。 天気予報よりおおよそ一日半遅れて雨になりました。週末の予報はじつによくはずれる。そして観光関連産業はそれはけっこうな打撃を受ける。悪天候と予報されている週末にドライブや観光旅行に出かけるひとは少ないでしょ。しかし、天気予報がはずれてもだれも責任を問われない、そういうものと認識されている。他の分野の「予測」たとえば「経済動向予測」が大はずれしたら、これはものすごい社会問題だよね。世の中の成り立ちはじつに興味深い。 そのような成り立ちの世界の中心で、ぼくらは泣き寝入りするほか無い。 それはさておき、ウェブ上の情報によればみなさんもよくご利用になると思われる検索サイトの「Yahooo!(TM)」と「Google(TM)」が本日をもってウエブ検索に関する提携関係を終了し完全に決別するとのことです。今日現在「Yahooo!(TM)」はすでに独自の検索エンジン「YST」に切り替えたようです。それにともなって、特定のキーワードに対する検索結果の順位にかなりの変動が出ているように感じられます。 これは一般の方にはあまり関係ないかも知れないのですが、ぼくらペンションのホームページ運営者をはじめとしていわゆる「ネットショッピング」のお店の運営者や経営者の方々にとっては命運に関わるほどの大問題なのです。ご自身がある商品名で検索をかけたときのことを想像してみて下さい。検索結果のトップから見ていくでしょう?そしてそのリストが30ページ(300件)もあったとしたらまず最後までは見てくれないでしょう? だからこそネットショップ運営者の方々は検索結果リストのトップないしは少なくとも1ページ目に表示されるよう、日々日夜様々な工夫や努力をしているわけです。彼らに比べたらぼくなんかアマチュア、ど素人に等しいです。ペンション・サンセットのこのサイトは、さいわい(文字通り幸運としか思えない)「蓼科 ペンション」というような検索キーワードだと1ページ目のベスト10に入ってくるようなので、このままとにかくがんばろうと思っています。 専門的な理論をうかがっても「うつろ」になってしまうので・・・。(^_^;) しかしこれだけはわかります、もっともっと勉強しなければいけないし、なによりもお客様の要請(=ニーズ)に少しでもお応えできるように進化を続けて行かなくてはいけないのだと。そのことをネットショップのウェブマスターの方々から教えられました。 そのことに関連しますが、最近とても頻繁(ひんぱん)に様々なネットショップを利用しています。それはこんな山暮らしだと最高度にその利便性を享受できるということがひとつ、そしてなによりも、そのプロセスにおいてネットショップの顧客としての立場で物事を見たり感じたりすることができるからです。良いところ悪いところ、どちらもとても参考になりますし、教えられること気づくこともじつに多いのです。ペンション・サンセットとして反省すべきところ、改善すべきところの発見、気づきにも通じてきます。 長くHP運営しているだけで、いわば「ベテランの初心者」というか「初心者のベテラン」というか、そんな素人(しろうと)なもので、激動の時代、前途多難なものを感じてちょっと焦ったり・・・。 いまから8年前、日本国内にHPなんて数えられるほどしかなかった時代、ウエブマスター同士が顔見知り的な時代、WWWがいまだ牧歌的な時代に米国のアドビ(http://www.adobe.com/)のサイトをソース表示して、英語学習の「和英対訳」みたいな感じでHTMLを学んでHPを開設したもので、逆にいつまでもそのころののんびりした時代感覚が抜けないのかも知れません。(反省) それがよいことなのか悪い方向に影響しはじめているのか、何しろ一貫して「我流」なもので、かなりぐしゃぐしゃになってきています。しかし、自分のペンションへの集客のためのビジネス・ツールである以上、時代の要請(=お客様のニーズ)に敏感に応えていけなければ生き残れないのですよね。 今回あるサイトの掲示板で私のサイトがちょっと話題になって、それがご縁でネットショップのウェブマスターの方々の真摯な取り組み、専門的な知識に触れて、私自身大変良い刺激をいただきました。文字通り初心に戻って、一から学びなおそうと思いました。 これからもみなさまどうぞよろしくお願いいたします。 このサイトを訪問していただくみなさまに、感謝と、お礼まで。 |
| 2004.05.30(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,763日目です。 天気予報では雨と言っていたので、そのつもりでいたのですが、朝起きてみるとピーカンの晴れじゃあないですか。って書いてから、そういえば「ぴーかん」って何語なんだろうという疑問がわいてきた。辞書で調べてみたら(もちろん?)載っていなかった。ウェブで検索してみたら少し出てきたけれど、諸説あってこれが真相という結論は出ていないみたい。まあ、状況を伝える言葉としては充分認知されているのだから、それでよしとしよう。 ちなみに名古屋地方では「当たり前に使われている日常語」だそうです。全国的にはいわゆる「流行語」あるいは「スラング」のカテゴリーにはいる言葉のようです。興味のある方はウェブで検索してみることをおすすめします。「ピース(たばこ)の缶」語源説が最有力のようですが・・・。 さて、午後になるとようやく日が陰ってきたのですが、かんかん照り状態でけっこう真夏みたいな感じだった午前中と比べてちょっと湿度を感じさせるように変化しました。おお、これは予報通り雨が来るなって思ったのですが、こ、来ないじゃない。(^_^;) ニュースによれば関東地方などでは最高気温が33℃なんてことだったようですが、大変でしたね。いや、ウォータースポーツ好きの方にとっては最高のお天気だったのかな。それにしても異様に気温が高いですね。ピラタスの丘でも最高気温が20℃に達しましたから、これは夏の気候ですね。蓼科ではもっと後になってから鳴き始めるはずのエゾハルゼミがカラコロヒューヒュー鳴いていました。 そんなことで、今朝の最低気温がようやく12℃になったので、きょう建物の基礎部分の通風口を解放しました。これまでは朝晩の暖房が効くように閉めていたのです。最低気温が10℃以下の場合は床下からかなり冷えてくるので、経験的にそのようにしています。しかしこれが結構大変な作業なのです。匍匐前進(ほふくぜんしん)・・・戦争映画見てると必ず出てくるやつね、あれができないとすぐ死んじゃう。 そうなのです、テラスの下の通風口を開け閉めするにはテラス下の高さ50cm〜20cmほどの空間に潜り込まなくてはならないのですね。で、匍匐前進(ほふくぜんしん)というわけ。地面は尖った岩がごろごろ顔を出しているから肘とか膝は傷だらけです。これが開けるときと閉めるときの年2回あるわけ。やれやれ、これは設計ミスじゃないかとそのたびに怒るのですけれど、個人的には。 パルの犬舎の周りの土を消毒するために消石灰を撒いたり、新しく生えてきた様々な樹木の幼木の状態をチェックして、いつどのように抜いたり切ったりして間伐するかを判断しました。ほおっておいたら文字通りペンション・サンセットはジャングルに覆いつくされてしまうのです、ほんと。 それにしてもすごい生命力に恐れすら感じます。昨年切ったヤナギの木の太い切り株から「新芽」がいっぱい出ているではありませんか。話には聞いていましたが、こんなふうに劇的に出てくるとは想像外でしたから、びっくりしました。ここまでくるともう戦闘状態ですね。負けるもんか。 そんなこんなで、腰の痛みも忘れる忙しさに追われていますが、みなさまにおかれましても天候不順の折、お体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。 |
| 2004.05.29(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,762日目です。 朝からとても良いお天気でしたが、水色の空にはまるで秋のような綺麗な雲がありました。白い絵の具を平筆(ひらふで)ですっと引いたような美しい雲です。そうです、この季節の蓼科(たてしな)の魅力は新緑や花だけではなくて、芸術とも言えるこの空の美しさにもあるのです。 ドライブの時、みんな空なんてあまり見ないでしょ。まあドライバーの方は空ばかり見ていたら危なくてしょうがないけれど、でも時々は車を止めておもいきり頭上に視線を上げてみて欲しいのです。そこにはとっても心安らぐ「神々の絵画」があります。 ![]() 初夏のペンション・サンセットのラウンジから見たある朝の空。 |
| 2004.05.28(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,761日目です。 曇り時々晴なのか、晴時々曇りなのか、いったいきょうはどちらだったのだろう。たまにはそんな日もある。日差しが強烈だった分だけ体感気温は(ひなたでは)きのうより高かった。でも空には雲が多く、そう僕らの頭上には常に雲が流れていたので、あまり「晴れ」という印象がないのかも知れない。 初夏を想わせる強烈な陽光は、いわば「間接照明」のようにピラタスの森や僕らを照らしていたのだった。この光が作り出す極端とも言えるコントラストは真夏のそれにきわめて近いものだった。ここでは、地表にくっきりと投影された樹木の影を写しても、もうひとつの蓼科を表現できるほどその陰影は美しい。 新緑はもはや鬱蒼(うっそう)としてきていて、谷を隔てた真向かいの「スズラン峠」から冬の間よく見えていたペンション・サンセットももう見えないほどになった。少し間伐(かんばつ)してやらないと、敷地内の樹木の枝が錯綜して絡み合ってしまいそう。 雑草もはびこり始める気配を見せているので、それにも対抗しなければいけない。 いやいや、そんな風に物事を考えるのは良くない。やらなければいけないのではなく、やりたいからやる。それが結果的にやるべきことだった、というのがベストかもね。難しいけど。 「TO DO リスト(やるべきことのリスト)」はどんどん行数を増しているけど、やっぱりはかどらない。毎日少しずつという進め方はこの日記だけで、基本的に僕は短期決戦型のひとらしい。えいやっと、はじめから一気にかたづけるのが得意。やっぱり自分らしいスタイルでやるのが一番みたい。 「自分の土俵(どひょう)で相撲(すもう)を取る」のが一番みたい。もちろん「自分の相撲(すもう)」をとるのだ。もうあちこちきょろきょろしない。しなやかに一直線に目標に向かって突き進むのみ。それがこの春の「さとり(?)」です。 |
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2004.05.27(木)----------- う〜ん、とても深いですね。ぼくはといえば、きっぱりと前者にあたります。しかし確かに後者の方が現実世界で現実状況を実際的に生きてゆくには、あるいはその中で何かを成し遂げるには「より適応した」生き方なんじゃないかと思うし、たしかにそれを「成熟」と呼ぶことにやぶさかではない。 |
| 2004.05.26(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,759日目です。 今朝の気温も過去のデータに照らし合わせれば平年並みということです。最高気温はこの季節としては最も高い部類に入ります。日差しが強くて日向にいる限りはTシャツ1枚でちょうど良いお天気でした。しかし、ひとたび日が陰ると厚手のトレーナーを着てちょうどいいのです。木陰も同様ですから、この季節は注意が必要です。 今朝はいつになく野鳥の姿が無くて一体どうしたのだろうと訝しかったのですが、どうやら各ペンションの餌台(バードフィーダー)を徒党を組んで巡っているようなのです。この森の野鳥たちもどんどんグルメになるようです。その餌を小さなリスがさっとくすねていく姿もまたかわいらしいものです。 じっさい、超たちの最も活動している時間帯は未明から夜明け直後の1〜2時間なのです。いまの季節なら4時とか5時の時間帯ですね。その時間なら様々な野鳥が思い思いにうたいそして飛翔している姿を目撃することができます、たぶん。(その日によって行動パターンが多少異なるのです) 野鳥に詳しいお客様とテラスで空を見上げていると突然岩ツバメの群れがものすごい勢いで視野を横切っていきました。そしてクモの子を散らすように様々な方角へ飛び去ったのです。なんだろうと思う間もなく小型の鷲(わし)が猛スピードでやって来たのを見て、はじめて事情が分かったのでした。 ついいましがたそばのカラマツのてっぺんで囀っていたウソもあっという間に姿を隠しています。まるで戦闘機の空中戦を見るようでした。しばらくして、森の上空が脅威から解放されると、ぴーんと張りつめていた雰囲気が一気に和んで、ウグイスやホトトギス、シジュウカラなどのお馴染みの鳥たちが再び歌い始めたのでした。 ジョン・レノンの遺作に"Free As A Bird" という曲があるけれど、比喩としては的確でも鳥たちの側から見れば「なにを夢みたいなことを」って感じなのかも知れませんね。鳥のように自由に空を飛び回りたいという願望はOK、いかにもすべての束縛から解放されることのメタファーとして完結している。でもその背景には常に弱肉強食の生きるための戦闘が行われているのだから、そこに安全で開放的な「自由」というものはない。 そうした意味において、ペンションというものもある種のメタファーなのかも知れません。そのメタファーを生きるのも、はたまた演じるのもとってもしんどいことです。いや、それはたやすいけれど、実際的な現実の諸問題を目の前にして「ペンション・ライフ」などという名のメタファー(お客様の抱く夢や期待)との折り合いをうまくつけるのが難しいと言うことが、じつはものすごくエネルギーを必要とする難問題かもしれません。 いまや、ペンションというものはかつてのようなライフスタイルなんていうようなポジションにはいないのです。それは実際的なプロフェッショナルとしてのビジネスでありサービスであるわけで。まあ、そんな風に感じたり思ったりするのは僕がペンション経営者(オーナーと呼ばれていますが)として落第点だからかもしれません。 ほんもののプロはこんなことを書いたり言ったりしないもの。「お客様の期待するペンション」を完璧に演じきっている優秀なオーナーをたくさん知っています。当然ながらそういうペンションは繁盛します。僕のお手本です、滅多にまねできるものではないけれど。 でもね、最終的には僕はあくまでも「アマチュアで最もがんばっているペンション」を目標とするひとでありたいのです。プロにならなければ経営的に苦しいけれど、プロでありながらあくまでもふつうのひとりの人間としてお客様と接したいと考えているのです。「客として来たり、友として去る」というペンションの理想像をうたった金言があります。まさにそのとおりではないかと僕は「夢見て」しまうのです。 |
