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2008年05月 アーカイブ

2008年05月01日

4202 蓼科の美しきものたち...落葉松の花

曇り 気温:最低 3℃/最高 17℃

ピラタスの丘ペンション村の「おさんぽ道ひろば」から見る空も雲も夕陽も絶景です。


野鳥も顔ぶれがそろい、未明から早朝にかけて美しい歌声がピラタスの森に響き渡っています。それを聴きながらまどろむ目覚めの時間はじつに至福と呼ぶにふさわしいものです。

そして花。蓼科の桜の季節はまさにゴールデンウィークにあたります。蓼科湖畔の聖光寺の千本桜を初めとして、山々で咲きこぼれんばかりの花の饗宴はまさに春爛漫を感じさせてあまりあるものです。もちろんミズバショウやその他の高山の花もこれから間断なく咲き継ぐ季節になります。

そして空と雲、そして夕景。これを忘れてはいけません。蓼科にいらして空を見ないなんて、真っ白に冠雪した山々を見ないのと同じかそれ以上もったいない話しです。夜はもちろん満天の星が頭上にあることを忘れないで!

そして、忘れてはいけないのが「落葉松の花」です。意外と知られていないのですが、新緑が芽吹くこの季節には落葉松の可憐な花を見ることができるのです。かく言う私もお客様からお話を伺って初めて気づいたほどですから、ご存じない方の多いのではないでしょうか。落葉松の花の写真は日本の巨樹・巨木というサイトに大変美しい写真が掲載されていますので是非ご覧下さい。いまならピラタスの丘で見ることができるかも知れません。


☆☆☆


さて、今夜、5月1日(木)からペンション サンセットの自動予約システムを楽天トラベル(株)が提供する R-with's というシステムに切り替えました。まだ細かい点をチューンナップしなければいけないのですが、お客様に快適にお使いいただけるレベルには調整できていると思います。これは楽天トラベル(株)がASPとして開発提供するもので、インターネット予約サイトとしての「楽天トラベル」のノウハウを生かしたペンション サンセット独自の独立した予約システムです。

まあ理屈はともかく、一度見積りがてら使ってみていただき、ご感想を頂戴できればさいわいです。ペンション サンセットではご予約のしやすさや心地よさからすでにおもてなしが始まっていると考えております。

みなさまのご利用をお待ちしております。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年05月02日

4203 蓼科聖光寺の千本桜が満開に

曇り 気温:最低 3℃/最高 14℃

蓼科湖聖光寺(しょうこうじ)の千本桜が満開になりました。
写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


ずいぶん暖かくなりましたね。日常的会話としてもそうなのですが、地球温暖化という大事に関してもまさにそのとおりなのです。かつて、といっても、10年ほど前のことですが、そのころはGWでも最低気温が氷点下4℃とか氷点下8℃なんてことがめずらしくなかったのです。それがいまはめったなことでは氷点下にはならないし、最高気温だってものすごく高くなるのです。

こつこつと一歩一歩温暖化防止的ライフスタイルに変えていくしかないのかも知れません、すくなくとも個人的にはそれしかない。啓蒙活動とか、大なたを振るう政策はまた別次元のものですが、そちらもしっかりと見極めつつサポートしたり働きかけたりしていくことが大切かと思います。というのも政治レベルになると往々にして本質からはずれた議論やお馬鹿な施策になってしまうことが多いからです。

まあ、それはそれとして、蓼科湖・聖光寺の千本桜は今日「満開」を迎えました。

じつに見事な咲き方で、数年ぶり、いや10年ぶりのゴージャスな桜景色になりました。訪れたお客様はみなさんニコニコとしていて、ほんとうになごやかな春爛漫でした。やはり桜は日本人の心の琴線に触れる何かをもっているのでしょう。これはDNAに刻み込まれているのかも知れません。

この和やかな雰囲気と、この景色が私は大好きです。

☆☆☆

お越しの節は是が非でも聖光寺の千本桜を愛でて下さい。桜の花は晴れても曇っても美しさに変わりがありませんので・・・。

もしお時間がありましたら、蓼科湖手前のバラクライングリッシュガーデン(本格的英国庭園)にお立ち寄りになるのも一興かと思います。ここのティーラウンジのランチと紅茶が美味しいです。もちろんスコーンセットやアフタヌーンティーも!

また蓼科湖をぐるりと一回りなさるととても爽快です。一周しても20分ほどです。

桜は5月5日、6日の「蓼科高原桜祭り」まで楽しめると思いますので、ぜひお越し下さいね。桜祭りでは和太鼓の感動的なライヴ演奏や、無料振る舞いがありますよ。(^^)

2008年05月03日

4204 聖光寺の千本桜が満開に(2)

晴れ 気温:最低 5℃/最高 16℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


天気予報では終日曇り、もしかしたら雨が降るかも・・・ということでしたが、良い方向へ予報がはずれました。雲が多かったものの晴れ間までのぞいて、とても暖かな絶好の行楽日和、お花見日和になりました。GWのメイン日程ということでたくさんのお客様が蓼科を訪れて下さいました。

とりわけ、きのう満開となった蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の千本桜をめあてに、信じられないほどのお客様がお越しになりました。200台近い収容能力のある駐車場も満車になり、駐車待ちのお客様のクルマが聖光寺から1km以上も列をなしたそうです。

これも桜の名所として認められた証拠と喜ばしい一方で、駐車場スペースやお客様の誘導に課題を残すほどの段階になったのかも知れませんね。高原保養地として屈指の歴史を持っている蓼科のことですから、早急に解決策を見いだして実行することを期待していただければさいわいです。


2008年05月04日

4205 春の風。渡り鳥、へたる。

晴れ 気温:最低 6℃/最高 16℃

今朝は気持ちよく晴れて、降り注ぐ陽光が心地よい。なんといっても吹く風がきのうまでとはすっかり変わっている。やわらかく、あたたかで、やさしい春の風だ。その感動をお客様と共有できたことがまたうれしい。

チェックアウト後にウッドデッキのサンダルラックに野鳥がいると報告を受けて見に行くと、コガラとどちらが大きいかというほどの小さなきれいな鳥が、へたり込んでいた。もう死んでしまうのではないかと思われるほど弱り切っている。またひとついのちの火が消えるのかと、寂しい思いにとらわれたが、野鳥の多くが渡り鳥である事実を思い出して、まずは新鮮な水を与えてみることにした。

きょろきょろと周囲を見回す元気はあるが、身体が動かない様子で、十センチぐらいまで近寄っても逃げようともしない。もう飛べないのかも知れない、と思った。単なる疲労困憊か脱水症状であることを祈りながら、仕事に戻った。

20分後様子を見に戻ると、水を飲んだあとがあり、鳥は消えていた。飛び去ったのだ。うれしかった。図鑑で調べてみたけれど、素人には何という鳥なのか判断が付きかねるのが残念。詳しい方のご教示を期待したい。

(注)早速お客様からご教示をいただきました。これはキクイタダキという野鳥だそうです。わざわざ調べて下さったそうです。感謝です。おかげさまで名前がわかったので、私も調べてみました。たしかにいつもお世話になっている Yachoo! を覗いてみるとまさにこの鳥でした。しかしこの名称は「木食い叩き(きくいだたき)」と勘違いしやすそうですね。「菊頂(きくいただき)」が語源のようです。Yachoo! の撮影者コメントによれば「小さい鳥が、疲れ果て水浴びにやってきた。誰がいようがお構いなく。」とのこと。ああ、ハスキー犬みたいに「天然」な鳥なんだ、となんだかにんまり。(Y.T.さん、ありがとうございます:5/5)


☆☆☆


昨日の午後はちょとたいへんだった。契約しているレンタルサーバーの調子が悪くなって、アクセスカウンターやメールフォームなどのCGIプログラムがまったく機能しなくなってしまったのだ。お客様のアクセスが集中するこのタイミングで、そのようなことが起きるともう気が気ではない。

サポート担当者と詳細連絡を取ってほぼ原因を特定した頃に、ちょうど調子が戻ったのはなにかの偶然か。いずれにしても、同じサーバーを共用するCGIプログラムが暴走して処理能力を著しく低下させたということのようだ、推察の域を出ないけれど。

改めて、ネットワーク社会の脆弱性を思い知らされた。ほんと、サーバーがダウンしたり、ネットワークがダウンしてしまうととんでもないことになる社会なのだ、いまや。問題の無いときにはまったく意識しないことなのだけれど。


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2008年05月05日

4206 ウグイスが変なんです

曇りのち雨 気温:最低 7℃/最高 13℃

朝のうちは曇りで一時晴れ間も見えたので、ああこれはうまい方向へ天気予報がはずれたか、と期待したのだけれど、そのうちに雲行きが怪しくなって、予定どおり(?)雨になった。土砂降りではないけれどしっかりと降るタイプの雨だ。

