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2006年08月23日

3476 MOON TALK(1)

曇りのち晴れ 気温:最低 14℃/最高 20℃

避暑地の夏の終わりはいつも祭りのあとのようなそこはかとなく物寂しい印象を与える。僕らのような仕事をしていると、それはある種の虚脱感に近いものになる。同時に「癒しの季節」の訪れを感じる時節でもある。

夏の日差しは凶暴な力を失い、むしろ優しく柔らかなものに変わる。風はひんやりとして、しっとりと心をうるおしてくれる。空も森も風もすべてが優しくなる季節。今朝はとても冷え込んでダイニングラウンジの温度は21℃になった。9月にはいったら朝晩は暖房が必要になるかも知れない。

ひさしぶりにウォンウィンツァンの MOON TALK を聴く。今や知るひとぞ知る彼だから、それにあやかるみたいで嫌だから、最近はあまり友人であることを言わないことにしている。僕より3歳年上の彼とは18年来の友人なのだけれど、その間じつは13年間ほど音信不通だった。

あることで喧嘩(?)というか激しい意見の相違というか、要するにかなり決定的な行き違いがあって気まずいまま別れてそれっきり交友が途絶えていた。それがあるお客様が彼のHPの掲示板にペンション・サンセットに行ったこととそこのオーナーがウォンさんの友人だと言っていたということを書き込んで下さった。まあ、それがきっかけであらためて交友が始まったというわけだ。

もちろん僕など大勢の友人・知人のうちのひとりにすぎないと思う。しかし、個人的に音楽の話をしたり、個人的に精神世界について語ったりできるという意味では、スピリチュアルでソウルフルな関係だと思う。

話がそれた。秋に聴く音楽としてこのライヴアルバム MOON TALK はベストかも知れない。知っているひとはみんな知っているけど、ペンション・サンセットでは BGM としてはウォンウィンツァンのアルバムしかかけない。これ以上に僕が望みうる限り「この場所」に適切な音楽はないからだ。

まあ、JBL+McIntoshで聴く音楽は Blue Note 全盛期のモダンジャズが多いのだけれどね。それはそれ、じつはウォンウィンツァンのルーツはジャズピアニストなのだった。若い頃は新宿の PIT INN の昼の部で演奏していて、18歳の僕はよく彼の演奏を聴いていた、ということを彼と友人になってしばらくしてから思い出した。

当時の彼はいまの演奏からは想像もつかないけんか腰のアグレッシヴなピアニストだった。ユニット名は「江夏健二トリオ」だったかな?間違っていたらごめん、なにしろ36年も前のことだからね。年をとってくるといろんなことを忘れていることに気づき、いろんなことを覚えていることに気づく。

昨今、自分の若さに奢って年配者を馬鹿にしたような言動をする輩が増えてきたけれど、若さがなんぼのもんじゃいと言うのが実感だ。そんなものはあっというまになくなってしまうのだ。若さになんてなんの価値もない、志を持って何かに打ち込む圧倒的パワーがあるということだけが若さの特権だ。

だから自分が若いからという根拠の無い全能感や優越感だけで生きていると、あなた、大変なことになりますよ。ほんとなんだから。

この青二才がなにをわかった風なことを言ってやがる、社会人にもなってメンチ切ってるんじゃねえよ、って思うこともしばしばだし〜。ははは。まあ、世間や社会をなめてかかるってのも若さゆえのかわいい過ちといえなくもないか。ほんと、かわいいんだから・・・。(笑)

いまできることをしっかりやっておくことだ、それは僕自身への言葉であると同時に、僕よりもずうっと若い人たちへの体験的忠告でもある。若さなんて泡沫(うたかた)のようなものなのだから。

2006年08月24日

3477 MOON TALK(2)

晴れ 気温:最低 14℃/最高 20℃

昨日ひさしぶりにウォンウィンツァンの MOON TALK を iPod でじっくり聴いた。その流れで、より新しいライヴアルバム「たましいのトポス」を聴いた。やはりすごいと思った。最も初期のと言うか最初のアルバム MOON TALK を聴いたあとにこのアルバムを聴くと、そのすごさがあらためて実感される。

MOON TALK の頃、彼は自身の内面の奥深いところにこんこんと湧き出ずる音楽(それは「波動」といってもいい)をとにかく音にすること、演奏することに全精力を注いでいたように感じる。聴衆は、だから、あたかも瞑想者を見守るようにして彼から発せられる壮大な想念の波動を受け止めていたのだった。そしてそれは実際のところその通りの出来事が起こっていたのだった。

そしていま、「たましいのトポス」の時代にあっては、彼は「聴衆」の存在を意識している。もちろん良い意味で、と言うことだが。いま彼は聴衆に伝えようとしている、湧き出ずるすべてのものを、その波動を。いわば初期の壮大な独り言の時期を脱して、いま壮大な物語の語り部として自身を機能させ始めている。だからその演奏は以前にも増してダイナミックでインタラクティヴだ。

どちらの演奏も、どちらの時期の彼も僕は好きだ。

さて、蓼科はいつもどおり「残暑」は無く、日ごとに気温が下がっている。炎天下にクルマをパーキングしておいてもお盆休みの頃ほど車内温度は上がらなくなった。日差しが和らぎ、風が優しい。コスモスが咲き、マツムシソウが咲き、ナナカマドが紅葉を始めた。

これからの1ヶ月ほどは昼は「真夏」の風情、朝晩は「秋」の風情と二つの季節を味わえる絶好の時節となる。避暑地ならではの蓼科の涼しさ(場合によっては寒く感じるかも)が酷暑に痛めつけられた心身の疲れをきっといやしてくれる。

週末の小旅行には最適の立地と気候の蓼科に是非どうぞ。

2006年09月02日

3486 季節・気候にふさわしい服装

晴れ 気温:最低 8℃/最高 17℃

昨夜は雲ひとつ無い快晴で、すさまじいばかりの星空を望むことができた。晴れた夜は放射冷却現象で冷え込むというセオリーどおり、今朝はぐっと冷え込んで6月中旬以来の最低気温8℃を記録した。数年前の「冷夏」の年にはお盆休みにこの気温になったことがあったが、その年はお盆休みも連日全館暖房を入れていたことを思い出す。