| 2004.05.25(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,758日目です。 今朝の冷え込みはちょっと異様に感じました。なんと2℃ですよ。で、過去のデータを調べてみたら5月下旬に氷点下まで気温が下がることはめずらしくなかったのでした。ここ数年でずいぶんと温暖化が進んだということでしょうね。 新緑の勢いは止まらず、むくむくとまるで雲が沸き立つように山々が覆い尽くされていきます。「となりのトトロ」の一夜にして大木に生長する苗のように、じつに劇的にファンタスティックに樹木が生長しています。日差しは鋭くそして熱く、雪解けでたっぷりと水分を含んだ森から大量の雲を紡ぎ出しています。 そのくせ最高気温はなんと13℃と、体感気温とはかなり乖離(かいり)しています。これが蓼科のこの季節の大きな特徴です。これから数日間はきょうのような好天に恵まれそうです。森の野鳥の数も目に見えて増えてきています。つがい、そして営巣、雛の巣立ちと劇的な生命の営みが繰り返されていきます。 それを傍らで見守る僕たちは、その営みを自らの生活と重ね合わせて生きるのです。ひとはなぜ生きるのだろう、ひとはなぜ死ぬのだろう。いのちの意味とは?生きることの意義とは?・・・そんな問いかけそのものが無意味に感じられるような生命力にこの森は満ちているように感じられます。 --- 蓼科は桜の季節を終えて、新緑と山野草の季節を迎えています。真っ白な太陽光線にきらきらと輝く新緑の森はまるで大海原のように見えます。吹き抜ける一陣の涼風にいのちの喜びを感じることのできる、じつに貴重な季節がやってきました。この季節のビーナスラインドライブ、蓼科・北八ヶ岳散策、どちらもおすすめです!! バラクライングリッシュガーデンでは「オールドローズ・ウィークス」が6月1日(火)〜7月15日(木)に、そして併行して「第14回 蓼科高原バラクラ・フラワーショー」が6月18日(金)〜6月21日(月)に開催されます。<<どちらもおすすめです!! いよいよ花の季節です、新緑の季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.24(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,757日目です。 意外と冷え込んで、ちょっとびっくりした朝です。日中もいつもよりぐっと涼しく、半袖ではじっとしていると寒くなるほどです。ピラタスの森もこの数日で新緑に覆われてきました。なんだか鬱蒼(うっそう)としてきましたね。 そんな爽快なお天気の中、その男はやって来ました。その男とは##広域消防本部の××さんという54歳の担当者です。確かに制服は着ていましたが、身分証明書を提示するでもなく型どおりの口上を述べて私の許可を得ると、館内に入って定期消防点検だかなんだかわからない曖昧な表現の「点検」にはいりました。 身分証明書の提示と、正確な「査察」の趣旨と名称を文書で提示するのが、法令に基づいてのみ行使できる公務員の権限あるいは業務遂行の大前提だと考えるものですが、それがきちんと行われていないのはどうしてでしょう。お上意識丸出しでこの時点でかなり不愉快になりました。日本国は「法治国家」なんですよね、これでも。 まあ、これまでみたいに緊急性もないのになんの予告もなしにやってきて「査察」だか「点検」だかはっきりしないことをやってこれまた「通達」という名のあるいは「指導」という名の居丈高な表現の文書を送りつけてくるパターンよりはましかも知れない。事前に予告があった点は評価できる。 前々回は、「通達」のすべての項目がその根拠と記している法令に私のペンションが該当しないことを認めさせ、「問題あり、要改善」といういいがかりまがいのその「通達」を「問題なし」と改めさせたということがあります。そのために消防法および関連諸法を猛勉強しましたよ。今回はどうもその「しかえし」っぽい印象がかなりありましたね。「お上意識丸出しの役所」というものは陰険に根に持つのですよ、じつに。 今回はじめてその「点検記録」なるものを見せられたのですが、薄い鉛筆書きの汚らしい文字でメモ程度に記入(ほとんどなぐり書き)された書類でした。これじゃあいつでも勝手に書き換える(改ざんする)ことができるじゃない。まともな民間会社でこんな書類の書き方をしたら即「辞表」を出させられるでしょう。 こんな不備だらけの記録をもとに担当者の裁量で勝手にあちこち「不備」にされてはたまらないというのが「消防点検」後に送られてくる「通達」(「通知」だったかな)を見るたびに思うことです。そのたびに担当者に法的根拠をただし、説明を求め、それが誤りならば正しく改めていただくというのはじつに疲れる作業になります。 もちろん今回も旅館業として法令に基づいてなすべきことはすべてきちんとおこなっていることが確認されたのは当然です。しかし、おそらくなにかひとことでも「指導」したことにしないと点数を稼げないのでしょう。何を言い出したと思います? 外にある灯油タンクの下には万一の灯油漏れの時にそれが流出しないように防油提という金属製の受け皿が設置してあるのですが、森の中ですから気を付けていてもすぐに多少の木の葉が積もり、あるいは雨が降れば雨がたまってしまいます。それを毎日塵ひとつ無いように清掃しろというのです。あきれてものがいえません。 防油堤が現状木の葉と雨水で相当埋め尽くされていて、これでは灯油漏れの際すぐにあふれてしまうなんて状態ではないんです。そんなことはまともな人間には想像もつかない厚さ1mmも積もっていない、底の鉄板が見える状況なのです。そのことを指摘すると、じゃあ万一灯油が漏れて木の葉が汚れたらその処分に困るでしょう、綺麗に清掃しておけば防油堤に漏れた灯油は再利用できるし、などと意味不明のことを強弁するばかり。 いちど灯油タンクから漏れてほんのわずかでも不純物や水が混ざってしまった灯油をボイラーの燃料や石油ストーブの燃料につかうことはどんなマニュアルを見たって禁止されている基本的事項です。常識で考えたって、小学生でも分かるよそんなことは。 それこそ装置の燃焼系に致命的ダメージを与えて火災のもとになりかねません。そんなばかなことを言い切ってそれを「指導項目」としてメモしてそのお方は帰って行かれましたが、この件については後日「総務省」およびその管轄下の「消防庁」の該当担当者にただすつもりです。 これ以外にもまだまだいろんなやりとりがあったのですが、国民として行政や立法に不備を感じたり実際目の前に不備が明らかになったならばそれに対して声を上げなければなりません。安易に役人に許認可の裁量権を与えるからこういうことになる。担当者の腹ひとつでどうにでもなってしまう許認可なんてものは法治国家では本来あり得ないことでしょう。それをおそれてみんなでへいこら(表面上だけにせよ)するから、勘違いしてしまうのだ。 いずれにしても旅館業として法令上義務づけられている「防火上の不備」は「無し」ということでした。 ペンションを営む以上、そんなことはあたりまえのことです。もちろん法令に記されていなくても防火上の「指導」にはすぐに対処させていただいています。だから、防油堤の掃除はこれまで以上に気を配り必要ならその場で清掃するようにしますが、これだけ鬱蒼とした森林の中では現実的な「指導」ではありません。周囲の樹木を一切切り倒して舗装してしまわなければ「指導」内容の実現は不可能だからです。 だからこそ、わかりましたから防油堤に雨水や木の葉が入らないように屋根を設置するなりなんなりしたいので、法令に基づいた実際的な対処方法を教えてくださいと訊いたのです。しかし、彼には答えられませんでした。「毎日掃除しろ」というばかりです。 だからね、だからね、毎日掃除したって防油堤の中に木の葉が一枚もないようにすることはできないの、夕立が来ればすぐに雨がいっぱいたまるの、それを抜いている間に灯油が漏れたら一緒に流れ出しちゃうから常に排水バルブを開けておくわけにはいかないでしょ、現実的には、と噛んで含めるように話しても、同じ「指導」をくりかえすばかり。雨水や木の葉が問題ならば設備形態を根本的に解決しなければ実効性が疑わしいというのが僕の考え方なのですが、僕の方が間違っているのかな? きっと、後日「灯油タンクの防油堤を毎日清掃しろ」という「通達」が来るに違いない。これは法令を超拡大解釈しこじつけない限り「通達」には書き込めないはずなのです。口頭で「指導」して、分かりましたといっているのだから、それですむ話なのです。そもそも「通達」というものの位置づけに関する明快な法的根拠と効力について何度問いただしても、意味不明の曖昧な概念しかみえてこない。要するに「お上曰わく(のたまわく)」ということなのでしょうね。 消防関連法の第何条第何項を根拠にするのかいまから議論するのが楽しみです。まあどっかに拡大解釈可能な法令があるでしょうけれど。きちんとやっている人間のあら探しをして「あ、ここ1点減点ね」なんてことをいわれて「よーし、もっとがんばるぞ、もっと防火防災意識を高めるよう勉強しよう!」なんて思わないよ、ふつうの人なら。要するにコミュニケーションが下手なのね、保健所と比べると。同じ指導をするにしても、なんで「口うるさいこと」と思われるかも知れないことを口を酸っぱくして言うのかということをきちんと伝えなくちゃダメです。 僕がいいたいのは、(1)公務員の「公僕」意識が年々なくなってきていること(お上意識丸出し)、(2)法令に基づいて職務をなすのが公務員である以上、法的に必要な諸文書や証明書の提示と情報公開(インフォームドコンセント)が必須であるのにそれを怠っていること、(3)職務遂行の根拠となる法令の担当者レベルでの個人的裁量範囲が広すぎることそして誰もそれをチェックしないこと、以上3点です。 特に防火・防災というものは官民一体となって協力し合って初めて最良の体制づくり、組織作り、そして実際の活動ができるのです。なれあいということではなくて、そのような協力し合うものとしての「指導」や「コミュニケーション」あるいは「講習会」などをこそわれわれは必要としているのだし望んでいるのに、あら探し丸出しの「非本質的」な指導に終始しているのはいかがなものか、というのが僕の問題意識です。いま必要なのは「啓蒙(けいもう)」であり「広い意味での教育」だと思うのです。 現場の消防士の方々の命がけの職務遂行には最大限の敬意と尊敬をいだきつつ、「許認可権を行使する役所」としての消防の「負」の部分に対してあえてきょうは言及したしだいです。そこのところを、関係者の方々には誤解して欲しくないので、最後にひと言申し添えておきます。 消防関係者の方々の日々のご尽力、職務遂行に対しては素直に心より感謝しております。ありがとうございます。 |
| 2004.05.23(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,756日目です。 雨の日はとても静かです。雪の日の世界中の音という音が吸い取られてしまったかのようなあの静けさとはまた異なって、世界中が永遠に雨降りなのではないかといった感覚に陥る(おちいる)のです。ここにいて雨の音に耳を澄ましていると、水を注ぐコップの水がやがていっぱいになるように目の前の森も谷もやがて満ちて美しい高原の湖水になるのではないかという幻想にとらわれます。 ことことという雨だれの音。森の奥からはカッコウの声が響き渡り、遠く近くウグイスの歌声、そしてほかの野鳥の声が聞こえます。今年はホトトギスはどうしたのだろう。森の向こうからは急流を下る水の轟音。ほかにはなにもありません。何かするのに不都合と考えると雨の日は憂鬱(ゆううつ)ですが、雨の音を聴くことを覚えると、そんなに苦痛には感じなくなってきます。 お客様の少ないこの季節はパンを焼く回数が減ってしまうので、ちょっとつまんない。いろんなパンを焼きたいのに、夫婦二人では食べきれないからそんなに頻繁には焼けないのです。じゃあご近所におすそわけしたらといっても、どんなに仲が良くてもお互いに同業者です。この味は企業秘密ですからおのずとアンリトンルール(暗黙の了解事項)にしたがうことになります。 いまのところ僕が焼く天然酵母パンは食パンのかたちのブレッドです。個人的好みの問題なのですが、基本的に「天然酵母のお食事パン(=食パン)」が好きなのです。これは押しつけではなくて、天然酵母パン独特の食感が最も感じられるかたちだと感じているからなのです。 それはともあれ、天気概況ではもうそろそろ(現在午後11時半)この雨も上がって、天候はしだいに好転するとのことですから、明日明後日は絶好の行楽日和(こうらくびより)になりそうです。もちろん山歩きにもね。庭のシバザクラももうすぐ満開の見頃になりそうでとても綺麗です。 |