雲が低いのでウチのペンションより下に雲がある。だから下に降りるほど降りが激しくなる。ここはそれほどの降りではない。目の前にある蓼科山との間の谷に白い雲がむくむくとたまり、やがて八ヶ岳に登ってゆく様は幽玄の美そのものだ。まるで墨絵みたいな情景だ。

こんな雨でも野鳥たちはすこぶる元気で、雨の中を跳び回っている。ウグイスだってあちこちで鳴き交わしている。ただ、その歌声は相変わらずちょっと変なのだ。

「おおおおおおー、ほちぇちょ」とか、「おおおちぇっちょ」とかなんだよねー。どうも昨今は「ほぉぉぉぉーほけきょ」なんていう正調で歌うウグイスが本当に少なくなった。これは実感。どうしちゃったのだろう。


☆☆☆

ペンション サンセットのネット予約システムを変えたのが5月1日だったのだけれど、ようやくシステムの概観をつかめたように思われる。使いこなすにはまだまだ時間が必要だけれど、かなり良い感じのインターフェイスになってきたと思う。

特にプランの一覧性が向上したのと、お客様の条件にあったプランとお部屋をリストアップしてさらに条件で絞り込んだり、料金の安い順、高い順、に並べ替えて比較できるところが便利だと思う。これって楽天市場の商品検索に近い感じかな。

それもそのはず、このシステムはネット予約サイトの「楽天トラベル」のシステムをひな形にして、各宿泊施設の自社サイトでのネット予約用システムとして楽天トラベル(株)が開発提供しているサービスなのだ。その名は"R-with's"。当然ながら、楽天市場や楽天トラベルをよく使う方にはすっとなじめるものになっている。

僕自身が楽天市場のヘビーユーザーなので、このような選択になったということもある、かな。

いずれにしてもお客様のユーザビリティー、アクセシビリティー、グッドナビゲーションをコンセプトに改善を図ってきたペンション サンセットのHPにはぴったりだと判断したしだい。

使ってみたご感想をいただければさいわいです。


あ、それから今日、ホームページのテキスト・エンコーディングを'shift_jis"から"utf-8"に変更したのだけれど、Windows XP + InternetExplorer 6 の組み合わせで「エンコード」が「日本語(自動選択)」の設定になっていると表示されないという現象がある。これは 表示メニュー>エンコード>自動選択 と設定すればあらゆるケースに対応してきちんと表示されるものだ。あきらかにこれは「仕様」というよりは「バグ」というべきものだろう。日本語はすべて"shift_jis"でエンコードされているという決めつけは間違っている。

もしそのような現象が出たときは上記をご参考にしていただければさいわいです。

どうしてそんなリスクを冒してまで"utf-8"にしたのかというなら、たとえば「般若心経」全文をアップしようとすると"shift_jis"では使えない文字がいくつも出てきてしまうということがあるわけです。表現の幅を広げたいから、"utf-8"ということなのです。グーグルだって、一般のブログだって多くがいまや"utf-8"を採用していますから。

2008年05月06日

4207 お花とさんぽ道ひろば

晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 17℃

きょうはこの広場にクルマを止めて、周辺を歩き回って新緑の芽吹きを撮影しました。さんさんと降り注ぐ暖かな陽射しのもと、なんだか初夏の散歩のような気分になりました。とにかく爽快(そうかい)のひとことにつきます。写真は明日以降順次載せていきたいと思います。それにしても、つい二週間前にはこの「さんぽ道ひろば」は分厚い積雪に覆われていたのだから信じがたい変化です。

しかしこのひろばの正式名称を正確に言ったり書いたりできるひとはピラタスの丘ペンション村でもひとりいるかいないかだと思う。「お花と散歩ひろば」とか「花とお散歩広場」とか、いろいろです。ここに来ればちゃんと看板に書いてあるのだけれど、何回見ても混乱してしまうわけです。

それはおそらく、この名称が日本語としてのシンタックス(語順といってもいいかな)が変なのと、かなと漢字の組み合わせが微妙なことがあるのだと思う。べつに命名者を責めているわけじゃないんです、いいなまえだし、かなと漢字のバランスもとってもいいじゃないですか。ただ、人間の記憶というのはおもしろいもので、こういうこともあるのだなあと。

あ、4月29日(エントリーナンバー 4200)の写真をクリックして拡大したら何とか読めた。正式名称は「お花とさんぽ道ひろば」ですね。ああ、すっきりした。

蓼科はこれから目にしみるような「新緑」の季節に入ります。それはもう、あっという間の出来事です。ある朝目覚めると、窓外が透明なグリーンの照り返しに染まっている。毎年のことだけれど、いつも心底驚いてしまいます。

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2008年05月07日

4208 蓼科の桜はまだ咲いています

晴れ 気温:最低 0℃/最高 18℃

この季節に0℃まで気温が下がることは、かつては当然だったのですが、いまでは異例の範疇に入ります。こういうことが多いので、まだ花苗を路地植えできませんし、プランターの花も夜には軒下にしまい込み、朝気温が上がってから外に出すという作業が必要になります。

蓼科の桜は、標高1230mの蓼科湖畔は落花し始めて「桜吹雪」が体験できますが、少しだけ標高が高い、たとえば「プール平」ではこれから満開になります。そのようにして花は標高の低いところからしだいに山を駆け上ります。山の上から麓へと駆け下りる「紅葉」とちょうど正反対です。

ということで、このGWにも満開の花の宴を堪能させてくれた蓼科湖聖光寺(聖光寺)の千本桜も写真のような状況になっています。それでもたくさんのお客様が訪れては「あら、こういうのもすてきね」とおっしゃっているのを耳にするに付け、ちょっと意外に思うと同時に改めてみてみると仰せの通りとても風情があるなあとも感じるのでした。

桜吹雪、花と散る・・・などなど、日本人の心には「滅びの美」に感じ入るDNAが組み込まれているのでしょうかね。確かに美しく、切なく、愛しい情景なのです。今日の2〜4枚目の写真はどちらかといえば聖光寺の境内のあまりウェブには載っていない風景です。参道や遊歩道の桜ばかりに目を奪われないで、こんなところもご覧いただけるとうれしいです。


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2008年05月08日

4209 アカハラは歌い、メジロはウグイスではない。

晴れ 気温:最低 6℃/最高 18℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

GWが明けてからというもの、ピラタスの丘でも新緑の芽吹きが急激に進んでいます。特に針葉樹の落葉松の新緑は本当にきれいです。今日の写真はペンション サンセットのウッドデッキからの景色ですが、前方の針葉樹はもみの木、そして同類のシラビソです。後ろの方に見える透明感のある黄緑の針葉をつけているのがカラマツです。もう少したつと「まぼろしの」とでもいうべき「カラマツの花」が咲く季節でもあります。この花見たさにピラタスの丘ペンションサンセットを訪れるお客様も増えてきています。

それはさておき、未明から早朝、そして夕暮れ時にアカハラの声を聞く。1年ぶりの再会だ。オンライン野鳥図鑑サイト「Yachoo!」さんにアカハラの写真があります。良く地面をぴょんぴょん跳ねながらえさをついばんでいるので目にする機会も多いでしょう。アカハラの独特の歌声はこちらで聴くことが出来ます。

ちなみに常連のはずのホトトギスの声は今年はまだ近くで聞いていません。良くウグイスとホトトギスを混同することがありますが、実際に聞き比べてみるとまったく異なっていることがわかります。よく通る声の質が似ているからでしょうかね。

あとピラタスの丘のウチの周囲でよく聴くのはオオルリの歌声です。カッコウもそうですが、この声を聞くと、ああ清涼な高原に来たのだなあとかなり感激すること間違いなしです。また、外見的にメジロウグイスだと勘違いすることが多い(私もかつて経験があります)のですよねー。驚愕するのは(笑)、ウグイスはわれわれが思っているような「うぐいす色」をしていないのですよ!

