- 2004年2月 -
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"It exists across the universe"
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| 2004.02.29(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,672日目です。 天気予報通り未明から雪になりました。お客様の朝食時間にはちょうど春の雪らしいとてもいい風情の雪が降りしきっていて、感動の言葉も漏れたほどでした。確かにペンション・サンセットの吹き抜けダイニングから見る冬景色は、特に雪の日は、美しくもありすがすがしくもあります。 昼頃には雪も止んで晴れるという予報を信じていたのですが、雪はその後みぞれと雨の断続的な反復となりました。そしてようやく晴れ間が見えたのが午後3時近く。様子をうかがっていた僕はあわててゲレンデに出ました。 この続きは「僕の(へぼ)スキー日記」に書くことにして、話題は変わります。 今夜はすっかり晴れて月や星がとてもきれいです。この季節はこれといって書くこともなく話題に窮してしまうんですよね。書くのがつらい季節です。様々な思いが意識の薄命の領域を、こころの片隅をよぎっていくその気配を感じつつ、それを捕まえることができないでいます。 それはもしかしたらいま僕自身があまり語りたくないと本当は思っているからなのかも知れません。何かを語り続けたからといって、何かを伝えたいとか何かが伝わるとかそんな幻想を抱いていた時期はとうの昔に終わってしまっていますから。 正確にかつ克明に自分の意識の中の物事を誰かに伝えるということはほとんど、いや、絶対的に不可能なのだと思います。これは経験的事実であり絶対的確信であり直感的真実でもあります。だからそれをあきらめたところからコミュニケーションは始まるのだと思っています。 完全無欠を相手に要求してはいけない。僕だって君だってそもそものはじめから不完全な人間という存在なのだから。そうは思うものの、やはり・・・。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.28(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,671日目です。 今朝も氷点下10℃以下になりましたが、10年前に比べると6℃から10℃近くも暖かです。かつてこの地の冬は11月下旬から4月上旬まで最低気温は常に氷点下16℃〜20℃以下がふつうで、最高気温も常に氷点下13℃〜氷点下3℃以下の日ばかりでどんなに暖かな日でもいっぺんたりとももプラスにならないという気候でした。 不思議なのは体感気温という点ではそんなふうに極寒(ごくかん)の時代も暖かないまの冬も大して変わらないということです。まあよく考えてみると最近はずいぶん軽装で冬を過ごせるようになっていることに気づくのですが・・・。かつては夜間に一歩外に出るだけでも冬山登山なみの服装をしなければならなかったことを思い出しました。 とにもかくにも地球はたしかに温暖化しているようです。 今夜も未だ氷点下5℃程度なので僕はワークシャツ一枚で外に出て車の移動などの簡単な作業をすることができます。空は晴れ渡り冬の星座が天空を埋め尽くしています。いましも上弦の月が美しい姿を中天にみせています。ぎらぎらとした冬の星の光は鋭利な刃物を思わせてぞっとすることがあるほどです。以前にもこの日記に書きましたが「赤い月」の出現率が高いのもちょうどこの季節です。 さて、今夜は水を一滴も使わないで変わりに豆乳を使って作る「天然酵母豆乳パン」の仕込みをしなければ・・・。発酵をコントロールするための砂糖と塩を少々使う他はなにも添加しないスーパー・ヘルシーなパンです。あしたの朝食にお出しする予定です。しかしこのパンの原価はふつうの食パンの3倍、そして一度に作ることのできる量がきわめて限られているので滅多にお出しできないのが問題点です。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.27(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,670日目です。 今朝はぐっと冷え込んで氷点下14℃まで気温が下がりました。道理で家の中がなかなか暖まらなかったわけだと納得したしだいです。知らない間に雪が降ったようで朝になってみると数センチの新雪が積もっていました。気温も最高が氷点下4℃で本来の季節感と実際の気候とが一致したかたちになりました。 昨冬まではこの程度の気温だったら一晩中犬舎の外の雪上で丸くなって眠っていたシベリアンハスキーのパルも、今冬は犬舎の中の暖房マットの上で気持ちよさそうに眠るようになりました。彼も10歳になりました。人間の年齢に換算すると僕と同じかもっと上かもし知れませんから、無理もないことでしょう。でもちょっと寂しい気がします。 僕と同じでここ1、2年で彼も急に歳を取ったように感じます。青年期の力強さや無鉄砲さや無邪気さがしだいに薄れて、運動能力が気力に追いつかない。なんだか自分自身を見るような気分になってきます。これも自然の摂理なので受け入れるほかありませんが、パルにはずっとずうっと長生きして欲しい、この地にともに暮らすものとして「友」としていつまでもそばにいて欲しいと思うばかりです。 僕も52歳になりました。「ポスト・団塊の世代(だんかいのせだい)」という数奇な(?)巡り合わせの世代です。なんだか常に新旧まったく正反対の価値観の対立とその転換点に身を置いてきたように思います。時代が大きく舵を切るそのときの目撃者であり続けたように思います。 だいぶ古びてくたびれた「ニュージェネレーション」のなれの果てかな。(笑) スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.26(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,669日目です。 山麓の天気予報では晴れ一時雪になっていましたが、山では朝から断続的に雪が降り続いています。積雪量は数センチですがちょっと久しぶりの積雪です。終日氷点下で風が少し強めですが、体感気温は暖かです。午前中は結構本降りだったのですが、その間の静けさといったらありません。雪が降るとどうしてこんなにも静かなのでしょうね。 現在午後2時半、先ほどほんの少し日が差しましたが雲が多くスキーをするには絶好の僕好みの冬らしい天気になっています。しかし季節は間違いなく春へと向かっていることを実感させる天候でもあります。山並みは再び真っ白に冠雪し、とても美しい姿に戻りました。 それはさておき、ピラタスの丘ペンション村でもようやく「IT化の波」とでもいうべきものがやってきています。ペンション内連絡網はこれまでの「電話回覧(要するに伝言ゲームね)」から基本的には E-Mail に変わり情報や意識を共有するためのプラットフォームができたかなって感じです。地区としては依然として一巡するのに2〜3週間かかる「回覧板」が回っていますけれど・・・。(^_^;) これにはペンション村の役員のみならずたくさんのかたのご尽力があったこと、忘れてはいけませんね、感謝です。ペンション村としての情報発信についてもさらにご尽力いただいており、近々新たなホームページが公開される予定ですのでその節はこのサイトでも告知させていただきます。その節はよろしくお願い申し上げます。 1996年7月1日に私がこのサイトを公開し始めてからじつにもうすぐ満8年が経過しようとしています。茅野市観光連盟のホームページ開設よりも半年早い公開でした。当時は日本の主要な大企業のホームページもほとんどなかったんですよ。いわんや蓼科の観光施設のホームページも白樺湖の池の平ホテルさんとアートランドホテル(マリーローランサン美術館)さんしかなかったのでした。 だから観光案内ページの各施設のホームページに当たる部分は私が足を運んで写真撮影から制作まで全部自前で作りました。