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2008年04月 アーカイブ

2008年04月01日

4163 アルペンリゾート サンセット

晴れ 気温:最低 - 10℃/最高 - 1℃

サンセット正面には美しい山容の蓼科山が迫ります。
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☆☆☆

4月になりました。欧米ではエイプリルフールとかで、権威ある新聞や放送局がおおっぴらにウイットの効いた嘘を報じることが許されているようですが、我が国ではそこまではできないようです。歴史や文化の違いというものでしょう。

ということで、今日書くことは嘘ではありません。(笑)

多くの会社で今日から新年度ということですから、僕も「新年度」という想いでこのブログ「蓼科高原日記」とウチのペンション「アルペンリゾートサンセット」についての考え方を再確認しようと思います。まあ、そんなに構えるほどのことではないのですけれど。

まず、蓼科高原日記は初心に返って「誰かへの手紙」のように書きたいと思います。個別であって個別ではない、つまり「皆さん」への手紙ということになるのかも知れませんが、僕としてはそれぞれの個人宛という気持ちで書きます。

すべてをそのようなスタンスで書き続けることは、たぶん、困難だろうと思うので、時には内省的な内容になったり、独り言になったりもすると思いますが、よろしくお願いいたします。そこにはフィクションもあり、ノンフィクションもありの多様な文章が並ぶことになると思います。しかし、それが本来の「蓼科高原日記」だったのです。

それから、ペンションサンセットのことですが、この春から広告やウェブ上では「アルペンリゾートサンセット」をペンション名称として使うこととしました。しかしこれは「ブランド名」です。

ペンションサンセットはこれまで通りの僕のペンションです。

これは名前を見ただけで立地や雰囲気やコンセプトがわかりやすいという理由によります。そして、なによりも「ペンション」という名称で十把一絡げにされてしまうことに、個人的に、強い抵抗感があると言うこともあります。ペンションほど千差万別な多様な宿泊施設はありません。

以前泊まったペンションがこうだったから、サンセットも同じようなものだろうと考えるのがヒトの習性というものです。そんなふうに同列に考えて欲しくないという想いがずうっとありました。サンセットは規模や形態は「ペンション」ですけれど、そのめざすものはもっと異なった奥の深いものです。ペンションブーム時代のペンションとはまったく異なるものなのです。

ということで、「アルペンリゾートサンセット」という名称にも馴染んでいただけるとさいわいです。


2008年04月02日

4164 カラヤンをリスペクト

晴れのち夕方から一時雪 気温:最低 - 10℃/最高 + 3℃

この冬はすっかりカラヤンにはまってしまいました。僕はとくにクラシックファンというわけではなく、むしろモダンジャズとともに人生を送ってきたといったほうがいいのですが、学生時代に出会ったカラヤンにいま再びはまっているというわけです。

きっかけは学生時代から好んで聞いてきたアルバムです。リヒテルが奏でる「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」をこよなく愛す僕はカップリングされた「チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番」も同じ回数だけ聞いてきたわけです。で、つい最近ようやく気がついたのですがその指揮をしていたのがカラヤンだったのです。ちなみにラフマニノフの方はヴィスロツキです。

聞かせどころをしっかりと聞かせるその演奏がとても気に入っていたのです。そして、古いカセットテープで良く聞いていた「モーツアルトの交響曲第40番」の「疾走感」もベームの指揮のものと比べて妙に気になっていたのですが、それもカラヤンが指揮したベルリンフィルものでした。

※あ、いま気がついたのだけれど、Windowsの標準フォントだとカタカナの「ツ(つ)」と「シ(し)」がものすごく似ていて紛らわしくありませんか?こういうところにもっと気を遣って欲しいものだと、日本人ユーザーとしては思うわけですよねー。

で、僕はカラヤン信奉者というわけではないのですが、僕のようなクラシック初心者にとってはとても良い演奏ばかりだと感じるわけです。シンプルに「クラシックって良いなあー」って思わせてくれる。彼の最大の功績は最先端の音響技術や録音再生技術を駆使して星の数ほどの演奏を録音として残してくれたこと、そしてそれをマスマーケットに供給してくれたことだと思います。そのことによって、どれだけ多くの新たなクラシックファンや愛好家が生まれたことでしょう。どれだけ多くの子供たちが音楽を志すきっかけとなったことでしょう。

同時にその収益によってクラシックに関わるさまざまな人たちの活動をサポートした功績も認めるべきだと思います。彼はクリエーターではなくセールスマンだったという評価もありますが、では、他にいったい誰だったらクラシック音楽をメジャーなものにするだけのセールスが可能だったでしょうか。

武士は食わねど高楊枝ではクラシック音楽界も衰退していたかも知れません。

カラヤンは自らのポジションを知り尽くしていて、自分がクラシック音楽に対してできることを見極め、生涯を通じて自分がなすべきことを貫徹したのではないかと僕は思うのです。その証拠に、彼の演奏は「世界最高」と絶賛されることは少なかったかも知れないけれど、ほんとうにクールで最高なクラシック音楽になっています。重厚とか、奥深さとか、微妙な陰影とか、そういう巨匠的なものではなくて、もっとも正しい意味においてコンテンポラリーミュージックなのです。

その一点において、それだけでも充分以上に僕はカラヤンをリスペクトできるのです。


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2008年04月03日

4165 花冷え?

晴れ 気温:最低 - 10℃/最高 + 5℃

現在の蓼科山山頂付近にズームインするとこんな状態です。
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☆☆☆

4月とは思えない冷え込みが続いています。雪だって毎晩のように降っています。さすがに陽に当たるとどんどん解けますが、それでも積雪は道路以外では1メートル近くあります。屋根から落ちた雪は窓の上端に達しようとしています。

太陽の力はものすごいもので、この積雪が4月下旬にはすっかり消えてしまうピラタスの丘です。

八ヶ岳や蓼科山の山頂部には6月初旬の開山祭まで積雪があり、北斜面はそれ以降でも分厚い積雪が残ります。4月といってもスノーシューなどにはむしろ最適なシーズンといえると思います。一方で、本格的山歩きのお客様は、まだまだ完全な冬山装備が必要です。

最近はしだいに活動が活発になってきたキツネなどの小動物や日本鹿の群などがウチのペンションの庭や隣接する森をよく通ります。野生動物との出会いはいつだって感動的です。それにしても彼らはどうしてあんなに美しいのでしょう。

気温はまだまだ低いのですが、蓼科では樹木は新芽をつけはじめ、雪の下の植物は雪を押し上げるようにして芽を吹き始めています。厳冬の間眠っていた大地の壮大なシンフォニーを聴く想いです。

2008年04月04日

4166 個人的黙示録としての日記

晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 + 5℃

このように毎日日記を書き続けることにどのような意味や価値があるのかはわかりません。書き始めて11年以上たってもそれは見えて来ません。ただひとつ感じるのは、それが決して無意味ではなかったと言うことでしょうか。これは日記という形をとった記録であり、個人的な記憶のアーカイブでもあるわけです。その一点に関してはその存在意義を否定することはできないのです。

一方でこの日記を読むことの価値はといえば、自分の軌跡を再度辿るということの他に、過去の自分の思惟に学ぶと言うことがあります。しかし、第三者が読むことの価値があるのかどうか、それは読むひとが決めることになります。僕はプロの物書きではありませんから、その点について何ら責任を持つことができません。

もし「蓼科高原日記」を書いていなかったなら、おそらく僕は過去の自分の思いや思惟をすっかり忘れてしまっていたことでしょう。というか、容易にはそれを思い起こすことができなかったと思います。日記とは自分のために自分を書き残すという側面の他に、愛する人のために自分の本当の姿(shape of my heart)を書き残すという側面もあると思います。

ですから、あるときは妻に向けて語り、またあるときは息子に伝え残したいこの世界の真実を語り、そしてまれに、かつて愛したひとに語る機会のないまま過ぎてしまった真実を書き残しているのです。

それをカムフラージュするために、多くの紙幅は蓼科の自然の美しさとの邂逅を語ることに費やされていますが、それも便宜的な行為ではなく紛れもない真実として書き残してきたつもりです。なぜならそれらは僕の心に映った紛れもない真の蓼科の姿だからです。

蓼科高原日記は僕にとってはきわめて個人的な「黙示録(もくしろく)」だといえるのかも知れません。しかし、将来それを読み解いてくれる人がいるのかどうかは期待しない方が良いのでしょうね、たぶん。僕の死後、この日記が存在しつづけることができるのかどうかさえ定かではないのですから。

