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2008年03月 アーカイブ

2008年03月01日

4132 今シーズンは1ヶ月長い!

雪のち晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃


予報通り未明から雪になった様子だ。

朝目覚めると、森全体が「しん」と静まりかえっている。

これが雪が降っているときの特徴なのだ。

世界中の音という音が吸い取られてしまったような静寂。

中庭のシベリアンハスキーのパル君もぐっすりと眠っている。

ライヴカメラでピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデの様子を見ると

吹雪いているようで、視界がきわめて悪い。

ラウンジから外を見ると風が舞っている。

午前中いっぱいそんな状態だったけれど、午後からはうそのように

晴れて、穏やかな天気に変わった。

ほっと胸をなで下ろす。

スキー場もそんなに混んではいない。

雪はあふれかえるほどある。

最高のコンディションが(予報では)明日いっぱい続く。

これが3月初旬だとは信じがたい。

気温もゲレンデ状態も2月そのものなのだ。

今シーズンの3月は例年の2月と同じコンディションでスキーや

スノーボードが楽しめそうだ。

暖冬化で年々シーズンが短くなっていたけれど

今年は昔のように、長いシーズンを満喫できそうだ。

春休みのファミリースキーも抜群のコンディションで楽しめそう!


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2008年03月02日

4133 ようやく2月なみの気候に

晴れ 気温:最低 - 12℃/最高 - 1℃


ウチのペンションの看板です。Pension Sunset と書いてありますが、英語のロゴなのでわかりにくいのが欠点かも知れません。いずれカタカナにしようかなどと考えていますが、これはこれなりにこだわりと愛着があるもので・・・。

よく観ると、山のペンションらしくない。これはむしろ海のイメージだと感じるかも知れません。じつはそのとおりなのです。建物もそうですが、ペンション サンセットは海のイメージなのです。山にある海の別荘って感じです。

山に登って住みついてしまったイルカのようなものです。

☆☆☆

今日は朝から穏やかなお天気になりました。風もなく、陽射しがとても暖かい、平年の2月のような一日になりました。しかしじっさいはもう3月なのですよね。それでも、ようやく気候は2月なみになったばかりです。雪質も2月そのもの、というか1月に近いパフパフパウダーのままです。

今シーズンは暖冬で短くなったシーズンを1ヶ月延長してくれたようです。

うれしいですね。(^^)

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2008年03月03日

4134 ずずずずずどしん

曇りのち小雪 気温:最低 - 8℃/最高 - 1℃


きょうは朝のうち曇り、午後になって小雪が舞うようになり、夜半にようやく止んだ。細かなパウダースノーだったけれど、水気が多い雪で数センチの積雪に終わった。陽射しが強くなり、ずずずずずどしんと、大屋根の雪もあらかた落ちて、ふっと軽くなった印象の我が家です。

見てみれば一度に数トン分の雪と氷が落ちたことが確認できた。こんなに重いものが屋根に載っていたのだなあと改めて感心した。同時に、季節は春に向けて加速していくのだろうと思った。近頃めっきり日が長くなったものね。

その後、あの野生の牡鹿とは出会っていない。是が非でももう一度ゆっくり会ってみたいと思っている。野生の鹿を特別の存在として意識したのはこれが初めてのことで、とても不思議な体験だと感じている。

以前、野生鹿の「食害」が目に余る状況を書いたことがあるけれど、あの牡鹿のイノセントな瞳と出会ってしまったあとでは、単純に「害獣駆除」を語れなくなってしまった。迷惑に思うことも、憎むことはおろか嫌うことすらできなくなってしまった。

夏目漱石の書いたとおり、「情に棹(さお)させば流される」のだなあ、やっぱり。

「我が心は石にあらず」なのだ、たぶん。


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2008年03月04日

4135 麻痺(まひ)

晴れ 気温:最低 - 12℃/最高 - 3℃


感じること、認識すること、思考すること、そして想像してみること。

冬という季節と対峙していると、そのような想いもしだいに麻痺してくるようだ。

今日と昨日の区別がつかず、昨日と一昨日の区別がつかない。

明日のことを想像してみることができなくなる。

でも、ぼくが都市生活者に戻ったとしても、そのようにして環境が変わり季節が

変わったとしても、この「麻痺」は僕につきまとい続けるのかも知れない。

つまり、これは一般論ではなくて、ぼくの個人的問題なのだ、たぶん。

あるいはこの時代が持つ本質的ななにかがそのようにさせるのかも知れない。


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2008年03月05日

4136 メタファーでもいいじゃない

晴れのち一時雪 気温:最低 - 12℃/最高 - 7℃


万物はメタファーである、僕自身がそうであるように。

このブログのサブタイトルの変遷を知っているひとは、思いの外少ないのかもしれない。しかし、まあ、変遷といっても数回しか変わっていないのだから、憶えているひともいるのかな。