著作権に関わるものについては該当施設さんの許可をいただいたのですが、そもそもインターネットそのものが理解されていない時代だったので、不埒な広告取り屋と間違われたりして不快な思いをした記憶もありますね。 当時ペンション村の人々のインターネットに対する理解も同程度だったので、ホームページで情報発信をはじめた私は周囲から奇異の目でみられた、というか不気味がられていたようです。ペンション・サンセットでは最初からご予約フォームでオンライン予約できたのですよ。ホームページからオンライン予約できる全国で30番目のペンションでした。そんな風にネット(WWW)上は顔見知りばかり状態という時代でした。 ホームページのデザインやレイアウトそしてテキスト(文章)を主体とした構成は今も昔も変わりませんし、ペンションのホームページというよりは当時は Yahoo! ぐらいしかなかったポータルサイトに範をとった情報リンク集としてのスタンスも変わっていません。そして毎日更新という点も変わりありません。当初の「オーナーのワンポイントコメント」が失われてしまったのが残念ですが、その後の「蓼科高原日記」はしっかりとアップしてあります。 まっさきに蓼科のすばらしさを情報発信するひとりであり得たことを幸運に思うと同時に、はっきり言ってこの8年の間にかなり「力尽きた」私に変わって、新たな方々にバトンタッチさせていただく潮時かなと感じております。ちなみにこのサイトの全コンテンツをプリントアウトすると、推定ですが、A4用紙で約3,000枚程度になると思います。 もちろんこのサイトは私のサイトですので、個人的にあるいはペンション・サンセットとしてこれまで通り運営して参ります。蓼科の情報サイトとしての部分をよりすぐれた他の公式サイトさんにお任せしていくという意味です。誤解しないでね。(^^ゞ ということで、ペンション村の村人でこれまで敷居が高くて情報発信してこなかった方々にはこれをきっかけとして大いにご活躍いただきたいと願うものです。私などよりよほどすぐれた感性とご経験をお持ちなのですから、必ずやお客様にとって目からうろこが落ちるような視点から情報を発信できるものと思います。 ということで私は今後も「個人的(プライベート)」な蓼科を語り続けようと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。昔の日記をお読みいただけるとわかると思うのですが、昨今かなりパワーダウンしております。その点は(私も限界のある人間ですので)ご容赦下さいませませ。m(_ _)m スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.25(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,668日目です。 冬景色の中にも春の気配を感じるようになりました。それは具体的に示すこともできるけれど、感覚的なものの方がもっと確かで心地よいものです。たとえば日光の熱の感触、風の肌触り、大気の香り、空の色合い、音の聞こえ方、森の音、いのちの気配。 最高気温がプラスに転じるようになると、すっかり寒さ慣れした身体にはかなりかったるいです。違和感と言うよりは不快感に近いかも知れない。寒いなら徹底して寒い方がしのぎやすいのです。 それはさておき、天然酵母を使ったパン焼きにもだいぶ慣れてきて「バナナくるみパン」や「紅茶プルーンパン」や「レーズンパン」なんかを焼いたりしています。小麦粉(強力粉)の銘柄の選択や、酵母の種類の選択、そして砂糖と塩の微妙な加減、水の善し悪し、水温などなどによって味や食感が微妙にあるいは劇的に変わるのがとても面白いです。 いまのところ家族やお客様に評判がよいのは「豆乳パン」ですかね。これは水を一切使わずに豆乳を使って小麦粉を練ってつくったパンです。もちろんイーストではなく天然酵母を使っています。発酵をコントロールするための微量の塩と砂糖意外には一切何も添加していないヘルシーフードです。 そう、ヨーグルト(天然酵母入りヨーグルト)と天然酵母パンの担当は僕なのです。以来自家用もヨーグルトもパンも自給自足になっています。僕らの朝食は天然酵母パン1枚(6枚切り)と酵母入りヨーグルト300g(蜂蜜あるいはメイプルシロップ添え)に自家製ジャム、生野菜サラダといったシンプルなものです。そしてミルクの変わりに豆乳。天然酵母パンの比重はふつうのパンの二から三倍もあるので、1枚で充分なのです。 お客様にお出しする朝食メニューはもっとリッチなのですが、本当はこのぐらいシンプルなものの方が心と体にはよいと思ってますし、僕らの実感でもあります。すこしずつこれに近づけていけたらいいなと思っています。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.24(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,667日目です。 いい感じの冷え込みでした。本来の2月らしい朝になりました。昨日までの湿気を含んだ大気は無く凛としたお馴染みの大気がそこにありました。日差しは2月らしくかなり強めで屋根や日向の雪は多少溶け出しましたが、ゲレンデの雪は水気のない固く締まった状態でした。 リフトから見晴らす山並みもだいぶ冠雪が薄くなりまるで3月下旬のような感じになっています。しかしこれもひと雪あれば再び本来の白銀の山並みにもどることでしょう。 だんだん確定申告の締め切りが迫ってきました。僕は経理や会計が苦手なのでこの時期は一年で一番嫌な季節です。これから2週間忙しくなります。ということで、日記もさらっと書かざるをえなくなりますが、ご容赦のほど。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.23(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,666日目です。 昨夜までと一転して今朝は本来の気候に戻りました。雨は未明には固く締まった粉雪へと変化して、雨によってアイスバーンと化した地表にしっかりと張り付いてくれました。おかげでアイスバーンはちょうど滑り止めの砂を撒いたような状態になって僕らは地獄のスケートリンク状態から救われたのでした。じっさいに歩いても車で走ってもほとんどスリップしませんでした。 しかし夜来の強風は日中も吹き続けたので、体感温度はとても寒く感じました。今夜も冷え込みは平年並みに厳しさを取り戻して、再び冬らしい冬になってくれそうです。雪かきは大変だし、氷と雪の世界はそれなりにつらいところもあるのですが、それ以上の感動を与えてくれるしスキーだって楽しませてくれるのだから文句は言えません。まずは冬さんお帰りなさいって言ってしまいましょうか。 あしたは早めにゲレンデに出てみようと想っています。この冬は肉体改造の手段としてスキーを位置づけてノルマとしてゲレンデに出ているのですから、きちんと実行しなければなりません。 それはそうと、幹線道路は融雪剤のおかげでおおかた乾燥路面になっていますが、融雪剤で溶け残った部分は筋金入りのアイスバーンになっているという状況です。こちらにお越しの節はくれぐれもご注意下さい。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.22(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,665日目です。 異常気象が続きますねえ。もううんざり、いい加減にして!ってかんじです。今日はこれまでで最高に暑い(?)一日になりました。曇り空だったのですが、雨雲のせいで湿度が高くまったく冬ではありませんでした。午後3時頃には小雨が降り始め日が暮れると本降りになりました。「雪」が、ではなくて、「雨」が本降りです。 この季節にここまで盛大な雨音を聞くのはおそらく初めての経験ではないでしょうか。その音に耳を傾けているといつしか自分がまるで地底のジャングルの水飲み場にいて、古代恐竜たちが水を飲むのを眺めているみたいな感覚になってきます。そう言う感覚って変かな。 いずれにしても今夜は雨で、それも本降りで、午前3時頃にはこの雨が止んで夜明けには晴れてくるというのが気象概況です。