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5163 未明…

  
2010年9月13日(月) 天気・最高/最低気温は未明のため不明。9/12(日)の日記はスキップしました。
 
 

  
吹き抜けからのウッドデッキ越しの眺め。秋を迎えた蓼科の風景がこころを慰めてくれます。山岳部の紅葉の見頃は10月にはいったらすぐです。
写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
 
蓼科はもうすっかり秋です。朝晩だけではなく日中も秋そのものです。しかし、日中は夏のようなさわやかな陽射しがさんさんと降り注ぐので、夏らしさも楽しめる、一粒で二度おいしいグリコみたいな季節を迎えている蓼科高原です。遅い夏休みにぴったり!初秋の旅行にも最適です!
  
     
※※※
 
 
未明…
 
 
雨音に気づいて… 目を覚ました。ピンポイント予報で雨マークが出ていたのは宵の間だけだったような気がするのだけれど。
 
気のせいなのだろうか。あるいは聞き違いなのだろうか。カーテンを閉めた寝室は漆黒の闇だ。いや、正確に言うなら電話の子機の充電ランプがやけに明るく天井に映っている。しかし十分に暗いことに変わりはない。
 
つらつらと様々なことを想いながら、しだいに意識がはっきりしてくるのを待つ。あらためて目を閉じ、そして開けてみる。天井が明るい。わたしは目覚めているし、確かに目を開けている。窓外からは間断無い雨音が聞こえている。やはり雨が降っているのだ。
 
外も真っ暗だから未明に違いない。ではいったい何時頃なのだろう。体内時計に訊いてみる。午前4時半と言ったところか、と彼は言う。こうした自然の中での暮らしが長くなると、人間に内蔵されたじつに様々な隠された能力が目覚めるものなのだ。
 
書斎に出て明かりをつけ時計を観る。午前4時30分。ビンゴだ。
 
住居を飲み込む勢いの森林はしんとしている。この季節の森林はまだ自分の存在を主張している。樹木の気配がある。それは野生動物よりも透明なものだが、とても大きな力を感じさせる。これだけ静かでも、耳を最高感度に澄ませると様々な音が聞こえてくる。ありえない音や意味不明の音。しかも外はまだ闇の世界…
 
こんな風に語っていると、とても怖いのではないかと想うかも知れないけれど、そんなことは全然無い。なにしろ、この土地でもっとも邪気にあふれているのはわれわれなのだから。
  
ここは、信州蓼科高原と呼ばれる山岳リゾート、それも標高1750mにある別荘地だ。自然の存在感と野生動物の気配はあっても、邪悪なものは一切感じられない特異な土地でもある。この八ヶ岳は広大な諏訪地域の東の城壁でもあるから、諏訪大社の存在と関係が深いのかも知れない。
 
何週間もひとりっきりで過ごすこともあるし、17年も住んでいるけれど、恐怖を感じたことなど一度もないと断言できる。あるのはただひたすら安らかな雰囲気と、自然の発する音のみ。雨の音、風の音、樹木が水を吸い上げる音、ドングリが地面に落ちるドスンと言う巨大な音… 野生のニホンジカが通るとき藪こぎをするがさごそという音…
 
そんな世界に、今日も暮らしている。
 
  
 
☆たてしなラヂヲ☆

http://twitter.com/tateshina_radio
 
 
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2010年09月13日 05:43に投稿されたエントリーのページです。

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