| 2004.05.22(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,755日目です。 散歩の途中でシベリアンハスキーのパルが野生の鹿の角(つの)を発見して大喜びでした。深い草叢(くさむら)の中から一瞬にして探し出したのです。まるで狩人が獲物を仕留めたときのようにその大きな角をくわえて、しっぽをぴんとたてながら意気揚々とペンション・サンセットに凱旋(がいせん)したのでした。鹿の角はものすごく硬くて重いのですが、ガリガリとかじり始めました。もう無我夢中です。すっかり野生に還っています。 角の長さは50cmほどもあるでしょうか。しかしかじって食べてしまうとなると様々な病気の危険があるので、取り上げなければと考えました。しかしこういうときだけは信じられないほど敏捷で、どうにも取り押さえることができません。20分ほども駆け引きを繰り返した末にやっと角を取り上げて分からないところに隠したのでした。この角は周辺に鹿の骨など無かったところから「生え替わり」の時に落ちたものだと推察しています。それにしてもこれはめずらしいことだしめずらしいものです。 今日は天気はよいものの終日涼しい風が吹き、日差しもさほど強くなく、とても爽やかな一日になりました。といってもこれは寒さ慣れしたわれわれ山の住人や氷点下に生きる犬であるところのパルにとってということであって、都市部からいらしたお客様にはいささか涼しすぎたのかも知れません。しかし、お客様がいらっしゃるときは当然朝晩暖房を入れることになりますのでご心配なく。 庭にはシバザクラや野生のすみれ、勿忘草(わすれなぐさ)の花が咲き始め、ニッコウキスゲがだいぶ成長してきましたヤナギランも芽吹いて、外来種のタンポポもそろそろ最盛期を迎えます。このタンポポは在来種の可憐なタンポポなどをいっさいがっさい駆逐してしまうので、ピラタスの丘の住人は総出で駆逐のための戦いを挑んでいるところです。 ピラタスの丘ペンション村の「お散歩広場(仮称)」の整備がピラタスの丘の住民の手によって進んでいます。とても展望の良い開けた素晴らしい立地です。整備が進むに従って、とても素敵な公園になるという確信が現実のものとなってきました。ピラタスの丘ペンション村にご宿泊のお客様は、様々な季節の花咲く空や雲海や夕陽の綺麗なこの公園をぜひ訪れてみてください。きっとすてきな想い出になることと思います。 |
| 2004.05.21(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,754日目です。 きょうは新しいパン作り用厨房器具と小麦粉とドライカレンズ(乾燥ヤマブドウ)、そして(不本意ながら)無塩コンパウンドマーガリンとショートニングとスキムミルクなどが納品になりました。いよいよ本格的になってきました。課題はリッチで美味しいブルーベリー・ブレッドを焼くこと。そしてリーンなカレンズ・ブレッドを焼くこと。 バナナ・クルミ・ブレッドも得意なのですが、かなり菓子パン的になるのでこれはお子様向きかも。ティータイムなら女性にも好まれる味です。ただ、パン専用工房もなくそのための時間もないので一度にいろいろなパンを焼くのは不可能なのです。まあ、あわてずにゆっくりと展開していこうと想っています。 紅茶プルーンブレッドは自信作ですね。プルーンを漬けたのと同じ種類の紅茶と一緒にいただくのがポイントです。ワインプルーン・ブレッドはもっと洗練された大人の味ですから、同じようにワインを合わせると良いのかも。(^^) パン作りにはすべてゲランドの塩を使っています。世界で唯一、2年もかけて完全塩田法で作られた塩だから、そしてだからこそ南仏の海の香りと滋養がいっぱいつまっているから。 自家製ヨーグルトにかけるメイプルシロップにもこだわったあげくにたどり着いたのがカナダ産のクレア社のミディアムグレードのものです。ミディアムでも絶妙にアンバーグレードに近い濃い口の香りなので天然酵母入りヨーグルトにはベストマッチです。これってものすごく高価なのですよ。メイプルシロップ自体全体的に価格が張りますけれど。でも、栄養とカロリーバランスの点でメイプルシロップがベストなのです。 それはさておき、きょうは朝からさんさんと日差しが降り注ぎ花たちは全身で歓喜を表していました。昨日までの雨がまるでウソのようです。午後からしだいに雲が出てきましたが、雨にはなりません。週末は比較的好天に恵まれそうです。 こんな話を聞いてもあまり面白くないかも知れませんね。でも、これが僕の日常なのです。こんなことをやったり考えたり、あんなことで失敗したりそんなことで悩んだり。いろいろです。決定的に違うところがあるとすれば、そんな風な日常でも外に出ればそこは圧倒的な大自然のまっただ中であるところかな。癒される。 |
| 2004.05.20(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,753日目です。 断続的に雨が降り続いている。台風2号と日本列島を縦断している強力な前線のためだそうだ。さいわいにも現状から予想する限り台風の影響は最小限ですみそうだとの予報が出ている。静かな森にただひたすら雨が降る。それはいまや霧雨となり、半透明のベールのようにそっと森を覆っている。静かだ。 雲の中に入り一時は視界5mの乳白色の世界になったが、いまは小やみでこのまま天候が回復するのではないかと期待してしまうほどの状況だ。しかし、再び雨は降り始める。森の小動物や野鳥たちはきっとどこかで雨宿りしているに違いない。たとえば木の虚(うろ)の中から、息を潜めてことの成り行きを窺って(うかがって)いるのかも知れない、この僕のように。 静かで穏やかでひとの濃密な気配とは無縁のこの地にいると、様々なものが見えてくる。それがよいことなのか、悪いことなのか自分では分からない。たとえばそれは「虚ろ(うつろ)な精神状態」と呼ぶことだってできるかも知れない。あるいはそれは瞑想(めいそう)における超越状態(ちょうえつじょうたい)に近い、水を打ったように静謐(せいひつ)でありながら自由闊達(じゆうかったつ)で鋭敏な世界と表現することもできるかもしれない。 いま僕はここにいて、ただ嵐の通り過ぎるのを待っている。時化(しけ)を避けて港に待避している船のような気分だ。ただひたすら注意深く状況を見守りながら時をやり過ごしている。僕というこの船。形而下(けいじか)の実体的存在としての自分、あるいは実体のない精神的存在、あるいは形而上の実存(じつぞん)としての自分。 雨の日の思考は止むことがない。こんなときは実際的な活動を再開するのが一番良いのかも知れない。さて、何から始めようか、「やるべき」ことは数え切れないほどある。しかし、「やるべき」ことを全部やっていたら人生すり減るばかりだから、心してかからねば。 やるべきことすべてをきちんと行っているひとは周囲から尊敬される。裏を返せばほとんどのひとにとって、それは不可能なことだからだと、ふとそう思ったり。できることをできる範囲内で「継続」することが僕には分相応のような気がしている。 |
| 2004.05.19(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,752日目です。 今朝はおいしい焼きたて「ほわほわ、むちむち」の紅茶プルーン・ブレッドを堪能できてとてもしあわせな気分です。天気は午前中曇り、午後から雨、その後は台風2号の影響でずうっとしっかり降り続いています。そして、雨の森はいつもとても静かです。 それでも窓を開けて首を突き出して耳をすませばそこかしこからカッコウやウグイスの声が聞こえてきます。その響き方は文字通りデジタルサラウンドの世界です。ホトトギスの声が間近に聴けないのが、この春 ちょっと寂しいのですが、同じ季節は二度と巡ってこないので今回はそのような季節と言うことで納得するほかありませんね。 腰の痛みは雨の日には増幅されていたいのですが、しだいに良くなってきているのは実感できます。ただ、その痛みが背中や首や左半身、特に左腕・左手指などに響くのがキツイですね。やはり「腰」ではなくてむかし損傷を受けたことのある「頸椎」の「椎間板ヘルニア」がちょっと再発気味なのかも知れません。左半身がしびれるのはその兆候です。 まあ、それを含めての自分というものですから、受け入れて共生して行かなくてはいけないと思っています。日常生活や仕事には差し支えない範囲ですから、法的にも実際的にも健常人ということで問題ありません。だって、冬にはがんがんスキーをやっているくらいだもの、それもモーグルバーンで遊んだり。 ビジネスマン時代本格的にやっていた筋力トレーニング(ボディービルディングに近い)を再開すべき時なのかも知れません。筋力が落ちたためにこうなっているのかも知れないから。多分そうだと思うから。それに筋力トレーニングや有酸素トレーニングって嫌いじゃない。 あと、体重を4kg〜8kg落としたいと思っています。食生活の改善だけではなくて、運動メインで減量したい。いろいろな方法があるけれど一番効果的な組み合わせを思案中です。なんといってもここは低酸素高所トレーニングのメッカなのだから、それでなくても脂肪の燃焼効率は平地の3割増なんです。このメリットを利用しない手はない。 夏の繁忙期に向けて基礎体力づくりを始めよう。美味しいパンは体力づくりから、ってことでしょうかね。何をするにもまず体力勝負ですから。(^_^;) それにしても静かな雨の森は大昔の恋を思い起こさせます。ピラタスの丘って案外センチメンタルな場所なのかもね。だからこそ好きになったのだけれど。 |
| 2004.05.18(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,751日目です。 もうすぐ「紅茶プルーン」ができあがる。昨夜仕込んだ分が、24時間をへて僕に新たな楽しみをもたらす。これを90時間かけて低温発酵させたホシノ天然酵母パン種、江別製粉のハルユタカ・ブレンド(小麦粉)、北八ヶ岳の天然ミネラルウォーターをつかったパン生地に練り込んで焼くのだ。明日の朝には香ばしい紅茶プルーンパンが焼き上がる。 紅茶の変わりに赤ワインを使えば優美な味わいの「ワイン・プルーン」ができる。今度作ってみよう。などと、そんなことばかり考えている今日この頃です。今週末には「カレンズ(やまぶどう)・ブレッド」を焼く予定です。レーズンが今ひとつ好きになれないお客様にも、カレンズ・ブレッドならきっと気に入ってもらえるはず。 最大の課題は「おいしいブルーベリー・ブレッド」を焼くことです。最大限の美味しさを追求すると、僕の主義である「リーン」なパンでは食感がいまひとつで、どうしても「リッチ」なパンにせざるをえない。まあ、美味しいのが一番と言うことでとりあえず、リッチ・ブレッドのレシピでブルーベリー・ブレッドを焼いてみようと計画しています。 素材以外はなんにも入れない「リーン」なブレッドが僕の理想なのですけれど、それは僕の理想であって、僕のこだわりであって、お客様にとってのこだわりではないのだから、そのへんは柔軟に考えないと大変な勘違いをしてしまいます。 というようなことで、やはり「食」というのはサイエンスでありアートでありカルチャーなのですね。日常生活においては「実務」にならざるをえない料理も、たまさかそれを高め続けることができれば「State of The Art(ステート・オブ・ジ・アート/芸術の域)」に到達するのだと思います。僕らの場合はまあ「それなりに、素人なりに」ということですけれど。 これでOKもこれで完璧(かんぺき)も無い。いつも、いつでもそれは途中経過。これで充分なんてことはあり得ないのだと思います。 さて、今日はとても良いお天気で日中日差しのもとで草むしりなどしているとしっかり日焼けしてしまうほどでした。風は冷たいのですが、日差しはすでに初夏の日差しです。だからTシャツ一枚で外にいるのは無謀なわけで、薄手でも良いからトレーナーやざっくりしたワークシャツを羽織る必要があります。 草木の茂る速度はどんどん勢いを増して、これからの壮絶な戦いを予感させます。まずはカラマツやヤナギの幼木との戦い、そしてオオバコやスギナそして外来種のタンポポとの血で血を洗うような(笑)戦(いくさ)が待ち受けています。実際大変なのですよ、これが。 それからここ数日だらだら悩んでいたクルマのヘッドライトバルブの件は、結局最終的にゴールド光のハイワッテージ・バルブ(高効率ハロゲン球)がベストという比較結果が出ました。実際に装着して夜間走行して試したのだから間違いない。個人的には、そして当地ではこれがベストです。僕はカーメイト社の「GIGALUX プレミアム・ゴールド H4」を選択しました。 やはり光の「白さ」と「明るさ」とは必ずしも正比例しないし、「明るい」ことと「ものが良く認識できる」ということもまた単純な正比例関係にはない。どちらも「知覚」の問題だから指数関数ないしは対数関数になると思うけれど。