今朝はダイニングラウンジの気温が16℃だったので、7時前から大型ストーブに火を入れて建物全体を暖めた。客室の気温は24℃以上はあるので暖房を入れるとあっという間にむしむしと暑くなってしまうから、この季節にはこのような暖房方法をとることが多い。中旬を過ぎたら部屋の暖房も入れてちょうどいいかも知れない。

平野部では「残暑」とか。今朝の気温を体験すると、ちょっと信じがたい思いだ。お客様は、反対に、この涼しさ(というよりは「寒さ」)にかなり驚かれたようだ。しかし、陽射しがあれば気温はどんどん上昇して日中はピラタスの丘で18℃〜20℃、ここより標高が低い観光名所では20℃〜24℃になるので残暑のない心地よい晩夏が楽しめる。

こちらにお越しになるお客様は是非冬用のフリース、そして長袖のアンダーシャツを1枚是非持参していただきたい。アンダーシャツ1枚で信じられないほど温かく快適に過ごすことができるのだ。経験的には「冬用のフリース」より「長袖アンダーシャツ」のほうが温かく快適だ。少なくともTシャツにショートパンツでは朝晩の気温では凍え死んでしまうのは確実だから、僕の言葉を是非信じていただきたいのね。(^_^;)

山小屋の親父さんでも今時こんなことは言わないのかも知れないけど、「季節、気候にふさわしい服装をお願いする」しだいだ。その上で寒ければ客観的気温を勘案して全館暖房を入れるようにしているので安心されたい。

ただ、いつでもどこでもいきなり暖房や冷房で暑さ寒さを調節するというのは本末転倒だと思う。まず服で気温の変化に対応し、その上で暖房冷房(ここでは冷房は不要だけれど)を利用するのが古来からの人間の知恵なのだと思う。またそれがクールビズ、ウォームビズが定着しつつある我が国のみならず世界の時流だとも考える。

大切なお客様に寒い思いをさせるつもりは毛頭無いけれど、季節・気候にふさわしい服装で蓼科をじっくり味わっていただきたいと思っている。そのための暖房は必要十分以上のものにするつもりはない。Tシャツにショートパンツで部屋を30℃以上にむんむん暖めて過ごすというライフスタイルには賛同しかねるしだいだ。少なくともここはそのように過ごす場所ではないし、いまはそのような時代ではないと思う。

★★★

最近我が敬愛する友人ウォンウィンツァン氏のHPのリンク集からペンション・サンセットを知ったというお客様がいらしてくださることが多くなった。ご予約時にそのことを告げてくださるケースもあるし、チェックアウトの時に初めて話題にのぼってびっくりさせられることもある。

いずれにしても、ウォンウィンツァン氏との交友について語り出すと長くなるので、ここでは重複は避けるが、興味のある方はこちらでキーワードを「ウォン・ウィン・ツァン」としてサイト内検索してみてほしい。

ウォン氏とは魂の深いレベルでの縁(えにし)を感じている。何の利害関係もなく、魂のふれあいと共感のみで成立しているこれは本当の意味での「友情」だと実感している。それは「狩野さんがHPにお書きになっている世界観は私の音楽に通じています。13年の隔たりの後、それぞれが自分の世界を切り開きこのように再会したとき、それぞれのたどり着いたところが、同じところであったとは何と素晴らしいことでしょう。あの時に出会ったことの本当の意味を今、噛みしめています。」という6年前の氏の言葉に集約されているように思う。人生最良のこの出会いに感謝。

2006年10月13日

3527 Oh My Love

晴れ 気温:最低 3℃/最高 12℃

久しぶりに聴く John Lennon の歌声。しんと静まり返った秋の夜に波紋のようにひろがってゆく。

Oh My Love

Oh my love for the first time in my life,
My eyes are wide open,
Oh my lover for the first time in my life,
My eyes can see,

I see the wind,
Oh I see the trees,
Everything is clear in my heart,
I see the clouds,
Oh I see the sky,
Everything is clear in our world,

Oh my love for the first time in my life,
My mind is wide open,
Oh my lover for the first time in my life,
My mind can feel,

I feel the sorrow,
Oh I feel dreams,
Everything is clear in my heart,
Everything is clear in our world,
I feel the life,
Oh I feel love.

(C) Written by: John Lennon & Yoko Ono


バッハのどのアリアよりも素晴らしい。僕が言うべきことは何も無い。ジョンのアルバム「イマジン」に収録されているので、機会があったらぜひ耳を傾けて欲しい。

2006年10月20日

3534 iTunes Music Store 初体験

曇りのち晴れ 気温:最低 6℃/最高 9℃

(1)↓↓冗長度を下げようと思ったり。↓↓

やはりみなさん忙しいのだ、朝から晩までケータイやってるし、ゲームやんなきゃいけないし、もちろん仕事は超忙しいし。要するに世の中全部「みんなひとの話しぜんぜん聞く気ないし〜」状態なのだ。

数日前にこのホームページは「冗長度(redundancy)」が高いのだ、と書いた。わかりやすく言っちゃえば、意図的に「くどく」書いてあるのだ。それは「念押し」というニュアンスなのだけれど、はっきり言ってあまり効果はないようだ。「みんなぜんぜん読んでないし〜」ってことで。

これはミスマッチというほかない。ということで、今後はこのホームページも「冗長度」を下げていく方向に持って行こうと考えている。

ちなみに(科学的に測定したわけではないけど)現在の冗長度は70〜80%以上だと思われる。どうせやるなら冗長度25%ぐらいで、「ほんと、真剣に見ないとダメなのね」的なものにしたいという欲求が高まってくる・・・これはやばいかも。

このわくわくした心境、これはかなりあぶない。(^_^;)


(2)iTunes Music Store 初体験。

iPod の爆発的普及と同時に大ヒット中の iTunes Music Store (ITMS) を初めて利用した。MP3 フォーマットでこの価格はどうかな、とずうっと思っていたのでなかなか利用する機会がなかったのだけれど、やってしまった。なんだかふらふらっと「購入する」ボタンをクリックしてしまったのだ。

Amazon.co.jp スタイルのこのインターフェイスは限りなく僕の購入欲を刺激し、感性をインスパイアするのだ。もともとが音楽フリークだから、ツボにはまるとさあ大変なのだ。しかもこんなに簡単にリアルタイムで音楽が購入できてしまうというのは、まったく新次元の音楽体験というほかない。