ブログのサブタイトルって結構重要な要素なのだよね。少なくとも僕はそう意識している。それは、どんな想いを持ってそのブログを書いているかということを宣言するのがブログのサブタイトルではないかと思うからだ。

それだけに、サブタイトルしだいで、ブログを読んでもらえたり、読んでもらえなかったり、好かれたり嫌われたりするのかもしれない。

ぼくはペンション経営者だから、個人的なブログといえども自分の仕事をまったく意識しないで書くわけにはいかないんじゃないかと迷うことがしばしばだ。でもね、そうすると自分で読み返してみてもすごくつまらない、少なくともおもしろくはない文章や内容になっちゃうことに気づく。

何年も前から読んでくれているひとはすでに気づいていると思うけれど、この1年というもの、ずいぶん迷いが出ていたことと思う。でも、結局ぼくはぐるりと一回りして元の場所へと戻ってきたわけだ。自分というこの場所へ。

ひとは自分自身から逃げ出すことはできないし、自分以外のものになることなんてできないのだ。

とはいえ、ここに記される、あるいは、これまで記されてきた「僕」という存在は、もちろん、「本当のぼく」ではない。偽物ではないけれど「いま、ここにある、自分」ではない。それは作為的なものではなく、文章表現の限界とでも言うべきものだ。

この「ぼく」はひとつの「メタファー」を超えることはできない。もう少し表現を工夫するならば、僕は僕であって僕ではない、ということもできるかもしれない。いずれにせよ「万物はメタファー」なのだ。ゲーテの戯曲「ファウスト」の終末でファウストが叫ぶように、それは確かに真実なのだ。

メタファーとしての僕でもいいじゃない。

改めてそう思う。

ペンションでの僕は「きさくなオーナー」だけれど(自分ではそう思っている)、ブログを書くときの僕は「このような僕」なのだ。そしていま、このような僕にもどって、このブログを書き続けることにしたいと思っている。


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2008年03月06日

4137 自分自身であること

晴れのち雪 気温:最低 - 13℃/最高 - 4℃


村上春樹ばかり読んでいるような気がする。もとよりもっとも敬愛する作家だから、読書というとまず彼の作品を読み返すことになる。それにしてもこの冬は恒例の「ノルウェイの森」から始まって、「海辺のカフカ」、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と次々に読み返しているのだから、ちょっとしたブームではある。

とくに「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」はこの冬だけでも3回も読み返している。単行本で618ページもある長編だから結構読みでがあるにもかかわらず、この作品を読み解きたくてずんずん読み進んでしまった。この本には村上作品の一連のテーマとでも呼ぶべきものがぎっしりと詰まっているからだ。

しかしもう一度私が人生をやりなおせるとしても、私はやはり同じような人生を辿るだろうという気がした。何故ならそれがーーその失いつづける人生がーー私自身だからだ。私には私自身になる以外に道はないのだ。どれだけ人々が私を見捨て、どれだけ私が人々を見捨て、様々な美しい感情やすぐれた資質や夢が消滅し制限されていったとしても、私は私自身以外の何ものかになることはできないのだ。

物語の終末近く(第33章)で語られる独白にあるこの言葉にその「テーマ」は集約されているように、僕には思われるのだ。少なくとも同じような経緯を辿り、同様の想いにいたった僕にはそのように思われるのだ。だからもし僕が人生の意味を問われたならば一般論としては「回答不能」と答え、個人的には「自分自身になること、そして自分自身でありつづけること」と答えるだろう。

僕が昨日書いた「ひとは自分自身からは逃れられない」というのはそのような意味だ。

僕の人生がどんなに幸福であろうと、あるいは悲惨なものであろうと、そのような状況や運命とは関係なく僕は僕自身であることからは逃れられない。僕は僕自身として幸福になる道を模索するほか無いのだ。幸福とは、少なくとも個人的には、自分が自分であることを確信できること、そしてそのことをすべてのひとから認められることではないだろうか。そのような意味において、ひとは自分自身を目指すことを宿命づけられていると言える。


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2008年03月07日

4138 10年に一度

雪のち晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 3℃


ピラタス蓼科スノーリゾートでは人気のモーグルバーンやレールやキッカーなどのゲレンデアイテムが勢揃いしています。

スノーボーダーはもとよりフリースタイルスキーヤーなら楽しくてしょうがない条件が整っています。

しかも今年は3月に入ってからも2月上旬なみの低温と積雪が続きたっぷりとしたパフパフパウダーがしこたまあるのです。

こんなコンディションのシーズンは10年に一度です。

春スキーにはまだまだ遠い本格シーズンが続いています。

どうぞみなさまお誘い合わせの上でお越し下さいね。

1泊朝食付き「ウインタープラン」がおすすめです。

4500円のロープウエイ・リフト共通1日券が3000円で何枚でも購入できる特典付きです!