僕はまだ、それが数ヶ月なのか何十年かわかりませんが、神様の与えてくださった猶予期間に従って生き続け書き続けることになるのでしょう。

ひとつはっきりしていることは、書けば書くほど、僕以外のひとにとってはあまり読む価値のないものになっていくのではないかと言うことです。語り尽くせぬことを語っても、語りようのないことを語ろうと努力しても、やはりそれを伝えることはおそらくかなわないからです。

僕と同じ世界に足を踏み入れたひとだけが、この膨大な「文書」に隠された僕の世界を見ることができるからです。そして、それは仕方のないことなのです。そのことを前提に、僕はこの日記(ブログ)を書き続けています。


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2008年04月05日

4167 趣味としてのペンション

晴れ 気温:最低 - 7℃/最高 + 6℃

一年ほど前、僭越にもこんなことを書いていたのを発見しました。

--- 以下、引用 ---

それはさておき、商業的に成功しなくてはこの「高原暮らし」も成り立ちません。それはよくわかっているのですが、僕は頭が古いのだろうか、甘ちゃんなのだろうか、メールマガジンを送りつけたり甘言を弄したりしてそれを心地よく思うお客様を集客するというやりかたに違和感を覚えるのです。だからそういうことはやりません。

保養所契約獲得に奔走するよりも、旅行代理店の担当者をご接待するよりも、甘いセールストークをひねるよりも、お客様にとってもっとも心地よい場所であり続けるために全力を尽くしたいのです。利潤至上主義の商業主義は僕がもっとも忌避するところのものです。

まあ、いずれにしてもこの新自由主義とやらの世界では、間違っているのは僕の方なのだろうけれども。でもね、これは商売だと割り切って「商人(あきんど)」になりきるか、これは商売ではなく「趣味」だと決然と言い放つ覚悟でなければいまやペンションなんてやってられない。ペンションとはそのような致命的欠陥を持つ前時代的ビジネスモデルなのです。

財務的には僕は前者のスタンスを選択しなければならないのかもしれない。しかし、それだったらなんで第一線のビジネスマンをやめてここにきたのかわからなくなってしまう。同じことをやるのだったら以前の環境の方が遙かによかったからだ。

ということで、全く利益の上がらない後者の道を選んでほそぼそと生きていけたらいいなあと願うばかりなのです。お客様もペンション・サンセットにいらしたときばかりは新自由主義的グローバリズム、そのような商業主義に組み込まれる以外に生計が成り立たないという現実から解き放たれて自由に羽を伸ばしていただければうれしく思います。

--- 以上、引用終わり ---

甘いですね、我ながらあきれかえるばかりです。

でもね、基本的な考え方は変わっていませんよ、お馬鹿さんだから・・・。

2008年04月06日

4168 Eleven years in Tateshina

晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 + 11℃

昨日書くのを忘れましたが、タイトルの連番が間違っていたのを訂正しました。4099から4100になるところで、なぜか5000に飛んでしまったのです。お馬鹿ですねー。しかも、そのことに今日まで気がつかないなんて。いやー、今月で何年何ヶ月書き続けたことになるのかなーと思って365で割り算してみたら、14年近くなっちゃうんでおかしいなと気づいたわけです。いやはや大変失礼しました。

それでもまあ一応毎日書き続けて満11年経過したのは確かなことで、我ながらよくもまあとあきれるやら感心(?)するやら・・・。これだけの分量があると、にわかに読み返すなんてこともほとんど無くなってしまうので、自分がいつなにを思いなにを書いたかなんて全然思い出せないのです。

でも昔の方が良く書けていたなあなんて思うことが多いです。昔の方がまっすぐにものを見据えていたように感じます。それだけ精神的スタミナがあったと言うことでしょうか。いまはもうあまりタフじゃないみたいです。ものを認識するとき「わたしはこれであり、それであり、それらすべてである。」と古代インドの賢者が言っていますが、昨今はあまりそんな実感を持つことが少なくなりました。あまりよい兆候ではありませんね。

mahler_5.jpg美しい花を見て自分と花とがやがて一体となり、最終的には花そのものになるなんて感覚は久しく味わっていません。写真撮影の時に良くそういう感覚になるのですが、それすらなくなりつつあるようで、自分のなかの何かが損なわれていることを危惧しています。

今夕も、とてもとてもきれいな夕陽に心を洗われました。カラヤンの指揮するベルリンフィルの演奏するマーラーの交響曲第5番、その第4楽章「アダージェット、きわめて遅く」を聴きながら眺めると本当に感動的です。

そういえば、今日の未明にこの春初めてのウグイスの声を聞きました。とはいえ、ホトトギス以外の野鳥はウグイスもカッコウも、この時期まともに歌えないので、「ホーーーキョッ」ってなもんで、奇妙な声でしたけれど、紛れもなくウグイスでしたよ。

なんだかうれしいなあ。


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2008年04月07日

4169 パルの近況など

晴れのち雪 気温:最低 - 4℃/最高 + 5℃


岩燕(いわつばめ)を見た。高空を蚊柱のように集団で群れ飛んでいる。この鳥も春に飛来する鳥だ。この春初めての出会いだった。彼らの生息域はもっとずうっと標高が上だから、猛禽類から逃れて急降下してきたとき以外はあまり見かけない。ちょうど到着したところだったのだろうか。

都会に比べたらとんでもなく気温が低いと感じられるかも知れないけれど、これが蓼科とりわけ北八ヶ岳のごく平均的なこの季節の気温なのだ。これまでの季節と決定的に異なるのは陽射しの強さだ。数センチの積雪ならばあっという間に蒸発させてしまうほどいまの陽射しは強力なのだ。だから、道路はどこも積雪中をのぞけば常時乾燥路面になっている。

ピラタス蓼科スノーリゾートは異例の積雪量を勘案して予定より1週間営業期間を延長した。4月13日(日)までクワッドリフトを利用して滑走が可能だ。積雪はまだ1.4メートルほどもあり、ブッシュは出ていない。ロープウエイ下のコースも充分な積雪があるのだが、ロープウエイが4月25日(金)までの長期点検整備作業に入っているためリフトだけの利用になるが、その分リフト券は安くなる。1日券で大人2000円、子供1000円となる。

じつは、いま現在雪が降っている。本降りのパウダースノーで積雪しているので、明日の朝には5センチ程度の積雪が予想される。しかしさっきも書いたように、日が照りつければやがて道路は乾燥路面になってくるだろう。ただし、そうなるまでの間は、真冬と同じつるつるの積雪路面になるので、タイヤチェーンなどの携行は必須である。そうでない場合は雪が溶けるまで待って走行するのもひとつの考え方かと思う。

朝から日中はずうっと晴れていたのに、予報通り夜遅くなって雪になった。この冬の予報は良く当たるようだ。

それはそうと、今年の10月で満14歳になるシベリアンハスキーのパルだけれど、だいぶ老化症状が出てきている。後ろ足が目に見えて弱くなって引きずることが多くなった。それでも散歩は欠かさず行くのだが、1キロメートルから2キロメートルの距離で標高差が100メートルあるペンション村の散歩ルートを歩き通す元気はまだある。しかし、今日はそのルートを2度も歩いたのだった。一度帰ってきたのに、何を思ったのか再び「出発」したのだ。いよいよぼけてしまったのだろうかと心配している。

それでも身体はすこぶる健康なので、本当に飼い主孝行なワンコだ。性格も穏やかでペンション村の他のワンコたちにも好かれているようで、行く先々でなごやかに交流している。そしてなによりも我々にとってかけがえのない家族の一員であり、本当にかわいい愛すべきワンコである。

そんなパルが目に見えて老いていくのを見ているのは自分の老化を実感することよりもつらいものがある。しかし、それが宿命ならば覚悟を決めて、我々にできる限りのことを深い愛情を持ってなすべきなのだろう。パルとの時間を大切にしていきたいと心からそう思っている。


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2008年04月08日

4170 春の嵐(暴風雪)

暴風雪のち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 5℃


昨夜から降り始めた雪は、やがて暴風雪になったようだ。朝早く窓外を見てびっくりした。20センチはあろうかという信じられない積雪量もさることながら、雨とも雪ともつかない細かな粒子が窓を激しく打っている。まだ新芽をつけたばかりの森の樹木が右へ左へと大きく揺れている。

テレビをつけてニュースを観ると、長野以東の日本列島はまるで台風のような「春の嵐」になっていた。ここなどはそれに比べたら穏やかなものだ。ちょっと激しい吹雪程度だもの。中庭の犬舎にいるシベリアンハスキーのパル君も、犬舎の中でまどろんでいる。