つまり、ウグイスパンのあんこはうぐいす色ではないということです。あーびっくりしたぁ、でしょ?ウグイスはメジロよりもっと褐色の同じぐらいの大きさの小鳥なのです。あのよく通る声からは想像も付かないくらい小さな、コガラキクイタダキよりちょっと大きめだけど、小さな地味な鳥なのです。


2008年05月09日

4210 新緑の蓼科

晴れのち曇り 気温:最低 2℃/最高 14℃

※カラマツの芽吹き立ての針葉です。クリックすると拡大してご覧いただけます。


今日、山麓の馴染みの自動車工場でスタッドレスタイヤ付きアルミホイール(16インチ:255/65R16)を夏用タイヤ付きアルミホイール(18インチ:255/55R18)に換装してもらった。サンセットの駐車場で自分で車載ジャッキを使って作業したときに比べると、文字通りあっという間に作業は終わってしまった。やはり、「餅は餅屋」なのだ。

しかし、駐車場から40メートル近く離れた庭の納屋から急なスロープを1本50kgもあろうかというRANDLOVER用のタイヤ付きホイールを転がして降りるのは大変な作業であることに変わりはなかった。腕はぱんぱんになるし、腰は腰痛を起こす。まあ、それだけ体力が落ちてきたということでしょうね、やれやれ。平地より20%も空気が薄い土地なので、そのせいですぐ息が上がってしまうのもつらい。はぁはぁ、ふぅー。

そんな「激しい運動(?)」をしても長袖アンダーウエアに長袖のワークシャツを着ていてもまったく汗というものをかかないほど涼しいのは蓼科ならではで、私みたいなすごい汗っかきの暑がりには天国のような場所です。

さて、昨日はカラマツの新緑のことを書いたので写真を載せます。数日前にピラタスの丘を散歩しながら撮影したものです。まだ花の咲く気配はありませんねー。気をつけていないと見逃してしまいそうです。こころして観察しようと思います。

ニュースによればまたまたニューヨークの原油先物取引市場で最高値を更新して1バレル126ドルになったとか。まったく、実態のないギャンブル的(というか、ギャンブルそのものじゃん!)マネー経済とやらをいつまで放置し続けるつもりなのでしょう。

マネー経済は「金融活動」であって、「経済活動」でもなければ「経済」でもないのだと思う。その証拠にマネー経済だけで「経済」が成立するとは思えない。だって、それだと「投資」や「投機」する先がないじゃない。この歪んだ世界経済を立て直すのはいったいどこの誰なのか。救世主のあらわれんことを!


2008年05月10日

4211 雨降りに野鳥の恋歌を聴く

雨 気温:最低 - 2℃/最高 6℃


朝から雨降りでした。早朝ラウンジの窓を開けて首を突き出すと、そんな天気でも恋の季節まっただ中の野鳥たちは元気よく鳴き交わしています。ピラタスの丘の森はとても音響特性が良いらしく、そんな枯れた野歌声が、まるでドルビーデジタルサラウンドのような高音質で聞こえます。

そういえば、夏に窓を開けていたらオオルリを初めたくさんの鳥たちが鳴き交わして、それを聞いたお客様が、これって野鳥の声のCDかなにかを流しているんですか?・・・とお聞きになったことがありましたっけ。

新緑は毎日着実にその勢力範囲を広げています。ピラタスの森も例外ではありません。毎朝景色が変わっています。どんどん緑に染まっていきます。透明感のあるとても美しい黄緑から深い緑です。

結局、終日雨が降り続き、夜遅くなってからそれは(予報どおり)雪に変わりました。


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2008年05月11日

4212 季節外れの雪、もうひとつのブログ。

雪のち曇り 気温:最低 - 2℃/最高 5℃


蓼科の山岳部では昨夜半から雨が雪に変わり、なんと積雪しました。数センチでしたが、雪景色になりました。未明過ぎには、みぞれになり、その後雨に戻ったので道路は通常の雨の日と同じ状況に戻っています。

それにしてもこの時期に雪が降るのは蓼科生活15年では初めてのことです。これまでの記録では5月3日に積雪して同じような状況になり、雪景色の中の桜満開の景色がファンタスティックだったその一度きりです。

一昨日スタッドレスタイヤを外して夏タイヤに交換したばかりだったので、
ちょっとあせりました。

今日からこちらにもブログを公開しました。こちらでは、ケータイでもお読みいただけるということを主眼に加工して載せていきます。

よろしくお願いします。


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2008年05月12日

4213 野生の鹿との出会い

晴れのち曇り 気温:最低 - 4℃/最高 9℃

「お花とさんぽ道・ひろば」で2頭の野生の鹿と会った。おとなの牡鹿でこの季節はまだ角が袋をかぶっている。これから立派な角が生えてくることだろう。濃い褐色の冬毛で全身が覆われていて、おしりの部分だけが純白のハート型の毛並みになっている。とても美しい姿だ。体つきがいくぶん華奢なのと、垢じみた雰囲気を漂わせていないとことから察すると、この春ようやく大人になった若い鹿なのかも知れない。

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

山麓の街に買い物に行く途中だったのだけれど、もう日が暮れるころ合いで夕焼けも終わる頃だったので、Richo Caplio R5 しか携行していなかった。それで、最大で35mmカメラ換算の200mmにズームアップして撮ったのが今日の写真。かなり暗く、しかも逆光だったので、手ぶれ補正機能がなかったらとてもまともには写らなかっただろう。

いつもメインで使っている(肌身離さず持ち歩いている)SONY α100 だったら300mmでもっと近くまで寄れたのに・・・。などと悔やんでも後の祭りだし、ひとをまったく畏れない彼らのことだから(その証拠に、2時間後、買い物から帰ってきたときにも同じ場所で草をはんでいた!)、きちんと撮影できる機会はまだまだあるだろう。

それにつけても、鹿による貴重な高山植物や樹木の皮の食害には目を覆いたくなるものがある。それほどまでに個体数が増えすぎてしまったのだという。害獣駆除による個体調整を行うにはもうその臨界点を10年以上も前に越えてしまっていて、もう間に合わないのだという専門家もいる。

鹿による食害がこれまでの自然破壊と決定的に異なるのは、それが自然(この場合、野生の鹿)による自然(この場合、高山植物や水源をなす森林)の破壊であるという点だ。なんともいたたまれない。

害獣駆除、個体調整・・・やむを得ない施策だと思う。しかし彼らは本当にイノセントで美しい生き物なのだ。個人的にはどうにもやるせない想いもあるけれど、このような事態を招いたのもまた僕のような「情に竿差して流される」ような人間のミスジャッジなのかもしれないのだよね。

それにつけても今日は氷点下4℃まで冷え込んで、日中も気温が上がらない一日になった。冬用のフリースパンツ、薄手のフリースプルオーバー、その上にゴアテックスのウインドブレーカーという出で立ちで活動してちょうど良かった。予報では明日以降本来の温暖な気候に戻るとのことだ。

2008年05月13日

4214 TATESHINA DIARY (USELESS LANDSCAPE)

曇りのち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 8℃

ピラタスの丘ペンション村できのう出合った野生の牡鹿。まるで「鹿男あをによし」に出てくる奈良の「特別な鹿」みたいな威厳のある表情で僕を見ていたのが印象的だった。すごく大きくて、背丈は僕(172cm)よりも高そうだった。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

☆☆☆

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、5月11日から楽天ブログに TATESHINA DIARY (USELESS LANDSCAPE) というブログを公開しています。ベースとなっているのはもちろんこのブログ「蓼科高原日記」だけれど、しだいに異なった方向性と異なった雰囲気のブログにしていきたいと思っています。

開設のいきさつは至極実利的なもので、ネット予約サイト「楽天トラベル」のペンション サンセットのページから楽天市場以外のサーバーにはリンクが張れないということに尽きます。楽天トラベルで当ペンションと出合ったお客様にもブログによる同様の情報サービスを提供したかったわけです。

さらに、僕自身が楽天市場のプラチナ会員(要するに山暮らしだと必然的にヘヴィユーザーになっちゃうわけです)だということと、ついでにレビュアーもやっている(Amazon.co.jpやHMVなんかでもやっているけど)ということもあって、なにかと展開が期待できるということもあります。

楽天ブログのデフォルトの広告とかお薦めリンクとかが入ってしまうので、それ以外のアフィリエイト関連のオプションはすべて外しました。無料利用の対価なのでしょうがないですね。あ、僕が何を実際に購入して、使ってみてどうだったかというレビューはお役立ち情報として載せましたけれど。

で、最初の2日間はほぼ同じコンテンツだったのだけれど、きょうから違ったものにしてみました。こちらはいままでどおり、あちらは肩の力を抜いたライト感覚な・・・というかちょっとお馬鹿なくらいのものにしたいと目論んでいます。

それはさておき、楽天ブログでは記事の文字数がカウントされるのだけれど、それを見てびっくりしました。軽く短めに書いたつもりでも2000字(400字詰め原稿用紙5枚分)を越えているのです。眺めにしっかり書くと、へたをすると5000字(同12.5枚分)も書いている計算になるわけです。

それが毎日ですから、いくら好きで書いているといっても、道理で時としてしんどいことがあるわけだと、納得したしだいです。小学生時代に「作文」の宿題が出るたびに書けなくて泣いていたなんて、いまとなっては信じられないですね。