今朝は氷点下2℃にすぎず、最高気温はプラス5℃でした。今夜もその程度の冷え込みでしょう。いや、氷点下にすらならないかも知れない。5月なみの最低気温ですね。 午後3時にゲレンデに出ようとして支度していたのです。で、外に出ると霧雨が降っていた。家の中から見ているとまったくわからなかった。がっくりです。だれもがそうであるように雨だけは勘弁して欲しい・・・。 盛大に雪が融け、道路を流れ落ち、屋根から落雪し、雪解け水が普段は枯れ沢になっている急流を下っています。その轟音は遙か彼方から森をわたって聞こえてきます。で、長野県全域に雷・融雪洪・水注意報が出ています。雪解け水とそれに混ざる雪の塊が川をせき止めてあふれることがあるのです。 こちらにいらっしゃるお客様に危険がある箇所は蓼科にはありませんが、ここ数日の気象が尋常ではないことはお察しいただけると思います。やれやれです。単純に気温が下がればあっという間に元通りのまともな2月に戻るのですが、あと数日はだめみたいですね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.21(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,664日目です。 きょうも4月上旬なみの陽気になりました。まったく信じられな〜い、ありえな〜い天候です。これが2月の気候でしょうか、いやそんなはずはない。外気温は午後7時を過ぎてもプラス2℃もあります。このまま気温が下がらなかったら5月なみの最低気温と言うことになります。 ということで、あいにくですが各スキー場のゲレンデは日差しの強いところほど「春スキー」みたいなコンディションになりました。つい数日前は氷点下10℃以下まで冷え込んでパフパフのパウダーコンディションで終日氷点下という絶好のゲレンデ状態だったのに、これはなんなのでしょうか。やはり異常気象ですね。 今夜このまま氷点下10℃以下までキーンと冷え込めば、結晶の崩れていない雪ですから魔法のようにパウダーコンディションに戻るのですが・・・。 今夜は月齢1日のスライスしたような薄い三日月です。ぜ〜んぜん寒くありません。暖房ががんがん効いていて暑いくらいです。シベリアンハスキーのパルがこの異様な陽気に不快そうです。彼にとっての適温は氷点下15℃以下ですから・・・。(^_^;) いずれにしてもこのまま春になるはずもなく、やがて寒気(かんき)が戻ってくるのでしょうが、それにしても・・・じつに衝撃的といってもいいような異常気象です。なにせ、4月の雪解けの季節のように渓流を下る雪解け水の轟音が森の向こうから聞こえてくるのです。 スキー場の積雪は充分ありますから気温さえ下がればすぐに本来の2月のゲレンデ状態に戻ると考えられるので、これからスキー、スノーボードをご予定のかたはそんなにご心配になる必要はないと思います。この二日間はとにかく「異常」というほかありません。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.20(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,663日目です。 きょうは4月なみの陽気になりました。この季節には不似合いなお天気です。冬はやはり冬らしくあって欲しい。冬らしい冬を過ごさなければ本物の春はやってこない。 屋根の雪がどどうと落ちます。道路の雪がシャーベット状の氷河となってずりずりと坂を下ります。まるで雪解けの季節のようです。これはおかしい。やはり異常気象は続いているのでしょうか。 今夕はじつにすばらしい夕暮れになりました。あまりにも美しい情景に写真を撮ろうという気持ちさえ忘れてただひたすら見入ってしまいました。文字通り「魅入られて」しまったのです。真っ白な地表の先に森があり、その森の木々の向こうに分厚い雲か低くたなびき、それはまるで高山の稜線のようにも見えます。その向こうに満月よりも大きな夕陽が今しも沈もうとしています。こんなに強烈なオレンジ色の太陽を見るのはじつに久しぶりのことです。 日が沈むと満天の星空になりました。おりしも今日は新月です。月のない夜は漆黒の闇を仄(ほの)かな星明かりが照らします。とはいえかすかに明るいのは空ばかりで、地表では目の前にかざした自分の手のひらすら見えないほどです。この暗闇が僕は嫌いではありません。邪悪なものの全くない闇はあふれる光と同様にこころを限りなく透明にします。この闇が僕らの懐かしい想い出を、切ない思いを、そしてやるせないこころを優しく映し出してくれます。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.19(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,662日目です。 昨日よりさらに暖かな一日になりました。この日差しはまるで4月上旬並みです。気温も+4℃まで上がって、気温だけだと3月中旬なみといったところでした。しかし体感温度はまさに春そのものでした。寒いのが苦手なスキーヤーやファミリースキーには最適な天気ですが、寒くないとゲレンデに出たくなくなる僕には最悪のお天気です。 ピラタスの森に野鳥の姿が見られるようになってきました。これは春の兆しです。 景色はどこを見ても白銀の世界なのですが、日差しと野鳥や小動物の足跡が春が近いことを告げています。昨年秋に9歳になったシベリアンハスキーのパルはこの一年で急激に家族意識が芽生えたらしく、僕らを家族と見なしてじつによくなついて、頻繁にコミュニケーションを求めるようになりました。これまではいっしょにいるだけといったスタンスだったのですが、何が彼をそのように変えたのでしょうか。 それだけではなく、昼は八ヶ岳上空の航路を往くジェット旅客機を眺め、夜は明るい月や星やそしておそらくは流れ星を眺めているのです。野鳥の声に耳を澄まし、風の感触を楽しみ、雪の冷たさを味わっているかのようです。それはまるで初めてこの世界の美しさ不思議さに気づいた知的生命体のようでもあります。 彼は僕らにとってかけがえのない家族であり、この厳しい自然の中で生きる大切な友であり、この土地で初めて出会った同志です。僕らにはパルを「飼っている」という認識はありません。ともに暮らしているのです。彼はかけがえのないいのち、かけがえのない存在なのです。 しかしこの幸福な関係もやがて終わるときが来ることを僕らは知っています。出会いとはそもそもそのようなものです。出会ったときから別れは約束されている、さよならだけが人生だ。それはこの宇宙に神が不在だからかも知れない。あるいは神は存在するのだけれどいのちには無関心だからかも知れない。ひとを悲しませないということには興味がないのだ、きっと。なぜならそれは神の仕事ではないからだ。 神が人間を創造したのではなく、人間が神を創造したのだ。この世界に整合性をもたせるためには神という概念が必要だったから、人間はつじつま合わせのために神を作り上げた。だから、神はいなければならぬ、しかし神は不在だ。もしいたとしても我々の望む仕事をしていない、我々のために涙を流してはいない、我々のために戦ってなどいない。なぜならそれは神の仕事ではないからだ。 僕は神を信じない。少なくとも宗教の語る神は信じない。真の神とは概念などではなく、唯一無二の超越的存在だから、それを語ることも指し示すこともかなわない。そのようなものだ。怒ったり泣いたり笑ったり罰を与えたり正義を行ったりすることはない。それはただそこにある。神は存在しない、反対に、絶対存在こそが神なのだ。たぶんね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.18(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,661日目です。 厳冬期を過ぎて日ごとに陽光が温かく感じられるようになっています。あいかわらず最低気温、最高気温とも氷点下ですが実際の気温とは関係なく体感気温は上昇しています。個人的にはスノースポーツをするときは温かな日差しのもとで行うよりは冬らしい厳しさのある天候で行う方が断然好きなのですが、まあそれはひとそれぞれです。 