それにしてもこの季節に中庭の積雪が1メートル以上もあるなんて、何年ぶりのことだろう。しかも今日の雪は水気をたっぷりと含んで重くて始末の悪い雪質だ。われわれの普段の除雪作法では太刀打ちできない。とにかく重くて、「雪はね」では除雪もままならない、除雪機では飛ばすことができない、結局スコップで除雪するしかないのかも知れない。

しかし、心配はしていない。除雪車の出動が見合わされたことを見ても、日が照ってくれば道路は短時間で乾燥路面になるという読みなのだ。僕らも同じ考えだ。道路以外の積雪も、晴れて強い陽射しが得られれば、どんどん解けてしまうことだろう。ということでピラタスの丘の住人で今日除雪作業をしている人はほとんどいなかった。

夕刻にはようやく晴れ間が見えて、美しい夕焼けとなった。

明日は晴れだ、きっと。


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2008年04月09日

4171 春の朝

晴れのち宵から雨 気温:最低 - 2℃/最高 + 4℃


今朝と昨朝との景色には劇的な変化があった。まばゆい朝の陽光に目覚め、カーテンをのけて窓外を見ると、きのうのあの大雪の情景が幻のように感じられた。穏やかな春の陽射しに道路の雪はすでに溶けていた。屋根からはひっきりなしに雪が落ちてくる。森からは信じられないほどたくさんの野鳥の地鳴きが聞こえている。

積雪は粉雪から水気の多いびしゃびしゃの雪解けの季節の雪質へと変化している。あえてたとえるなら、ちょうど食べ頃のかき氷といった状態だ。しんと静まりかえった早朝のピラタスの丘に、さんさんと春の朝日が降り注いでいる。それはまるで質量を持った粒子のように森のそこここを漂っている。

風はない。ほとんど無風だが、ときおり春風が開け放った窓のカーテンを揺らす。気温はようやく1℃を少し上回ったところなのに、やけに温かく感じる。やはり気温ではなく陽射しのもたらす熱量のなせる技なのだろう。春はいまここにある。


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2008年04月10日

4172 鹿男あをによし

雨 気温:最低 - 1℃/最高 + 1℃


シジュウカラやコガラが庭にやってくるようになった。こんな激しい雨の中でも、彼らはとても元気に飛び回っている。先日一度だけ聞いたウグイスの声は近くでは聞こえない。ホトトギスもアカハラもカッコウもまだ歌い始めていない。若い狐がシベリアンハスキーのパルに親近感を抱いてよくやってくる。僕が心惹かれたあの若い牡鹿にはその後出会っていない。

今日も終日雨降りになった。ここのところ、天気予報がやけによく当たる。当たると言えば今日2口買ったLOTO6が両方とも5等に的中した。当たらないよりはうれしいけれど、うれしさもちょびっとなりおらが春といったところで、じつに微妙である。でも400円の元手が2000円になったのだからそこそこですね。昔取った杵柄で、確率論に基づく予想数字が当たり出したのかも。

この標高(1750メートル)では雨だけれど、北横岳や蓼科山の山頂部を見上げるとしっかりと積雪しているのが見える。ウチのペンションのラウンジの窓から標高2500メートルの山頂部がすっかり見えるのだ。空は濃い灰色の雨雲に覆われ、そこから水と言うよりは氷の粒のような雨滴がしたたか地表を打つ。その音はまさに太鼓を打つ音に似て半端ではない。

目の前の谷には山麓から駆け上がってきた白い雲が満ちて、やがて大きな雲となって八ヶ岳を駆け上っていく。山水画のような、じつに荘厳な情景である。

まだ1メートルはあろうかという積雪もこの雨に少しずつ溶けて流れ出している。冷え込みがゆるんだので雪解け水で路面凍結することも少なくなった。落葉松は赤褐色の新芽をつけ、その色味が山々を染めつつある。ライトブラウンの秋の紅葉とはまた違った風情でこれも良いものだ。

今年ウチは区の隣組長(伍長)という役がまわってきたので、その用事で蓼科高原会館に出向くと、蓼科区の役員の人たちと久しぶりに顔を合わせることができた。それぞれ旅館やホテルや観光施設の社長さんたちで年齢的にも近いので、無言の同志意識みたいなものを感じる。観光不況という先はおろか現状も見定めにくい現象を前にして、みんなたいへんなのだけれど、蓼科に対する強い思いを共有していることにかわりはない。

この天気のおかげで、蓼科の桜はうまい具合にGWに満開のタイミングが合いそうだ。あまり暖かなよい天気が続くと早く咲いてしまうので、毎年はらはらする。でも、ことしはきっとベストの条件になるだろう。

それなりに写真撮影はしているのだけれど、本来僕は文章メインのひとなので、ついつい写真掲載がおろそかになってしまう。写真を載せてみれば、ぐっとショウアップして、より魅力的な体裁のブログになることは承知なのだけれど、ここ数日はちょっと他の仕事で忙しくて・・・。いましばらくお待ちくださいね、まとめて載せますから。

そういえば昨日の深夜、テレビドラマでとても気に入った「鹿男あをによし」の原作本を読了した。テレビとはまた違った充実感を感じさせてくれる小説だった。しかし不思議なことに昨秋以来、僕の周りには美しい野生の、「鹿」と「狐」と「鼠」が徘徊していることに気づく。ここは元々そのような土地なのだ。直線距離で10キロもない所に諏訪大社もあるしね。何かの因縁というか、シンクロニシティを感じる。

いま僕は少しずつではあるけれど、かつてのようにこの地の自然(あえて言うなら神々や精霊)との交信を再開しつつあるように感じている。ありていに言ってしまえば、自然との一体感を取り戻しつつあるという方がわかってもらえるかも知れないけれど。


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2008年04月11日

4173 蓼科、My Love 。

曇りのち晴れ 気温:最低 0℃/最高 + 10℃


昨日激しい雨の中、山麓に降りて用事を済ませた帰り道、愛車ランドローバー・ディスカバリー2を駆りながら、雨に煙る蓼科山や北八ヶ岳を眺めながら、自分がこの蓼科が本当に好きなのだと言うことを再確認した。それは胸にしみるような想いだった。里山も、八ヶ岳も、森も花も空も雲もなにもかもが愛しい。切なく哀しいほどに、愛しいのだ。その強い想いの奔流に揺さぶられながら、僕がなぜいまここにいるのかを再確認した。


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2008年04月12日

4174 雪と桜と・・・高原のお花見

曇りのち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 9℃

GWの蓼科湖畔の聖光寺、ソメイヨシノ満開の境内にはたくさんの観光客が訪れる。
和太鼓のライブパフォーマンスや甘酒の振る舞いや夜のライトアップなど春の祭典だ。
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☆☆☆

シベリアンハスキーのパル君の狂犬病予防接種に行ってきました。車に乗せられるとたいていの場合獣医さんに行くと決まっているので、あらゆる手段を使ってパル君は抵抗するので、けっこうな騒動になります。で、いくさきざきで「大きななりをしたワンコなのに・・・」と周囲のヒトから笑われてしまうわけです。

パル君はとても勇敢でマッチョなワンコなのですが、獣医さんだけは苦手のようです。

それはさておき、春の陽射しにずんずん雪解けが進んでいます。道路は街から山までほぼ100%乾燥路面になっています。森の積雪も日ごとにそのかさを減じています。このぶんだと4月下旬にはすっかり雪が無くなると思います。

もちろん標高2000メートルを超す山々の山頂部はまだまだ深い雪に覆われていますから、景色は抜群なのです。特に蓼科の桜の満開を愛でながら目を背景に転じるとそこには真っ白に冠雪した八ヶ岳がそびえ立っている。一度見たらやみつきになる美しい風景です。


2008年04月13日

4175 雨降りの日曜日の午後

曇りのち雨 気温:最低 0℃/最高 + 8℃

最近ふとしたきっかけで「ナショナル・ジオグラフィック」を購読し始めました。
初めての出会いが35年前の英語版でしたから、とてもなつかしくて。
ラウンジに置いてありますので是非お手にとってご覧下さい。

☆☆☆

ことことと雨音が聞こえています。これは軒から落ちる雨滴の音。森の樹木はまだ新芽の段階で、葉をつけていないので、昨秋枯れた下草と落葉を打つ雨の音がさわさわとかすかに聞こえます。これが新緑の季節なら張りのあるぱらぱらという音が森中に響くのですが。