まあ、これは「作文」ではないですから当然なのですが。


2008年05月14日

4215 人里の美

曇り 気温:最低 1℃/最高 11℃

蓼科に暮らし始めると、どうしても山や空に目がいってしまうのはしかたのないことだと思う。だって、それは都市生活者としての自分が恋いこがれ続けてきたものなのだから。

しかし、やがて気づく。風景というものはひとがいてはじめて成立するものなのだ、と。麓(ふもと)の里にはそんな生活感のある美しい風景がある。異邦人にとってはそれもまた美しい。


なんでもない田舎道の交差点。信号はない。ひともいない。下校する中学生の集団が三々五々通りすぎてゆく。そのあとには耳の奥からキーンという音が聞こえるほどの静寂があたりを支配する。

しかしここには暮らしの気配が満ちている。ひとは群れなければ生きていけない種族なのだ。群、村、そして地域社会。そのなかで、自己実現を図っていくのがまっとうな生き方なのかも知れない。

しかし、もちろんそうではない生き方もまた許容する度量をこの世界はもっている。

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年05月15日

4216 蓼科は新緑に染まって

晴れ 気温:最低 - 3℃/最高 14℃


今日も氷点下まで冷え込みました。最近ではめずらしいことで、住み慣れた僕らでさえいささか肌寒く感じたりします。しかし、そんなこととは関係なく、蓼科の樹木たちは新緑の芽吹きを続けています。毎朝ラウンジの窓外の景色を眺めるたびに、びっくりするほどの変化を続けています。

針葉樹の芽吹きはあらかた終了し、カラマツはもう少したつと小さな小さな松ぼっくりのかたちをした白っぽい花を針葉の中心部に咲かせます。じつはそのことを、今年お客様から教えていただくまで知らなかったのです。カラマツに花が咲くなんて想像もしませんでした。種子ができる以上、花が咲くのは当然なのですが、気にもかけていなかったからです。カラマツの花の写真はこちらにあります。

観察を続けて、なんとか今年はカラマツの花を撮影したいものだと、気合いを入れて
はいるのですが・・・。

気候のことですが、気温はご覧の通りで、数字だけを見るとなんだかとても寒そうに感じるかも知れません。でも、陽射しがとても強くて、それはまるで「熱線」のように「熱い」ので、陽射しがある限りはとても快適です。と言うことで陽が落ちて陽射しが無くなったいま(夜から夜明けまでの間)はお客様のいらっしゃる今日のような日には全館暖房を入れることになります。

真夏でも日によっては、あるいは「冷夏」のときには夏中毎日暖房を入れるほど、蓼科高原ピラタスの丘は「涼しい」ところです。湿度も夏で30%、冬だと7%程度なので、とにかく快適です。年間最高気温が23℃ですから、当然と言えば当然なのですが。


僕のペンションのHPはこちらです。▼

http://www.p-sunset.com/

※今日は両方のブログにほぼ同じことを書きました。写真は異なります。
 たまにはこういうこともありますのでご容赦下さいね。(^^ゞ

2008年05月16日

4217 野鳥の歌声をBGMに白樺のアートを楽しむ

晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 14℃


この季節独特のペイルブルーの空を背景に磨きあげた白骨のように白い白樺が絶妙なアートを感じさせます。光を求めて生存競争を勝ち抜いてきた樹木は身をくねらせるような枝振りを見せています。

この情景を僕は「美しい」と感じるのです。モンドリアンの抽象画のようなアーキテクチュアとムーブメントとリズムを見ることができるのです。そういえば子供の頃から樹木の枝振りにたとえようのない魅力を感じていたのでした。美術の教師から「何でおまえはちゃんとした絵を描かないのだ」とよく叱責されましたが、いま思えば僕が書いていたのは「抽象画」だったのです。

ピラタスの丘ではレギュラーメンバーが勢揃いした野鳥たちが恋の歌をうたっています。数日前ホトトギスもやってきて、これでウグイス、アカハラ、ホトトギスという「声のでかい美声の三巨頭」がそろい踏みです。

セキレイもすでにやってきています。オオルリ、ウソ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キクイタダキ、アカゲラ、コゲラ、カケス、メジロ・・・枚挙にいとまがない野鳥の楽園となったピラタスの丘です。

いまはまだ広葉樹が葉をつけていないので、野鳥観察には最適です。隠れることにかけては天才とも言えるウグイスもきっちり見ることができます。(^^)

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年05月17日

4218 楽天ブログにレプリカをつくることに

晴れのち曇り 気温:最低 1℃/最高 14℃

ペンション サンセットのラウンジの窓から昨日の夕方に撮った写真です。なんだか紅葉みたいに見えますが、新緑が真っ赤な夕日に染まっているのです。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

さて・・・

楽天トラベルからは楽天のサーバー以外には外部リンクを張れないことから、「楽天ブログ」に新たにブログを開設することになった、と言う話はこれまでに2回ほど書いたと思います。

セキュリティーや管理上の法的責任などなど様々な事情が楽天側にはあると思うので、そのことに不満はありません。

ただ、更新作業的にはしんどくなったのは事実です。しかも、せっかくだからと、コンセプトやエントリー内容を書き分けようなんて企んだのがいけなかったようで。

毎日更新でなければ、それも可能だったかも知れないけれど、いかにも力不足であることが露呈してしまいました。はは・・・。

で、どうすることにしたかというと、楽天ブログ版「蓼科高原日記」としてレプリカをつくるという考え方に変えました、はい、今日からです。(^^ゞ

楽天トラベルから入っていただくための「蓼科高原日記」ということです。

当初はこちらのブログは、携帯電話でもご覧いただけるように「軽くする」と言うようなことを考えていたのですが、よく考えてみれば、RSSフィードを取得すれば読めますよね?

・・・僕は携帯でインターネットを使わないひとなので、そのあたりが不明なのですが。

それならブログ自体はパソコンでご覧いただくという前提で作成運用できるわけです。

そのほうが、運営上も力を集中できて、ベターなのです。

・・・ところで、今日のエントリー(記事)を見て何か気づきませんか?

そうなんです、段落が3行を超えないように努力しているのです、というか、3行以上になったら3行以下に分割するということをしてみたのです。

というのも、昨今の若い方は、もちろん全部ではないわけですが、3行以上の「長文」を読むのが苦痛だという話を聞いたからです。あえて名付けるなら「3行ルール」ってところでしょうか。これ、大事ですよ、テストにでるよ〜。(^^)

そんなんじゃ、「文章」ではなく「文」しか読まないということになるんじゃないの?

なんて思ったりしますが、それが「時代」というものならば、それはそれで良いんじゃないの、とも思うわけですよね。

僕らにしたって僕らの好みや僕らの納得できる生き方をしたいと願ってきたわけですから、いまの若い人たちだって同じようにする権利があるしそれは当然ではないかと思うわけです。

ということで、いろいろ試行錯誤していこうと考えています。

今後ともよろしくお願いします。


2008年05月18日

4219 ウグイスの声に夜明けを知る日々

晴れのち曇り 気温:最低 2℃/最高 18℃

夕日に染まる「新緑」です。「紅葉」ではありません!(^_^;)

☆☆☆

今日も夜が明けるまで仕事に没頭していました。庭にやってきたウグイスの声でああもう夜明けなのだと気づいたのです。ラウンジに出て、窓を開け首を突き出すと外では野鳥たちの歌の饗宴でした。目を閉じてじっと聞き入ると、デジタルサラウンドのように美しい音楽が森を満たしていることに気づきます。

遠く近くにウグイスが鳴き交わし、そこかしこからホトトギスやオオルリやシジュウカラなどの声が聞こえ、はるか遠くからは今年初めて耳にするカッコウのあの懐かしい声が聞こえます。雪解け水を流す渓流の音もかすかに聞こえてきます。このように素晴らしい土地に暮らすことの喜びを改めて感じます。

暮らしていると、いつのまにかそれも生活と呼ばれる日常になってしまいます。しかし、ここでは野生の動物や野鳥たちがそうではないことを教えてくれます。日々新しい一日なのだということを、命を繋ぐべきまっさらの一日なのだと、自然が教えてくれます。日が高く昇る頃には、鳥たちの声もおさまって、標高1750mの亜高山帯の森はふたたび圧倒的な静けさに支配されます。


☆☆☆


※以下の記事は楽天ブログに数日前に書いた内容を転載したものです。

(引用始まり)

この2日間僕が隠していた事実とは・・・。

こんな見出しが最近TVでも雑誌でも、さらにはセールスレターでもやたら多いよね。昨今ではこういうのを「コピーライティング」というのだそうだ。たしかに広告あるいはセールスのための文章作法ではあるけれど、「コピーライティング」というのは単なるテクニックではない。笑わせるなよ、と、こころの中で叫んでしまう。

僕はコピーライターでもデザイナーでもなかったけれど、広告やキャンペーンのディレクションの仕事をタスクフォースのリーダーとして行った経験がある。その経験からいわせてもらえば、これは「コピーライティング」ではなく「セールスレターライティング」だ。あるいは[POPの書き方・鉄則100」とでもいうべきものだ。

