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4979 ネット社会と匿名性

  

 
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★★★ 
  
 
1996年7月1日に自分のペンションのホームページを自主制作運営し始めてからつい数年前まで、僕は実名でウエブ上に存在した。それが当然のことだと信じていたからだ。どこにいようと自分の発言には責任があると考えていたからだ。
 
何か発言をするときには、どこの誰がどのように発言したかということがすべて明らかでなければ、その発言は主張としての必要十分条件を満たさない。そう考えていたし,いまもそれは変わらない。
 
しかし、そんな僕もネット社会の変貌に対応せざるを得ないと考えるにいたる様々な出来事に遭遇した。いちいちここには書かないけれど、要するに丸腰で荒野をひとりで旅するような状況に、つまり物騒な社会のレプリカにネット社会も変わってきたということかもしれない。
 
いまでも手間暇さえいとわなければ,僕がどこの誰かを知ることは容易だ。あえてそのようにしてある。匿名性を隠れ蓑にものを語るのを善しとしない自分を説得しきれない。
 
かといって、ネット上での匿名性をまったく否定するものでもない。たとえば実名では不可能な立場の人が内部告発するとか、身に危険のおよぶ可能性のある情報発信とか・・・まあ、プロの手にかかればそれでも割り出されてしまうのかも知れないけれど、多少の保険にはなるだろう。
 
Twitterだってブログだって、ある種の人々によって終始看視されていると考えるのが順当だろう。それは社会の安寧にとって必要な活動かも知れないし、反対に悪意を持ってなされている場合もあるかも知れない。いずれにしても、僕らはそのことを常に意識しておいた方がよいのだろう。
 
そうした状況を冷静に勘案するならば、公人や準公人以外のひとはニックネームでネットデビューするのがまずは安全かも知れない。個人的経験としては,そんなふうに感じる。

 
 
 
☆たてしなラヂヲ☆
 
 
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2010年02月02日 23:56に投稿されたエントリーのページです。

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