蓼科では4月上旬までばりばりのスノースポーツシーズンです。それとオーバーラップするように観光と山歩きの季節が始まります。常に二つの季節が共存しているのが蓼科の特徴かも知れません。春の中に夏があり、夏の中に秋があり、秋の中に冬があり、冬の中に春がある。その反面、これほどまでに四季のうつろいがはっきりとしているとちもめずらしいと思います。 ここでは徐々に季節が変わるのではなく、ある朝突然春になり、夏になり、秋になり、冬になる。それは誰にでもはっきりと実感できる事実です。季節ごとのその景色も様相も劇的に変化するので、何年暮らしていても二つとして同じ季節はありません。年間降雨量は北海道と並んで日本一少なく、湿度は常に30%以下、特にペンション・サンセットのあるピラタスの丘は標高が1800m近いことから年間最高気温は23℃という信じられない別天地です。 そう考えてみると、この冬の寒さは標高のわりにはずいぶんと穏やかなものではないかと思います。そう、この冬初めてそう感じました。それはおそらくピラタスの丘が八子ヶ峰と蓼科山と北八ヶ岳に囲まれているからではないかと思います。霧ヶ峰や車山や白樺湖のように雲と風の通り道になっていないことも大きな要因だと思われ。 10年暮らしてみて、すっかりこころもからだもこの土地の気候風土になじんできたようです。澄み切った大気、きれいでうまい水、美しく豊かな自然、そしてなによりもこの圧倒的な静けさが僕らを魅了して止みません。どうやらここが僕の終の棲家(ついのすみか)になりそうです。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.17(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,660日目です。 過ぎてみればあっという間に2月も半ばです。ゲレンデではスキー協会の講習を受ける仲間の姿が目立つようになりましたが、今シーズンの僕には無縁の世界です。いまの僕にはこれ以上ここが悪いあそこを直せなどと言われてもとても対応できないほど飽和状態なのです。というか「そんなことはわかっている」って言い返したくなる状態なのです。 いま必要なのはここがいい、そこがよかったという褒め言葉というか前進したことに対するご褒美なのです。日本スキー教程に欠けているのはそのようなヒューマンファクターに関わるノウハウではないでしょうか。理屈はわかったからもう結構だ、だから要するになんだって言うんだ、と思うのね、僕なんかの場合。正論を正攻法で教え込もうとしてもそれはもはや時代錯誤ではないかと思う。 たとえばスキー教師から「もっと膝を使って!」といわれても「いつなんのためにどのように使うか」という教えはないというのがいまのレッスンの傾向ではないかと思う。あるいは「もっとスピードコントロールをして!」といわれてもその対処法は示されない。スキー操作における減速要素、加速要素を体系化できていないからそういう指導しかできないのだ。確かにそのようなことは自分で学んで練習すべきであるのは筋論であるけれど、独学では困難なものについては指導者がきちんと身をもって進路を指し示すべきである。 僕が言われたもっともひどい指導(?)の言葉は「##さんは勘違いしているんだよなあ」です。なにをどう勘違いしているためにどうなってしまっているのか、まともな指導者ならばそれをきちんと説明するのがプロというものでしょう。もしそうでないならばこれは単なる揶揄(やゆ)でしかない。それならば断じて許せない。これは有料レッスンなのだからね、一事が万事この調子だからスキー人口の減少は続くのだ。スキーを「スキー道」にしてしまうのは自由だけれど、それは個人的な問題であってスキー協会というような組織がそれを押しつけるというのはいかがなものか、よく考えてみて欲しい。 せいいっぱい好意的に理解するならば、要するに指導者の言語的表現能力、具体的に言うなら内的運動感覚を体系的に言語化して表現する能力が不足しているということだ。理論を聞いただけで即身体で表現できるならスポーツはあまりにもたやすい。スクールに入ってレッスンなんて受ける必要はない。上に書いたような指導を受けると、それはレッスンを長引かせるための出し惜しみではないのかとすら感じられることがある。僕でさえ膝の使い方については体系的に語ることができるのだから。もっと言語表現能力、内的感覚を言語化する能力を身につけて欲しい。 この発言の根底には現在の指導体系がいまだに「スキー指導者を養成する」というスタンスを引きずっているという信じがたい事実に対する問題意識がある。一刻も早く「安全に最大限に楽しむための方法論」へと転換しない限りスキー人口の減少は続くと僕は感じている。まあ、ゴルフにも似たところがあるけれどね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.16(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,659日目です。 昨日の日記で「あしたはペンション村の仲間とエコーバレースキー場に滑りに行く約束なので早く寝なければならないのですが・・・」と書いたのですが、やはり床に就くことができたのは午前4時頃でした。数時間眠って7時には起きて9時に集合場所に出かけました。 蓼科スキークラブで白馬などへのスキーツアーというのは毎年あるのですが、ペンション村の仲間で近場の地元スキー場に行くというのはありそうでなかったことなのです。和気あいあいとした雰囲気でとても楽しい一日になりました。フルタイムで滑り通したのは今シーズン初めてだと思います、たぶん。でもそのはなしは今日の「僕の(へぼ)スキー日記」に詳しく書いたので、重複を避けます。 今朝は氷点下13℃まで冷え込んでちょっと久しぶりの寒さって感じでした。しかし昼過ぎには日差しがもう暑いくらいに強くなって、家の中も外もまるで3月のように温かく感じたのでした。特に雪の照り返しの強いゲレンデではじつに3月のような陽気に感じました。じっさいは終日氷点下だったことをあとで知って本当に驚きました。 そんなお天気だったので、体感気温の温かさのわりには積雪はほとんど解けませんでした。さらさらのしっかりした結晶の雪がそのまま残っています。例外はしこたま融雪剤(塩化カルシウム)をまかれた幹線導路で、午後にはシャーベット状の分厚い雪や海水の数倍は濃い塩水と化した雪解け水が川のように流れているのでした。 おかげでスキー場からの帰路、クルマは泥沼を走行するような風情になりどろどろの塩まみれになってしまいました。どうしてこんな極端なことをするのだろう。そりゃアイスバーンでスリップして事故に遭うよりはましなのかも知れないけれど、今日のこの状態はそれはそれでものすごく危険だった。 今夜も天然酵母パンの仕込みがあるので、このへんで失礼します。ではでは・・・。(^^) スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.15(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,658日目です。 昨夜から降り始めた雪はしっかりと降り続いて、朝には20数センチの積雪になっていました。結晶のしっかりしたキーンと冷え切ったとても軽い雪です。ゲレンデではさらに十数センチ多く積雪したことと思います。じっさいのところゲレンデに出てみるとばふばふの新雪コンディションでした。午後になるとモコモコになってくるこういうコンディションは僕の大好きなものです。 今朝はお客様がいらしたので朝から除雪をはじめてお客様をお見送りして、ふたたび除雪をはじめてようやく完了してみるとなんと4時間も経過していました。それぐらいたくさんの積雪があったと言うことです。雪質もものすごくいいのでスキーヤーとしては最高の季節になっています。 今夜も天延酵母入りヨーグルトと天然酵母パンの仕込みをしましたが、深夜の仕事なのでいまはもう眠くてしょうがありません。あしたはペンション村の仲間とエコーバレースキー場に滑りに行く約束なので早く寝なければならないのですが、このホームページの更新に何時間もかかってしまって結局床に就くのは午前3時とか4時になってしまいます。 