コピーライティングというのはそれを書く人間の世界観や生き様やものを見る視点と視線そして人間性までが現れるものなのだ。本物のコピーを身を削って書いている人たちのためにこれだけはいっておきたい、とずうっと思っていたのでここで書いておく。

それはさておき、モノやサービスを売る、お客様に購入していただく、と言う観点からするとこの「セールスレターライティング」のテクニックはものすごく効果的なのは紛れもない事実なのだ。だから僕はこれを否定しないし、僕自身も積極的に使うことがある。どんな仕事も結果がすべてであり、勝てば官軍だ、というのも現実なのだ。僕としてはプロセスも、いや、プロセスこそが大切なのだと確信しているのだけれどね。

さて、冒頭のコピー「この2日間僕が隠していた事実とは・・・。」への答えだ。

僕は信州蓼科高原ペンション サンセットの経営者である。一般的には「オーナー」と呼ばれている。断じて「マスター」ではないから、お客様は「マスター」とか「おっちゃん」とか若いオーナーなら「おにいちゃん」とか呼んではいけない。とびっきりのサービスを受けたかったら、うそでもいいから、きらきらした憧れの目をして「オーナー」と優しく呼びかけてみると良い。きっとわるいようにはならない。(笑)

(引用終わり)


ここんとこ大事だよ〜、テストにでるよ〜!(笑)


2008年05月19日

4220 いったい何で徹夜しているの?

曇りのち雨 気温:最低 4℃/最高 17℃

ペンション サンセット(標高1750m)の正面に見える蓼科山(標高2530m)も新緑に覆われ始めました。ここまで距離が近いと、もう山が覆い被さってくるという印象でものすごく迫力があります。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


☆☆☆


いったい何を夜明けまでやっているのだ、と疑問に思うかも知れませんね。

自分のペンションの公式ホームページの改善と更新、アウトソーシングしている予約システムへのデータ入力とプラン作成とチューニング、そして楽天トラベルを初めとするネット予約サイトの自分のペンションの詳細ページの作成とプラン更新などなど、どれも本気でやるとこんな状況になってしまうわけです。

何がお客様にとって「うれしい」のか、なにがお客様にとって「快適」なのか、どんなふうにすればお客様がホームページやプランを閲覧しやすくなるのか、そしてどんな予約の流れが心地よく安心でスムーズなのか、そんなことばかり朝から晩まで考えています。

もちろん本業というか、実際に自分のペンションをご利用いただいたときにお客様に充分以上にご満足いただくにはどこをどう改善し、いわば「進化」したらよいのか、ということも頭を離れません。こんなとき、個人経営というのはつらいものです。

大きな会社でプロジェクトチームを組んで仕事を進めるのとは正反対で、なんでもかんでも自前で自分自身で決定し進めて行かなくてはならないからです。なんといっても、信頼できる英知に富んだ相談相手がいないということがなによりもしんどいです。

弱音を吐いているわけではなく、ぼやいているわけでもなく、そういうものだと改めて思い知らされて、さてではどうしたものかと無い知恵を絞っているところなのです。でも思い起こしてみれば、プロジェクトリーダーだった頃だって、最終的には腹を決めて自分1人ですべてを決断しなければならなかったのだから、状況は当時と何も変わっていないのかも知れませんが。

こんなふうに、ペンションを取り巻く環境も、仕事としての業態も、仕事の内容も一昔前とはかなり様変わりしています。昔のイメージとは正反対に、ペンションほどインターネットやITビジネスと関わらずに生き続けていくのが困難な業種もないでしょう。

いまやインターネット、すなわちホームページやブログやネット予約サイトはペンションの主戦場となっているわけです。それでも、お客様に愛されてきた昔ながらのペンションらしさを失わないためにはこれまでの2倍3倍の努力と労働が必要になってきています。

これはどの業種でも同様ですよね。

ひとつ疑問があるのですが、そんな自由競争の新自由主義や経済のグローバル化と呼ばれる変化によって、ひとびとは(つまり一般市民・庶民)は多少なりとも幸せになったのだろうか、それは幸せのための変化なのだろうか、ということです。みなさんはどう感じておられるのでしょうか。

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2008年05月20日

4221 雨にも風にも負けずウグイスは歌う

雨のち晴れ 気温:最低 5℃/最高 18℃

この季節の蓼科湖がいちばん好きです。赤いのは紅葉ではなく、ツツジの花です。背景にはちゃんと新緑が芽吹いているでしょう?清冽な雪解け水を満々と湛え、冠雪した八ヶ岳と空と雲と新緑を水面に映してひっそりとそこにある。僕好みの風景です。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


☆☆☆


予報から予想していたより、こちらの風雨はたいしたことはありませんでした。というか、普通の本降りの雨に多少の強風という表現が妥当です。未明からは雨の中、ウチのペンションの中庭にテリトリーを確保したウグイス君がひっきりなしに歌ってくれました。

その雨も午後早くに上がってすっきりと晴れました。道路もあっという間に乾燥路面になって、森も道路も「雨なんて降ったの?」というようにからっと乾いてしまいました。標高の高く湿度の低い当地では、雨は降るそばから蒸発して空に昇って再び雲になるのです。その情景は不可思議で、感動的ですらあります。

そういえば、信州と北海道は気候的にはうり二つの地域だそうです。これは気象庁が長年のデータをもとに語っていることだから間違いのない事実です。気温や湿度の季節変動も、晴天率や降雨量・降雪量もほぼ同じとか。なんだか親近感が湧いてきますね。特にピラタスの丘の気候は「北の国から」の舞台になった富良野あたりに近いようです。

話をウグイスに戻します。

このあたりのウグイスは年を追うごとに人間に対する警戒心が薄れてきているのか、良く目にすることができます。ああウグイスはこういう鳥だったのかとじっくり観察できます。それにしても、何度も言うようだけれど、品格のある歌をうたうウグイスがいなくなってしまったようです。ほーーーーー、ほけきょ、ってね。

まるで高僧が品格のある風情で感動的なお経を読むような、そんな歌をうたうウグイスがかつてはこの森にもいたのです。いったいどうしてしまったのだろう。ホトトギスは相変わらず歌がうまいけれど、アカハラはちょっとレベルが落ちてきたかな。などと野鳥たちの歌声の品定めをするのもピラタスの丘のこの季節の楽しみなのですよねー。

さて、きのうきょうと、野生の鹿くんたちには出合っていなけれど、夜中にうちの隣の森の中をがさごそと通り抜けていくのを僕とパル(シベリアンハスキー犬)は知っている。きみたちぃー、油断するなよー。


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2008年05月21日

4222 つらつら想うことなど

晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 18℃

ペンション サンセットの庭に咲くニッコウキスゲ。7月に咲きます。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


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こちらにも書きましたが、鹿の食害はゆゆしき状況になっています。蓼科でも、花はもちろん、樹木の皮も食害にあっています。

南アルプスではそれが原因で樹木が風倒木と化し、森が滅んでしまい樹木を失った斜面が崩落して水源地に流れ込み、その水源地が失われてしまったそうです。

出合えばイノセントで、その姿は神々しいまでに美しい野生の鹿たちなので、心が痛むのですが、彼ら自身が個体数過多で滅びてしまわないためにも、また、里山を含めた貴重な森や二度と戻らない水源地を守るためには「害獣駆除」という名の個体数調整が急務だそうです。

これも人間の判断ミスやご都合主義的な先送りによる「自然過保護」の招いた危機的状況なのかも知れませんね。

日本オオカミが人間によって滅ぼされ「天敵」がいなくなったために、鹿・イノシシ・猿の爆発的増殖と食害がいま日本の自然に対する最も重大な脅威となっていると聞いていますが、実感ですねー。(^_^;)

ちなみに蓼科にいるのは日本鹿だけです。

イノシシと猿はいません。

うちの庭の高山植物、特にニッコウキスゲやヤナギランなどは咲いたとたんにすっかり食されてしまうので、くれぐれも注意をしなければ。ちなみにラベンダーやレンゲツツジは嫌いみたいです。我らの天敵、西洋タンポポやオオバコやスギナを食べてくれるとものすごくうれしいのですけれど、そう都合良くはいかないようです。

ちなみに蓼科でニッコウキスゲが咲くのは7月にはいってからです。最盛期は7月の3連休の頃で、霧ヶ峰のニッコウキスゲ群生地では見渡す限りの斜面が満開の花で覆い尽くされます。一度見たらやみつきになるすごい景色ですよ。

ビーナスラインドライブはいまの季節は新緑のドライブ、6月の梅雨の晴れ間もからっと晴れて最高です。そして7月初旬頃からは花*花*花の夢のような季節になります。(^^)