1950年代初頭生まれの僕としては iTunes Music Store (iTMS) はお宝の山といっても過言ではないのだ。熊を蜂蜜蔵に投げ込んだようなというか、アイスクリームの家に入った子供というか、どうにもたとえようがない。クレジットカードに利用制限でもかけておかないと「危険なにおい」がする。

これはかなりあぶない。(^_^;)


(3)蓼科で熊が目撃?(それってWさんが歩いてたんじゃないのってか)

これも危ない話しだけど、昨日ペンション村の合同草刈り作業があったんだけれど、そこで出た話。

「○○さんが昨日○○あたりで「熊」を見たんだってさ」

「えええ!《熊》がでたぁ〜?!まさか、それってMさんが歩いてたんじゃないの?」

「いやいや、Wさんだろうそれは、大きい体していつも黒い服来てもっそり歩いてんから。」

「ははは・・・でもほんとだってば。」

なんていうやりとりがありまして・・・。

これもかなりあぶない。(^_^;)

(注)実際のところその後も公式の目撃情報はありませんから、心配はないと思われます。きっと(僕の考えでは)宵闇迫る時刻に体格のいいYさんが道ばたで躓いているところを目撃したのではないかと・・・。

2006年10月22日

3536 「大公トリオ」を聴きながら

晴れのち雨 気温:最低 3℃/最高 12℃

村上春樹の「海辺のカフカ」に主要なモチーフとして登場するベートーベンの「ピアノ三重奏曲第7番」、通称「大公トリオ」のCDを購入して毎日聴いています。作中に登場するいわゆる「百万ドルトリオ」といわれたルービンシュタイン(ピアノ)、ハイフェッツ(ヴァイオリン)、フォイアマン(チェロ)による白熱した演奏です。

1941年のレコーディングだから当然SPレコードでリリースされたものです。その後LP版となり現在ではデジタル・リマスタリングされたこのCD版で入手することができるのですが、音質に関してはその時代なりのものなのは致し方ないでしょう。だから「音」ではなく「音楽」を聴くことができるかどうかがこの希有な名演奏との運命的な出会いを果たす条件となるかもしれないですね。

僕の場合はどうだったかというと、25年前のアンティークなハイエンド・オーディオセット(マッキントッシュのソリッドステート・アンプ+JBLランサー101)で聴くと、その迫力に思わず手に汗握ってしまいました。正直肩が凝ってしまうほどの息詰まるやりとりがそこにあったからです。しかし静まり返った深夜にヘッドフォーンでこのアルバムを改めて聴いてみると、じつに不思議な体験をすることになったわけです。

感動したというのともちょっと違う、いったいなんだろう、とにかく胸がジーンと熱くなってきたのです。40年来のモダン・ジャズ愛好家なのだけれど、巨匠3人の熱い鉄を打ち合うようなインタープレイに背筋がぞくぞくしてきました。それはまるで60年代のマイルス・デイヴィス・クインテットのライヴ・アルバムを聴くときのような静かで熱い興奮です。音楽にジャンルは関係ないとあらためて確信した出来事でした。

「海辺のカフカ」で喫茶店のマスターが語ったのはこちらの演奏、そして作中のホシノ君が購入して聴いた「心温まる」ほう の「大公トリオ」はおそらくカザルスの演奏なのだと思います。そちらも是非聴いてみたいと思っています。

改めて思ったのですが、やっぱりクラシックは管球式のアンプでタンノイのスピーカーを鳴らして聴くのが個人的には理想ですね。暖かで柔らかなその音色はきっとこの演奏をもっとふくよかに響かせさらなる感銘を与えてくれるに違いない。

なんてことを書きながら、なんとなく最近スノッブな語りになっているなあと感じるのです。それは自覚しているのです。ただ、どうしてそうなるのかがわからない。もしかしたら、自発的にある種のフィルターをかけて書いているせいかもしれません。

自主規制しすぎると「心ここにあらず」という状態になってきてしまうみたいで、これはいけない。かといって傲慢無礼にとられるような文体や調子になってしまってもいけないし。技術的な問題を別としてもまずは人間を磨かないといけないのでしょう。僕のような未熟者はひとの何倍もその点では努力しないといけないのだといまさらながら反省しています。

ここまで書いたところで雨音に気づきました。天気予報では午前0時過ぎから雨のマークになっていたので油断していました。明日すぐにクルマを使えるように車体カバーを外しておかなければならないのでした。ようやくカバーを収納した頃から急激に本降りになりました。しばらく雨が降っていなかったので、サイクルから考えると予報どおり明日、明後日は雨がちになるのでしょう。

昨日から落葉が本格的に始まって、処理しても処理してもあっという間にもと通りの「落ち葉の絨緞」に戻ってしまいます。雪かきと同じです。これも「行(ぎょう)」だと考えて淡々と行うほか無いです。当地では落ち葉の量が半端ではないので、竹箒なんかではらちがあきません。牧場で干し草を移動する時みたいに大きな熊手でかき集めては大きな段ボール箱に詰め込んで腐葉土が必要な場所に移動します。

この時期は一日で軽トラック3台分ほどの落ち葉を処分しなければならないのでけっこう重労働です。雪の場合と同じでまさに「落ち葉との闘い」です。個人的には落ち葉の絨緞を踏みしめて歩くときの感触が好きなので、あんまりきれいさっぱりと処分してしまうのももったいない気もするのですが、みなさんはいかがでしょうか。

紅葉はペンション・サンセットの標高ではこれで終わりますが、ほんの50mほど標高が低いところではちょうど最盛期になっています。そんなふうに紅葉は山を下って里へと向かうのです。ですから標高1200m付近の蓼科湖では10月末頃が紅葉の最盛期になります。そんなふうに蓼科の紅葉は10月上旬の山岳部から始まり11月上旬の湖沼部へと1か月以上かけて下っていくのです。ということですから、まだまだ、高原の紅葉を楽しむことができます。

2006年11月17日

3562 いまここにいる

晴れ 気温:最低 - 7℃/最高 2℃

最近元気が出ないときには aerosmith の Walk This Way の入ったアルバムをよく聴いている。特にこの曲はTVの「踊るさんま御殿」でも使われているので聞き覚えのある人も多いと思う。最近はソフトバンクのケータイのCMでも使われているしね。なにやらとっても元気が出る曲なのだ。