じつに、やれやれ・・・ですが、しかたないですね。あ、天然酵母パンの生種(なまだね)おこしをやるのを忘れていた・・・やってからでないと眠れない・・・。ね、ねむい・・・。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.14(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,657日目です。 そういえば天然酵母パンも天然酵母入りのヨーグルト(長寿で有名なコーカサス地方の発酵乳で正式名称はケフィアといいます)もいまはやりの(?)「スローフード」であることに気がつきました。天然酵母パンは種おこしから焼き上がりまで約40時間もかかる「超スローフード」です。天然酵母入りヨーグルトも通常のヨーグルトの4倍以上の24時間から36時間もかけて発酵させて作るものです。味わいも滋養も並々ならぬものがあることを実感しています。 ここ数ヶ月「発酵」の研究をし、じっさいに発酵の恵みを味わうようになって少なからぬ感動を覚えています。発酵の主役である酵母も乳酸菌もじつにこの自然界の与えてくれたすばらしい恵みです。発酵というものにいますっかりはまりかけている自分があります。だって、こんなに有用で不可思議なことって知識としては知っていてもこのように実感するのは初めての経験だからです。 さて、きょうは午前中とても良いお天気だったのですが、午後になるとしだいに雲が多くなりにわかに強風が吹きすさぶという激しい天候の急変がありました。北八ヶ岳の山頂部は猛吹雪になったそうですが、幸いにも比較的気温が高めだったので、山歩きのお客様も何とかしのげる程度ですんだとのこと。ゲレンデもこの強風でロープウエイやリフト運行基準ぎりぎりだったようです。 そしてペンション・サンセット周辺でも宵から粉を振りかけるような風情でパウダースノーが降り始めました。それはもうしゃんしゃんとバケツで粉を振りまくかのような振りでみるみる積雪しています。これであしたのゲレンデはまた大いに期待できそうです。予報ではあしたは雪はやんで曇り時々晴になりそうですから絶好のコンディションかも。いまからわくわくします。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.13(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,656日目です。 とても良いお天気で、風もなく日差しが温かでまるで3月の陽気でした。しかし最高気温はあいかわらず氷点下だったことをあとで知ってちょっとびっくりしました。ほんとうに3月上旬みたいに明るくて温かなゲレンデだったから。 今夜はご宿泊のお客様がいらっしゃるので僕らも温かく過ごしています。お客様がいらっしゃらないときは室温をいまより10℃低くしていますからね。そうやって経費節減してご宿泊料金を下げているわけです。これはべつにペンション・サンセットだけのことではありません。 一昨年までの雪の少なめの暖冬とは異なって、昨年は記録的な大雪そして今年もシーズンはじめは雪不足でしたが年末以来どんどん積雪して平年並み以上に積雪しています。景色も雪が降っても降らなくても常に白銀の世界が展開しています。 暖冬だと雪が降って数日たつと山が茶色くなってきてちょっと風情が悪くなるのですが、そんなこともなくなり蓼科本来の冬景色になっています。なんだかうれしくなってくるのはなぜなのでしょうね。不思議です。 今夜半あしたの朝のために天然酵母パンを仕込みました。これで第3作目になります。だんだんコツがわかってきたのと今回作った天然酵母の予備発酵であるところの「生種(なまだね)」の出来がことのほか良かったので、第一作から順調に味も食感も形も進歩してきている天然酵母パンです。 天然酵母と5種類の乳酸菌の共生発酵によるヨーグルト(長寿で有名なコーカサス地方の発酵乳でケフィアと呼ばれています)づくりも完璧に近い発酵コントロールができてきました。自分なりにコツをつかんだようです。ふつうのヨーグルトに比べて4倍以上の時間をかけてゆっくり発酵させるので酸味がほとんど無くて甘みすらあってとても美味しいですよ。(^^) 焼きたてのブールやクルミパンは通常の作り方なのでイーストを使っていますが、天然酵母パンの前ではいささか存在感(と言うかありがたみ)がかすんでしまうのが困ったことではあります。天然酵母パン作りはイーストに変わる天然酵母の発酵力がきわめて低いので、そこが勘所になります。「元種(もとだね)」を予備発酵させてパン作りに必要最低限の発酵力を持った「生種(なまだね)」にするのに、慎重に発酵管理しながら30時間以上かかり、さらにパンとして焼き上げるまでに最低7時間もかかります。 ふつうのパンなら3時間半程度でできてしまうのですから、最後の行程だけでも2倍も時間がかかっていることになります。ヨーグルト(ケフィア)にしても天然酵母パンにしてもきわめつきの「スローフード」といえるのではないでしょうか。スローフードの例に漏れず、どちらもヘルシーきわまりないことは言うまでもありません。それは僕らが日常的に食して自ら実感していることでもありますから確信を持って断言できます。今年のペンション・サンセットはひと味違いますよ。 天然酵母パンは極め付きのスローフードなので、お客様の少ないシーズンオフの週末や平日にしかお出しできないのが現状です。満室時や繁忙期はお出しできないことが予想されますが、そのせつはご容赦下さいませ。天然酵母入りヨーグルトと通常のイーストを使った焼きたてパンは常時朝食にお出ししておりますのでご安心下さい。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.12(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,655日目です。 昨日書いたちょっと失敗したかもという天然酵母パンですが、災い転じて福となすのたとえ通り、じつに美味しく焼き上がりました。塩加減と蜂蜜がうまくマッチして格段に美味しくなったのです。やはり三温糖より上白糖の方が甘みの質も良いし良く膨らむようです。食感もちょうど良い具合です。お客様にも焼きたてを味見していただいたのですが、幸いなことに好評をいただきました。 しかしいっぺんに十何人分も焼くことのできる設備が現在のペンション・サンセットにはないので、平日とかお客様の少ない週末に限ってお客様にお出しできるという形で当面は行くほか無いようです。ということでオフシーズンとか、平日がねらい目ですよ。 今年のペンション・サンセットのメインテーマは「食の多様性の追求」と、まあ言葉にすると大仰(おおぎょう)ですが、いったいなにがでてくるのかわくわくしちゃうっていう状況になれば面白いのかななどと思っています。 それはさておき、今日はスキーに出ることができました。ゲレンデは最高でした。日差しも温かく、まるで2月下旬から3月上旬並みの陽気でしたよ。しかし実際の最高気温は氷点下なので雪質は抜群です。雪質で言うならば今週末あたりがシーズン中のピークになるかもしれません。スキー場はどこも比較的すいていますから最高に快適だと思います。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.11(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,654日目です。 いましがた天然酵母パン第2弾を仕込んだところです。あしたの朝にはおいしい天然酵母パンが焼き上がる・・・かもしれない。がしかし、悲惨な結末を迎えるかもしれない。 じつは途中で電話がかかってきて作業がとぎれたせいか、塩のあんばいをちょっと間違っちゃったんだよね。まあ、致命的な量ではないのだけれど、料理の場合だったら塩のあんばいを間違えば致命的失敗だから、パンとはいえできあがりがちょっと心配です。まあ、ひらめいて(?)蜂蜜を隠し味に加えたので、何とかなるって言うか結構美味しいパンが焼けるでしょう。 でもね、この判断はちょっと甘いかも・・・。よく調べてみないと確かなことは言えないけれど蜂蜜の糖分と上白糖の糖分が干渉してうまく膨らまなかったらものすごく比重の大きなパンが焼き上がることになる。