最高のゲレンデと雪を楽しんでください。


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※今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て掲載しています。

4139 静かな生活

晴れ 気温:最低 - 12℃/最高 - 1℃


この静寂はいったい何なのだろう。

森中が息を潜めているような、まるで世界が終わってしまったかのような

この静けさはここでしか経験できないものだ。

静けさが寂しさでも畏れでもなく、それは穏やかで温かい。

耳の奥からきーんと言う音が聞こえてくる。

サイモンとガーファンクルならそれを"Sound Of Silence"と呼ぶだろう。

それは寂しさとは異質な感覚だ。

寂しさってなんだろう。

静けさは寂しさではない。

孤独は寂しさではない。

孤立もまた寂しさではない。

そもそも、ここには「寂しさ」も「孤独」も「孤立」もない。

温かく穏やかな静寂があるばかりだ。

そんな環境の中で、僕の「静かな生活」は続いてゆく。

そういうのもいいな〜と思うあなたは正しい。

いいかもしれないけど、なんかな〜と思うあなたも、また、正しい。

「静かな生活」実践者としてはその両方の側面と向き合うことになる。

そのうえで、この「静かな生活」を選び取った自分を正しいと思っている。


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2008年03月09日

4140 蓼科高原からの手紙

晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 1℃

今日もきれいな夕暮れになりました。予報ではこれから雪とのこと。信じられない。

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☆☆☆


約1ヶ月ぶりにメールマガジン「蓼科高原からの手紙」を配信して、ほっとしている。今日の配信で第16号となった。あまり頻繁でもご迷惑だろうと、ひと月に1回ないし2回にしている。

今のところメルマガっぽいメルマガにしているけれど、ほんとうのところはもっと「蓼科高原日記風」にしたいというのが本音ではある。それに加えて、蓼科やウチのペンションのお役立ち情報をお知らせできればいいな、と考えている。

そのあたりの案配が自分としても良くつかめないでいるので、これは迅速に改善したい。

まあ、このブログというか「蓼科高原日記」にしても、時代の変化に最小限でも対応していきたいと考えると、とたんに道が見えなくなってくるので困ってしまう。

それは時代への迎合ではなく、自分のやっていること、自分の考え方に自信が持てないと言うことでもない。自分のやっていることはよくわかっているつもりだし、何をしたいかもよくわかっている。

しかし、そもそも、読んでもらえなければ、何も変わらないし、なにも動き出さないじゃん。

もっとも、こんなブログひとつでなにかが変わるとも想っていないけど。

でも、何にもしないよりは良いと思う。

2008年03月10日

4141 3月の気候になった

雪のち晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 + 2℃

夜中から降り始めた雪は今年初めての水気の多いひらひら雪だった。

気温が高いというのではなく、実際外気温は氷点下10℃近い。

雪自体の温度が高いためにこのような雪になる。

屋根に積もるそばから、ずりずりどさっと落ちてくる。

やがて細かな雪になったが、霙(みぞれ)のような雨のような降り方だった。

朝になっても降り続いたわりには、積雪量は15センチ程度と思ったより少ない。

しかし、重い雪なので除雪は大変だ。

今日は雪かきは断念する。

近所のペンションも同様の判断をしたところが多かったようだ。

一度キーンと冷え込んで水気が飛んで、

結晶が詰まったところで除雪するのがセオリーだから。

そうすればしゃりしゃりになって、除雪機で飛ばすことが可能になる。

急に春になったような気候だ。

もうあともどりはしないのだろうか。

数日前まで2月の気候だったのが、いきなり3月の気候に変わってしまった。

いそがないと、意外と早く「春スキー」コンディションになるかもしれない。

スキー、スノボの方は急いだほうがいい。

でも、スノーシューや山スキーはこれからが本格シーズンですよね。


2008年03月11日

4142 満天の星(冬)

晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 + 3℃

午前0時をまわったころ、ラウンジの窓を開けて夜空を見上げると満天の星が輝いていた。

窓を開けなくても十分見えるのだけれど、やはり直接見た方がきれいだから。

夏よりも一つ一つの星がとても大きく見えるのは大気が澄んでいるからだろうか。

氷点下の気温で、水蒸気が少なく、大気の密度が高くなっているからだろうか。

裸眼では乱視のために星がにじんでしまうせいかもしれない。(^_^;)