でも車に乗っているときによく聴くのはやっぱりジャズだ。自然にそうなってしまう。波長が合うというか、ジャズの波動が僕には心地よいのだ。まあもともと40年来のモダンジャズファンではあるわけだけれど。15の歳から新宿のライヴハウスに出入りしていたっけ。

とうことで僕の人生のBGMはロックというよりはジャズなのだと思う。もちろん思春期にはロックバンドを組んであちこちのコンテストに出て入賞してこともあるほど勉強そっちのけでのめり込んでいたのだけれど、cream を聴いたのがきっかけでジャズへと指向性が変わっていったのだった。

ということで僕の高校時代は学業に関してはある種の空白地帯になっている。最後の数ヶ月で集中して受験勉強して運良く○○ボーイなんて言われるような大学に滑り込んだものの、入ってからがたいへんだった。基礎学力がないんだもの。受験には強かったのだけれど。

ということで、僕の大学時代は学業とジャズの2本柱となった。それ以外は一切記憶にないほどだ。目がつぶれるんじゃないかと思うほど本を読み、受験勉強なんて問題にならないほど勉強し、寝ても覚めてもジャズを聴き、演奏した。それは明日の見えないラッシュライフだった。僕は未だ何者でもなかったし、そもそも何者かになれるかどうかすらわからなかったのだから。

そして超有名企業に就職した。なんのことはない、いま思えば受験と同じことを繰り返しただけだった。運が良かっただけ、というのも大学受験の時と同様だった。僕は何者にもなれなかった。そして耐え難い異文化の中で20年分の違和感を体内にため込んで、そこを去った。

で、いまここにいるわけだ。なんなんだ、これは、とも思うけれど、少なくともいまの僕は自分自身だと確信している。自分が自分であると断言できる。僕は自分になるために蓼科にやってきたのだ、たぶん。それはあらかじめ決められたことだったのだ。そこに至るまでにどのような異なった道を選択していたとしても、結局僕は蓼科にやってきて骨を埋めることになったのだろう。

こういうのって「運命」と呼ぶべきなのか「宿命」と呼ぶべきなのか。

だから僕の人生には「もしも」は無い。あるのは「いま、ここに、ある」という確信と、これで正しかったのだ、これでよいのだという想いだけだ。

今日の夕景は絶品で、脇見運転になってしまってちょっと危ないほどだった。この季節はあたりまえのように毎夕このような情景が展開される。夕暮れの情景が好きな人には超おすすめの季節だ。

2006年12月02日

3577 ピラタス蓼科プレオープン

晴れのち雪 気温:最低 - 7℃/最高 0℃

WIM3 by WongWingTsan一昨日夕方、18年来の友人ウォンウィンツァンさんからニューアルバム「WIM3」が届いた。(写真)

2002年のライヴレコーディングと聞いてびっくりしたのだけれど、ウォンさんのトリオでマイルス・デイヴィスの「Blue in Green」を聴くことが出来てとれも幸せだった。僕が18歳のころ新宿の「PIT INN」の昼の部に江夏健二トリオという名前で出演していた3歳年上のウォンさんの演奏を聴いて以来のジャズ・パフォーマンスになるのかな。もう38年も前のことになってしまったけれど。

いつ聴いても、どの曲、どの演奏を聴いても心が温かく穏やかになるウォンさんの音楽。ペンション・サンセットではBGMとしてウォンウィンツァンさんの音楽だけを流している。一度聴いていただければ、その理由がおわかりいただけることと思う。

ウォンさんのサイトでオンラインでCDを購入することも出来るし、HMVでも取り扱いがあるそうです。

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淡雪の朝さて、今朝起きてみるとうっすらと雪が積もっていました。文字通り「うっすらと」で、地面が透けて見える程度ではあったけれど、蓼科山や北八ヶ岳の山頂付近は真っ白に冠雪していました。最低気温は氷点下7℃、でも風が強くて、体感温度は氷点下20℃近かったと思います。

陽が射してくるとすっと消えてしまいましたが、この「淡雪(あわゆき)」が本格的な積雪になるのも近いでしょう。夕方、日没と同時にちらちらと白いものが舞い始めています。これもおそらく今日と同じ淡雪かも知れませんが、このようにしてしだいに積雪が始まるのです。

ピラタスの丘はいま上空に不吉な(同時にスキーヤーにとっては大吉の)雪雲に覆われています。さて、明日の朝はどんな風景に変わっているか楽しみでもありますが、よもや本格的積雪と言うことはないだろうと経験は語っています。

2006年12月23日

3598 NOW HE SINGS, NOW HE SOBS

晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 1℃

チック・コリアの若かりし頃の野心作"NOW HE SINGS, NOW HE SOBS"。若い頃僕はこのジャズ・トリオのアルバムを文字通り手に汗握って聴いたものだ、何度も何度も、もうレコードがすり切れるくらい。

後年の"RETURN TO FOREVER"以降の彼の演奏からはその片鱗しか聴くことができないアグレッシブな情念をここではこれでもかと言うほど味わえる。そのようにしてこのアルバムを聴くことによって、あのころの自分の燃え立つ情念を取り戻したいのかも知れない。

もう気づいたかも知れないけれど、このアルバムタイトルは「蓼科高原日記」のサブタイトルそのものだ。そして「ブログ版・蓼科高原日記」のメインタイトルそのものだ。

Now He Sings, Now He Sobs.

スリ・チンモイ導師のこの言葉は常にぼくのこころにあった。この言葉は、もちろん、禅(ZEN)から来ている。アルバムにはこのような言葉もまた記されている。

The wind blows over the lake and stirs the surface of the water.
This visible effects of the invisible manifest themselves.

僕の持っているLPレコードのジャケットにはもっと大量の導師の言葉とともにチック・コリア自身の思いが語られていたはずなのだけれど、今回入手したCD版にはそれが欠落している。残念だ。僕が「禅」というものに興味を抱き、その後、かつてあのビートルズも師事したインドの聖者、マハリシ・マッヘシ・ヨーギの「瞑想」を学び実践するようになるきっかけとなったのがこの作品であるというのが僕の回想録における位置づけだ。

その「瞑想」が僕をウォンウィンツァンと引き合わせ、志を同じくする大切な友人がまたひとり増えた。あとでわかったことなのだけれど、僕がこのアルバムを聴いていたころ、新宿にあったライブハウス「PIT INN」の昼の部(新人の時間帯)で演奏していたウォン氏(当時は江夏健二という名前で出ていた)と出会っていたのだった。そのとき僕は彼から2メートルと離れていない席で彼の喧嘩を売るような激しいピアノ演奏を聴いていたのだった。37年も前のはなしだ。それから17年後、僕らは友人になった。

冒頭のスリ・チンモイ導師の詩の全文は次のようなものだ。

Clinging to Beauty; Clinging to Ugliness
Depending on Love and Loving; lingering with hate and hating
Rejecting to high heaven; then sad unto death
Now he sings; now he sobs
Now he beats the drum; now he stops.