味はまあまあであることを確信しているけれど、食パン2斤分の材料でできあがりが食パン半斤の大きさのパンだったら・・・。それでなくても天然酵母パンは大きさの割に重いから、いったいどんな感じになるのだろうなんて心配しています。(^_^;) なんてことを言いつつじつははかなり楽しみだったりして。どうなろうと僕が責任を持って(もちろん研究が目的だけれどね)全部食べ尽くすことを約束します。これは僕の奥さんに対する宣言ですが。脇でおもしろおかしそうに見ているんだよね。くそ、いまにみていろ、こういうことは凝り出したら男の方が遙かなるレベルまでのぼり詰めて道を究めることが多いのだからね。未だ二日目じゃないか。 まあ習う(独学ですが)のも大事だけれど、慣れるのはもっと大事、良い意味で失敗しないとだめだよね。ひとというものは成功から学ぶことはきわめて困難だけれど、失敗から学ぶことはたやすい生き物のだから。特に僕はそのタイプだしね。というどたばたした深夜を迎えているペンション・サンセットです。ご宿泊のお客様はもうすでにお休みになっておられるようです。現在午前0時。 天然酵母入りヨーグルトのほうは絶対的自信を持って作れるようになっています。酵母菌と乳酸菌の性格も把握できたし、素材のミルクのブランドごとの特徴もつかんだから、どうすればどのような食感のどんな味のヨーグルト(正式名称は「ケフィア」という発酵乳)ができるか予想できます。季節によってミルクの成分構成が変動するのでそれも計算に入れなければなりませんが、それもまた作る楽しみのうちです。 季節ごとの気候や室内温度とから適切な発酵時間を計算することもできるようになりました。だからこれは僕の「自信作」なのです。ちなみに僕の朝食はこの天然酵母パン厚切り1枚とケフィア(ヨーグルト)500ミリリットル(カナダ産の直輸入メイプルシロップか季節の果実で作った自家製フルーツソースをかけます)と天然豆乳250ミリリットルとコーヒーだけです。それだけでおなかがいっぱいになってしまいますし、栄養的にも充分以上なのです。 お客様にもそのような朝食をお出ししたいのが本音なのですが、食の好みはひとそれぞれで天然酵母パンが好きでない方やヨーグルトが嫌いというかたもいらっしゃいますから、ことはそう簡単ではないのですよね、残念ながら。 夜半に突然降り出した雪はものすごい勢いだったのでこれは本降りが続くかと予想されたのですが、ぴたっとやんでしまいました。それでも数センチの積雪になりました。外気温は氷点下10℃近くまで冷え込んでいます。あしたのゲレンデもおいしい状態だと思います。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.10(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,653日目です。 今日は二つのことで忙しい一日になりました。ひとつは昨夜仕込んだ天然酵母パンが午前7時に焼き上がるのに合わせて仮眠から起床したこと。焼きたての味見がしたくてじっくり冷やして水分を飛ばすのを多少怠ってしまいました。反省。それでも初めて焼いたにしてはみごとに膨らんで味も良い標準的な「天然酵母パン」が焼き上がりました。ちょっと感動です。 その後半日ほどして改めて味見するとぐっと味わいが深くなっています。このへんは経験を積むしかないですね。今回は三温糖を使いましたが次回はレシピ通り上白糖で使ってそれを標準としていろいろなバリエーションを研究していきたいと目論んでいます。今回うまくいったポイントは事前に充分勉強・研究したことと、元種(もとだね)から生種(なまだね)を起こすプロセスがとてもうまくいったこと、そして酢酸菌や納豆菌そのほかの雑菌が入り込まないように細心の注意を払ったことがあると思います。 ヨーグルト作りもそうですが、衛生的な滅菌済み環境と乳酸菌、酵母の厳密な管理そして発酵温度のコントロールが出来を左右するのでそこが面白くもありまたものすごく気を使うところでもあります。パン屋さんってじつに大変なお仕事をなさっているってことがほんの少しですがわかったような気がします。でもものすごく面白くやりがいのある仕事なのかもしれませんね、ひとそれぞれですが。 自家製の天然酵母食パンを食べるのは初めてだったのですが、フランスパンのように皮が固く中はもちっとしていてとても密度が濃い。じっさい厚切りにして1枚食べればそれでおなかがいっぱいになってしまうほどです。味わいはちょっと和風の「麹(こうじ)」を使ったような深い甘みのある風味です。食感はかなり歯ごたえがありますが、固いというのとはまた違うのです。いずれにしてもとてもヘルシーで噛めば噛むほど味がでる美味しいパンです。 さて、もう一つの出来事は「IP電話」の開通です。これで全国どこにかけても一律3分8円です。同じプロバイダ加入者同士あるいは提携プロバイダ加入者との通話なら無料。これはすごいことですよね。心配だった音質も携帯電話よりもずっといいです、加入電話とほとんどかわらないほどいいです。途中でとぎれたりすることも一切無くタイムラグもなく日常利用するにも完璧の品質だと思いました。 ケーブルモデムからTA(テレフォニーアダプター)という装置を介して通話する形式なので、インターネット通信もまたそのTA経由となりました。しかしここで無線LANがうまく機能しなくなってしまった。DHCPサーバーからIPアドレスを取得できないのです。 とても親切なサポート担当者と問題の切り分けを行った結果、僕の使っている無線LANのベースステーション(アクセスポイント兼ルータ)はグローバルIPを取得してそれをプライベートIPとして割り振ってキャスティングしていると言うことがわかりました。あとで考えれば、そもそもルータはグローバルIPを取得してプライベートIPをキャスティングする仕様あるいは設定になっているのがふつうですよね。僕が知らなかっただけのことでした。 で、結論としてはケーブルモデムからスイッチングハブでルートを2つに分けて、そのうちのひとつをTA(テレフォニーアダプター)に、もうひとつを無線LANのベースステーションに接続するという方法がよいと言うことがわかりました。僕の利用しているプロバイダはCATV回線を利用したLANで、加入者にはそれぞれ最大ふたつのグローバルIPを割り当てる仕様になっているので、これは理にかなっています。さっそく買い物のついでに山麓の街のヤマダ電機でBUFFALOのLSW-TX-SEPという5ポートのスイッチングハブ(税抜き1650円)を購入してきて配線をやり直すと、独立した2回線を手に入れることができました。これにて一件落着です。いまのところ不具合はでていません。 IP電話導入の際はルータを使った無線LANや有線LANに要注意ですね。TAからハブを使って複数のPCを接続する場合は問題ないのですが、すでにルータでLANを組んでいる場合は、TAのLANポート自体がルータ機能を使っているので、ルータを直列で2台かました形になる。しかもルータが取得できるグローバルIPがTAと共通のものになってしまうとしたら、そこで問題がおきる。たいていの場合そうなっちゃうと思うのだけれど。以上ご参考まで。 ということで、今日はスキーができませんでした。以降と思ったところにTAが届いたものだからすぐ接続作業に入っちゃったからです。そしてどっぷりとはまっちゃった。よくあることです。やれやれ。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.09(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,652日目です。 今日は昨日よりもさらに冷え込みがゆるく、風もほとんど無く、最高気温も氷点下1℃まで上がって2月らしいお天気になりました。暖冬異変がはじまって以来積雪して数日たつと雪が融けたり風で飛んだりして山並みが白から褐色へと変化していくのですが、ことしはそんなこともなくずうっと白銀の世界のままです。 だからゲレンデの雰囲気もそこからの眺めも最高です。 今日は思い切ってゲレンデに出ました。まだ本調子ではなくて腰が重かったのですが、えいやっとゲレンデに飛び出しました。