雨の森からは日ごとに増える野鳥の声が美しく響きます。遠く近くウグイスが鳴き交わし、ルリビタキが謳い、シジュウカラが飛び交います。ホトトギスとアカハラとカッコウはまだのようですが、彼らの声を聴くのも時間の問題でしょう。圧倒的な雨の音の向こうからいのちの歌声が美しく聞こえます。

高原の深い森で聴く雨音はなかなか風情のある音楽です。いま居室で聴いているのはマイルス・デイヴィス(Miles Davis)の名盤「カインド・オブ・ブルー(Kind of Blue)」です。今日のような雨降りの日にはよく聴くアルバムです。とてもしっくりと空気と馴染むのです。

都会のマンションだったら同じくマイルスの「マイ・ファニー・バレンタイン(My Funny Valentine)」というアルバムが超おすすめです。音楽の背景から(不思議なことに)ベールのように降りしきる都会の雨の音が聞こえてくるようなアルバムです。

どちらも普段ジャズをあまり聴かない人におすすめしたいアルバムです。これを聴けば、きっとジャズもなかなか良いものだと感じていただけると思うのです。

蓼科にはクラシック音楽、とりわけコンチェルトとシンフォニーがよく似合います。銀巴里(ぎんぱり)という床屋さんに行くとなんとオペラがかかっていたりしますから、これは僕だけの好みということではないと思います。そして、ジャズもまた蓼科の空気感にとても良く馴染むのです。

こんな日には外での作業もできませんから、おとなしく読書したり、音楽を聴いたり、その両方を楽しむのです。お天気は悪くても、雨に煙る蓼科山を眺めながら過ごす日曜日の午後はとてもしあわせです。

2008年04月14日

4176 個人的にはケータイは嫌いですが

みぞれのち雨のち晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 + 10℃

朝のうち霙(みぞれ)、けっこう冷えましたが氷点下1℃ですから「ふつう」です。やがて雨になり、午後遅くには晴れになりました。劇的な雪解けを迎えています。信じられないほどの速度で雪が消えていきます。森の向こうからは、おびただしい量の雪解け水を落とす渓流の轟音が聞こえてきます。GWまでには根雪もすっかり消えて、「あれ?雪なんて積もっていたの?」ってな風景に変わってしまいます。だからもうタイヤチェーンは不要です。早めの高原ドライブもまた良いものです。真っ白に冠雪した山々が本当にきれいですよ。自民党のごり押ししだいでは、5月1日からはガソリンの再値上げも懸念されるので、今年のGWのドライブ旅行は4月中に予定するのが正解かもしれません。

いまやまったく官僚機構を御しきれないだらしのない政治になってしまったようです。これでは議会制民主主義国家ではなく、官僚独裁帝国主義国家と言ったほうがいいのではないかと、おじさんは思うのだよね〜。

さて、今日の話題。

個人的にはケータイは嫌いなのですが、いまさら無くすわけにも行かないでしょうね。なにしろ便利だし、「ユビキタス社会の先兵」とも言えなくもないし。はいそうです、僕は時代遅れの頑固じじいの「変人」なのです。それでいいもんね。(笑)

厳密に言えばケータイというインフラ、ハードウエア、ソフトウエアが嫌いなわけではなくて、その使われ方がいささか常軌を逸しているというか、ケータイへの精神的心理的依存の度合いが尋常でないと感じているだけなのかも知れないのですが。

最近の若い人たちのケータイの使い方についてこちらで話題になっているそうだ。ふむふむ、これはすごい、とうか斬新というか。いろんな意見や見解が出ているようですが、ま、いいんじゃないっすか、犯罪さえ犯さなければ。

モラルとか、ルールとかに抵触したらその場でがつんとやればいいだけなんだし。

・・・って、それが簡単ではないのですが。(^_^;)

まあ、それを実行するにはそれなりの覚悟というか、命がけになるかも知れないけれど、そもそも社会規範とか人間の倫理というものは命をかけて守られてきたものでしょう。(と、福田首相にならって「他人事風」に語ってみたりして)

だからといって、命をかけてまでやる必要がないと思ったらあっさりと撤収すればいいのです。われわれは「特攻」をかける義務を負ってはいないのですから。そもそも現状の結果の落とし前をつけることになるのはその張本人たる「彼ら」なのですから。それは「彼ら」の問題なんだ。

って、突き放してしまっていいと思います。どの世代も一度通ってきた道なのですしね。

それにしても、月々数万円ともいわれるケータイにかかわる費用は可処分所得を強烈に圧迫していることは確かで、資本側の賃金抑制と共に個人消費の低迷脱却をいたずらに遅らせている庶民を不幸にしている2大要素ではないかと、ちょっと思ったりしています。ここまでくるともう「ケータイ税」だよね、実質的に。

他人事内閣の福田君、なんとかならんのか〜!!


2008年04月15日

4177 ブログ恐怖症?

晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 14℃

ブログが一般的になり、たくさんのひとがブログを公開するようになった。以前にも書いたとおり、とりわけ我が国のブログの繁栄は異様なほどの勢いだという。しかしその内容の多く、というか、ほとんどは日記だとも言う。その傾向は日本人の持つ日記文化とでも言うべきものの反映といわれる。「確かにぃー!」と思わず納得してしまう。もし日記でなかったら、僕も蓼科高原日記を11年以上毎日書き続けるなんてことはできなかっただろうから。

欧米流に、ジャーナリスティックな内容あるいは専門的内容でブログを運営しようとするならば、きわめて高度な時代感覚と正確な事実認識そして専門的知識が必要となる。自分の知的リソースを総動員し、なおかつ、高度なバランス感覚をもってブログを綴らなければならない。そのエネルギーはいかほどのものだろうか。軟弱な僕にはちょっと無理っぽい。

ということで日記執筆公開者として自分を定義するなら、ウェブベースの頃の方が気が楽だったし自由だったような気がする。現在のブログ公開システムは基本的にデータベースによるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)になっているから、情報の集積としての日記の管理には絶大な力を発揮する。しかしその一方で、現代的な「ブログ」として衆目に晒されるという点ではあまり居心地のよいものではなくなっている。

もちろん、一般に公開する以上その内容や視点が極端に偏っていたり、社会規範や倫理に著しく反するものであってはならないのは当然で、それはウェブベースの日記でも同様だと思う。しかし独自の観点や立場や主張を展開するウェブページ(ホームページ)と一体のものとして公開される場合と、システム上「ブログ」としてウェブページと切り離され独立したコンテンツとして公開される場合とでは、大きくそのニュアンスが異なってくる。いわば「文脈を失った発言が一人歩きする」ような場合が多くなる。そこが痛いところだし、書くこと語ることに恐怖に近い緊張感を持つことになる要因だったりする。

じつはいまでも蓼科高原日記はウェブ版と並行して書き続けられている。見栄えは「ブログ版」の方が断然良いし、情報管理も容易なのだけれど、読み手に回ったときにはなぜか「ウェブ版」のほうがほっとするのだ。親しい友人の家を訪問してその居間でくつろいでいるようなリラックスした気分になれる。ブログではなにやら公共の場で語っているような、ある種の緊張感が残る。これは僕だけの特殊な感覚なのかも知れないけれど。

別の表現を工夫するなら、仮借のない世間の目にさらされているようなオフィシャルな感覚、かな。

それは良いことなのだろうか。

良いことなのだろう、たぶん。

しかしプロフェッショナルとしての訓練を受けたことのない素人にとって、そのハードルはとてつもなく高いように思われる。なんだか書くこと、語ることがとても怖くなってくるけれど、語りながら学んでいくしかないのだとも思う。

☆☆☆

さて、ピラタスの丘では毎朝未明から野鳥の歌声が美しくも賑やかに聞かれるようになってきました。ウグイスもずいぶん数が増えたし、他の野鳥も半数以上は頭数がそろったように思われます。GWまでにはこの季節にやってくる野鳥がほぼ勢揃いするはずです。

高原で迎える朝、さわやかな空気の中、野鳥の妙なる歌声にまどろむのはたとえようもない幸福です。


2008年04月16日

4178 蓼科高原 2008桜祭り

曇り 気温:最低 0℃/最高 + 9℃


4月9日に載せた写真からはいまの景色は想像できません。というのも、あんなに分厚く積もっていた雪が、いまでは「残雪」と呼ぶ程度しか残っていないからです。春の陽光はますます暖かく、豊かな熱を地表に注ぎ大地を温めています。このエネルギーをうけて雪は解けて森は潤沢な水分に満たされ、森の樹木や山野草は水を吸い上げて光合成を進め成育します。