(この文章は2005年5月に書いたものをもとに書き直したものです。)

2007年08月27日

3845 映画「純愛」の音楽

晴れ 気温:最低 12℃/最高 21℃

外出先から戻ると、

20年来の友人ウォン・ウィンツァンさんからうれしい暑中見舞いが届いていた。

東京、銀座シネパトスで公開中の日中合作映画「純愛」のサウンドトラックアルバムだ。正確にはサウンドトラックと言うよりは、映画監督としてのアルバムの正式公開といったほうが当たっていると思う。

もちろん実際にこの映画に使われている楽曲なのだけれど、このアルバムは単にサウンドトラックをCD化したものではなく、あるコンセプトをもって音楽面からこの映画を語るものに仕上がっている。あるいは完全に独立した音楽として聞いても独自の世界を形作っている。

早速ラウンジのハイエンドオーディオでかけてお客様にお聴かせしたのだけれど、一緒に聞いている僕のほうが突然涙があふれてきてしまって、それを隠すのが大変だった。なにがそうさせたのかは定かではないのだけれど、そのなにかがとてもうれしかったのだ。

その「なにか」が僕のこころの琴線に触れたのだった。

ここにいたるまでのウォンさんのこころの軌跡をはたから見守ってきた者として、その志に共感する者として、たとえようもなくうれしかったのだ、と思う。もちろんそれは第一義的にはこの音楽に対する感動であったわけだけれど、そのような背景もまたこの「涙」をもたらしたのだと思うのだ。

僕はいまとてもとても感動している。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
 ウチの庭に咲いたワレモコウです。花言葉は「愛慕」。

2007年12月20日

4060 Little Sunset Dance

雪のち晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 1℃

Fusik の Little Sunset Dance と言う曲がある。

この曲名からいったいどんなイメージを持つだろうか。実際に聴いてみると iTunes Store のカテゴリーでいうところの「エレクトロニック」に入る音楽である。東京の超モダンな街のしゃれたバーやファッション・ショウなんかできっとかかる類の音楽だ。

なかなか気に入った。不思議なことなのだけれど、そんな都会的な音楽なのに、今日の夕景にぴったりとはまったのだ。西の山の端に夕陽が沈んでいくとき、その最後の光芒が全体が真っ白に冠雪した北横だけに照り返すのだけれど、その情景に、 Little Sunset Dance はとても似合っているのだ。

(写真はまだ照り返しが始まる前のものだ、残念ながら。)

この地の夕景、サンセットにここまで魅入られてしまったのはどうしてなのだろう。自分でもよくわからない。ひとつだけはっきりしているのは、二十歳の頃このすぐ近くの女神湖畔のセミナーハウスで文字通り一生記憶に残るような壮大な夕焼けを目撃したという事実だ。

大学二年生のゼミの合宿だった。その全員にあたる16名の男女が同じ場所でそれを目撃し、目をそらすことも動くこともできないほどの感動に打たれたのだった。多少過激な表現を使うならば、それはある種の「啓示」とでもいうべきものだった。

その証拠に、同窓会の時にその話題になると、全員がはっきりその情景と体験を記憶していることが明らかになるのだ。みんなが決して忘れない情景、それはたまさか「夕景」であったわけだけれど、その後数十年たったいまも僕らをどこかで結びつけている体験なのだ。

何者かに呼び寄せられるようにして、この地に移り住み、サンセットと名付けられたペンションを営みつつ、この地の夕景を礼拝している神父のような、あるいは導師のような、そんな気分になってくる。

ぼくが、いま、ここに、ある・・・のはやはり「あの壮大な夕暮れ」の体験がその根底にあるような気がしてならない。それは、もはや確信と言っても良い。


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2008年04月02日

4164 カラヤンをリスペクト

晴れのち夕方から一時雪 気温:最低 - 10℃/最高 + 3℃

この冬はすっかりカラヤンにはまってしまいました。僕はとくにクラシックファンというわけではなく、むしろモダンジャズとともに人生を送ってきたといったほうがいいのですが、学生時代に出会ったカラヤンにいま再びはまっているというわけです。

きっかけは学生時代から好んで聞いてきたアルバムです。リヒテルが奏でる「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」をこよなく愛す僕はカップリングされた「チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番」も同じ回数だけ聞いてきたわけです。で、つい最近ようやく気がついたのですがその指揮をしていたのがカラヤンだったのです。ちなみにラフマニノフの方はヴィスロツキです。

聞かせどころをしっかりと聞かせるその演奏がとても気に入っていたのです。そして、古いカセットテープで良く聞いていた「モーツアルトの交響曲第40番」の「疾走感」もベームの指揮のものと比べて妙に気になっていたのですが、それもカラヤンが指揮したベルリンフィルものでした。

※あ、いま気がついたのだけれど、Windowsの標準フォントだとカタカナの「ツ(つ)」と「シ(し)」がものすごく似ていて紛らわしくありませんか?こういうところにもっと気を遣って欲しいものだと、日本人ユーザーとしては思うわけですよねー。

で、僕はカラヤン信奉者というわけではないのですが、僕のようなクラシック初心者にとってはとても良い演奏ばかりだと感じるわけです。シンプルに「クラシックって良いなあー」って思わせてくれる。彼の最大の功績は最先端の音響技術や録音再生技術を駆使して星の数ほどの演奏を録音として残してくれたこと、そしてそれをマスマーケットに供給してくれたことだと思います。そのことによって、どれだけ多くの新たなクラシックファンや愛好家が生まれたことでしょう。どれだけ多くの子供たちが音楽を志すきっかけとなったことでしょう。