なんだかとっても久しぶりに星を眺めるような気がする。

晴れた夜は夏よりも冬の方が多いはずなのに、なんでだろう。

星を見るには、星を見ようという強い意志が必要だからかもしれない。

目を閉じると、僕の中にある広大な薄明の世界にも数知れぬ星が輝いている。

そのことに改めて気づく。

今夜は冷え込みがゆるんで、氷点下ではあるけれど、温かく感じる。

朝夕には懐かしい野鳥の声が聞こえるようになった。

まだ「地鳴き」だけれど、やがてそれは「恋の歌」に変わっていく。

春はもうすぐそこまでやって来ているのかも知れない。

2008年03月12日

4143 ポカポカ陽気のスキーも楽しい

晴れのち曇り 気温:最低 - 6℃/最高 + 4℃

ピラタス蓼科スノーリゾートで今度の日曜日から3週連続で和太鼓の演奏とおしるこなどの振る舞いのイベントが行なわれます。皆様お楽しみに!

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☆☆☆


ほんとうに、急激に陽射しが強まりました。

いままでの寒さはなんだったんだろう、って言うのが実感です。

朝晩は季節相応に冷え込みますが、日中の陽射しは強烈です。

まるで真夏の海岸なみの強さなのです。

あっという間に真っ赤に日焼けしてしまいます。

サングラス無しではすぐに「雪眼(ゆきめ)」になって、

よく見えなくなってしまいますから注意が必要です。

屋根の雪も全部落ちて、道の分厚い積雪もざくざくになりました。

坂ではそれは氷河のようにじりじりと低い方へと流れ落ちてきます。

ゲレンデの積雪量は現在150センチもあって、平年より2倍近い。

ということで、その点の心配はありませんが、雪質が落ちるのではと

ちょっと心配です。

が、天気予報では、この金曜日から土曜日にかけて雪が降るとの

ことですので、今週末は「新雪」が楽しめそうです。(^^)

2008年03月13日

4144 うららかな春日

晴れのち曇り 気温:最低 - 3℃/最高 + 4℃


温暖な日が続いています。3月に入るまでずうっと寒冷な気候が続いていたのに、ここ数日急激に温暖な気候に変わって我々もとまどっています。

蓼科の森もそこに生きる動物や野鳥たちも同様ではないかと思います。慌てて新芽をつけ始める樹木や、急に目立ち始めた野鳥の春の地鳴きがその証拠。

未だ最高気温は4℃程度なので、平年よりだいぶ低いのですが、陽射しが暑いくらいに感じられます。ちなみに平年の3月なら最高気温は7℃〜10℃まで上がることも珍しくないのです。

しかし、ピラタス蓼科スノーリゾートには平年の2倍近い積雪があり、雪の心配はまったくありません。先週までは2月なみの雪質だったのが、陽射しの強い時間帯には水気を含んだ雪に変わるようになったのはしかたないと思います。

3月の標準的なゲレンデになった、3月としてはかなり良いコンディションだ、といえると思います。とても標高の高いスキー場なので、クワッドリフトの降り口付近では2月のようなゲレンデになっています。さらにロープウエイの山頂駅付近はまるで1月のような状況です。

春スキーのつもりでいらっしゃると、この標高による変化に驚かれることと思います。

暖かな陽射しの下、うららかな早春をピラタス蓼科スノーリゾートの雪上で楽しんでいただければさいわいです。


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2008年03月14日

4145 メールマガジン

雨 気温:最低 - 2℃/最高 + 2℃


メールマガジンについて考え込んでいます。

ペンション サンセットのメールマガジンは「蓼科高原からの手紙」というタイトルなのですが、内容的にはいささかセールストークになりすぎていたように思います。

本来は、ブログ「蓼科高原日記」のダイジェスト版みたいなイメージだったのですが、そのようなものを求めておられるお客様と、そうではなく、すぐに役立つ観光情報を求めて登録していただくお客様がおられるという事実に、スタンスを決めかねているわけです。

いずれにしても、「手紙」という原点に返る必要があるのかも知れません。情報は簡潔な方が良いのですが、手紙はそれとはまた別次元のものだと思います。

いずれにしてももう少し整理統合して、読みやすく想いのこもった手紙にする必要を感じています。いくら心を込めて書いているつもりでも、それが伝わらなければしょうがないですものね。

絶対数としてはきわめて少ないのですが、配信登録解除があるたびに、自分の至らなさを感じています。

どなたが解除なさったかは私にはわからないシステムになっていますので、お気遣いは無用です。

ある人にとってはわたしからの私信のようなものに感じられるでしょうし、またあるひとにとっては単なるメルマガのひとつに過ぎないのです。どちらも真実です。

結局のところ私は私らしい「手紙」を書くほかないのだと思います。

それがメールマガジンであろうと、ブログであろうと、わたしが書く以上、それはわたし自身の想いであり表現なのですから。


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☆☆☆


朝から雨降りです。ことことという雨音はこの季節にしてみればきわめてめずらしく、そのためにずいぶん早く目が醒めました。カーテン越しの光の加減でその日の天気がわかるのですが、それに雨音が加われば間違えようもないというものです。