まあ、この場合は最終的には「実際的に(プラクティカルに)」よく見えて目が疲れず安全走行できるならばそれでいいじゃんって話なのですが。 購入してその場で自分で取り付けたのですが、そのときポジションランプの配線を切ってしまってちょっと焦りましたが、伝家の宝刀「スイス・アーミーナイフ」1本でみごとに修復完了。クルマに1本「スイス・アーミーナイフ」ですよ、はい。(^^) そんな僕の煩悩世界とは無関係に、ピラタスの丘ではタンポポや様々な可憐な「春の山野花」が咲き始めました。バラクライングリッシュガーデンでは6月初旬からそろそろイングリッシュ・ローズが咲き始めます。いよいよ山歩きにも最適な季節がやってきます。北八ヶ岳の開山祭は6月6日(日)です。雰囲気最高ですよ、ぜひお越し下さいね。 --- バラクライングリッシュガーデンでは「オールドローズ・ウィークス」が6月1日(火)〜7月15日(木)に、そして併行して「第14回 蓼科高原バラクラ・フラワーショー」が6月18日(金)〜6月21日(月)に開催されます。<<どちらもおすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.17(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,750日目です。 現在午後7時、昨日から激しく断続的に降り続いた雨がようやく上がりました。日没後の薄明のなかで上空に薄い雨雲が急速に流れ去るのを見上げ、森の向こうから急流を下る雨水の轟音を聞いています。空気は寒冷ですが、湿度は低くさらさらとしています。森もテラスもびっしょりと濡れているのに、これは不思議な感覚です。この時間に鳴く鳥たちの声はきょうは聞こえません。 新月に向かっている夜空に光はほとんどありません。今夜は星を見ることができるだろうか。こんな夜はクルマのヘッドライトの照らす範囲のほかは漆黒の闇になります。僕の車(ランドローバー・ディスカバリーTdi 1992年式 5MT)の場合、欧州仕様独特の配光でロービームの照射範囲が前方50mほどでスパッと光線上部がカットされるので、そこから先は真っ暗で何も見えません。対向車のドライバーを幻惑しないためですね、これは。一方ハイビームでははるか200m先の木の先端までしっかりと照らし出します。 車検時の光軸調整はハイビームのみで行われるそうで、ロービームは成り行き任せとのことなので、こんな感じになるのかも知れませんが、欧州ではハイビームで走行するのが標準で、対向車が来たときのみロービームに切り替える慣習なのだと聞いたことがあるので、こんな仕様なのかもしれません。その方が安全だし合理的ではありますね。でも日本ではあまり使いやすいとは言えない気がします、経験的に。 昔モーターサイクルに夢中だった頃、当時ようやく認可され入手できるようになった外国製ハロゲンヘッドライト(フランスのシビエのシールドビームでした)を初めて装着したときもこのシャープなレンズカットの仕様にびっくりするとともに闇を切り裂く陽光のようなのその明るさに驚嘆したのを思い出します。それまでの白熱球なんてこれに比べたら行灯(あんどん)みたいに感じられたのをいまでも鮮明に思い出します。 やはり僕の暮らしている山岳部ではヘッドライトは白色光よりレモンイエローやゴールドの黄色味の強い光が最適のようです。ただし、僕のこれまでの印象通り、黄色系のヘッドライトの場合ほかのクルマから見たときに接近速度が白色光の時よりもだいぶ遅く感じられる、車幅が狭く見えるという傾向があるのは事実のようで、各種掲示板でも多くの方が同様の体験を語っておられました。 これは危険なタイミングで対向車が右折してくるとか、ほかのクルマが直前に脇道から出てくるとか、すれ違い時の危険性が増すといった可能性が大きいわけで、実際に僕も何度もそのような経験をして思い当たったしだいです。しかしそのぶん、晴天時はもとより雨や霧や雪の時の視認性の良さはバツグンなのです。雪や雨をかき消して貫いて前方を照らし出してくれるので、その安全性は特筆すべきものがあります。 僕の車はいまやオールドファッションなので、似合うフォグランプがないのです。初期モデルの特徴である、ヘヴィデューティでありながらレンジローバー的にさりげなく都会的なスタイルが気に入っているので、オリジナルで乗り続けたい。ということでヘッドライトを白、フォグランプを黄色という当たり前な解決策は埒外なのです。ということで、ヘッドライトバルブをゴールド系のものに交換と言うことになりそうです。でなければ絶対的明るさを確保するためにリレーハーネス配線してハイワッテージバルブに交換と言うことも考えなければいけないかも。 さて、懸案の(?)腰痛ですが、横になって養生しているとかなり良くなるのですが、起きていろいろ作業していると再びもとのように痛みがひどくなるということを繰り返しています。これは慢性化するとまずいと感じだしています。しっかりと通院してなおさないといけませんね。病院は嫌いだけど、しょうがない。6月中旬頃の梅雨入り前に済ませておかないといけないメンテナンス作業が山積しているから。 |
| 2004.05.16(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,749日目です。 昨夜半、午後11時頃から雨が降り始めました。ここ数年天気予報の精度が上がってきています。これは観測ポイントが増えたことによるものなのか、データ解析技術が向上したことによるものなのか。いずれにしてもありがたいことではあります。 終日けっこうな降りが続いています。こんな日にはピラタスの丘では路地植えの花苗やプランター植えの花に自作の屋根を懸けてあげます。木枠とビニールハウス用のピニールシートで器用に作るひともいれば、農家のひとに習ってわらで作るひともいます。僕のように99円の薄っぺらいプラスティック製の白いプランターで代用することもありますが、目的はひとつです。この氷雨から花たちを守ることです。 新緑の芽吹きはいよいよ勢いを増して、ペンション・サンセットの吹き抜けラウンジからの眺めはどんどん緑濃いものに変わってきています。今年は日照不足で茂りすぎないでくれることを願うばかりです。樹木が茂りすぎると地表の花たちが日照不足で立ち枯れてしまうことがあるからです。それに展望だって多少悪くなりますしね。 この雨だっていつまでも続くわけではないから、この雨が晴れたときの強い日差しを想像しながらきょうという日を過ごしました。この雨が上がったあとはきっと初夏に変わっているのではないか、そんな予感があります。一年を通じて最も爽快な季節がやってくるのです。 雨の日はやはり古傷が疼き(うずき)ます。身体の傷も、こころの傷も。回復し懸けていた腰痛もふたたび痛みが増して、こころもなんだか不安定になりそうです。身体の傷以上にこころの傷は治りにくいようです。個人的見解としては、心の傷は治らない、癒されることはあるかも知れないけれど。 昨日の日記の最後で予告したように、「簡易課税(みなし原価率)方式」がある以上、消費税の「益税(この場合は徴収済み消費税の二重取り)」はむしろ財務省側に発生しているはずであり、それは実質的に彼らのプロパガンダのように「非課税業者」の懐に入っているといわれる「益税」の金額とは比較にならないほど大きい可能性がある、というようなことを書くつもりだったのですが、その道のエキスパートである官僚たちにマスコミも政治家さえもが煙に巻かれるのが見え見えなので、もっと勉強してからにすることにしました。 とはいえ、やっぱりくやしいなあ。 ともに同じ生活者(庶民)であるところの「一般消費者」と「多くの個人事業主・零細事業主」とを分断する官僚たちの巧妙な手口にいまさらながら、感心しています。僕だってこれまで消費税のこのからくりに気がつかなかったのだから。脳天気というか不勉強はなはだしい。大いに反省。 要するに仮に課税対象売上金額を100、実際の売上原価を70とした場合、納めるべき消費税は100×5%ー70×5%=30×5%=1.5となるわけですが、サービス業の場合業態に関係なく一律「みなし原価率」=50%になってしまうので、納めるべき消費税は100×5%ー50×5%=50×5%=2.5となるわけですね。実際には70であってもなかなかそこまでを売上原価と認めさせるのは困難なのです。どんどん「経費」のほうに計上されちゃう。さて、2.5−1.5=1.0の消費税部分はどこに行くのでしょうか?これって、「益税」どころか結果として「消費税の二重課税」ではないでしょうか。仕入れ段階で業者としては消費税を払って仕入れているのですからね。 ついでに言うならば「非課税業者」の「益税」は消費者の支払った消費税5%全額ではなくて、上記の式で分かるとおり70/100の売上原価率ならば1.5%であって「丸儲け」なんてことはないのですよ。さも5%丸儲けみたいなプロパガンダに騙され続けているひとってけっこう多いんじゃない?しかも「非課税業者」は零細事業主が多いわけで、大手企業に対抗するために消費税分5%引きで値付けさざるを得ないのが現状でしょうね。となると益税どころか利益吐き出しです。1.5%−5.0%=マイナス3.5%。 そして今回の「総額表示義務化」による消費者の「見かけ上の割高感」に対応するためにさらに5%あまりも値下げせざるを得ないところに追い込まれている。しかも売上原価(仕入れ値)は値下がりしてないんだからね。ユニクロやイーオン(JUSCO)やヤマダ電機ですら同様に対応に苦慮しているんだから零細業者はたまったものじゃあない。要するに弱いものいじめして税金を搾り取って役人がやりたい放題やっているのがこの国ってわけさなんてちょっとしらけてみたくもなります。 年金の掛け金まで平然と「流用」しているんだからね。それを許す法律があること自体信じがたいことですが、要するに橋本政権ってそういうこと全部をまとめてやってしまえって位置づけの政権だったのね。くやしかったらもっと勉強して「役人」におなりになったらっていう発言が横浜の高級住宅地の社会保険庁宿舎にお住まいのある奥様からあったそうですが、じつにそれが役人の本音なのでしょうね。 もちろん使命感を持って命がけでお仕事なさっている役人の方のほうが圧倒的多数だと信じているのですが、そのようなメンタリティーが官僚の世界に根強く残っており、変わることなく「役得」として行使され続けていることもまた事実のようです。僕の父も厚生官僚だったからよく分かる。だから国家公務員試験は絶対受けるものかと心に誓っていたんだ。国家公務員の使命を語り、くそまじめに努力していた父には悪いと思っていたけれど。 なんだか話が迷走しちゃって、ごめんなさい。 現役時代の無理がたたって早死にしちゃった父を思い出しちゃって。 きょうはこのへんで失礼します。 |
| 2004.05.15(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,748日目です。 今朝、最低気温が5℃だったことを知ってちょっとびっくり。それでも日中は18℃まで気温が上がってひなたでは暑く感じました。夕方山麓の街に降りたのですが、そのころには気温も下がってさすがにヒーターを入れて車を走らせる必要がありましたけれど。 夕方からしだいに雲が多くなって、午後11時頃には雨が降り始めました。天気予報より4時間ほど早い降り始めでした。天気概況によれば明日は終日雨になりそうです。ピラタスの森は昨日新緑が芽吹き始め、日ごとに爆発的に茂り始めています。それはもう怒濤(どとう)のごとき快進撃です。あっという間に新緑の大海原です。じっさいこのペースならあと数日でそうなりそうです。 クルマのヘッドライトバルブがそろそろ寿命のようで暗くなってきたので交換しました。ここ4年ほど雪や雨を透過して視認性の良いゴールド光(あるいはレモンイエロー光)のハロゲンバルブを使ってきたのですが、ちょっと飽きてきたので今回はいまはやりの(?)ホワイト系の高効率バルブを選んでみました。 もう少し走ってみないと分からないけれど、「白い」ということと「明るい」ということとは(当然だけど)違うと言うことが確認できました。僕の場合は"BOSCH WHITE VENUS"というノーマルバルブよりほんの少しだけ白い光のH4ハロゲンバルブを「明るさ」優先で選択したのですが、それでも感覚的にはノーマルの黄色味のある光の方が視認性が高いように感じます。 街では白色光の方が綺麗で雰囲気があって良いと思うのですが、山岳路では霧もあり雨もあり雪もあり路面のでこぼこあり、それに加えて大きな鹿や狐や狸やらの夜行性動物が飛び出してくるので、やっぱり視認性重視のゴールド光がベストのように思われます。他に光のない山道では黄色味のある光の方が目を凝らさなくても、もののかたちを捉えやすいのです。 ただ、問題点は他のクルマからの視認性という点ではゴールド光よりホワイト光のほうが良いようだということです。同じスピードで近づいてもゴールド光の方が接近速度が遅く感じられるのです。これは人間の知覚の問題だと思いますが、夜間走行時の危険性はできるだけ小さくしたいので思案のしどころです。 結局、真ん中をとるとノーマルのハロゲンバルブがベストなんてことになるのかも知れません。でもね、豪雨や吹雪の中を走るとゴールド光のヘッドライトのすごさとありがたみが身に染みて分かるのです。う〜ん、これは季節によって使い分けるしかないのかも。 きょうも当たり障りのないことしか書かなかった。(反省) あしたは消費税において「非課税業者のふところに益税がはいる」というのは当局のじつに巧妙で卑劣なレトリック&プロパガンダであって、本当の益税とは「簡易課税業者」から当局に納められる「二重課税としての益税」なのだということを書きたいと思うのですが、もうちょっと理論武装してから書いた方がいいのかな。それにしてもマスメディアは一切そのことにふれない。なぜでしょうね? |