さて、前にもお知らせしましたが、GWにあわせて蓼科の桜が一斉に咲いて満開を迎えます。

特に以下にご案内する「蓼科高原 桜祭り」は450本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る蓼科湖畔・聖光寺(トヨタ自動車が建立した交通安全祈願のお寺です)で催されます。

年を追うごとに訪れるお客様が増えている、春爛漫の華やかで和やかな高原の「桜祭り」です。是非この「高原のお花見」にご参加いただきたくご案内申し上げます。


      蓼科高原 2008桜祭り 実施要項

1.期間:4月26日(土)〜5月11日(日)

2.会場:蓼科山聖光寺

3.内容:
     1.期間中境内ライトアップ

     2.5月5日(月)『太鼓フェスティバル 桜麗舞』
              六尺大太鼓体験
       時間:10時開始〜15時(予定)
       会場:蓼科聖光寺向かい特設ステージ

     3.5月6日(火)『蓼科高原桜祭り』
       時間:11時開始〜15時終(予定)
       会場:蓼科聖光寺向かい特設ステージ
       
       ※当日:豚汁・お茶 無料サービス
          :有料屋台
           五平餅・地鶏炭火焼き・手作り豆腐

4.主催:蓼科観光協会

以上


☆蓼科高原ピラタスの丘ペンション サンセットのオーナーとしてみなさまのお越しをお待ちしております。この機会にペンション サンセットを是非ご利用いただければさいわいです。☆


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年04月17日

4179 激しい雨

雨 気温:最低 + 1℃/最高 + 6℃

今日は予報どおり雨になった。こういう雨を「激しい雨」と歌うのだろうか。ボブ・ディランことロバート・アレン・ジマーマンは「激しい雨(Hard Rain)」というライブ・アルバムを1976年にリリースした。その頃僕は大学を卒業して社会人3年生になっていた。その年、いまの妻と結婚した。

僕らはちょうどそんな世代なのです。ビートニクとかヒッピーとかカウンターカルチャーとかの生き残りっていうか、残像というか・・・。

ま、それはさておき、いずれにしても激しい雨が終日降り続け深夜になっても止む気配はまったくありません。

あいにくですが、晴天ばかりで雨がまったく降らないのも困りますからしょうがないですよね。それにしても今日の雨は久しぶりに見る本降りの雨でした。玄関を出て駐車場のクルマに乗るまでにびしょ濡れになってしまいそうでした。こういう雨はちょっと苦手です。

でも、激しい降りのおかげで黄砂(こうさ)が降り積もっていた愛車が多少洗われてきれいになったような気がします。これは高原の雨のメリットですかね。都市部の雨のように、雨上がりにタールのような油分が車体に付着するようなことはありませんから。ここでは「水垢」がほとんど付きません。

ところで、わたしたちのペンション サンセットの話しをすると、GW〜夏休みに向けていろいろな新しいプランを週末までにアップしますので、是非ご覧いただければ幸いです。今日現在はまだプラン説明画面制作中なので、いましばらくお待ち下さいね。

それにつけてもひどい雨です。こういう雨は風情が無くて嫌だなー。まんま、「自然の猛威」って感じです。こういう雨を体験するのは初めてかも知れません。吹雪では「自然の猛威」を嫌というほど思い知らされてきましたけれど。

2008年04月18日

4180 激しい風

暴風雨 気温:最低 0℃/最高 + 6℃

ごとんごとんという音で目を覚ました。雪が軒から落ちるときの音に似ている。昨夜床についたときは気温も高く、激しい雨が降っていた。まさか・・・雪じゃあないよね。まったくありえないことはないけれど、そんな音を立てて落雪するほどの雪はありえない。

起きて窓外を見ると雨だった。ただし、猛烈な風をともなった雨だった。春の嵐という言葉が頭をよぎったが、冗談じゃない、これは「台風」だ。びゅゆゆゆゆ〜、ごぉおおおおお、ひゅゆゆゆゆうごぉぉおおおおおうと、ものすごい風が南から東から北から南から吹き付けている。風がぐるぐる回っている。

ピラタスの森はただならぬ気配に沈黙している。毎朝あんなに元気に跳び回り、謳い交わしていた野鳥たちもどこかで息を殺してこの事態が収まるのを待っているに違いない。風に混じってケーンケーンという野生のキツネの雄叫びが聞こえる。きゅぅうううううんという野生の鹿の声も聞こえるが、それもこの轟音にかき消されそうだ。

★★★

The answer, my friend, is blowin' in the wind,The answer is blowin' in the wind.

ボブ・ディランはあまり好きではなかった。どうしてかはわからないけれど、すくなくとも同時代の若者としての僕は彼の音楽にうまくなじめなかったのだ。それでもこの「風に吹かれて」は当時の時代性そのものとして僕の記憶の奥深くにしっかりとその影を落としている。明るいのか暗いのかさえよくわからない混沌の支配する時代だった、すくなくとも個人的には。


2008年04月19日

4181 桜満開の蓼科へのご招待

晴れのち曇り 気温:最低 + 1℃/最高 + 6℃

まるまる2昼夜に及ぶ激しい雨が去ったあと、急激に気温が上がってきています。春霞(はるがすみ)が立ち、文字通りの花曇りになりました。ピラタスロープウエイやそれに隣接するわれわれのペンションのあるピラタスの丘までの区間にもう雪も氷もありません。

GW直前の4月26日(土)には冬期閉鎖されていたビーナスラインの霧ヶ峰〜美ヶ原の区間と、国道299号線の全線開通が見込まれています。通行をご予定の方は事前に道路交通情報センターなどに確認することをおすすめします。まあ、これまで開通予定が遅延したことはこの10年間ありませんが、念のため。

朝晩と日中の気温の落差がとても大きくて、なんだか温かいんだか寒いんだかよくわからない気候になっています。こまめに衣服を着込んだり脱いだりして調整する必要があります。そうしないと思いがけず風邪を引いたりしますからくれぐれも御注意ください。

蓼科は天然のクーラーを備えているようなもので、どんなに陽射しが暑くても実際の気温というか吹き抜ける風は思いがけず冷たく低温なのです。真夏でもピラタスの丘は最高気温が23℃程度ですから、陽射しの暑さにだまされると日陰で休んでいる間に身体が冷え切ってしまったりします。

蓼科のGWは、春爛漫の桜満開の季節になります。静かなたたずまいの自然が印象的な蓼科もこのときばかりは思いっきり華やぐのです。訪れたお客様の顔は一様にほほえみに満ちています。この雰囲気はGWの蓼科ならではのもので、僕は本当に大好きです。

激しい雨のおかげで、愛車は(予想したとおり)ぴっかぴかに洗車された状態になっていました。雨の降り始める前は黄砂(こうさ)で真っ黄色に覆われていたのに、その面影はまったくありません。

それはさておき、道路の混み具合で言うならば、ドライブを楽しむならばGW前半のほうが数倍も快適です。後半の3連休(5月3日?5月6日)はどうしても混み合いますから・・・。もしご予定が立つならば道路も空いていて快適な前半をおすすめします。

ご宿泊のご予約は5月3日〜5日の期間は急がれた方がよいと思います。あと数日で満室になりそうです。

桜咲く蓼科へのみなさまのお越しを心よりお待ちしております。

2008年04月20日

4182 何もない、のではない。

晴れのち曇り 気温:最低 - 1℃/最高 + 6℃

未明から始まる野鳥の歌の饗宴が心地よい。まどろみの中で、様々な夢を見る。ウグイスがやってくる。ホォォォオオオケキョケッキョ!