ラウンジの窓を開けて首を出すと、霧雨の森の中から野鳥の声が賑やかに聞こえます。いつのまにかずっと個体数が増えたようです。小動物を含めてピラタスの森にもいのちの気配が戻ってきていました。

静謐に満ちた、いのちの気配の消えた森もある意味ではとても魅力的なのですが、こうしていのちの息吹を目の前にすると、やはりいのちっていいなあと思います。いのちあるからこそ地球という名のこの惑星はこれほどまでに愛おしいのだと。


2008年03月15日

4146 思考が時間である

晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 7℃


個人的「日記」本来の姿に戻って以前のように自分が書きたいことを書くことにする。
そのほうが面白いと思う、僕にとっても、読んでくださるひとにとっても、たぶん。

今日の写真はピラタスの丘で撮影した夕景です。空の広がりと青のグラデーションが
見事です。クリックすると拡大してご覧いただけます。


☆☆☆


「思考が時間である」というクリシュナムルティの見解が真実だとするならば、僕にとっての時間とはこの日記(あるいはブログ)を書いている時間こそが真の時間と言えるのかも知れない。

そもそも時間に「真の時間」とか「偽の時間」とか言う区別があるのかどうかは僕にはわからない。

しかし、いずれにしても、僕のこの「静かな生活」にとって、「蓼科高原日記」と向かい合う時間はたとえようもなく貴重なひとときなのだ。

こうして文章を書いている---まあ実際にはキーボードをタイプしているわけだけれど---時間は、僕にしてみれば「時間が止まっている」ように感じられる。逆説的だけれどこれは真実だ。

僕にとって、経過する時間、過ぎ去った時間こそが「まぼろし」のように思われる。それはいかにも「便宜的」なもののように感じられるのだ。存在する事物の空間的移動ではなく、時間軸にそった運動を表すための便宜的装置あるいは取り決めのように感じられる。

しかしそれらの事物は本当に時間的運動をしているのだろうか?

それらは時間と名付けられた別次元の空間を移動しているのかも知れないではないか。

いずれにしても時間も空間も我々の内なる精神的装置であると考えることには充分な蓋然性があると思う。

我々の外に景色(美・あるいは世界)は存在せず、 それは我々の心の中に構成されるものなのだ。

というのは、僕の個人的な直感に基づく持論なのだけれど、歳を重ねるにつれて益々その思いは強くなった。

現実とは我々を入れる器ではなく、我々が自分で構成した世界のひとつに過ぎないのだ。

そのような意味において、僕は僕のこの現実に責任がある。


☆☆☆


参考文献(蓼科高原日記2004年1月29日付より):

クリシュナムルティが言うように「思考が時間である」。あるいは、ラビンド
ラナート・タゴールが言うように:

「時間は精神的な装置であり、存在しているものの相対的な位置を測るた
めに私たちが使っている概念なのである。」

「もしリアリティをめぐるすべての知識が経験にはじまり経験に終わると
するアインシュタインが正しいならば、出来事の意味を汲みとる源となるよう
な外郭のリアリティは存在しないことになる。」

「われわれの知覚がそのようなものであると受け止めたもの、それが世界
だ。そのことを疑う者はいない。われわれは心とは鏡のようなもので、外の世
界の出来事を正確に映し出すだけだと思っているからである。ところが、じつ
は反対で、心のほうが創造しているのである。つまり、ひとは世界を知覚する
ことによって、自分の世界を、時間と空間の中に絶えず創造しているのであ
る。」

ということだと僕も思うのだ。子供時代から積算すれば何十年もかかって
僕は僕なりにそのような結論に到達し、その後に彼らのこのような言葉に出会
った。これはやはりシンクロニシティーではないかと思う。

折に触れて僕が言う「我々の外に景色(美・あるいは世界)は存在せず、
それは我々の心の中に構成されるものなのだ」というのはそのような意味にお
いてである。

と、まあ、こういう話題になるといくらでも語ることができるようになっ
ちゃうのだけれど、興味のある方は2003年11月16日から11月18日の蓼科高原日
記をご覧いただければさいわいです。僕が何を言いたいかが、そこにはきちん
と書いてあるから。

2008年03月16日

4147 確定申告そして桜の季節

晴れ 気温:最低 - 3℃/最高 + 5℃

蓼科の桜の満開はちょうどGWにあたります。今年ももうすぐこんな春爛漫の情景が見られるのですね。高原のお花見はまた格別です。諏訪太鼓などのイベントや、甘酒の振る舞いや、ライトアップなど、蓼科は春のお祭りで盛り上がります。写真は蓼科湖畔にある聖光寺の境内のソメイヨシノで、450本ほどが一気に満開になります。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