| 2004.05.14(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,747日目です。 とても良いお天気になりました。初夏みたいな印象です、なんだかわくわくしてくるのです。ラウンジから見る風景が昨日までと違います。そうです、シンボルツリーの白樺の木が芽吹いたのです。あっという間に新緑が視界を埋める風景に変わりました。いつものことながら、劇的な変化です。 ひなたのプランターに異変。昼頃見回ると、もっとも直射日光を浴びる位置に置いたプランターのパンジーがぐったりしている。あきらかに脱水症状をおこしている。妻に水やりをしたか問うと、昨日の雨で葉がぐっしょり濡れていたのでやっていないとの答え。それじゃあだめだよと思わず声が大きくなってしまう。ひなたに出すなら水やりしなくてはだめだよ。 軒下に避難させておいたのだから、浴びた雨の量なんてたかが知れている。土の湿り気を指で触って確かめないとだめじゃあないか、パンジーがドライフラワーみたいにぱりぱりになりかけているよ。土はからからに乾燥している。あわてて、じょうろでたっぷり水を与える。花たちはぐったりと土に張り付いている、回復してくれるだろうか。 心配だけれど、ようやく自分でクルマを運転できるところまで回復したので整形外科医院に腰の状態を見てもらいに行かなければならない。後ろ髪を引かれる思いで出かける。街は意外と涼しい。日差しは暑いけれど、風は山と同じ涼風のままだ。窓を閉めると暑いけれど、窓全開だと寒いぐらい風が冷たく気持ちいい。 山に戻ると半袖のポロシャツの上にウインドブレーカーを着てちょうど良かった。花たちは魔法のようによみがえっていた。よかった。まるでフリーズドライ食品を上手に自然解凍した時みたいだと思った、たとえが適切ではないかも知れないけれど。みずみずしく咲き誇っていた。 いよいよ新緑の季節が始まる。訳もなく気持ちが高揚しわくわくしてくる季節だ。日差しは強く、白さを増し、新緑の海をきらきらと輝かせる。さわさわと風が吹く、どどどーと森を吹き抜ける。蓼科山がぐぐぐっと間近に迫ってくる。夕暮れ時は特にそうだ、本当にこちらに迫ってくるような錯覚を起こす。 整形外科で痛み止めの注射をしてもらったので、ぐっと楽になりました。回復のめどが立ってうれしい。老いぼれ犬(ぼくのこと)はふたたび口笛を吹くことができる。ここ数日それどころじゃなかったからね。 |
| 2004.05.13(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,746日目です。 朝のうち曇り、予報では雨になるとのことでしたが、はたしてその通りになりました。午後からは雨が降り出しました。プランターに移植したばかりのパンジーやビオラを軒下に避難させたり、プラスティックのカバーを掛けてやったり。今時の雨に打たれたら花がだめになってしまうから。 水はけの良い当地では年間を通じて低湿度なので、雨の日でもじめじめした感覚はありません。たとえ雨の日でも、さらっとした風が吹きます。信じないかも知れないけれど本当ですよ。(^^) むかし背骨(頸椎から胸椎にかけて)を怪我したので、こういう季節というか天候というかそういうものによってはいろんな痛みが出てくるのでちょっと困ることがあります。まあ、そういうことも含めての自分なのだからそのようにつきあっていくほか無いのですけれど。 いまは激しい腰痛に苦しんでいます。えいやっとやれば動けないことはないし、仕事もできるのですが、そのあとが怖い。夜になるそのことによって症状が悪化してしまったことを思い知らされてしまいます。つらいけれどここはぐっとこらえておとなしくしているほかありません。やらなきゃならないことが山積しているのにね。 まあ、ペンション・オーナーとしてお客様をおもてなしすることには支障ないというか、がんばり通せるのでお客様におかれましてはご安心下さい。手抜きは一切ありません。(笑) それにしてもこういうのが歳をとると言うことなのだなあ、以前できたことがいまはできないと言うことがどんどん増えてくる。ちょっとショックではありますが、まあ、しょうがないですね。 |
| 2004.05.12(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,745日目です。 きょうもまた大変暖かい一日となりました。クルマで出かけるときには半袖のポロシャツでちょうど良い感じでしたが、夕方戻ってみるとトレーナーが必要でした。標高差1000mというのはやはり大きいです、気候がまったく違う。 じつはさっきこの日記を書き始めかけたとき、こんなことやっていても苦労ばかり多くてなんの意味もないのではないかなんてことを書き始めて、それがきっかけでど〜んと落ち込みそうになったのでした。確かに苦労です、まったく書けなくなったときなどは耐え難い「苦痛」ですらあります。 それでも書き続けているのは、このホームページを始めた8年前の「最初にして唯一の誓い」を守るためです。それは「毎日あたらしいことを1行でも書き加え続けること」というものです。そうでなくてはそのホームページは「生きている」とはいえないと考えたからです。 だから、いまぼくがこうして書き続けているのはその誓いを守るため、ただそれだけといえなくもないのです、正直言って。あるいは「いま、ぼくは、ここにいる」という存在証明として書き続けているとも言えるかも知れません。 昨今記憶障害著しいことに対する自己鍛錬の意味合いもあるかも知れません。パソコンでいえばハードディスクもメモリも致命的に不足してもうなにも記憶できない、一時的にすら・・・という状態なのです。これは(まじめに考えるなら)一度専門病院でMRIやCTスキャンをかけてじっくりと検分してもらう必要がある症状なのかも知れません。完璧に記憶が欠落していることが多いのですから、ちょっとあぶないかもね。 でも、僕は病院というところが大嫌いなのです。たくさんの愛する人たちが病院で死んでいくのを見届けてきたからです。病院というのはそのようなところであるわけで、ひとが死ぬのはその暗い方の側面でしかないというのはよく分かっているのですが、もう生理的にだめです。耐えられない。 僕にとって病院とは「手遅れです」と宣告を受けて「リビング・ウイル」にしたがって「ホスピス」を選択して死ににいく場所です。どん欲に生きる気力はありません。もし死がやってきたなら静かにそれを受け入れるだけです。実年齢とは関係なく僕はもう充分以上に生きた。 いま窓の外では深夜の亜高山帯の森の静けさの中でパルが眠っています。夜行性動物が多いので実際は様々な気配にうたたね程度しかできないのでしょうけれど、僕らに寄り添うように窓辺までやって来て彼は眠ります。彼ももうすぐ10歳です。 大型犬の平均寿命から考えれば、どんなに楽観的に考えてもあと10年生きることは難しいでしょう。そんなことは考えたくもないのですが、それは自然の理(ことわり)としてうけいれないわけにはいきません。やがて彼にやってくる死というものが自然なものであるのなら、僕も自分の死というものを彼と同じように当たり前のこととして静かに受け入れたいと想うのです。 折しもニュースで汐留の電通という大きな広告会社(日本のマスコミを牛耳ってきた陰の立て役者といわれています)で大麻所持で警察に捕まった若手社員が懲戒解雇されたと報じていました。ああ、またやっているなと想いました。彼はスケープゴートに過ぎず、もっと過激なことをやっている政財界の御曹司であるという価値をもった社員たちは安全地帯でのうのうとしているのだと。僕が在籍していたころとなにもかわっていない。使い道のある人質は生かしておくのだ。 役員名簿を見れば当時の直属の上司たちの名前がぞろぞろと載っています。東京本社新聞雑誌局中央一部という警察でいえば警視庁捜査一課にあたる花形セクションで過ごした日々。あれはいったいなんだったのだろう。それは僕を人間として高めてくれたのと同時に、僕の一番大切なものをその対価としてしっかりと奪い取っていったのだった。 そこでは真に才気あふれ鋼(はがね)のように強い人間しか生き残ることはできない。僕は弱い男だったから、あの場所にはいないで、いまここにいるわけだ。どちらの選択が正しかったかなんて分からない。ただ、「いま幸せかい?」と問われれば「そうかもしれないね」と言うことはできる。 しかし、そもそも「しあわせ」ってなんなんだろうね。僕にはよくわからない。 |
| 2004.05.11(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,744日目です。 昨日とは一変した窓外の景色となりました。なんかすごい日差しです。いっぺんで真っ黒に日焼けしそうなぐらい強烈な熱線が降り注いでいるようです。うん、きょうこそ花苗を植える好機である。 ということで、パンジーとビオラ合計24本を7つのプランターに植えたのでした。バラクライングリッシュガーデンで入手した英国原産種なので、在来種とはだいぶ趣を異にしていて華やかな色と香りは何物にも替え難いところです。 昨年植えたプランターはやがて昨年パンジーの種が発芽する可能性が高いので、そのまま日当たりの良いところに移動して、新調したテラコッタ風の漆喰色のプランターに新しい花苗を植え込んだのでした。土は昨年の反省を生かして、パンジー専用の割と水はけの良い有機培養土を利用しました。黒土ベースだと大分水はけが悪いようなので、それが昨年の失敗につながったのではないかと踏んでいます。いずれにしても致命的に夏の日照が不足していたのが根腐れの原因だったのですが。 いずれにしても、今年も化学肥料と農薬は使わない方針です。熟成堆肥と天然成分由来の活性剤と木酢液で何とか対処するつもり。土が元気なら害虫は(そんなに)はびこらないというのが経験的な原理です。そこではたと思い当たったのがここ数年の白樺の大木の成長ぶりです。 ペンション・サンセットにいらしたことのある方にはおなじみのシンボルツリーである4本(ひと株)の白樺の木は、白樺とは思えないほどの枝振りと幹の太さに生育しました。害虫も寄りつかないほどのその健康さは5年前の元気のなさからは想像もつかないほど。 で、思い当たったのは白樺の根本にたくさんの高山植物があるため、それらのために土壌改良を施し、養分バランスも最良となるように管理をしてきたことです。その結果、高山植物だけでなくむしろ白樺の巨大化に多大な寄与をしてしまったのではないか、ということです。じっさい、いまとなっては「ばかでかい」巨木という表現がぴったりなのですから。やれやれ。 養分の少ない火山性土壌のこの地で人間でいえば「粗食」に耐えて生きながらえ適応してきた木に、理想的栄養を与えたらこうなるのは当然といえば当然ですよね。僕は高山植物ばかり見て世話をしてきたのでそのことに気づかなかったというわけです。 ペンション・サンセットの庭にもシバザクラが咲き始め、岩の上のコケには名も知らぬ小さく可憐な高山植物や在来種のタンポポが咲き始めました。いよいよ花の季節が始まりました。それは7月のあの百花繚乱の季節まで一気に進んでゆくのです。僕らにとってはものすごい勢いで生い茂る雑木や雑草との苛烈な戦いの季節ということなのですが。 |
| 2004.05.10(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,743日目です。 今日の朝も、ことことという雨だれの音で目が覚めました。自然の音以外全くない静寂の中で熟睡しました。雨の音、風の音、森の音、鳥の声。それ以外は何もありません。緊急車両のサイレンもクルマの音もひとの気配もなにもありません。僕はもう都市生活者には戻れないのかも知れませんね、こんな環境にすっかり慣れてしまったから。 雨は断続的に降り続き、小やみになったときには森から雲となって沸き立つ水蒸気が水墨画のような幽玄(ゆうげん)な情景を見せてくれました。窓の外ではウグイスやコルリの声が深く響いています。こうなるとにわかに晴れては欲しくなくなるから不思議です。雨を楽しんでやれという気持ちになってきます。 森を見渡せばいつの間にか、ひと雨来るたびに緑に色づいてきているのを実感します。粛々(しゅくしゅく)と新緑の芽吹きは進行しているようです。そういえば庭の白樺の木もすでに芽吹いていました。コガラのつがいが楽しげに枝から枝へと渡っています。 こういう日には何も考えずにただぼーっとしていたいのが人情というものかも知れないのですが・・・。それができることもあることはありますが、些事(さじ)に紛れて過ごしてしまうことが多いのが残念です。まあ、そんなもんです。 昨日のアクセスカウンタの問題はアクセスログを子細(しさい)に調べてみて、なんとなく理解できました。要するに「なにを、どのようにカウントするか」という「仕様」の問題のようです。アクセスログは詳細な記録を明確に定義されたデータとして記録していますから、やはりそちらを見るべきなのですね。実際のアクセス数は表示されているアクセスカウンターの数字よりずうっと多いという実態が理解できました。 アクセスログによれば、おかげさまで、ひと月あたり12,000から24,000アクセスというのがこのサイトの標準的なアクセス数のようです、すくなくとも昨年7月以降は。アクセスいただいているみなさまに感謝申し上げます。それこそが僕をコンテンツ更新に駆り立てる原動力なのですから。 ![]() 今日のペンション・サンセットのラウンジからの眺めです。↑ |