ずっこけてしまう。なんとも間の抜けた歌声だ。昔の凛とした歌声はもう聞けないのだろうか。全国的にウグイスの歌が変になって久しい。理由は、わからない。しかし、それはどんどんひどくなっている。少なくともこれは進化とは逆方向のムーブメントだ。

そのことを別にすればやはりウグイスの歌声は心地よい。ホトトギス、アカハラとならんでピラタスの丘を彩る美声の御三家といって良いと思う。

猛烈な勢いで雪が溶け、強い陽射しに気化して空へとのぼる。それが「春霞(はるがすみ)」だ。そのせいか、朝のうち晴れ午後になって曇りという天気が繰り返す。雨は降らない。陽射しは熱線というべき強いエネルギーを地表にもたらしている。根雪はあと数日で姿を消すだろう。

一日の間に野鳥たちが押し黙る期間が数回あり、そのときにはピラタスの丘は信じられないほどの静寂に包まれる。家の中にいてもそのことがわかる。音楽を聴いていても耳の奥からキーンという耳鳴りのような音が聞こえ始めるからだ。いま初めて知る、これが「サウンド・オブ・サイレンス」なのだ、と。

外に出ると温かい。しかしこれは春の陽射しのもたらしたぬくもりに過ぎないことを知る。一瞬吹き抜ける風のあまりの冷たさに驚いてあわてて家の中に戻る。それはまるで冷凍庫から流れ出す冷気のようだ。冷たいと言うよりは「痛い」風だ。

この冷たい風は真夏になっても変わらずに吹き続ける風だ。蓼科の風はいつも冷風であり、涼風である。それは湿度が極端に低いという気候にも影響されているのかも知れない。湿度が低いほど同じ気温でもより冷たく寒く感じるものなのだ。

中庭の犬舎の中でシベリアンハスキーのパルがまどろんでいる。ふるさとのそれに似たさらさらと吹き抜ける冷風を心地よさそうに味わっているかのようだ。静かだ、本当に静かだ。豊かな自然の本質の一要素として、個人的にはこの静けさをまず挙げたいと思う。

蓼科には見るべきものが何もないというひとがいた。それは一面の真実ではあるかも知れない。しかし、ひとは自分の見たいものだけを自分の見たいようにしか見ないものだ。もし何もないと感じるのならば、それはあなたが見たいと思わないからなのだ。

何もないようでありながらすべてがある土地、それが蓼科なのだと、個人的にはそう思っている。見ようとする心の動きがあるならば、それはきっとそこにあるのだ。心を開いて自然と対峙するならば、あるいは自然の中に浸りきってみたならば、そのことがきっとわかることだろう。

そうした意味において、蓼科という地はいつしかひとを形而上学的思惟へといざなう。たとえ彼が形而上学なんてまったく理解していなかったとしても。これは僕の実体験だから、間違いない。

2008年04月21日

4183 GWのロープウエイは「雪山」気分が堪能できます!

晴れ 気温:最低 + 2℃/最高 + 8℃

未明、風の音に気づく。起き出してラウンジの窓を開けると、正面の蓼科山から強い春の風が吹き下ろしてくる。山頂付近は雪雲に覆われて隣りの北横岳とともにそこは雪がるっていることがわかる。風は冷たいが、もはや冬の風ではない。そこはかとない春の香りと温もりがある。

★★★

GWのロープウエイは「雪山」気分が堪能できます!

大雪こそ少なかったものの、降雪頻度がとても多かった冬だったので、北八ヶ岳の標高2000メートル付近〜2500メートルの山頂部はこれまでにない大量の積雪を残しています。山を歩かれる方にとっては、本当に信じられないほど積雪が多いGW登山になると思います。

じっさい、ピラタスロープウエイの山頂駅(標高2240メートル)から始まる登山道路のロータリーとしても昨日している「坪庭周回路」ですら、除雪作業が難航しているほどです。ピラタス蓼科ロープウエイさんからご注意とご案内をいただいたので、それを以下に転載させていただきますので、ご参考になさって下さい。

★★★

(1)ロープウエイからの展望を楽しんだり、山頂駅からの眺望を楽しんだり付近
   を散策する分には例年と変わりはないと思いますので、ご安心下さい。

(2)「観光」のお客様は本格的な「雪山」気分をこの季節に堪能できるという
   またとはない機会になると思います。お楽しみに!(^^)

(3)「山歩きや登山」のお客様は詳しい状況についてピラタス蓼科ロープウエイ
   に事前にご確認いただければさいわいです。

★★★

ピラタスロープウエイからお客様へのお願い

山頂の坪庭散策路の除雪を進めておりますが、例年に比べ残雪量が非常に多く、先日降った雪も災いし急斜面の数カ所で雪崩が発生する危険があることが判明致しました。

これによりゴールデンウイーク期間中は坪庭の散策範囲を限定させていただく事になりました、ご来場を予定されておりますお客様方には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

散策可能な範囲は当面ロープウエイ山頂駅から平地を回るコース約400mほどとなります。その付近での積雪は現在の所1m前後となりますが、雪崩発生の危険箇所は4m以上の積雪になっております。

今後も除雪を進めますが、完全に周回できるようになるのは5月中旬以降になる見通しです、登山道につきましては現在迂回路が作れないか模索中ですがゴールデンウイーク期間中の見通しは立っておりません、その点もふまえて登山計画をお願い致します。


雪崩発生の恐れがある危険箇所は、何れも急斜面の場所であり、雪面にクラックも確認されております。

大変危険ですのでむやみに近づかないようお願い致します。

また、人がその斜面に触れたり登ることにより雪崩が発生する可能性があります、危険箇所では慎重な行動をお願い致します。

ロープウエイ山頂から散策できる範囲は、通常の1/3程度の範囲となります、残雪見学やロープウエイ車窓からの展望は可能です。

気温が低いので(朝夕は2℃〜4℃)上着をご持参いただきますようお願い致します。サンダルなど滑りやすい履き物での散策は非常に危険です、歩きやすい靴でお出かけ下さい

 

お問い合せ先

(株)ピラタス蓼科ロープウエイ

電話 0266(67)2009

FAX 0266(67)3615

メール  pilatus@po8.lcv.ne.jp

HP http://www.pilatus.jp


(注)図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
   クリックすると拡大してご覧いただけます。

2008年04月22日

4184 What A Wonderful World.

晴れ 気温:最低 + 1℃/最高 + 16℃

新しいブログデザイン(テンプレート)はいかがでしょうか。個人的には気に入っています。明るい雰囲気や、色彩や、フォントデザイン、そしてトータルなバランスが狙いどおりだからです。これなら写真無しの文章だけのエントリー(記事)でも殺風景な印象が避けられるかも知れません。

そもそも僕は、文章だけで行くヒトだったので写真が必須というスタイルは苦手なのです。写真があるんだから見ればわかるじゃん、ということになってしまうと文章を書く意味がなくなっちゃうから。要するにテレビ人間ではなくて、ラジオ人間なのですよ。言葉から映像を紡ぎ出すそのプロセスが好きなのです。

だって、人間の想像力は無限ですから。かといって映像が嫌いなわけではありません、映画も写真もだいすきです。ただ、自分がいちばん特異なのは、非情に低レベルではあるにせよ、文章だということなのです。文章を書くことによってものをよりよく見ることができる、物事を明晰に認識することができるという類の人間なのです。

ま、トレンディーではないのかも知れませんが、それが僕なのだからしょうがないです。

まあ、いずれにしても当初の"Now He Sings, Now He Sobs."(スリ・チンモイ導師)から"God is a concept by which we measure our pain."(ジョン・レノン)に変わり、いま"And I think to myself, what a wonderful world."(ルイ・アームストロング)へとたどり着いたわけです。

最新のサブタイトルがどんな曲なのかは、前の段落の曲名をクリックすると実際に聴いていただけるようになっています。素晴らしい歌です、素晴らしい歌詞です。この歌がベトナム戦争まっただ中の1968年にワシントン・DCで録音されたことをつい最近知りました。それを思うとことさら感慨深いものがあります。

2008年04月23日

4185 蓼科区・区内一斉清掃

晴れのち雨 気温:最低 + 3℃/最高 + 16℃

朝のうちとても良いお天気になった。例年以上にたくさんのウグイスが鳴き交わし、それ以外の野鳥の歌声もいつも以上に賑やかで今年の春はなんだかうきうきしてくる。今日は蓼科区の住民による区内一斉清掃だった。蓼科区というのは街でいうならば町内会とか○○自治会に当たるもので、まあ、同じようなことをここ蓼科で行っている。

ただ、このような観光地であること、観光業に携わる人が多いことから実際の運営や活動はそうした生業の人たちがメインで行っている。そしてこのような土地では、市に次ぐ行政区なみの強い力を持っていることも特徴だと思う。どんな組織でも良い点と問題点とを内包していると思うけれど、蓼科区や蓼科高原にある他の区に関していうならば、良い面の方が圧倒的に昨日していると感じているし、じっさいに無くてはならないものになっている。

区の原型は昔の「隣組(となりぐみ)」だと推察しているけれど、最初は「大政翼賛会(たいせいよくさんかい)」の幻影を感じてなじめなかった。しかしそのうちに、残っているのはかたちだけで、時代の要請に応じてその実態は変化してきていて、近代化、現代化が図られている。観光地という土地柄もあるのかも知れない。他の地方では、昔ながらの封建的な地域住民を支配するような隣組組織や区があるようにも聞く。そのあたり、狭いようでいて日本は広く多様性に富んだ国なのだと改めて感じる。