同時にその収益によってクラシックに関わるさまざまな人たちの活動をサポートした功績も認めるべきだと思います。彼はクリエーターではなくセールスマンだったという評価もありますが、では、他にいったい誰だったらクラシック音楽をメジャーなものにするだけのセールスが可能だったでしょうか。

武士は食わねど高楊枝ではクラシック音楽界も衰退していたかも知れません。

カラヤンは自らのポジションを知り尽くしていて、自分がクラシック音楽に対してできることを見極め、生涯を通じて自分がなすべきことを貫徹したのではないかと僕は思うのです。その証拠に、彼の演奏は「世界最高」と絶賛されることは少なかったかも知れないけれど、ほんとうにクールで最高なクラシック音楽になっています。重厚とか、奥深さとか、微妙な陰影とか、そういう巨匠的なものではなくて、もっとも正しい意味においてコンテンポラリーミュージックなのです。

その一点において、それだけでも充分以上に僕はカラヤンをリスペクトできるのです。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年04月13日

4175 雨降りの日曜日の午後

曇りのち雨 気温:最低 0℃/最高 + 8℃

最近ふとしたきっかけで「ナショナル・ジオグラフィック」を購読し始めました。
初めての出会いが35年前の英語版でしたから、とてもなつかしくて。
ラウンジに置いてありますので是非お手にとってご覧下さい。

☆☆☆

ことことと雨音が聞こえています。これは軒から落ちる雨滴の音。森の樹木はまだ新芽の段階で、葉をつけていないので、昨秋枯れた下草と落葉を打つ雨の音がさわさわとかすかに聞こえます。これが新緑の季節なら張りのあるぱらぱらという音が森中に響くのですが。

雨の森からは日ごとに増える野鳥の声が美しく響きます。遠く近くウグイスが鳴き交わし、ルリビタキが謳い、シジュウカラが飛び交います。ホトトギスとアカハラとカッコウはまだのようですが、彼らの声を聴くのも時間の問題でしょう。圧倒的な雨の音の向こうからいのちの歌声が美しく聞こえます。

高原の深い森で聴く雨音はなかなか風情のある音楽です。いま居室で聴いているのはマイルス・デイヴィス(Miles Davis)の名盤「カインド・オブ・ブルー(Kind of Blue)」です。今日のような雨降りの日にはよく聴くアルバムです。とてもしっくりと空気と馴染むのです。

都会のマンションだったら同じくマイルスの「マイ・ファニー・バレンタイン(My Funny Valentine)」というアルバムが超おすすめです。音楽の背景から(不思議なことに)ベールのように降りしきる都会の雨の音が聞こえてくるようなアルバムです。

どちらも普段ジャズをあまり聴かない人におすすめしたいアルバムです。これを聴けば、きっとジャズもなかなか良いものだと感じていただけると思うのです。

蓼科にはクラシック音楽、とりわけコンチェルトとシンフォニーがよく似合います。銀巴里(ぎんぱり)という床屋さんに行くとなんとオペラがかかっていたりしますから、これは僕だけの好みということではないと思います。そして、ジャズもまた蓼科の空気感にとても良く馴染むのです。

こんな日には外での作業もできませんから、おとなしく読書したり、音楽を聴いたり、その両方を楽しむのです。お天気は悪くても、雨に煙る蓼科山を眺めながら過ごす日曜日の午後はとてもしあわせです。

2008年04月17日

4179 激しい雨

雨 気温:最低 + 1℃/最高 + 6℃

今日は予報どおり雨になった。こういう雨を「激しい雨」と歌うのだろうか。ボブ・ディランことロバート・アレン・ジマーマンは「激しい雨(Hard Rain)」というライブ・アルバムを1976年にリリースした。その頃僕は大学を卒業して社会人3年生になっていた。その年、いまの妻と結婚した。

僕らはちょうどそんな世代なのです。ビートニクとかヒッピーとかカウンターカルチャーとかの生き残りっていうか、残像というか・・・。

ま、それはさておき、いずれにしても激しい雨が終日降り続け深夜になっても止む気配はまったくありません。

あいにくですが、晴天ばかりで雨がまったく降らないのも困りますからしょうがないですよね。それにしても今日の雨は久しぶりに見る本降りの雨でした。玄関を出て駐車場のクルマに乗るまでにびしょ濡れになってしまいそうでした。こういう雨はちょっと苦手です。

でも、激しい降りのおかげで黄砂(こうさ)が降り積もっていた愛車が多少洗われてきれいになったような気がします。これは高原の雨のメリットですかね。都市部の雨のように、雨上がりにタールのような油分が車体に付着するようなことはありませんから。ここでは「水垢」がほとんど付きません。

ところで、わたしたちのペンション サンセットの話しをすると、GW〜夏休みに向けていろいろな新しいプランを週末までにアップしますので、是非ご覧いただければ幸いです。今日現在はまだプラン説明画面制作中なので、いましばらくお待ち下さいね。

それにつけてもひどい雨です。こういう雨は風情が無くて嫌だなー。まんま、「自然の猛威」って感じです。こういう雨を体験するのは初めてかも知れません。吹雪では「自然の猛威」を嫌というほど思い知らされてきましたけれど。

2009年03月10日

4536 Oh My Love



最近昔書いた記事を読み返す機会が増えました。

ネタ切れというわけでもなくて、初心に帰るといった感じで・・・

以下は2003年1月12日の記事から:


★★★


たまたまTV(NHK)を見ていたら2001年の同時多発テロ直後日本で行われた「ジョン・レノン・スーパーライヴ」の再放送をやっていた。そのなかで大貫妙子が歌った曲がいまの僕のこころに深く染み渡った。

Oh My Love

Oh my love for the first time in my life,
My eyes are wide open,
Oh my lover for the first time in my life,
My eyes can see,

I see the wind,
Oh I see the trees,
Everything is clear in my heart,
I see the clouds,
Oh I see the sky,
Everything is clear in our world,

Oh my love for the first time in my life,
My mind is wide open,
Oh my lover for the first time in my life,
My mind can feel,

I feel the sorrow,
Oh I feel dreams,
Everything is clear in my heart,
Everything is clear in our world,
I feel the life,
Oh I feel love.