| 2004.05.09(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,742日目です。 予報通り雨です。朝からかなり本気で降っています。例によって雨雲の中に入っているのでまるで濃霧の中にいるような景色です。お客様がチェックアウトされたあと、小やみになった頃合いを見計らってプランターに置いた(まだ植えていない)花苗を軒下にしまい込みました。この季節の冷たい雨に打たれると致命的ダメージを受けるおそれがあるからです。 じつは今日の午前中にプランターに移植する予定で100リットルの園芸用土や新しいプランターなどを購入して準備万端整えていたのです。昨夜の段階の天気予報では午後から雨ということでしたから、プランターに植えてから軒下に置いてやろうと考えたのです。 まあ、いいや、よく考えたら移植直後はさんさんと降り注ぐ陽光があった方が絶対良いに決まっているから。そのほうがきっとしっかり根付くに違いない。 午後になるといよいよ本降りになりました。大雨というほどではないけれどかなり本格的な降り方です。そんな天気でも窓を開けて耳を澄ませばピラタスの森からはウグイスやカッコウの声が聞こえてくるのです。花壇にしつらえたバードフィーダー(鳥用の屋根付き餌台)にはコガラがやってきてチチッチチッと鳴きながら麻の実をついばんでいます。シジュウカラたちは雨なんか気にしないで森中を飛び回っています。 9歳になったパルは犬舎の中で爆睡しています。こんな静かな雨の日は、彼はいつもそんな風に過ごします。じつに静かな一日です。雪の降る日の静寂にはかなわないけれど。 この季節はそんなふうに過ぎていきます。 それはさておき、いつも朝8時にアクセスカウンターをチェックして記録しているのですが、今朝はちょっとびっくりしました。いつもにくらべて信じられないほどアクセスが少ないのです。別にアクセス数を競うつもりもなければそのような欲求もないのですが、異常データであることに変わりはありません。理由を考えてしまいます。まあ、考えてみたところですぐに分かることでもないのですが。 各ページに仕込んであるカウンターがうまく動作しなかったというケースが一番問題で、ページ数が1300ほどありますから、修復にはかなり手間がかかります。すべてのページにカウンターをつけているわけではないのも改善を要する問題です。 最近はトップページ=インデックスページ(index.html)からサイトに入るだけではなく、Yahoo! などの検索エンジンの検索結果からこちらのサイトのページに入るお客様が多いので、昨夏からサイト全体としてのアクセス(ページビュー)の合計をアクセス数として考える方式に変えました。そのほうが実態に即しているからです。 もちろんサーバーサイドでも独自にアクセスログをとっているので、正確にはそちらを見ればよいのですが、アクセスカウンターをお客様に公開している以上、両者の整合性を確保したいのですよね。いまのところアクセスログの方がアクセスカウンターよりずっと多いアクセス数を記録しています。時にはアクセスカウンターの2倍! 本当のことをいうと、一番心配しているのはこのサイト自体が何らかの事情で反感を買ったり風評被害を受けているケースなのです。このページはある意味で「個人サイト」なのですが、全体としてはやはり「ペンションのホームページ」である以上そのあたりのバランス感覚を保つことが必須だからです。 数日前に女性の「泣く」という現象について書いたことが反感を買ったのかななんて思ったり。でもね、男性が女性について何かを発言することそのものを封殺する、あるいは女性の気に入らないことを聞いたり読んだりすること自体を拒否することを是(ぜ)としてして卑劣な「バッシング」をするような昨今の社会風潮は絶対に間違っていると思います。 それはじつのところマスコミにとってあるいは商業主義にとってメーンターゲットである女性の「うけ」が良いからであって、他意はない。もちろん個人的には真摯に取り組んでいる方がたくさんいらっしゃるわけだけれど、じつはマスコミ社会ほどセクシャルハラスメントが起きやすい業界風土を持った社会も少ないというのも皮肉な事実です。業界出身者としてそれは断言できる。 そのような風潮に乗せられてはいけないのだと思います。相手の思うつぼ、深慮遠謀(しんりょえんぼう)にはまることだからです。 これは女性にとってのみならず男性を含めたあらゆる人間および組織に関してもいえることなのだけれど、商業主義に屈して耳障りの良いことばかりを語る社会はろくでもない社会だということをしっかりと認識する必要があると思います。「巧言令色少なし仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」というではないですか。 男性が女性を語ることを許されないならば、芸術や文化は片手片足をもがれたも同然です。女性を語っていけないのならば文学(ドラマ)など成立するものか!それほど女性の存在は男性にとってかけがいのないものなのです。個人的にはそんな風に感じています。 そういうクリティカルなことは絶対語らずに、笑顔を作って美味しいことだけを慇懃(いんぎん)に書き連ねていた方がいいに決まっている、商売的にはね。でもね、僕はそういう商売人にはなれそうもない。そもそもそのような才覚も才能もないのだ。 おもてなしのプロとしての能力は身につけているつもりだし、プロとしてきっちり仕事しているけれど、心の問題として『お客様は神様です=お客様に頭を下げるのではなく「銭(ぜに)」に頭を下げていると思え!』というような考え方で接することは僕にはできない。 一期一会(いちごいちえ)かも知れない大切な出会いをそんなふうには思いたくない。52歳にもなってなにを青臭いことを、といわれるかも知れないけれど。 --- 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノはいよいよ有終の美となりましたが、 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく標高を上げながら桜は咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ上の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めます。今日現在すでに咲き始めていました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。 |
| 2004.05.08(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,741日目です。 今日も山麓の街ではクルマのエアコンを全開にするほど「暑い」一日になりましたが、ピラタスの丘では日向ではTシャツ1枚で活動すると心地よく、日陰ではトレーナーを羽織ってちょうどよいといったいかにもこの季節らしいお天気になりました。初夏ってかんじかな。(^^) 日中の最高で日向の気温は24℃程度、日陰の気温は16℃程度でしたから、都市部にお住まいのお客様には最高に爽やかに感じられることと思います。何しろ年間平均湿度が30%以下ですから。天然のクーラーというかエアコンというものを想像していただけると、それに近いのが蓼科(たてしな)の気候です。 さて、新しいキーボードがやってきました。Matias社というカナダのオンタリオ州に本社を持つメーカーが日本のアルプス社のキーボードスイッチを使ってつくった限定約9000台のうちのひとつがこれです。というのもアルプス社は伝説にまでなっているこのメカニカル・キーボードスイッチの生産中止を決めており、その最後のロットを使って作られたのがこの"Tactile Pro Keyboard"だからです。 僕はこのキーボードのことをTidBITS #723で知りました。なかなか評判も良いようなので、食指が動いちゃった。同じような仕様のキーボードとしてはUSB接続ではATESSA "i・Ris AKB-105U EEXB"を所有しているのですが、これはメディアキーがついていないのとOS X10.3には正式対応していないのです。もうひとつはあの"Apple Extended Keyboard II"なのですが、当然ながらADB接続なので"i-Mate"(ADB→USB変換器)で接続して使っていたのですが、メディアキーがないのと、たまに奇妙な挙動をすることがあることが問題でした。それにばかでかいしね。(でも一番好きなキーボードです) ということで、お金のことはあとで何とかしよう(なんとかなるのかな?)ということで直販か代理店通しか迷ったあげく、納品の早そうな日本代理店(MacPerfect International)のウェブショップで購入しました。価格は税込13,545円でした。ドル建てで米国の通販サイトで購入した方が安かったとは思いますが、米国ではどこも現在在庫切れ中とのことだったので・・・。それだけのお金を支出する価値があったかどうかは、個人の主観によると思います。僕としては(まだ充分使い込んでいませんが)満足です。 キータッチは、ATESSA "i・Ris AKB-105U EEXB"よりは柔らかくクリック感や反発力もソフトですが、"Apple Extended Keyboard II"の様なソフトで静かなキーボードにはなっていません。これは明確なクリック感を残すためにそのような仕様にしてあると感じます。 自分でも「馬鹿だねえ〜!」って思います、ははは。これで僕の所有するキーボードは7台目だからです。キーボードマニアというわけではないのですよ、ただキーボードを打つ機会がふつうのひとより並はずれて多いので、必然的に、ミュージシャンが楽器を選ぶように僕も自然にキーボードを選ぶようになったのです。じっさいにキーボードを変えただけでミスタイプが激減することも少なくないですし、そうすると思考の流れが邪魔されない分、筆も進むというものです。 良い(=自分と相性の良い)キーボードを使うと、ストレスも疲労も一日が終わってみれば全然違ってくることを実感しています。そのような目で見ると今度のこのキーボードはかなりの高得点です、ほとんどナンバーワンといってもよいくらいです。JIS配列のものも2台持っていますが、やはりASCII(アスキー)配列のものが好みです。それでいてリターンキーの面積が大きくないもの(JIS配列なんかだと他のキーの4倍もあるでしょ)が必須ですね、個人的には。そして、明確なクリック感のあるものがベスト。 まあ、キーボードなんてどれでも同じさ、違いなんてわかんないという方もいらっしゃると思いますし、それはそれでいいんじゃないかと思います。たかが(?)キーボードに何万円も出すなんて馬鹿げているという考え方もあると思います(これは自分でも感じている)。しかしまあ、これは趣味の領域の話ですから、たぶん。(^^) それはそうと、昨日(5/8)から諏訪地区(春宮、秋宮)の「御柱祭」の「里曳き祭」が始まっています。地元ケーブルTV局では終日その模様を中継していますが、それはそれは盛大な大祭(たいさい)になっていますね。前回より若い人が多いのが目立ちます。諏訪の男衆そして若いお母さんと小さなお子さんたちの姿、そしておじいさんおばあさんと家族総出のお祭りになっていて、その和やかでいて気迫あふれる進行は見る人の心を引きつけて放さないものがあります。 もちろん茅野地区の前宮、本宮の「御柱祭」も同様のとても良い雰囲気の大祭になったのですが、それぞれに個性があって両方ご覧になって初めてこの大祭の全体像が見えてくるような気がしています。森でご神木を育て、それを選別し、御柱として切り出し、山から引き出して、坂を落とし、川を渡り(前宮、本宮)、里の目抜き通りを盛大に曳いて、最後に境内にいたって「建て御柱」で終わる。じつに壮大なそれでいていたって素朴で美しい大祭という印象を持ちました。 そしてそれにかける氏子のひとびとの意気込みや思い入れの大きさは7年目に一度の大祭ならではの爆発的な気合い・気迫の奔流(ほんりゅう)となって一気に吹き出すの感があります。地元の人間として生まれ幼少からこの大祭に馴染みその一部として育ったひとびとがじつにうらやましく思われます。まあ、祭りというものはそもそもそのようなものではあるのですが。 ★御柱情報のおすすめサイトは(1)公式サイト、(2)LCV(地元CATV局)の特設サイト、 以上の二つがおすすめです。 |