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2008年05月22日

4223 IE6でうちのHPが表示崩れ!(^_^;)

晴れ 気温:最低 6℃/最高 21℃

ペンション サンセットの庭に咲くニッコウキスゲ。7月に咲きます。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


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最近どうもアクセス時間やページビューが減少していると思ったので、メインマシンのMacからサブマシンのWindowsに切り替えてブラウズしてみたら、ななななんと、他のすべてのブラウザで正常に表示されていたウチのペンションのHPのレイアウトがめっちゃ崩れてるではないの。

あいかわらずマイクロソフトは自分こそが標準だと考えているのね。よおぉぉぉーーーく理解しているつもりだったのだけれど、ちょっと油断していたかもしれない。数日前スタイルシートに手を加えたときに天下のWindows様できちんと表示確認しておくべきだった。

ということで、Windows+IE6でアクセスしていただいたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。現在はきちんと表示されているはずです。あいかわらず表示はレイアウトがいい加減で「汚い」けれど、それが「仕様」なのだからしょうがないですね。

個人的にはFireFoxをブラウザとして推奨いたします。まあ、IE6でないとうまく動かなかったり見れないサイトも多いので、そういうときだけIE6を使うというようにすれば、とても美しい画面とセキュリティーがあなたのものに・・・なる、かもしれません、たぶん。はは・・・。

僕もまだ移行していないけれど、Intel入ってるMacでWindowsとMac OS Xを同時に使うのがトレンドだと思うし、とっても便利だと思います。まあ各OSごとに1台マシンを用意できるならそれに越したことはないのだけれど。

それはさておき、今日の最高気温は8月なみです。真夏だ、これは。年間最高気温23℃に近い。でも湿度が35%だから米国西海岸みたいに爽やかでとても気持ちが良い。木陰に入ったとたんに寒くなって、僕はといえばつい先ほどまで居室で電気ヒーターを入れていたくらいなのです。

窓をすべて閉め切った館内はとても快適で、室温は18℃以下です。これでは確かにじぃーっとしていると寒くなってきてあたりまえですね。窓なんか開けたら風邪を引いてしまうほど冷たいエアコンなみの風が吹き込んでくるのです。


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2008年05月23日

4224 鹿がウチの庭にやってきた!

晴れ 気温:最低 7℃/最高 21℃


最高気温はきのうとほぼ同じ、真夏のような気温になっていますが、最低気温はこの季節相応になっています。真夏なら最低気温は12℃〜14℃ほどですから。

昨夜遅く、中庭のシベリアンハスキーのパル君ががちゃんがちゃんと鎖を鳴らして犬舎を飛びだしたので、外の様子を見ると暗闇の中野生のニホンジカ(日本鹿)が庭の端でシラビソの樹皮をはがして食べているところでした。

大きな牡鹿で、身体はビロードのような風合いの濃い褐色で、とても立派体格が威圧感すら憶えさせます。こんなところまで入り込んでくるようになったのかと、びっくりするのと同時に、鹿の食害の深刻さを実感させられました。

しかし、考えようによってはお客様にはラッキーな状況かもしれません。野生の鹿が、あちらの方から会いに来てくれるようなものだからです。餌付けなどは言語道断ですが、それをしていない状況で野生の鹿が夜な夜なやってきてその美しい姿を見せてくれるのですから。

鹿に餌付けするなんてお馬鹿なひとはいないと思いますが、別荘などでそれをやったらあっという間にそこは「鹿牧場」と化すでしょう。道路でそれをやったら、道路上に野生の鹿が出没するようになり、衝突事故でたくさんのひとが怪我をしたり命を落とすことになるでしょう。

夕暮れ後の走行には鹿の飛び出しご注意下さいね!

こちらの鹿は奈良の鹿よりもはるかに大きいので、ぶつかったら軽自動車なら全損、普通乗用車も大破するほどなのです。

蓼科にお越しの際は、もし鹿と出合っても決してえさを与えないで下さい。くれぐれもよろしくお願いしまーす、ね!


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


☆☆☆


ピラタスの丘を生息範囲の中に含む野生のニホンジカ(日本鹿)の写真は以下のエントリーに掲載していますのでご覧下さい。今回出合った鹿は、写真のような鹿ではなく、以前僕が出合ったもっと「美しい若い鹿」だと思います。▼

http://www.p-sunset.com/blog/2008/05/12205512.php

http://www.p-sunset.com/blog/2008/05/13200613.php


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2008年05月24日

4225 野生の鹿のこと、パルのこと、ホシガラスのこと

曇りのち雨 気温:最低 6℃/最高 17℃


昨日書き忘れたのだけれど、夜中に野生鹿が出現するのにはその兆候があった。夕暮れ時に妻がシベリアンハスキーのパル君と散歩から帰ってきたときに、ウチのペンションの裏の山道を疾風のように駆け上がっていく若い日本鹿のオスを目撃してびっくりしたのだった。

その山道は、文字通り「登山道」で斜度が20度近くもあるのだ。それにもかかわらずその鹿は飛ぶようにして駆け上がり、しばらくすると滑るようにして、まるで平坦な馬場を駆けるように飄々(ひょうひょう)と駆け下りていったのだと、妻は興奮冷めやらぬ様子で語るのだった。

ふだんどちらかといえば、いや、とてもクールな彼女がこんなに目を輝かせるのはめずらしいことだった。その前段があっての、夜中の鹿の来訪だったわけだ。それにつけても、今年の10月に14歳になるシベリアンハスキーのパル君は良くがんばっている。まだまだ足腰は、歳相応の衰えはあるものの、しっかりしているし、活発に活動する意欲に満ちている。

夜中もうつらうつらとしながらも、鹿やキツネやタヌキの動向に耳を澄ましている。なにかが敷地内に入り込もうとすると素早く察知して、かたんかたんという音をさせて犬舎から飛びだすので、その音で我々もそれと気づくというわけだ。我々が起床するのと交代するように、彼はようやくぐっすりと眠ることができる。


☆☆☆


さて、今日は朝から陽射しは感じるものの空全体が雲に覆われた曇天となった。やがて昼頃から予報どおり雨になった。雨とはいっても土砂降りではなく、小雨か霧雨に近い降り方だ。野鳥たちは雨などものともせず盛んに鳴き交わしている。その数はそろそろ最盛期を迎えるので、夜明けには大合唱となる。ピラタスの丘の森はこの季節特に最高のコンサートホールなみの音響特性になるので、それはそれは美しい音楽を聴くことが出来る。

僕が持っている「高山の野鳥」という図鑑に載っている鳥はほとんど生息している、といっても良いと思う。少しずつだけれど、そういうことにはとりわけ疎い僕ですら、けっこう多くの野鳥を見分けることができるようになり、声を聞き分けることができるようになってきた。なにごとも学習なのだ、たぶん。昔から「門前の小僧習わぬ経を読む」というではないか。

今日の写真はペンション サンセットのお客様が坪庭に登ったときに出合った3羽のホシガラスのうちの一羽の写真だ。わざわざメールでお送りいただき見せていただいたものだ。こんなにはっきりと写し取った写真は少ないと思う。かなりの腕前と見た。(神奈川県横浜市のI様ありがとうございました)


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


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2008年05月25日

4226 アフターダーク

雨のち曇り 気温:最低 7℃/最高 12℃


結局今日も完全徹夜になってしまった。本来ゆっくりと時の流れる長い夜のはずなのだけれど、Macの前で仕事に集中しているとそれはかなり速い流れとなってくる。それは意識のバックグラウンドを流れる急流のように感じられる。

闇が最も深まる午前3時半頃には雨は土砂降りとなり、轟音を立てて地表にたたきつける。広葉樹がまだ十分に葉をつけていないから、葉を打つざわざわという打楽器的な音はほとんど聞こえない。地表の下草やむき出しの地面を打つぱたぱたという音が聞こえるばかりだ。

窓を開ければはるか森の彼方の急流を下るおびただしい量の雨水の轟音が響いている。ただならぬ気配だ。災害、というのではなく、山や森が様相を変える瞬間を僕らは体験しているのだ。僕の居室のすぐ外の犬舎にいるシベリアンハスキーのパル君も目を見開いてこの状況の成り行きを見守っている、

やがて暗闇のピークを越えた夜は一気に夜明けへと向かう。この瞬間、世界は「未明」と呼ばれる薄明の世界へと移行する。そんななか、舞台の袖からウグイスが現れる。この雨の中、なにごともないかのようにウグイスは歌い始める。森は急速にいのちの気配に満ちてくる。

そんな推移を意識の端っこで感じながら、僕は手を休めることなく予約システムのプランにコピーを書き込み、整合性のチェックをしながら慎重に料金データを打ち込む。ふと気づくと、夜が明けている、と思うまもなく午前7時前であることに気づく。