☆☆☆


昨日の日記をいま書いています。現在3月17日(月)午後5時半です。自分で確定申告をしているひとにはぴんとくると思うのですが、きょうは平成19年度の確定申告の締め切り日だったのです。

確定申告が終わるたびに、今年度こそ普段からきちんと伝票の起票と会計ソフトへのデータ入力をきちんとやるんだ、と決意するのですが、夏の繁忙期あたりで挫折してそれっきりサボってしまうというパターンになってしまいます。

じつにお恥ずかしい限りですが、どうにもこの手の作業というかお仕事は僕には苦手なのですよね。ひとからは良く「きちんとしている」というように見られることが多いようなのですが、じっさいはかなり「アバウト」でずぼらなひとのようなのです、最近自覚したのですけれど・・・。ははは。(^_^;)

というようなしだいで、今回も数日徹夜で作業しての「やっつけ仕事」になってしまいました。ただ、いいわけするわけではないけれど、こうやって集中的に決算作業を行うと、普段は見えない「数字から見た自分のペンションの姿」が見えてくるのですよねー。

問題点や、反省点や、普段気になっていたことを数字で客観的に検証できたりします。これはとっても貴重な体験です。いつもお客様目線で物事を見るように努めている「つもり」でも、じつはそれは勝手な思い込みに過ぎなかったなんてことに気づかされたりもします。

一応「青色申告」なので損益計算書と貸借対照表を自分で作成して、決算処理を行うわけですが、これにはなんと「簿記2級」程度の知識が必要だと、いま使っているソフトウエアの説明書きにありました。そんなの無理じゃーん、ということで、「見よう見まね+詳しいひとに聞いて回る」という方法で何とか形だけは作れるようになりました。もちろん最期のチェックはプロの方に見ていただくようにいていますが。

いずれにしても法律とか、税金の知識は無いと確実に損をするかひどい目に遭うようですから、できる限り学ぼうと、まあずぼら人間なりに努力はしている「つもり」なのですが、それがなかなか・・・。

しみじみと思うわけですが、やはり税務会計にたけたひとはご商売も上手です。客観的に自分の商売を見つめることができて、そのうえで方向性を見定めることができるしその結果を数字で客観的に評価できるからだと思います。あああ、爪の垢でも煎じて飲みたい想いです。

それにしても、急激なこの暖かさはいったい何なのでしょうね、山麓の街に降りるともう暑くてクルマのオートエアコンが入るほどです。ピラタスの丘ペンション村の中の道路も全面乾燥路面になっているほどです。いまなら山麓からピラタス蓼科スノーリゾートまですべて換装路面を走ってこられます。

しかし、いつ雪が降るかは神様の気分しだいなので、タイヤチェーンなどの滑り止めをお忘れ無く!

2008年03月17日

4148 始まりの終わり

晴れ 気温:最低 - 4℃/最高 + 7℃


国連の統計によると、世界のウェブサイトの約8割は英語で書かれているという。そして驚くことに、06年第4四半期にブログでもっとも投稿されていた言語 は、日本語だったとのことです。

このレポートを発表した、ブログ検索会社のテクノラティ(米)の調査による と、世界には約7000万のブログが存在し、1日あたりの投稿数は150万。そしてそのうち、日本語のブログ投稿数は全体の37%を占めていたという。2位は英語で36%。これはスゴいことですよね。世界で一番ブログが書かれている国は、日本なのだというこの事実。

もっとも、専門家の分析によれば、グローバルにはブログの特徴はそのジャーナリスティックなスタンスなのに対して、日本では「ほぼ日記に特化していると言っていい」という状況だそうです。

たしかにそうですよね、僕もそのように感じています。

しかし、僕がこの「蓼科高原日記」を書き始めた頃には、日本にはブログらしきもの、というかウェブ上に「日記」がアップされていることはほとんど無かったから、驚くほどたくさんのひとが訪問して下さった。まあ、めずらしかったと言うことでしょうけれど。いまから12年ほども前のことです。

でも、じっさいにメールをいただいたり、はがきをいただいたり、またときには直接お電話をいただいたりしてびっくりなんてこともありました。この「日記」を書き続けることによってじつに様々なひとと知り合うことができました。

それが僕の喜びでもありましたし、ときにはしんどい作業でもある「書く」という行為の動機づけでもありました。しかしインターネットの利用者が急激に増加してからは、ウェブ上の「日記」なんてめずらしくもなくなったこともあって、当時のような体験はごく限られたものになってしまいました。

まあ、でも、それはしかたのないことです。

☆☆☆

さて、ここらでスタンスを少し変えてみるのもいいかななんて思っています。

これまでの僕はあらゆる点で「ストレート」に書いてきましたが、そろそろ変化球を投げてもいいのかも、なんて思い始めました。フィクションなのか、ノンフィクションなのかわからない、ホントかウソかわからない、そんな日記があっても良いのかも知れない。