(C) Written by: John Lennon & Yoko Ono


バッハのどのアリアよりも素晴らしい。僕が言うべきことは何も無い。ジョンのアルバム「イマジン」に収録されているので、機会があったらぜひ耳を傾けて欲しい。

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☆たてしなラヂオ☆

2009年03月11日

4537 GOD



前回の記事の反響が多かったので、ジョンに精神を育てられたと言っても過言ではないラヂヲとしては続けてこの曲を紹介したいと思います。

★★★


GOD


GodGod is a concept

By which we measure

Our pain

I'll say it again

God is a concept

By which we measure

Our pain

I don't believe in magic

I don't believe in i-ching

I don't believe in bible

I don't believe in tarot

I don't believe in hitler

I don't believe in jesus

I don't believe in kennedy

I don't believe in buddha

I don't believe in mantra

I don't believe in gita

I don't believe in yoga

I don't believe in kings

I don't believe in elvis

I don't believe in zimmerman

I don't believe in beatles

I just believe in me

Yoko and me

And that's reality

The dream is over

What can i say?

The dream is over

Yesterday

I was the dreamweaver

But now i'm reborn

I was the walrus

But now i'm john

And so dear friends

You'll just have to carry on

The dream is over


(C) Written by: John Lennon

★★★


僕自身リアルタイムでこの曲を聴いて(つまりジョンに近い世代なので)、ものすごい衝撃を受けました。まずその歌詞の奥深さとストレートなところに。そして楽曲としてのすばらしさにも、もちろん。

▼こちらのリンク(YouTube)で歌詞の邦訳とともに聴くことが出来ます;

http://www.youtube.com/watch?v=7qukNOmhk6c

(注)ゴッド(God)は、1970年に発表されたジョン・レノンの曲。ビートルズ解散後初のソロ・アルバム『ジョンの魂』のハイライトとして収録されている。ビートル(※ビートルズのメンバーという意味)としての自分自身に決別し、ソロ・シンガー、ジョン・レノンの誕生宣言とも言える作品。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


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☆たてしなラヂオ☆

2009年05月24日

4658 BLUE NOTE

雨一時曇り 気温:最低 + 3℃/最高 + 12℃





雨に濡れたウッドデッキに映る新緑

写真をクリックして拡大してご覧ください!

こういう写真・・・

ラヂヲ好みです

って、

自分で撮ったんだけど


中学生の頃から

ミュージシャンを志して

新宿のジャズのライヴハウスに

出入りしていたから


BLUE NOTE レーベルの

ジャズ・アルバムのジャケットの

アーティスティックな写真に

いつもインスパイアされていた


だから

わたしの写真は

自分のレベルなりに

その影響を強く受けている

たぶん・・・


そんなことに最近気がついたわけです

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☆たてしなラヂオ☆

2009年11月25日

4905 高原に似合うラジオ

     

 
BOSE Acoustic Wave Music System II というCD プレイヤー付ラジオです。

写真クリックで拡大します。
  

ペンション・サンセットとなりのピラタス蓼科スノーリゾートのスキー場は12月5日(土)にオープン予定です!!!
 
 
★★★
 
 
昨日も書いたけれど、 BOSE Acoustic Wave Music System II というCD プレイヤー付ラジオを最近手に入れた。

写真からイメージするよりもはるかに小さいのにもかかわらず,その音は同価格帯のコンポーネント・オーディオセットを凌駕するものがあるのに驚いた。とにかくすごいのだ。

クラシックのシンフォニーを聴いていても,ひとつひとつの楽器がはっきりと聞き分けられるほどの分解能(音の解像度)、そしてその音色はぼくらが記憶している音そのものなのだ。

色に物理的周波数で定義されるものの他にわれわれの記憶に基づく「記憶色」があるように、このラジオの奏でる音楽はわれわれの記憶にある音色を聴かせてくれる。ハイフィデリティ(高原音忠実度)もいけれど、こんな「記憶忠実度」の高いオーディオがあっても良いと思った。

じつに目から鱗が落ちる思いがしたっすよ。

僕も昔ミュージシャンを目指していたので、ステージ上の演奏者側から聴く音楽にはいささいあ造詣が深い。その観点から言うと、クラシックはコンサートホールの前後左右のちょうど真ん中のあたり、ジャズは演奏者の位置で聴いているような印象がする。ロックもライブなら会場の真ん中あたりの感じで、スタジオ録音なら演奏者の位置という感じかな。

いずれにしても、秋の高原の森の中のようなクリアで柔らかなそれでいて切れ味の良い音のする希有なオーディオ機器だと思う。

どのジャンルの音楽もそつなくこなすけれど、やっぱりクラシックがもっともいい感じで聴ける。その次が意外なことに晩年のマイルス・デイヴィスのエレクトリック・バンドがまさにライブ会場にいるかのような「うるさくない」クリアーな臨場感で聴けることは特筆に値する。

ヘッドフォーンで聴くときはなんでもOKで、エアロ・スミスの大音響のライブなんかは最高の臨場感とクリアネスで聴くことが出来る。

ただし、ものすごく低音が出るので、木造アパートや壁や床の薄いマンションだと隣近所から低音公害だと言われてしまうかも知れないので、もっとコンパクトな Wave Music System のほうがいいと思う。

ということで、ラヂヲ君の新しいラジオのはなしでした。(^^)
 
   
 
 
☆たてしなラヂヲ☆
 

★★★


ピラタス蓼科スノーリゾートのオープンは12月5日(土)予定です!!!

ペンション・サンセットはすぐ隣にあるのでアクセス抜群です。しかもゲレンデ隣に完全舗装された800台収容の無料大駐車場があるので、ペンション・サンセットにお泊まりなら、「満車で駐車できない!」なんて心配はありません。

ゲレンデ横のペンション内駐車場までは車2分、スキー場の大駐車場までは車5分です。「スキー場まで歩いて行けるから」という基準でペンションを選ぶ必要はありません!アイスバーンの道をスキー担いで歩くのはたとえ徒歩1分をうたうペンションからでも大仕事ですから。もちろんあえて歩くかどうかはお客さまが決ることですが・・・。

ブーツがものすごく傷むので、道具を大事にするラヂヲ君は絶対歩きたくありませんね,たとえ徒歩1分でも!車でのアプローチがオススメです!