さあペンションオーナーとしての仕事に戻る時間だ。まあ、これまでの仕事もオーナーとしての仕事なのだけれど、バックヤードの仕事だから。新しいまっさらの一日が始まる。中庭のパル君は、僕らが起床したのを確認してようやく、安寧な眠りにつく。


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2008年05月26日

4227 気分は最高なんだけど

晴れ 気温:最低 4℃/最高 19℃


きのうとは一転して、きょうはとても良いお天気になりました。強めの風が吹いていますが、穏やかで暖かな風です。ここ数日で広葉樹の新緑が一気に芽吹いて、視野全体が透明なグリーンで埋め尽くされています。

風が吹くたびに白樺やミズナラが大きく揺れて、芽吹いたばかりの新緑が日の光を反射してきらきらと輝きます。それがとてもまぶしくて、同時にここちよいのです。森の香りがします。この季節の香りです。

フィトンチッドもオゾンもマイナスイオンも普通の3倍あるといわれている蓼科のそれも北八ヶ岳の中腹、標高1750mに僕らはいるのです。どんな別荘地よりも、どのオートキャンプ場よりも標高が高い自然の豊かな場所にいまいるのです。

ウッドデッキに折りたたみ式のハイバックチェアを出して身体を沈め、空を見上げれば透明なグリーンの光に満ちた世界に同化することができます。風の感触が柔らかくて爽快(そうかい)です。こんなに暖かく感じても、気温は17℃程度なのです。風はひんやりとしてとても気持ちがよいのです。

この最高の季節に、この地を訪れて、この気分を味わっていただけるお客様が少ないのがとても残念です。PR不足なのでしょうか、すくなくとも僕は「蓼科高原日記」で11年間毎年お知らせしてきたのですが・・・。本当に残念です。

というか、とてもとても「もったいない」です。この最高の季節、最高の気分を僕らだけしか楽しんでいないということが。


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2008年05月27日

4228 標高1700m〜1800mの眺め

晴れ 気温:最低 2℃/最高 20℃

ピラタスの丘からの眺め。下に見えるのが山麓の街・茅野市街、遠くに見えるのが南アルプスの山並みです。右に視線を移せばそれは中央アルプスから乗鞍岳まで続きます。ロープウエイで2000m以上まで昇ればさらに穂高連邦、美ヶ原、北アルプスまで見晴らすことができます。

標高1700m〜1800mのピラタスの丘とはそのようなとんでもない高地にあるペンション村なのです。

だから、爽快(そうかい)でないはずがない、と僕ら住人は思っています、というか実感しています。


今日も異様な暖かさで、最低気温は平年並みに2℃だったものの最高気温は20℃と当地の「真夏日」になりました。やっぱり日本は「亜熱帯」ではなくもはや「熱帯」になりつつあるのかもしれませんね。


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2008年05月28日

4229ex あなたがあなたであること

思索する孤独な樹


今、知りたいのは、ただひとつ、自分の使命っていったい何だろう、ということなのです。


・・・とあるひとが問いかけました。それは永遠の命題ですよね。でも、そんなに大げさなことではないのかも知れませんよ。


この世界あるいは「神」が望む「自分の使命」とは「あなたがあなたであること」ただそれだけだと思います。


あなたがありのままのあなたとしてそこにいてくれるだけで十分なのだ、と。


それ以上はあなたが自分に望んでいることです、たぶん・・・。


僕はそう感じています。いろんなとらえ方があるのでこれが正解というのは無いと思いますが・・・。


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4229 今日の出来事

晴れのち曇り 気温:最低 4℃/最高 18℃


よく考えたらこの日記は文字通り「今日の出来事」だよね。

ということで「今日の出来事」をテーマに選んで書くことに決定!

今朝みたいにたまには「★つ・ぶ・や・き★」も多いのだけれど。

さて、今日もなんだか「暑い」日になりました。この気温で「暑い」なんて言ったら平野部や都市部に住んでいるひとにはしかられるかも知れないけれど、それが標高1750mに暮らすぼくらの実感です。そうなんだ、調べてみたらここは「亜高山帯」と呼ばれる場所らしい。

空気は海辺より20%も薄いし。はあはあ、ぜいぜい・・・。ポテチの袋も、牛乳の紙パックも風船みたいにぱんぱんにふくらんでしまうのだ。ははは・・・。

毎日が「高所トレーニング」なのね、じっさいのところ。すぐそばの山道をオリンピック選手が「高所トレーニング」の合宿で走っていたりするんだものね。

だから、たまに関東平野にある実家に帰ったりするともうスーパーマンよ。長い長い地下鉄の階段も、大きな歩道橋も全然楽勝で、真夏でも汗ひとつかかずに登れてしまう。全然息切れなんかしない。それが3日から1週間は続くのだ。それを過ぎると元に戻っちゃうけど。

湿度は年間を通して30%以下だし、気温は年間最低気温が氷点下23℃(笑)、年間最高気温が23℃(すごいでしょ)!文字通り「さわやか信州」なのだ。信州は涼しいと思っているひとにアドバイスすると、信州でも「涼しい」のは標高が1200m以上のところだけなのです。それでも涼しいのは夜だけ。

一日中涼しいのが良いなら、やっぱり、標高1700m以上のところでないとダメです。ちなみにウチのペンションは標高1750mです。朝とか夕方に窓を開けていると、「オーナー、寒すぎるんでエアコン止めてください〜!」なんてお客様に言われるのだけれど、うちにはエアコンなんて無いし〜、って具合です。昼間でも館内は20℃以下だから、窓を閉めていることが多いですね。

ストーブは1年中必要ですが、エアコンはまったく不要の、雲の上にあるもので・・・。

ということで、僕みたいに暑さが苦手な人には最適の場所です。ちなみに、陽射しは海なんかより2倍近く強烈なので、気温は低くても真夏の気分を堪能できます。でも、海水浴の時以上に日焼け対策をしないとあっというまに真っ赤っかに日焼けしてしまうのでくれぐれも注意してくださいねー。

それはさておき、夕方から雨になりそうです。最近ではじつに様々な野鳥が森中で歌っています。いまもカッコウがすぐ近くで飽くことなく歌い続けています。まるでヒーリング音楽みたい。シジュウカラ、アカハラ、ホトトギス、ウグイス、オオルリの美声、そして時々アカゲラ(きつつき)が樹をつつく音が森でだれかが大工仕事をしているみたいに聞こえます。


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2008年05月29日

4230ex 語り得ぬ想い(3-1)

神々の絵画


語り得ぬもの

クリシュナムルティが言うように「思考が時間である」ということか。あるいは、ラビンドラナート・タゴールが言うように「時間は精神的な装置であり、存在しているものの相対的な位置を測るために私たちが使っている概念なのである。」ということなのか。

John Lenon が言うように「神はわれわれの苦痛を計るための概念」なのか。(God is a concept by which we measure our pain.)

世界はじつに多様な概念で充ち満ちている。

そんなことを考えていたら、2002年11月に書いたことを思い出した。いまも僕の見解は変わっていない。

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この季節は午後5時にはもう日が暮れる。きょうは満月(月齢15)。諏訪インター方面からビーナスラインをピラタスの丘に向かって走るとつねに前方の北八ケ岳の稜線上に信じられないほど大きく丸い満月が懸かっている。直径500mほどの巨大な人工的な月が八ケ岳の稜線に鎮座して煌々(こうこう)と地表を照りつけている。ちょうどそんな感じだ。

あまりにもリアルな自然現象は、逆説的に奇妙に人工的・作為的に見えるものだ。でもこれはほんとうの満月だということを僕は知っている。この月に出会ったひとはじつに幸運だ。月齢、天候、雲の具合、月の出の時刻、地形などなど様々な要因がすべてそろった時にしか体験することが出来ない満月の情景だからだ。

ひとは様々な機会に様々な形で「神」を感じるものだ。僕はこの月に「神」を感じた。これは告白なのかも知れない。単なる描写なのかも知れない。しかし、神はなんの啓示もあたえはしないし、この美しい情景の創造者ですらない。それは神の仕事ではない。

この情景は美しい。じつに美しく感動的だ。しかし、本来的な意味において「客観的」に見るならば「美しく感動的な情景」はそこには無い。それは僕のこころの中にある。僕の精神活動の内にのみ存在する。「美」とは我々の精神の内に「構成」されるものであって、「そこに存在するもの」が単に「体験」されるものではないからだ。

様々な宗教が語る「神」はひとつのメタファーである。「神」とは「語りえぬもの」だから、そして「神」は一切「語らない」し「何かを指し示すことすらしない」からだ。それは神の無慈悲ではない、それは神の仕事ではないからだ。我々を導いたり、救ったり、罰したりするのは神の役割ではない。