もちろん観光情報などは正確な事実をお知らせしますので、ご心配ありませんよ〜。(^^)

でも、それ以外の個人的な「ひとりごと」については、今後はその真偽のほどは「読み込んで判断していただくほかない」ということでよろしくお願いします。

これは「蓼科高原日記」の「始まりの終わり」ということです。

では、きょうはこのへんで・・・。

2008年03月18日

4149 晴れの日は「春スキー」気分

晴れ 気温:最低 - 4℃/最高 + 7℃

今日の写真は1年前の今日のピラタスの丘の情景です。実際の今日の情景とうりふたつなので、ちょっとびっくりしています。なぜって、今年は異常なほど2月が寒くて昨年に比べて積雪量も半端ではなかったからです。それがここ1週間ほどで、ほとんど同じ景色に変わってしまったという自然の変わり身の速さに驚くばかりです。ちなみに、向こうに見える山は蓼科山(たてしなやま・標高2,530m)です。

まあ、ひとこといわせてもらえば、人間の変わり身の速さや身勝手加減の方が100倍もびっくりすることが多いのですけれどね。もちろん、その「人間」の中には僕自身も含まれているわけですが、ははは。

それはさておき、ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデには150cmも積雪があって、これは平年に比べて2倍近いものです。雪はまだたっぷりあるので、ぽかぽか陽気の中で楽しむ「春スキー」や「ファミリースキー」もまた格別かと思います。ウグイスの声でも聞きながら、雪遊びを楽しんでいただければさいわいです。


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2008年03月19日

4150 自分の土俵を見失わないこと

雨のち雪 気温:最低 - 3℃/最高 + 4℃

夏の花、オダマキはペンション サンセットの庭にも7月に咲きます。
写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

☆☆☆

流通業としては異常な成り立ちを持つハンズだから創ることが出来た「売れ筋よりも品揃え」という独自性。それを離れ、販売効率を重視する流通業の「本道」に進む。そしてその道では、激戦区で鍛え上げられた王者たちが血みどろの争いを繰り広げているのです。値段は安く、売れ筋を揃え、ムダを排除。それ自体が正しいか、間違っているかではなく、それがハンズにとって(他社以上に)得意なことかどうか、です。

これは東急ハンズ出身のライター、和田けんじさんのコラムの言葉です。

私も、じつは電通という広告代理店を辞してペンションを始めるまでの間の数年間、流通を学ぶために東急ハンズに正社員として入社し、現場の一員として働きました。だからこそ、和田さんの言葉に明確に共感できるのです。この部分だけでは彼の言いたいことの本質は理解しがたいと思うので彼の個人サイトをのぞいてみてください。

私が東急ハンズを辞して当初の予定通りペンションを始める決断をした理由も。彼と同じです。つまり、私が自分なりに咀嚼した東急ハンズの理念やコンセプトと「実態」とがどんどん乖離していることが明確になったからです。個人的に東急ハンズを心から愛していたからこその決断でした。

結果的に、自分が本当にやりたいことをやるには自分自身に就職するほかないのだと理解したからでもあります。もちろん、様々なひととの出会いの場であるペンションという仕事を通じて、日常や仕事で疲れてしまった人たちにリフレッシュのための「場」を提供したいという思いがますますつのったということでもありました。

何故なら、私自身がとある高原のペンションに毎週末通っては、心身の再充電をしながらがんばることができた経験があるからです。ハンズに入社してからはそれもかなわなくなり、かなり消耗してしまったことで、あらためて自分にとって、あるいは自分の同じような志向性を持つ人々にとって、そのような癒しの「場」がいかに大切かと言うことを改めて自覚したのです。

ところで、東急ハンズは逆説的流通業が成功した、おそらく唯一の店舗ではないでしょうか。先の引用文にあるような「流通の王道」の正反対の戦略の上に成り立っていたからです。「売れ筋商品」だけでなく「死に筋商品」でもお客様のニーズが少しでもあるような商品はきちんと取りそろえてあるからこそ、多くのお客様の信頼そして期待が寄せられたのだと思います。

それこそが東急ハンズの存在理由だと思います。その分決して市場最安値というような「価格勝負」はしていないわけです。というか、そのような両立は困難なのです。

こうして自分の来し方を振り返ってみると、ペンション サンセットの在りようとか理念とかコンセプトが、まさに自分の思考してきた、あるいは身をもって学んできたことの集大成になっていたことに気づきます。開業して以来、恥ずかしながら、初めて気づきます。