飛び出しちゃうとなんとかなるものです。でもやっぱり本調子ではないですね。すぐにばててしまう。滑りに集中力が足りない。 それでも気分はすっきりと爽快でした。家で伏せって養生しているよりも良かったみたいです。カレンダー上ではもう「厳冬期」はおしまいです。これからどんどん春めいてきます。もっとも、陽光が力強く温かくなるという意味にすぎないのですが・・・。本当の春=雪解けの季節は4月上旬あたりからになります。 これから始まるお客様にとってのスキーのハイシーズンに、僕ら地元スキーヤーも今シーズンのまとめに向けて4月上旬までの期間限定のこの楽園を遊び尽くすつもりです。皆様も是非この雪上の楽園にお越し下さいね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.08(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,651日目です。 今日は昨日より格段に温かな陽光に恵まれました。ゲレンデコンディションは最高だったことと思います。で、僕もゲレンデに出ようと目論んでいたのですが、どうにも体調がすぐれず大事をとって今日のスキーはお休みにしました。大げさではなくて「断腸の思い」です。 それほど今シーズンはゲレンデの出来がよいのです。 まあ、しょうがない、あしたは大丈夫でしょう。あしたじっくり滑走することにします。だいたいスキーブーツを履くのが億劫(おっくう)に感じるときは体調があまり良くないときですね。その感覚を僕は自分の体調管理のバロメーターにしています。これって結構当たるんですよ。 そういういうときは前夜のワックスがけすら嫌になりますから、これはふつうでないと自分でも感じるわけです。いつもだったらスキー板のワックスがけというのは、じつにわくわくするものですから。それとか、ブーツのインナーを引っ張り出して乾かし、シェルの内側の水分をきれいにとって乾燥させるなんてこともやる気がしない。 それはそうと、昨夜半には雪も上がって、薄い雪雲の切れ間から17夜の大きな月が煌々と雪景色を照らし出していました。なんだか久しぶりに感動しちゃいました。今朝もまだ南西に浮かんでいたので、写真を撮ってみましたが早朝で朝焼け(モルゲンローテ)の時間だったので暗くて「手ぶれ」しちゃいましたね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.07(土)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,650日目です。 一昨日からふたたび厳冬期らしい天候にもどっています。でもこれが自然というものなので四の五の言ってもしょうがありません。我々はただそれを受け入れるしかありません。これを自然の猛威と感じるか自然からの贈り物、自然の恵みとして受け取るかはひとそれぞれです。 同様に僕が風邪をひいたのもしょうがないこととして受け入れるほか無い。まあ、やれやれ・・・といったところですが、じつに、しょうがないことです。力仕事ができないのが困るのとスキーができないのがつらいです。 ここみたいに極端に人口密度が低い(都会の1/1000ぐらい)ところに住んでいると、はやり病に対する免疫力が低下するのかもしれませんね。空気だって水だってものすごくいいから、大気汚染やなんかにもすごく弱い。でもここに自生する植物やよくいる昆虫の毒には結構強くなっていますね。 さて、天然酵母パンの研究も実際に作り始めるところまで来ました。もうすぐ材料や器具が届く予定です。それとはべつにすでにいろんな果実で自家製ジャムを作ることもはじめましたし、なんだか今年は自然の恵みを生かした食べ物づくりの一年になるような気がしてきました。 お客様にお出しできるレベルになったものはどんどんお出しするようにしますので、お楽しみに。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.06(金)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,649日目です。 ふたたび厳冬期らしい天候になっていますが、もうそろそろ厳冬期も開けるタイミングです。これが最後の冷え込みでしょうか。諏訪湖もまだ全面凍結しているようですし、この冬は全体として気温が低いのかもしれません。 ということで雪質に関しては折り紙付きのパウダーコンディションです。なにしろめったなことでは最高気温がプラスにならず、終日氷点下の日がずうっと続いているからです。さらに毎日のように断続的に雪が降り、そのたびにゲレンデには新雪が載ることになります。最高のコンディションと言っても過言ではないでしょう。 ここ数日も毎日数センチから20センチほどの積雪が続いています。いままた雪が降り始めましたが、これは夜半には上がるそうです。天気概況によれば明日の午後には改めてまとまった積雪が期待できそうです。全国的には春の気配を感じる地方の報道もされるようになってきましたが、ここピラタスの丘ではそれはまだまだ先のことです。「春スキー」は3月末以降がシーズンですからね。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.05(木)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,648日目です。 昨日からの雪は朝になってやみましたが、終日分厚い雪雲に覆われ強風の舞うお天気でした。午後になると風花はしだいに雪に変わり、僕がゲレンデに出ている間にもどんどん密度が濃くなって風も強まり、リフト運転終了時(4時半)には横殴りの激しい吹雪に変わりました。こうなるともう視界が悪いどころではなくて上も下もわからないほどです。 結局気温は1日で1℃しか上昇せず、風速5m〜15mの強風と硬く締まった冷たい粉雪とで、こんなに寒い思いをしたのは何年ぶりだろうって感じでしたね。体感気温はおそらく氷点下30℃以下だったと思います。頬(ほほ)が凍り付いてうまくしゃべれないほどです。雪がびしびしと顔を打つのでその冷たさはたとえようがありません。冷たいと言うよりは「痛い」のです。 でもそれがつらかったかと言われれば、そんなことはなかった、と断言できるのです。粉雪の吹雪の中でスキーをやるのはけっこうファンタスティックなことなのです。異次元世界に迷い込んだみたいで、いつもとは異なった滑走感覚だから。強風が耳元でごうごうとなるのでエッジングの音も何にも聞こえず、視界が悪いので真っ白な世界を自分ただひとりで突き進むといった風情。純粋な内的運動感覚だけを頼りに滑走するというのはじつに貴重な体験です。 そんな中で、僕は自分のスキー技術の確実な進歩を感じることができました。 今シーズンの僕のスキー滑走は孤独な時間です。できるだけ誰とも話さず自分の内面に意識を集中しています。特に今日のようなコンディションの時はある種瞑想(めいそう)状態に近いものがあります。さまざまな想いがやってきては耳元でうなりを上げる風にかき消され、風とともにはるか後方へ吹き飛んでいきます。我々の日常における「意識と時間」のメタファーみたいです。 いまも僕の耳元では今日のゲレンデのあの風と雪がうなりを上げているように感じられます。雪はその後も降り続き、すでに20cmほど積雪しました。午前3時ごろまでは降り続くとの予報ですが山岳部はもっと降り続くかもしれません。あしたのゲレンデもまた楽しみです。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.04(水)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,647日目です。 今日も晴れましたが、終日雲の多いお天気でした。日差しが少ない分、風が強かった分昨日より寒く感じました。積雪はしゃりしゃりとした感触になりました。ゲレンデはばふばふなのにペンション・サンセットの周辺の積雪はそんな感じになっています。 夕方から雪がちらつきはじめました。そのころちょうど除雪をやっていたのですが、ようやく除雪完了というタイミングで、雪は本降りになりました。