| 2004.05.07(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,740日目です。 初夏のような日差しを浴びて、パンジーの花苗がきらきらと色濃く輝いています。パンジーという花には僕なりの思い入れがあります。フランスの著名な文化人類学者にクロード・レヴィストロースというひとがいますが、その著書に「パンセ・ソバージュ」というのがあります。当時一世を風靡(ふうび)しながらも難解な「構造主義」の旗手のひとりであった著者の本なので、内容は僕なんかには1/10も理解できなかったのですが学生時代に必死に読んだものです。 この本のタイトルには(1)野生の思考(文化人類学的考察)と(2)野生のパンジー(思想家としての随想)という二重の意味がこめられていて、とても感じ入ったものですが、確かにパンジーという花には物思いにふける風情があると僕は感じるのですね。標高1700mを超える亜高山帯のこの地の気候に耐えるガーデン・フラワーは数少ないので、自然にパンジーやビオラが選択されることが多くなるのですが、この花のもつ絵も言われない品の良さと野生との精妙なバランスに心惹かれるのです。 今日も平年並みの気候になりました。水色の空に綿菓子のような白い雲が美しく流れ、ひんやりと冷たい風が新緑の芽吹き直前の森を吹き抜けていきます。そして温かいというよりは「熱い」陽光が地表に降り注いでいます。その光子(こうし)の一つ一つが見えるような錯覚をしそうなお天気です。その恵みを受けて地表の草花や森の樹木や小さないのちたちはぐいぐいと生育を遂げるのですね。太陽はいのちの原動力なのですね。 ペンション・サンセットの庭ではシバザクラが咲き始め、クロッカスやチューリップやジャーマンアイリスなどの球根類がすくすくと成長しています。ヤナギランやニッコウキスゲも芽吹いています。そして昨秋落ちたミズナラのドングリやカラマツの種子が一斉に芽吹き始めています。後者はほおっておくとそのまま成長してとんでもない大木になってしまうので、片端から引っこ抜いて周らなければなりません。それが終わると外来種の凶暴な(?)タンポポやオオバコやスギナなどの「雑草」との壮絶な戦いが始まります。 これから梅雨入り前の6月中旬までが新緑の最高の季節となります。気に入った木陰でアウトドア・チェアに身を任せて涼風に頬をなぶらせればそれはもう至福の世界です。デジタルサラウンドのように聞こえてくるウグイスやホトトギス、オオルリ、コルリの声に耳を澄ませながら蓼科山の巨魁を間近に眺めるのは僕にとっても至上の楽しみであります。 --- 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノはいよいよ有終の美となりましたが、蓼科はますます春爛漫です。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! |
| 2004.05.06(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,739日目です。 こんな絵に描いたような快晴なんて、なんだか久しぶりみたいですが、そんなに長雨ではなかったのですよね。これから次の冬が来るまでの間の長い季節、蓼科の空はこんな風にどこまでも青く、白い雲はたとえようもなく美しいのです。 大型連休(いわゆるゴールデンウィーク)も終わって、蓼科は再び静かなたたずまいをみせています。幹線道路もびっくりするほど空いていて、どこにでかけるにもすいすいと、なんだかウソみたいです。普段以上にスカスカなのですよ、どの道も。 さて、昨日ふたとおりの「こだわり」があるということを言いましたが、今回の連休では僕も反省するところがありました。天然酵母パンにはまってしまっているためにお客様に過大な満足(=つまり僕が期待する満足と言うことですね、大変僭越なことです、はい)を求める気持ちがどこかにあったのですね。天然酵母入りヨーグルトも同様です。でも、それは違うっていうことを再確認したということなのです。食の好みはひとそれぞれですから、健康と美味しさのバランスを重視する方もいらっしゃれば、とにかく美味しさを追求したいという方もいらっしゃるわけです。 僕の目指している天然酵母パンは前者なので、酵母が醸し出す素朴な旨み(うまみ)と北海道産の小麦本来の香りと食感をできるだけ残すようにしています。それゆえに、いわゆる「グルメパン」のような種類の美味しさとはかなり趣(おもむき)を異(こと)にします。「グルメパン」をつくることだってできるけれど、それでは天然酵母を使う意味が薄れてしまう。そのような志向ならば天然酵母を使わなくたってとても美味しいパンを作ることができるから。(もちろん素人なりに、ということですが。) そのあたりのバランスが難しくて、ちょっと迷いがでています。お客様のご感想を承りながら、方向性を見いだしていきたいと思っています。もとより僕はプロのパン職人ではないから、素人だからこそつくるようなお客様に喜ばれる手作りパンをつくっていきたいのです・・・が。(^_^;) まあ、開き直って、僕が食していただきたいパンはこれです!・・・と言い切ってお出ししようと思います。パン教室で「師範(しはん)」の資格までお取りになっている方もたくさんいらっしゃるご時世ですから、当然お客様の中にも「プロ」と言って良いハイレベルの方がいらっしゃるはず。そんなすごいひとに納得していただけるようなパンは「我流」の僕には作れないかも知れませんから。 でも、自分なりの体験をもとに美味しくて身体によいものは作ることができるし、それをお出ししておもてなしすることは「あり」だと思うのです。また、それがほかならぬペンションという宿泊施設のおもてなしの原点のような気がしています。 ![]() 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノはいよいよ有終の美となりましたが、蓼科はますます春爛漫です。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! バラクライングリッシュガーデンでは「第14回 蓼科高原バラクラ・フラワーショー」が6月18日(金)〜6月21日(月)に開催されます。また、「オールドローズ・ウィークス」が6月22日(火)〜7月15日(木)に開催されます。<<どちらもおすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 --- 上社御柱祭の後半、「里曳き祭」はちょうど一ヶ月後の5/2(日)〜5/4(火)に執り行われます。また、命がけの勇壮な「木落し」で有名な下社(秋宮、春宮)の「山出し祭」は1週間後の4/9(金)〜4/11(日)に行われましたが、後半にあたる「里曳き祭」は5/8(金)〜5/10(日)に執り行われます。 下社の御柱祭は宿が大変混んでいて、しかも高価格だと思います。サンセットにご宿泊いただいて、朝に茅野駅前の駐車場にクルマを入れて(空いてます)電車で下諏訪に出れば駐車場確保に頭を悩ませずにすみます。くわしくは以下にご案内するホームページをご覧下さい。↓ 御柱情報のおすすめサイトは(1)公式サイト、(2)LCV(地元CATV局)の特設サイト、以上の二つがおすすめです。 |
| 2004.05.05(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,738日目です。 朝のうちは小やみになったりまた降り出したりと断続的な雨でしたが最終的には夜になって曇り空になりました。ペンション・サンセットはほとんど終日雨雲の中に入った状態でした。山麓では降ったり止んだりといったお天気でした。最低気温はさほど低くはなかったのですが、日差しがなかったので最高気温は9℃と一日の寒暖差がたった1℃というめずらしいお天気になりました。夕方には再び冷え込んで吹き抜けのラウンジの暖房がなかなか効かなくて、真冬用の超大型石油ストーブに点火することになりました。 同じ連休の前半は真夏なみの気候、後半は早春なみの気候と激変しました。5月3日にはこの大型ストーブはもう絶対不要だからしまい込もうとしたほどでしたが、しまわなくて正解でした。そういうところは山暮らし10年の経験のなせる技でしょうか。勘が働くようになりました。 さて、この日記もなんとなく新たな方向性を見いだしつつあるように思えるのですが、これからどうなっていくかはわかりません。その時々に考えることにしました。この日記の「伝統」とでもいうべき「想いを語る」という部分は表面上薄まってしまって見えるかも知れませんが、僕は何も変わっていません。僕はいつも変わらぬ僕自身ですし、いつも変わらぬ想いでこの日記を書いているわけです。 変わったといえば僕自身がパンとヨーグルトをつくることにしたのと、それに伴ってどんどん厨房に踏み込んで物を言い自らも(再び)調理にたずさわるようになったこと。そしてメニューやサービス内容を徹底したお客様の立場での発想にきりかえて考えることができるようになったことかもしれません。貧乏ペンション(?)ですから想ってはいてもいまは設備投資ができなくて内心忸怩(ないしんじくじ)たる日々ですが、しだいに明確なビジョンが形成されてきたのを感じています。 「こだわりの店」とか「こだわりを持ったペンション」とか言いますが、いまはっきりとわかるのです。そのこだわりが「徹底したお客様の視点でのこだわり」なのか「店主(オーナー)自身の個人的こだわりの押しつけ(要するに自己満足)」なのか、その違いは決定的なものなのだと。 僕はいま天然酵母パンと天然酵母入りヨーグルトにすっかりはまっていて毎日ひたすら様々なレシピで作り続けているわけですが、上記のような「勘違いのこだわり」にならないように気を付けなければなりませんね。(自戒) ![]() 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノが満開は過ぎたもののまだとても綺麗です。春爛漫です。夜はライトアップされているので幻想的でものすごく綺麗です。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! 一方、バラクライングリッシュガーデンでは「スプリングフラワーショー2004」が4月29日(木)〜5月5日(水)に開催されます。<<おすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.04(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,737日目です。 けっこうな雨降りです。意外と冷え込みました。が、冬のような寒さはありません。単純な山独特の朝晩の冷え込みだけです。夕刻までは比較的降りが軽くて幸いでしたが、日暮れ頃から本格的な降り方に変わりました。土砂降りといってもいい。まあ、雨の日もないといけないのでしょうがないといえばそれまでなんだけど。 大切なパンジーとビオラの花苗は朝のうちに屋内に待避させたので無事でした。こんな雨に終日打たせたらすっかり元気をなくしてしまうから。それにしてもバラクライングリッシュガーデンで購入してきたときよりも二回りも花が大きくなり色彩もぐっと豊かになっているのにびくりしました。おそらく花苗のポットを置いてあったプランターの土がとても肥沃(ひよく)だったではないかと思います。 化学肥料を使わずに熟成堆肥と黒土と木酢液そしてHB101という天然活性剤で育てた土だから。この春は昨春以上に越冬して芽を出すパンジー、ビオラが増えました。路地植えしたものは全滅なのですがプランター植えの分はけっこう越冬してくれます。このような寒冷地に適応したこの種は大切にしようと思います。 雨雲の中にすっぽりと入ってしまったペンション・サンセットですが、お客様をお迎えする準備が完了したあと、しばしラウンジの大テーブルに腰掛けて正面の白樺の巨木を眺めました。夏には良くやることなのですが、この季節には久しぶりのことです。で、あらためてこの10年間でこの樹木がいかに巨大化したかを実感してちょっと唖然としました。濃霧のような雲に煙る四本の(じつはこれらはひと株なのですが)白樺の巨木。風が吹くたびに大きく右に左にと揺れるその姿はこの10年余をともに過ごしてきたもの同士のある種の連帯感すら感じさせます。 こうしていると何もかも忘れて恍惚とした忘我感におそわれます。BGMのウォンウィンツアンさんの音楽があまりにもぴったりとはまるからかも知れませんね。年賀状に「今年は(また)サンセットによりたいナ〜〜」と書いてくださっていたのですが、コンサートスケジュールを見る限りいましばらくはそのような休日を確保することは困難なようですね。 ![]() 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノが満開は過ぎたもののまだとても綺麗です。春爛漫です。夜はライトアップされているので幻想的でものすごく綺麗です。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! 一方、バラクライングリッシュガーデンでは「スプリングフラワーショー2004」が4月29日(木)〜5月5日(水)に開催されます。<<おすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.03(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,736日目です。 昨日までとは一転して、朝から雲海に飲み込まれています。霧みたいに見えますがこれは上から降りてきた雲がペンション・サンセットを覆い尽くしているのです。気温的には昨日までと大して変わらないのですが、最高気温がほんの少し低く、日差しがほとんど無いというだけで体感気温は春と夏ほども違って感じられます。Tシャツ一枚で作業してちょうど良かった「暑い」昨日までとはまったく違ってしまいました。午後3時から全館暖房を入れるなんて・・・ははは、これって本来のこの季節の気候じゃないですか。 ということで、本来の気候です。でもこれでもまだまだ温かすぎるくらいかな。 