 
 
【観光情報】
  
広葉樹の紅葉はもう終わり、あの東山魁夷画伯が好んで描いた落葉松の森の紅葉の季節になりました。蓼科から女神湖に向かう途中の展望台からの眺めは東山魁夷の世界そのものです。

11月はまだ雪はほとんど降らないしめったに積もりません。まだ雪は例外的な気象です。万一積雪しても日が当たったり気温が上がれば道路はすぐに乾燥します。文字通り「淡雪」の季節なのです。ただし、蓼科高原に限らず,高原では深夜早朝に路面凍結する箇所が散在しますので、日のある時間帯に走行するよう、また日陰の路面は充分速度を落として安全走行するようにして下さいね。
 

 
★★★
 
 
■蓼科高原公式HP(スキー情報あり)

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2009年11月26日

4906 音楽無しでは生きられない!

     

 
冬ならではの夕暮れ。(蓼科高原ピラタスの丘)

写真クリックで拡大します。
  

ペンション・サンセットとなりのピラタス蓼科スノーリゾートのスキー場は12月5日(土)にオープン予定です!!!
 
 
★★★
 
 
BOSE Acoustic Wave Music System II という一体型オーディオ・システムで聴く音楽はやはり格別だ。

ここのところクラシック音楽を聴く機会がとても多くなったのもそのせいだと思う。とてもとてもいやされるのだ。だからといって、特にクラシック・ファン(あるいはクラシック・マニア)というわけではない。

本来はジャズやロックのファン、J-POPの愛好家なのだ。

そして、20年来の親友である作曲家・ピアニストのウォン ウィンツァン氏の敬愛者でもある。ペンション・サンセットを訪れたひとはそこに流れるBGMがほとんどの場合彼の音楽であること、そしてそれがこの地の風景や雰囲気にとても似合っていることにきっと気づかれることと思う。

氏との交流のことについてはこちらのページの検索窓で氏の名前で検索をかけてご覧いただけます。

音楽無しでは生きられない!・・・僕のようなひともいれば、音楽なんていらないけれど別の何かがそれに当たるひともいるのだと思う。百人百様、その多様性が世界を支えているのかも知れない。
   
 
 
☆たてしなラヂヲ☆
 

★★★


ピラタス蓼科スノーリゾートのオープンは12月5日(土)予定です!!!

ペンション・サンセットはすぐ隣にあるのでアクセス抜群です。しかもゲレンデ隣に完全舗装された800台収容の無料大駐車場があるので、ペンション・サンセットにお泊まりなら、「満車で駐車できない!」なんて心配はありません。

ゲレンデ横のペンション内駐車場までは車2分、スキー場の大駐車場までは車5分です。「スキー場まで歩いて行けるから」という基準でペンションを選ぶ必要はありません!アイスバーンの道をスキー担いで歩くのはたとえ徒歩1分をうたうペンションからでも大仕事ですから。もちろんあえて歩くかどうかはお客さまが決ることですが・・・。

ブーツがものすごく傷むので、道具を大事にするラヂヲ君は絶対歩きたくありませんね,たとえ徒歩1分でも!車でのアプローチがオススメです!


 
 
【観光情報】
  
広葉樹の紅葉はもう終わり、あの東山魁夷画伯が好んで描いた落葉松の森の紅葉の季節になりました。蓼科から女神湖に向かう途中の展望台からの眺めは東山魁夷の世界そのものです。

11月はまだ雪はほとんど降らないしめったに積もりません。まだ雪は例外的な気象です。万一積雪しても日が当たったり気温が上がれば道路はすぐに乾燥します。文字通り「淡雪」の季節なのです。ただし、蓼科高原に限らず,高原では深夜早朝に路面凍結する箇所が散在しますので、日のある時間帯に走行するよう、また日陰の路面は充分速度を落として安全走行するようにして下さいね。
 

 
★★★
 
 
■蓼科高原公式HP(スキー情報あり)

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2010年01月12日

4960 ウォンウィンツァン

  

 
ペンション・サンセットから見上げる冬の青空。
 
写真クリックで拡大します。
 
  
20数年来の友人、作曲家・ピアニストのウォンウィンツァンさんから最新作CDが送られてきました。
 
アルバムタイトルは「光の華」。初期のベストセラーアルバムの「フレグランス」が好きな方には本当に待ちに待ったメロディアスな楽曲を満載した癒しの音楽2枚組アルバムです。
 
ウォンさんの音楽はどれもヒーリング・ミュージックを越えた精神性の極めて高いものばかりですが、あえて分類するとすれば、精神性を追求したものとメロディーを追求したものとがあるように感じています。
 
ペンション・サンセットにいらしていただいたお客さまはご存知のことなのですが、ラウンジでかかっているBOSEシステムから流れる音楽はすべてウォンさんのアルバムなのです。
 
友人として当然のことながら彼のすべてのアルバムを聴いてきたわけですが、どれもすばらしい。しかし個人的に最も好んで聴くのは処女作「MOON TALK」です。彼の最初のピアノ・インプロビゼーション・コンサートをライヴ録音したアルバムです。
 
もちろん最新作の方があらゆる点で進化しているのですが、個人的には彼による彼自身の音楽をはじめてパブリックに公開した演奏として、いまも最高点に位置しています。
 
それは彼が彼自身の心の奥底からほとばしり出る音楽を即興で演奏した蓼科アートランドホテルのラウンジでの出来事に立ち会った数少ない友人としては当然のことかも知れないのですが。
 
そのときわたしは訳もなく涙があふれて号泣してしまったのでした。あんなことは人生で最初で最後のことでした。そのときから音楽家・ウォンウィンツァンにとっても、わたしにとっても新しい世界への道が開けたのだという共通認識があります。
 
道はまったく異なりますが、この世界に生きるものとして、宇宙の真理のつぶやきに耳を傾ける同志と感じています。それはひとびとがつかの間でもなにも恐れることなく安寧を享受できること、できればその安寧が永遠に続くような平和な世界になって欲しいという志でもあります。
 
まあ、わたしの場合はきわめて個人的で限定的な志でしかないのですが・・・。
 
お恥ずかしい限りです。
 
ウォンさんは違いますから・・・。
 
 
 
今日の朝の雪景色を載せますね。もっと見たい方はこちらを見てくださいね。↓
 
http://twitpic.com/photos/tateshina_radio
 
 
  
☆たてしなラヂヲ☆
 
 
Twitter 始めました!!!
フォローしていただくとスキー情報をリアルタイムでご覧いただけますよ!(っていうか、おちゃらけツイートのほうが圧倒的に多いのだけれど)
 
http://twitter.com/tateshina_radio
 
 
★★★


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