この雪は断続的に降り続くタイプの雪で積雪量はさほどではないと思います。午後11時現在雪はやんでいますが、またいつ降り始めるかわかりません。 最近除雪が終わると中庭にいるシベリアンハスキーのパルのところに遊びに行くことにしています。「戦いごっこ(格闘ごっこ)」を(雪上をころげまわりまがら)ひとしきりやって彼が満足すると、僕は彼の傍らの雪上に座り込んで彼と同じ視点で一緒に空を見上げます。こうして並んで座るとパルはやはりずいぶんと大きな犬なのだなあと実感します。座り込んだ僕と大して違わない大きさです。 最近パルは月や星や高空を行く飛行機の明かりを眺めることを覚えました。僕も彼につきあって一緒に眺めます。今夜みたいに雪の日は、舞い降りる雪を一緒に見上げます。子犬のころからの長いつきあいですが、最近とみにこころが通じ合うようになったような気がします。何もせずにこうしているだけでお互いの信頼感がひしひしと伝わってきます。 それは飼い主と飼い犬というような関係では決してなく、同志というか家族というか、ともにこの地で生きるもの同士の連帯のようにも感じられます。別に雪の上でなくてもいいのかもしれませんが、こうして大地の上にじかに座ると世界がまったく違って見えるから不思議です。都市の路上にぺったりと座り込んでいる若者たちも僕やパルと同じように日常とはまったく異なった世界を見ているのかもしれませんね。 そんな彼らにまゆをひそめてばかりいないで、どうぞご自身も一度大地にじかに座り込んで見慣れた自然や街の風景を眺めてみたらどうでしょう。一元的と思われるこの世界がじつは視点をちょっと変えるだけで様々に姿を現す多元的な世界であることに気づく良いきっかけになるかもしれません。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.03(火)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,646日目です。 暦の上ではあしたは「立春(りっしゅん)」だというのに、まだまだ春は遠いようです。なんていうのはみえみえの前振りでして、そんなことは10年もここに住んでいれば周知の事実なのですが。(笑) 厳冬期はもうすぐ終わりますが、今夜は冷え込みが厳しそうです。今日はまだ水気が抜けきっていなかった積雪もこの冷え込みでぎゅっと締まって、明朝は質の良いパウダーに変化していると思います。それを見越して、除雪は明日の午前中まだ気温が上がる前にささっとすませてしまおうと考えています。 で、そのあとは早めにゲレンデに出てしっかりと今日学んだことをトレーニングしようと目論んでいるのですが・・・。それにしても、この1年ほど以前に比べて日記を書くのに5倍ほども時間がかかるようになっています。なんででしょうね。いろいろなことに配慮しすぎているのではないでしょうかね、たぶん。 だから最近は怒ったり笑ったりぼやいたり落ち込んだりという振幅があまり無くなってきているのだと思います。見方を変えれば、それだけ「距離を置いている」ということになるのかもしれません。インターネット、WWWの環境がそのようなスタンスに変えなければならないほど現実社会の複製化してきたということなのかもしれません。 いずれにしても今日はこの時節としては信じられないほど温かい一日でした。蓼科の気候で言うなら3月中旬並みのお天気でした。冒頭で春はまだ遠いと書きましたが、今日に限って言うなら春そのものでした。おかげで正月以来屋根の上にどっかりと居座っていた分厚い積雪もあらかた落ちて、いささかほっとしています。 2月は山岳部特有の厳しい寒気(かんき)がゲレンデから遠のいて、明るい陽光があふれる季節です。レクリエーションとしてのスキーにも、本格派にも最高の季節になります。みなさまのお越しをお待ちしております。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.02(月)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,645日目です。 さっきまでスキーブーツを履いたまま「僕の(へぼ)スキー日記」を書いていたので、足がしびれています。(笑)・・・とは言っても新しいブーツを買ったからうれしくて履いていたというのではなくて、しまい込んであった上級仕様のヘビー・スペックのブーツを引っ張り出して足に馴染ませていただけなのです。 今日は朝から雪です。水気の多いパウダースノーとひらひらと舞い降りる雪(このへんでは珍しい)とみぞれと様々に変化しながら降り続いています。水気が多いので見た目から想像するよりは遙かに積雪量が少ないです。雪としてはあまり歓迎できない雪質ですが、おかげでずうっと居座っていた屋根の上の何トンもの雪が次々と落下してくれて少しほっとしています。 気温が上がったところで補助的に館内に暖房を入れて、屋根と積雪との間の氷を溶かしてやると積雪は自重と低下した摩擦係数とで一気に屋根から落ちるのです。雪と一緒に重さ100キロはあろうかという氷の塊(かたまり)が落ちてくるので、こんな日は本当に危険です。それを察してかパルも終日犬舎の中にこもっていました。 午後11時現在雪はやんでいますが、ものすごい濃霧です。ラウンジからペンション・サンセットの看板灯が滲んで見えるほどの濃霧です。でも情景としてはとてもファンタスティックです。雪の降る日は本当に静かです。昼も、そして夜はもっと静かです。この世界の音という音が、巨大な一枚の吸音板によって吸い取られてしまったような不思議な感覚が続きます。静かな夜です、まるで世界が終わってしまったかのような静謐(せいひつ)に満ちた夜です。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
| 2004.02.01(日)----------- この日記を書きはじめてから今日で2,644日目です。 1月4日以来はじめて最高気温がプラスになりました。相対的にものすごく温かく感じました。でも、雪はまったく解けません。ゲレンデはなんだかとても華やかな印象でした。まるで2月中旬みたいです。季節的にはまだ「厳冬期」なのですが。もう厳冬期明けなのかなっておもっちゃいますよ、こんなだと。 今日はいそがしくて30分ほどしか滑ることができなかったけれど、昨日までとは雪質が決定的に異なっていることはすぐにわかりました。水気が出てきたパウダースノーはものすごくよく滑りました。そしてたくさんのひとが踏みしめるとアイスバーンになりやすい。まだ角砂糖状の圧雪バーン程度だからいいけれど、てらてらのアイスバーンになってしまうとちょっと勘弁してほしくなります。 実際は角砂糖状のバーンとばふばふもこもこのバーンが混在した状況でしたから、まあまあかな。僕としてはちょっと中途半端な感じなのですけれど。もっとゆるんだバーンか、もっとかりかりのバーンかどちらか一方の方が好きです。リフトに乗っていて空を見上げると雲ひとつ無い青空に月齢10日を過ぎた上弦の月が白く光っています。何ともファンタスティックな情景です。この非日常性がスキーの醍醐味(だいごみ)のひとつなのです、個人的には。 それにしても屋根の雪が落ちない。合計すると8トン以上は乗っていると思われる屋根の雪がいまだに落ちないのです。ぎしぎしと建物を圧迫しています。この程度で音を上げるようなヤワな作りではないから何の心配もないのですが、やっぱり気分的な圧迫感があります。落ちたら落ちたで後始末が大変だけれど、すかっとさわやかな気分になりたいのです。ちなみにこの落雪には100kg以上もある分厚い氷の塊が大量に含まれているので直撃を受けたら、雪に埋まるだけではすまず、まず即死です。屋根に雪が載っている間は建物の周り特に軒下は絶対に歩かないようにしましょう。 スキーやゲレンデに関する日記は「僕の(へぼ)スキー日記」にも書いてあります。(^^) |
風景は人生の舞台です誰のこころにも忘れがたい想い出の風景があります。 サンセットは北八ヶ岳の標高1700mの白樺林にたたずむ雲の上のペンション。
ペンション サンセットMailing Address:〒391-0301 長野県茅野市蓼科高原ピラタスの丘 デザイン、タイトル、文章、写真、グラフィック、リンク等の無断複製を禁じます。 |