それはさておき、区内清掃といっても自分の身の回りというよりはビーナスラインなどの沿道の「ゴミ拾い」や側溝の清掃がメインになっている。そうなのだ、行政が業者を雇って清掃しているのではないのだ。われわれ住民がクルマから投げ捨てられたたばこの吸い殻や、ビンや缶や弁当の入れ物や残飯を手で拾って片付けているのだ。

そのようにたばこの吸い殻やゴミを捨てる人間はいったいどんな人物なのだろうか。投げ捨ててしまえばそれはこの世界から自動的に消えて処分されるとでも思っているのだろうか。特に都市部においてもところかまわずたばこの吸い殻を投げ捨てたりつばを吐くひとに問いたい、あなたは自分のやっていることの意味がわかっているのだろうか、と。

すくなくとも自分の吸ったたばこの始末を自分でできない人間には「愛煙家」を標榜する資格はない。個人的には文化としての喫煙あるいは嗜好としての喫煙を認めるものだけれど、そのことに自分で責任を持てないならば、他の多くのこと同様それを行う資格はない。

ということで、毎回この「ゴミ拾い」を行うたびに大きな怒りがわき上がってくるというお話しでした。このことは都市で清掃活動を行っている多くの住民にとっても同様だと思う。これはモラルやルールの問題というよりはもはや刑事罰を設けるべき段階に来ていると思う。

まさに人間としての、あるいは社会としての「品格」が問われているのだ。


2008年04月24日

4186 高原、春の雨

雨 気温:最低 + 4℃/最高 + 9℃

昨夕から雨が降り始めた。いったいどうしたことか、この半年ほど急激に天気予報の精度が上がったように思われる。先日のTV番組でも的中率が80%以上なのだと報道されていた。本当に、いったいどうしちゃったのだろう、何か画期的な変化でもあったのだろうか。

昨日は午後から街に降りてコイン洗車場で愛車の下回りを中心に徹底的に洗車した。大量の塩化カルシウム(融雪剤)を撒く土地柄なので、下回りの洗浄をしっかり行わないとクルマの寿命が半分になってしまうのだ。

コイン洗車場も都会のそれにくべるととにかくだだっ広く、高圧洗浄機も大きくて強力だ。運動場みたいに広い洗車場のパーティションの中でひとりで洗車しているととてもレクリエーショナルな気分になってくるから不思議だ。まあ、山麓の街といっても標高800メートルの「高原」だからとっても「さわやか信州」なのだ。

山麓の街、茅野市は甲府盆地から南アルプスと八ヶ岳連峰の間を抜け諏訪湖・中央アルプスへと吹く風がいつもかなり強く吹いている。季節によっては風向きは正反対になる。昨日は甲府方面から諏訪湖へと吹いていた。その風は年間を通じてとても乾いている。真夏でも湿度は30%程度だ。

そのおかげで昨日も洗車後車体を吹き上げる前に、すっかり乾いてしまった。すっきり洗い上がった愛車は気のせいか少し機嫌が良いように見えた。

雨はその後も、時に激しく、時に静かに降り続いている。この時節の雨降りの日は日中といえどもとても静かだ。雪の降る夜ほどは静かではないけれど。それはひとえに春ならではのいのちの息吹の存在が大きい。森の樹木はざわざわと成育を始めているし、小動物たちも野鳥たちも次の世代へと命を繋ぐ活動を始めているのだ。

そんな様子を眺めていると、僕ら人類はそんな営みの観察者、あるいは認識者として存在するのかもしれないなあ、なんてふうにちょっと思ったり。

★★★

山麓の茅野市や諏訪市の桜は3分咲きです。ビーナスライン沿道の桜もきれいに咲き始めています。蓼科湖畔の桜もソメイヨシノ以外は三分咲き、聖光寺(しょうこうじ)の桜林のソメイヨシノは堅いつぼみがほころび始めています。このままいくとちょうどGWにあわせて満開になります。恒例の蓼科高原桜祭りのイベント開催日は5月5日〜6日に決定しました。


2008年04月25日

4187 開花情報&八ヶ岳山嶺スーパートレイル

曇りのち晴れ 気温:最低 + 1℃/最高 + 9℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


山麓の街や里ではすっかり桜が見頃になっています。車を運転していても思わず見とれてしまうので、くれぐれもご注意を!

蓼科湖周辺も桜が咲き始めています。気によってはすでに五分咲きになっているものもありますが、メインの聖光寺(しょうこうじ)のソメイヨシノはつぼみがほころび始めたところです。約450本もある境内の桜林は満開を迎えると本当に美しい景色になります。

今年は特に遠景の八ヶ岳が例年以上に冠雪が残っているので、近景の花との対比がとても美しい風景を見せてくれそうです。写真愛好家の方は要チェックですよ。

桜の開花情報はこちらでご覧いただけます。またこちらのサイトも参考になさって下さい。

☆☆☆

本州のほぼ中央に位置する八ヶ岳連峰。この連峰の山麓を周遊する全長約200kmのスーパートレイルの整備が始まります・・・

八ヶ岳山麓ルーパートレイル」のプロジェクトが始動しました。さまざまな活動や体験イベントが予定されています。このすばらしいプロジェクトに是非ご参加いただきたくご案内申し上げます。

なんだか、わくわくしてきます。

---

  『八ヶ岳山嶺スーパートレイル 第2回体験ウォーク』について

 八ヶ岳山嶺を周遊する全長約200kmのスーパートレイルの体験ウォーキングを
行います。一緒に歩いてみませんか。
※参加賞として、公式認定証の引換券を、お渡し致します。

日  時:2008年5月10日(土)〈雨天決行〉
集合場所:蓼科湖駐車場 AM9:30
     スタート    10:00
歩  程:約3時間(尖石縄文考古館で解散)
コース :蓼科湖〜諏訪鉄山跡〜(昼食)〜尖石縄文遺跡 約9km
参加費 :500円(保険料含)
ガイド :五味 省七氏(諏訪の農業用水と坂本養川編集委員)
     三多 盛治氏(ログペンション アルム 代表)
     八ヶ岳山嶺スーパートレイル委員
服  装:歩きやすい靴・服装
持ち物 :飲み物・弁当

次回体験ウォーク予定
1)2008年6月21日(土)『御柱山コース』約6時間
2)2008年6月28日(土)『車山コース』約4時間

〈お問い合わせ・お申し込み〉
事務局:蓼科高原集客拡大会議(茅野商工会議所内)
TEL:0266−72−2800
FAX:0266−72−9030
申込書:蓼科観光案内所
申し込み期限:5月7日(水)


以上


2008年04月26日

4188 時をかける少女との再会

曇りのち雨 気温:最低 - 1℃/最高 + 6℃

NHKの深夜の番組で原田知世のドキュメンタリーを見た。彼女の最近の音楽活動がテーマだった。AGFのブレンディーのCMでしか見ることができなかった彼女ももうデビュー25周年を昨年迎えたそうで、いま話題の「アラウンド・フォーティ」世代になっていた。しかし、あの映画「時をかける少女」の時よりもずっとずっと魅力的な女性になっていた。僕は格別彼女のファンではなかったのだけれど、今夜の番組を見ていっきにファンになってしまった。

まず、原田知世はこんなに歌がうまかったっけ、と思わせるほどに豊かな音楽性を身につけていたこと。自身の「時をかける少女」をセルフカバーしたライヴを聴いたとき、僕は彼女に恋をした。歌い始めから松任谷由実の曲だとはっきりとわかる歌い方ができるようになっているのは彼女の音楽にかける情熱と努力を感じさせたし、原田知世の代表曲がボサノヴァ・ギター1本の伴奏によるアカペラ風のアレンジになっていることにも感動した。ああ、本来はこういう曲だったのだと25年の歳月を経て感じさせられた。

同時に原田知世という女性はこういうひとだったのだと今日初めて知ったような気がした。じつにシンプルに、ナチュラルに彼女は存在していた。そんな彼女を僕はとても美しいと思った。外見が美しく心惹かれる女性はこの世にあまた存在するけれど、そこにいるだけでそのことに感動し存在の美しさを感じさせる女性は数少ない。彼女はその数少ない女性のひとりのように思われた。

なぜこんなことをぐだぐだ書いているかというと、このことを妻に話そうとしたのだけれどぜんぜん聞く耳を持っていなかったからだ。同じ女性である妻に他の女性を賞賛してみせる意図はなく、僕が感じたことを率直に話したかっただけなのだけれど。妻のことをクール・ビューティと表現する友人が結構いるけれど、どちらかといえばそうかもしれない。すくなくとも「クール」なのは事実だ。