外はいま晴れ間がのぞいて夕暮れ時のオレンジ色の光が雲間に映えています。それでも天気予報によればこれは一時的な回復で、あしたは終日雨と言っています。空気の臭いもやっぱりあしたは雨だと語っています。 それはさておき今日は岡谷ジャンクションと諏訪インターチェンジの間で事故があったそうで、中央高速がまったく流れない状態に陥った時間帯があったそうです。それにはまっちゃったお客様は大変だったことと思います。それにしてもここ数年、急激に大事故が増えているように感じますね。一昔前なら信じられないような大事故が日常的にいとも簡単に起こってしまう。やはりこれもデフレ不況の結果でしょうか。ドライバーも疲れ果ててしまっているのでは・・・。 もちろん「疲れ果てた上での事故」でもその当事者責任を免れるものではありません。そこにいたる経緯において必ず責任を取るべき人間があるいは組織が存在するはずなのですよね。それにしても亡くなってしまったひとは戻ってこないし、怪我をされた方はこれまで通りというわけにはいかないのだから、とにもかくにも防げる事故は起こさせないようにするしかないのですが・・・。 予報では夜半から雨が降ることになっていたのですが、いまのところピラタスの丘では雨は降っていません。外のプランターに置いてある(まだ植えていないのです)花苗の様子を見に行ったのですが、気温8℃ということでたとえ雨になっても「氷雨」にはならないだろうと判断して、屋内に取り込むことはしませんでした。やっぱり花のある風景でお客様をお見送りしたいですから。 昨日は女性が「泣く」という「現象」をはからずも書き殴ってしまったわけですが、当の女性にとっては「あたりまえ」のことでも異性である男性にとってはまったくの埒外であるということなのですよね。世のほとんどの男性は女性の「泣く」という「現象」(あるいは「行為」と言っても良いのかも知れない)を誤解しているか曲解しているのではないだろうか、ということにいまさらながら気がついたと言うことなのですが。 でもね、本当に言いたかったことは「女性が男性に対して自分たち女性をきちんと理解して!と言うならば、女性もわれわれ男性のことをきちんと理解して欲しい!」ということなのです。フェミニズムというのはそのような一方的な「要求」の体系ではないでしょう、そもそも。すくなくとも「相互理解」というものは「育まれる」ものであって、「要求」しあうものではない。いわんや一方的に要求すべきものではない。そんなことが言いたかったのね、たぶん。 ![]() 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノが満開は過ぎたもののまだまだとても綺麗です。春爛漫です。夜はライトアップされているので幻想的でものすごく綺麗です。いまのところ夜は人気(ひとけ)がないのでもったいないですね。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! 一方、バラクライングリッシュガーデンでは「スプリングフラワーショー2004」が4月29日(木)〜5月5日(水)に開催されます。<<おすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.02(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,735日目です。 女の涙というものはですな、悲しいから泣く、泣くから涙が出るというようなものではないのですな、とどのつまり。と、その男は言った。女の涙は悲しみの表現と言うよりはもっと攻撃的な、たとえば思うようにならない世界あるいは自分の願いを聞き入れない「神」に対する「反逆」の表明なのです、はい。世の馬鹿な男どもが勘違いしているような「清い涙」と言う解釈はちょっといやかなり美化しすぎということですな。女はそんなにひ弱な存在ではないのです、男どものようにはね。 だから泣いている女には気を付けなくっちゃいけません。彼女は嘆いているのではない。自分の行ないを反省し後悔しその結果を悔やんで涙を流しているわけではないのです。「正しい自分」を不当に扱ったものに対してですな、あるいはそれは「神」かも知れないし世界かも知れないが、反逆ののろしを上げているのです。「復讐(ふくしゅう)」を試みているのです。 彼女がどんなに美しい風情で涙を流していたとしてもその本質は同じです。女というものはじつに強い存在なのです。男どもみたいに「やわ」にはできていない、心も体もね。なにしろ「種(しゅ)」を絶やさずに次世代へと引き継ぐ「性」ですからな。男のように1世代限りで「選択され滅びていく性」とは根本的に「でき」が違うのです。 だから、女を泣かしてはいけないというのはですな、女を悲しませてはいけないという美学あるいは社会倫理という側面のほかに、女を泣かせるのは危険であり得策ではないという経験的事実があるのでしょうな。泣いている女ほど攻撃的で反逆的な存在はないですから。なにしろ論理も倫理も常識も社会通念もいっさいはねつけて突っ走る存在と化すのだからね。もう何も怖いものはない。 それだけ言い切ると、男はふっと姿を消してしまう。僕は、薄命の空間にひとり取り残される。 よくわからないけれど、要するに男には女を理解できない、しかし女はいわば「行動科学的に」男の行動パターンとでも言うべきものを熟知している。アドバンテージはいつも女の側にある、ということなのだろう。そこにあっては、男の主張する「事実」も「正義」も「真理」すらも無意味だということだ。 男が女に対して抱く無力感とでも言うべきものは、じつはそのような事情によるものなのかも知れない。要するに世界の成り立ちそのものが異なるのだ。少なくとも、男には女の涙を共有したり、女の悲しみ(と女が感じているもの)に共感したりすることはできないのだろう。そして女に対する男の無理解は罪であり、男に対する女の無理解は当然とされるというDNAレベルのこのプログラムに異を唱えることはできない。明らかにアドバンテージは女の側にある。 深い眠りと覚醒の狭間で、僕はそんな想いに翻弄される。 眠い、とにかく眠い。まあいいや、女は女として本来的に生きればよいのだろうし、男はもっと男本来の生き方をまっとうすればいいだけじゃん。男は女に会わせる必要もなければ無条件で手助けする必要もない。反対に、女は男に従う必要もないし合わせることもない。 ただ、女の涙には気を付けろ!彼女は悲しんでいるわけではない。ただ泣きたいだけなのだ、あるいは泣く必要があるから泣いているだけなのだ。そこに男の関与する余地はない。それは共有し得ない世界なのだ。 かなたからふたたび、あの男(いやじつは女?)の声が聞こえてくる。僕はそれを子守歌代わりに深海の底に向けて眠り込んでゆく・・・。 ![]() 大型連休=GWのご宿泊は5月1日(土)、5月2日(日)、5月3日(月)の3日間は満室(空室無し)となりました。ありがとうございました。それ以外の日はまだお部屋に余裕がありますが、特に5月4日(火)は逆コースになって道が空いていて意外とおすすめだったりします。以上、地元情報。 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノが満開は過ぎたもののまだまだとても綺麗です。春爛漫です。夜はライトアップされているので幻想的でものすごく綺麗です。いまのところ夜は人気(ひとけ)がないのでもったいないですね。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! 一方、バラクライングリッシュガーデンでは「スプリングフラワーショー2004」が4月29日(木)〜5月5日(水)に開催されます。<<おすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 |
| 2004.05.01(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,734日目です。 大型連休と言うことで、やはり当地の幹線道路は混んでいましたが、きょうのところは流れが「遅い」感はあっても、車が止まってしまうような渋滞はありませんでした。高速道路はそれなりに混雑したようですが、出発地や出発時間・通過時間によって、印象はまちまちだったようです。すくなくともペンション・サンセットにご宿泊のお客様に関しては、渋滞に巻き込まれて大幅にご到着が遅れてしまった方はいらっしゃいませんでした。これはなによりでした。 お昼ごはんはどの店も大変混雑するので、事前に目星を付けておいて、いわゆる「昼食時間」のピークを避けると、やたら待たされて疲れてしまうことが少なくなると思います。明日明後日は交通量はピークとなりますので、くれぐれも健康管理にお気を付けになって安全で快適なドライブとなりますようお祈り申し上げます。全体的にうまく分散化傾向が出てきているのは事実のようで、うまく波に乗れば意外と苦痛が少ないGWドライブになるケースも多くなってきているようですよ。 それにしても蓼科高原も今日だけについて言うなら、異常気象で、気温だけをとってみればこれはまさに7月下旬の気候となりました。湿度30%以下の快適さはそのままに日が暮れても12℃の温かさで、冬用のストーブを焚くとあっという間に館内が30℃以上の「常夏の国(とこなつのくに)」になってしまうほどでした。そこで小さな石油ファンヒータ1台で暖房してみるとそれでちょうど良いくらいのものです。 体感的にも暑くて、暖をとると言うよりも「涼を求める(りょうをもとめる)」の感が強く、日暮れ後の冷え込みに対応して「暖をとる」といった風情になりました。深夜であるいまはもちろん全館暖房ですが、宵のうちはむしろ体感的に暑くて、部屋の窓を開けて風を入れているお客様もいらしたほどです。じつに異様な季節感です。あしたはもとにもどるのでしょうか。僕らにとってはじつに過酷な気候です。今日はへろへろになっていまいました。 だって、僕らの快適気温より10℃も高く室温設定してお客様にはちょうど良いのですから、まさに個人的には「灼熱地獄(しゃくねつじごく)」だったのです。夏ばてです、暑気あたりです、熱中症寸前です。ははは。 ということで、星も綺麗に見えたし、夏の風情も楽しめたし、涼しさも、肌寒さも、低湿度の爽やかさも味わっていただけたと言うことで「蓼科の夏の風情」をお客様に味わっていただけたと考えればこれほどラッキーなことはなかったと考え方を改めようと想います。ただし、僕らは身体的にものすごくキツイですが・・・。(^_^;) 今日も夕陽がものすごく綺麗でした。 ![]() 大型連休=GWのご宿泊は5月1日(土)、5月2日(日)、5月3日(月)の3日間は満室(空室無し)となりました。ありがとうございました。それ以外の日はまだお部屋に余裕がありますが、特に5月4日(火)は逆コースになって道が空いていて意外とおすすめだったりします。以上、地元情報。 蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の数百本のソメイヨシノが満開は過ぎたもののまだまだとても綺麗です。春爛漫です。夜はライトアップされているので幻想的でものすごく綺麗です。いまのところ夜は人気(ひとけ)がないのでもったいないですね。 蓼科湖の桜が散ってしまっても、間断なく桜は標高を上げながら咲き続けます。蓼科湖の次はすぐ先の「プール平」に至る桜たちがすでに咲き始めました。満開を迎えると、そのゴージャスな風情は一見の価値がありますよ。写真撮影にも最適な「絵になる桜」が多いのが特徴です。<<おすすめです!! 一方、バラクライングリッシュガーデンでは「スプリングフラワーショー2004」が4月29日(木)〜5月5日(水)に開催されます。<<おすすめです!! いよいよ春の花の季節です、新緑の芽吹きの季節です、春の北八ヶ岳彷徨(ほうこう)の季節です。 さあ「大型連休」です。ペンション・サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しを心待ちにしております。ペンション・サンセットの詳しいご案内はこちらにあります。よろしければどうぞ。 --- ★旅の情報(観光情報)についての情報源です: (1)私の作った蓼科高原観光情報、(2)蓼科高原公式HP、(3)蓼科観光案内所HP ...これだけ情報があれば楽しい旅のプランは万全ですよ。 --- 上社御柱祭の後半、「里曳き祭」はちょうど一ヶ月後の5/2(日)〜5/4(火)に執り行われます。また、命がけの勇壮な「木落し」で有名な下社(秋宮、春宮)の「山出し祭」は1週間後の4/9(金)〜4/11(日)に行われましたが、後半にあたる「里曳き祭」は5/8(金)〜5/10(日)に執り行われます。 下社の御柱祭は宿が大変混んでいて、しかも高価格だと思います。サンセットにご宿泊いただいて、朝に茅野駅前の駐車場にクルマを入れて(空いてます)電車で下諏訪に出れば駐車場確保に頭を悩ませずにすみます。くわしくは以下にご案内するホームページをご覧下さい。↓ 御柱情報のおすすめサイトは(1)公式サイト、(2)LCV(地元CATV局)の特設サイト、以上の二つがおすすめです。 |
風景は人生の舞台です誰のこころにも忘れがたい想い出の風景があります。 サンセットは北八ヶ岳の標高1700mの白樺林にたたずむ雲の上のペンション。
ペンション サンセットMailing Address:〒391-0301 長野県茅野市蓼科高原ピラタスの丘 デザイン、タイトル、文章、写真、グラフィック、リンク等の無断複製を禁じます。 |