この世界は「神」によってこのようにある。ただ意味もなく存在する。「無意味性」はこの世界の本質である。「啓示」はわれわれのインスピレーションに過ぎない。

宗教はそのことを「告白」すべき時である。

と、思ったりもするけれど、信仰はきわめて個人的なものだから、ひとさまに対して断言することなどできはしない。僕はといえば直感に基づいた想いを語っているに過ぎないのだから、なおさらそうなのだ。

異論反論多々あることと思うけれど、そんなわけなので、どうか寛大な信仰心をもってご容赦願いたい。これは徹頭徹尾僕の個人的な直感的確信を「告白」しているに過ぎないものなのだ。

(とても長いエントリーなので3日に分けてアップ予定です、最後まで読んでもらえれば「僕の語り得ぬ想い」を感じていただけることと思います)


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


4230 鹿もまた生き抜かなければならないから

雨のち曇り 気温:最低 6℃/最高 13℃


昨夜半から雨になった。初めは静かな降りだったけれど、しだいに激しい降りへと変化していった。夜の闇が深まり、やがてピークに到達し、その後は急速に夜明けへと向かう。僕はその推移をBGMのように背中で聴いていた。あるいは「感じていた」といったほうがより正確かも知れない。

仕事が終わる頃、夜が明けた。いつものようにウグイスがやってきて、盛大に恋の歌をうたった。土砂降りの雨というのに、そんなもの全然関係ないといった様子で。

昼過ぎに雨はやんだようだ。というのは、僕はそれを見ていないからだ。

昼過ぎにようやく床につき、ベッドに倒れ込んだとたんに真っ暗で何もない眠りがやってきた。眠ったという実感も時間の経過も感じることのできない、完璧な空白というか、ワープというかそんな類の眠りだった。

目が醒めると夕方で、壁の時計は5時を廻っていた。

雨はやんでいて、外は濃霧に覆われていた。正確に言うと、この標高(1750m)ではこの「霧」のようなものは、じつは「雲」なのだ。ピラタスの丘もウチも雲の中にすっぽりと取り込まれているのだ。それが「濃霧」のような幽玄な風景を見せる。

夕暮れ後の暗闇の中で、野生の鹿と出合った。若い鹿で、ひとを畏れない。このイノセントな生き物に、ウチの敷地内の樹木の皮が食害にあっている。でも、憎んではいない。憎めない。こまったことだけれど、彼らも生きなければならないのだ。

僕らがこの過酷な時代に生き抜かなければならないのと、まったく同じように。


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2008年05月30日

4231ex 語り得ぬ想い(3-2)

神々の絵画


創造され現れるものとしての世界

この世界は「神」によってこのようにある。ただ意味もなく存在する。「無意味性」はこの世界の本質である。「啓示」はわれわれのインスピレーションに過ぎない。

昨日僕はそのように書いた。これは僕の世界観である。しかし孤立無援の世界観ではない。

ヴィトゲンシュタインは言った、「神秘的なのは、世界がいかにあるかではなく、世界があるということなのである」。

我々は時間の中に内包されるものではない。サルトルが言うように人間実存とはそのようなものではない。あるいは、クリシュナムルティが言うように「思考が時間である」。

ラビンドラナート・タゴールは言う、

「時間は精神的な装置であり、存在しているものの相対的な位置を測るために私たちが使っている概念なのである。」

「もしリアリティをめぐるすべての知識が経験にはじまり経験に終わるとするアインシュタインが正しいならば、出来事の意味を汲みとる源となるような外郭のリアリティは存在しないことになる。」

「われわれの知覚がそのようなものであると受け止めたもの、それが世界だ。そのことを疑う者はいない。われわれは心とは鏡のようなもので、外の世界の出来事を正確に映し出すだけだと思っているからである。ところが、じつは反対で、心のほうが創造しているのである。つまり、ひとは世界を知覚することによって、自分の世界を、時間と空間の中に絶えず創造しているのである。」

折に触れて僕が言う「我々の外に景色(美・あるいは世界)は存在せず、それは我々の心の中に構成されるものなのだ」というのはそのような意味においてである。

昨日僕が書いたことは、彼らの考えに影響されたものではなく、僕自身の直感である。しかし僕は自分が孤独な夢想者でないことを知ってうれしかった。

「いまある現実はあなたが同意することによって、そのように存在している。だからあなたはあなたの現実に責任がある。」このような自分の認識に僕自身堪えがたいところがあるのだけれど、これは真実なのだ、たぶん。

4231 時差ぼけ状態

曇り 気温:最低 4℃/最高 12℃

そうだ、まっすぐ前を見て!(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)


今日は空白の一日となった、などというといささか大げさだけれど、ほんとうにそうなのだ。すっかり昼夜が逆転してしまったようで、体内時計もきっかり12時間ずれて、時差ぼけ状態なのだ。集中してものを考えたり、集中して作業を行うには深夜から早朝がベストなひとなのだ。

だからといって、こうなってしまうと日常生活にもかなり支障が出てくる。だいいち昼間に車を運転できる状態でないことが困る。ここではクルマでなければどこにも行くことができないからだ。はがき1枚出すにも醤油一本買うにも、クルマで往復20km以上走らなくてはならない土地柄なのだ。

そんなところに住んでいるのが悪い、といわれてしまえばそれまでなのだけれどね、ははは・・・。

それにしても、連番のあとに"ex"と付いているのは「番外編」のエントリーという意味なのですが、これがもうひとつのブログ{TATESHINA DIARY - USELESS LANDSCAPE」では意外な反響(?)の大きさで、ちょっと驚いています。

昨今は、このての「堅い話」は嫌われているとすっかり思いこんでいたものですから。

じっさいのところは、どうなんでしょうかねー。(^_^;)


☆☆☆


さて、お知らせです。

ペンション サンセットでは新しい予約システムを5月から新たに導入したわけですが、ようやくチューニングが終わって、お客様にとって使いやすくわかりやすいものになってきました。といっても、今日にいたってようやくそうなったのですが。

いろいろとご予約の流れをいじっていたので、ご迷惑をおかけしたかも知れません。この場をお借りしたお詫び申し上げます。しかし、それだけのことはあったと納得していただけるレベルの使いやすいご予約システムになりました。

会員様特典もご用意させていただきましたので、是非会員登録してご利用いただければさいわいです。


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2008年05月31日

4232ex 語り得ぬ想い(3-3)


レゾンデートルとしての「神」

ジョン・レノンは唄う。"God is a concept by which we measure our pain."

われわれの「世界」がそうであるのと同様にわれわれの「神」もまた「構成」された神である。

あるいはこの世の不条理を合理的に受容する(あるいは受容させる)ために創作された神である。でなければ神を語るに「奇跡」など必要ない。神の「ある」ことは集団においては伝承的事実、個人においては体験的事実だからだ。神は「様々に自身を現わす」必要などない。神はあまねく「ある」からだ。

僕は論文を書いているわけではないからこの文章は論理的にも論拠的にも「穴」だらけだ。僕は自分の体験的、個人的「神」について書いている。あるいは僕が個人的に生きている「この世界」について語っている。嫌われるのを承知で、それでも「いま」書かずにはいられないから書いている。

ジョン・レノンは神が道具存在であると唄っているわけではない、もちろんこれは「たとえ」である。「神とはわれわれが自分の苦痛を測る概念である。」

そうだ、ここで歌われているのは「概念としての神」なのだ。

もちろん、超越存在としての「神」は「概念」ではない。

いずれにしても「神」は必要なのだ。僕にもあなたにも、きっと「神が必要」なのだ。「神」が無ければ「救い」も「秩序」も無いから。もはやわれわれは「神」ではなく、直接的に「救い」を切望すべきなのかも知れない。

しかし、「救済」は「神」の仕事ではない。

しかし、「信仰」は我々の側にある。

だから、そのために、「救済」を人々にもたらすためにこそ宗教はあるのだ、と僕は思っている。


4232 まだ春なのか、もう初夏なのか

雨のち曇り 気温:最低 4℃/最高 9℃


ずうっと雨だった。しかし、一雨あるごとに新緑が爆発的に芽吹くのがこの季節の特徴なのだ。雨上がりの朝には、風景の激変に驚かされることになる。同時に、じつに様々な花が咲き始める。よく知っている花から、名も知らぬ可憐な花まで。

いまの季節をここではなんと呼んだらいいのか、いまでもよくわからない。もう「初夏」なのだろうか、それともまだ「春」と呼ぶべきなのだろうか。気候的には平野部の春というのが妥当だろう。でも、僕らの季節感で言うなら「初夏」なのだ。

冒頭に記した今日の気温を見れば、初夏と呼ぶのはいかがなものかと想うかも知れないけれど、年間最低気温が氷点下23℃、年間最高気温が23℃という土地柄から考えれば、妥当な線ではないだろうか、とも思うのだ。

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