僕が自由にいろんなことを書いたりやったりしていられるのは彼女のその個性のおかげなのかも知れないとも思っている。僕は妻と16歳で出会った。17歳で恋をして、本当にひどい振られ方をした。そして長いブランク。気がつくと彼女は僕の妻になってくれていた。もっと心が通い合う娘はたくさんいた。もっと感性を共有できるソウルメイトのような女性ともつきあった。もっと心優しい彼女もいた。しかし、僕が長い航海のはてに打ちあげられた浜辺で僕を待っていてくれたのは妻だった。最終的には彼女のクールさが僕に自由を与えてくれたのだった。

最近しみじみと思うのだけれど、この世界でもっとも美しいのはヒトなのではないだろうか。人間存在、と難しい言葉では表現するところの、そのような意味においての人間こそがもっとも美しいのではないかと思う。そのひとの在りようと言っても良いのかも知れない。僕はいまそのような美しさに心惹かれている。

この年齢になって、ふたたび恋の季節を迎えているのかも知れない。確かにいま僕は恋をしている。それは反倫理的なものではなく、きわめて抽象的なものかもしれない。そうならざるを得ないのかも知れない。あるいはメタファーとしての恋なのかも知れない。しかし、それは紛れもなく実体のある心の志向性であり、心の動きなのだ。はからずも心が動き、だれか、あるいは、なにかに恋をすることは誰にも止めることができない。だれもそのことを非難することはできない。それこそが人間の心のありようなのだから。それが人間存在なのだから。

今日は「戯れ言(ざれごと)」でスマソ。(-_-;)

2008年04月27日

4189 まわりくどいラブレター

晴れ 気温:最低 + 1℃/最高 + 13℃

承前

昨日の日記より続く。

僕の妻は「クール」なのだ。「冷たいひと」というわけではもちろんないのだけれど。だから、昨日の文章が「まわりくどいラブレター」だということにも金輪際気がつかないだろう、たぶん。

世の殿方よ、奥さんにラブレターを書こうじゃないか。すくなくとも、熟年といわれる年頃になったら、いま一度ラブレターを書こうよ。それでも「熟年離婚」されちゃうかも知れないけれど、想いはきちんと伝えなくっちゃ。言葉にしなければ届かない想いというものが信じられないほどたくさんこの世界にはあるのだ、と僕は思っている。

これは個人的な実感だ。

抵抗のある人はこう考えてみたらどうだろうか。ビジネスで必要なセールストーク、それは女性を口説くのに似ている。そして、セールスレターはまさにラブレターそのものではないか、ってね。自分の奥さんを口説けなくて、お得意様が口説けるかって。しかも見込み客相手に「まわりくどいラブレター」じゃあ話しにならないから気合いも入るというものだ。じゃない?

これはセールストークが苦手な僕自身の実感なのだ。

それは僕がまず心を通わすことしか考えないからかも知れない。相手を本当に好きになることから始めるからかも知れない。それができてから僕を好きになって欲しいと願うからかも知れない。それも誤解無くあるがままのぼくを幻想を抱かずに好きになって欲しいと願うからかも知れない。

これじゃあ相手に対する要求水準が高すぎるよね。それはわかっているのだけれど、僕はそういう風にしかひとと心を通わすことができないようなのだ。これは人間としての「仕様」の違いとでもいったものなのかも知れない。

そんな自分を受け入れて生きていくしかないのだろう。

☆☆☆

それはそうと、今日は急に冷え込んだ。とはいえずっと以前のように氷点下にはならない。やはり地球は確実に温暖化しているようだ。日中は陽射しがとても強くて日なたでは25℃近くなるが、それは太陽熱がそうなのであって、実際の大気の気温は(要するに風の温度は)最高で13℃だった。

だから、日なたで汗ばんだら上着を脱ぎ、活動休止時や木陰に入ったらすぐに上着を着込むというこまめな調整が必須の季節なのだ。それを怠ると思わぬ風邪を引いてしまったりするので要注意。今年のGWは特に寒暖差が大きそうなので、くれぐれもご注意いただければさいわいです。

標高の低い地域からどんどん桜が咲いていますが、蓼科の桜はすっかり見頃のものもあれば、まだ蕾のものもあります。本命の蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の千本桜(実際は450本といわれているが1000本に感じられるゴージャス感は事実)はようやくつぼみが開きだしたところです。

蓼科高原桜祭りの太鼓のパフォーマンスや無料振る舞いのイベントは5月5日〜5月6日に催されることが決まりました。ということは、5月5日のご宿泊がベストということです。道路情報によると、高速道路の復路(上り)の渋滞のピークは5月5日だそうなので、5日に宿泊して6日に帰宅するのが正解のようですよ。(^^)

桜の花咲く美しい蓼科で、みなさまのお越しを楽しみにお待ちしております。


2008年04月28日

4190 蓼科の桜は三分咲き

晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 + 11℃

床の中で今朝は冷え込むなあなどと思っていたら、はたして氷点下1℃まで気温が下がっていた。とはいえ、日が差してくると耐寒気温は一気に上がって、冬のような寒さを感じることはなかった。そんなことよりも、いまとばかりに鳴き交わす野鳥の美声やその美しい姿に心奪われるひとときとなった。

今年は久しぶりにカケスがウチの近くをテリトリーにしてくれたので、頻繁に会うことができてとても幸せな気分だ。僕がピラタスの丘にやってきて最初に出会ったのが真冬の森を飛び交うカケスだった。その美しい姿に感動したことがいまでは懐かしい。もちろんいまだって、カケスと出会うたびに感動している。あの野生の牡鹿とであったときと同じくらいにね。


山麓の茅野市や諏訪市では桜が満開です。ビーナスラインの沿道の桜や農家の庭先の桜もじつに見事です。蓼科湖畔の聖光寺(じょうこうじ)の千本桜(ソメイヨシノ)も2分から3分咲きになっています。5月の四連休にちょうど満開を迎えそうです。恒例の蓼科高原桜祭りは5月5日〜5月6日に催されます。

高原のお花見を楽しむなら、5月5日のご宿泊がおすすめです。(^^)

5日の午後からは高速道路も一般道も観光施設もぐっと空いてきますしね。


2008年04月29日

4200 新しい予約システム(楽天 R-with's)

晴れ 気温:最低 - 4℃/最高 + 14℃

ピラタスの丘ペンション村の「おさんぽ道ひろば」から見る空も雲も夕陽も絶景です。


いま新しいペンション宿泊予約システム(楽天 R-with's)への切り替えに向けて準備を進めています。自動予約システムであることに変わりはないのですが、今度のシステムは楽天トラベルが提供する最新のものです。当然ながらインターフェイスは楽天トラベルのものに準じているので、大変洗練された安心感のあるものです。

が、このようなきめ細かなシステムを操作運営するのはかなりの学習が必要です。いまのシステムを完全に理解して使いこなせるようになるのにも数ヶ月かかりましたから、今度のシステムに慣れるのにもそれなりの時間がかかるのはしょうがないのかも知れません。

しかし、基本的な機能に関してはそのまま使ってもお客様が混乱したりご利用になりにくかったり、ご迷惑をおかけするようなことのない完成度の高いシステムです。SSL暗号化システムを初めとしてお客様の個人情報保護の対策も完璧です。というのも、基本的なシステムおよびデータを楽天トラベルと共有しているからです。楽天トラベル同様、安心してご利用いただければさいわいです。

新しい予約システムへの切り替えは5月初旬を予定しています。

きょうは、信州・蓼科高原ピラタスの丘ペンションサンセットからのお知らせでした。

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

2008年04月30日

4201 蓼科湖の桜は八分咲き

晴れ 気温:最低 0℃/最高 + 17℃

ピラタスの丘ペンション村の「おさんぽ道ひろば」から見る空も雲も夕陽も絶景です。


蓼科湖畔の聖光寺(しょうこうじ)の千本桜が八分咲きになっています。a href="http://pension.exblog.jp/" target="_blank">こちら(ピラタスの丘ペンション村公式ブログ)に今日の様子の写真があります。有名な信州高遠の桜も近年まれなほどの見事な咲き方だったそうですが。蓼科湖の桜も同様にじつに見事です。この分だと満開は5月2日ころになりそうですが、なんとか連休中は楽しめそうです。特に5日、6日は「蓼科高原桜祭り」なのですが、それまでは何とかもってくれそうですね。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


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