久しぶりにまじめに思考しながら書いたので頭が熱くなってきました。

続きは明日以降に譲って今日はここまでにしておきます。

4151 まさかの大雪

雪 気温:最低 - 4℃/最高 + 2℃

昨夜半からちらつき始めた雪は、未明から本降りとなり、夜明け前のほんの1時間で一気に30センチ以上の重い雪を降らせ、合計50センチ近い積雪となりました。重くてかさばる雪は軽い粉雪に慣れているわれわれにはいささか手に余る歓迎されざる客ではありますが、スキー場のゲレンデにとってはさらなる新雪の上乗せということで願ってもない贈り物になりました。

それにしても、昨日まで2枚目の写真のような風景で、道路も全線乾燥路面だったのに、一夜にして1枚目の写真のように変わってしまったわけで、あらためて自然の驚異に感嘆しています。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年03月21日

4152 3月のブリザード

雪のち晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 0℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

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目が覚めると、外はブリザードになっていました。きのうも終日風が吹いていたために、除雪がままならなかったのですが、ブリザードにはなりませんでした。すぐに電話が鳴り、出てみると強風のためにピラタスロープウエイが運休になっているとの緊急回覧でした。この風では仕方ないなあ、と思って改めて窓外を見やると、パルの犬舎の中まで雪が吹き込んでいます。

先日も同じようなことがあったので、今回もすぐに対策を施してやりました。まあ、彼はアラスカからやって来た祖父母をもつ純血種のシベリアンハスキーだからこの程度のことはへでもないんだろうけれど。シベリアンハスキーがアラスカからやって来ているというのも奇妙と言えば奇妙なのだけれど、実際にその通りなのだからそういうものなのでしょうね。

今日の最低気温は氷点下5℃でしたが、強風が吹くと耐寒気温は遙かに低い氷点下25℃以下になるので、油断は禁物なのです。山の稜線でこんなブリザードに遭遇したらかなり危ないわけです。ということは、原理的にはウチのペンションの玄関前でも遭難することはあり得ると言うことですよねー。すごいところに住んでいるんだ、ぼくらは・・・。

☆☆☆

話は変わりますが、この1年半ほど、ペンション経営者として悩みに悩んで迷走状態を続けてきたように思います。古くからのお客様や、昔からのこの日記の読者の方にはいささかあきれられてしまったかも知れませんね。ほんとうに右往左往していたのですから。

ようやく、落ち着きました。

結論から先に言うのが上手な話し方ですから、先に言いますけれど。

ようするに、これまでやってきたことを全否定するのではなく、それはそれとして評価しながら、初心に返って見直してみると言うことがベストだと言うことに気づいたのです。自分が信じてやって来たことを、どうも時代にそぐわなくなってきたようだという個人的憶測や思い込みで簡単に捨て去って、未踏の荒野に踏みだすなんてことは間違っているということです。

完全肯定と完全否定。曖昧さを大切すると自認する日本社会は、世論と国民心理となると一つの極端からもう一つの極端に走る傾向があると思います。

晴天と雨天があるように、結果の良し悪しは内外の条件と共に循環するものです。その時の結果をみて過去の行動を全部肯定する、あるいは全部否定する思考は大きな無駄をもたらします。

これはソフトブレーン社の創業者であり現在はマネジメントアドバイザーである 宋 文洲 さんのメルマガの最新号のコラムの締めの言葉です。

このタイミングでこの言葉とであったのも、偶然ではなく「必然」だと感じました。そうなのです、私は私なりに自分の信じるところに従って自分のペンションを運営してきたし、サービス内容やコンセプトや方向性、まあお客様から見れば「雰囲気」といった部分も含めて、すべてを確信を持って自信を持って形作ってきたわけです。

それなのに、それをあっさりと捨て去って別の方向性を探り出したのが一昨年の秋のことでした。それはそれで、もちろん、決して無駄ではありませんでしたが、その間のペンションサンセットは迷走状態になっていたわけです。初めてご利用いただいたお客様はお気づきにならなかったと思うのですが。

いずれにしても、いま、私は本来のサンセットの姿を明確にイメージできます。あらためて、自分の目指すところをビジュアライズできています。もう迷いはありません。もちろん、個別的案件では迷いに迷うこともあるかも知れませんが、バックボーンは決して揺るぎません。

ご心配をおかけしたみなさまにこの場をお借りしてお詫び申し上げます。同時にどうぞご安心くださいと申し上げたいと思います。私が自分を取り戻した以上、サンセットはサンセットでありつづけます、時代がどう変わろうと、ひとびとがどう変わろうと、私が私としてここにある限り。


2008年03月22日

4153 桜の咲く頃に会いましょう

晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 + 8℃


GWに合わせるように満開になるソメイヨシノにクロツグミの歌声。春爛漫の高原のお花見はまた格別です。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

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今日は意味深なタイトルですが、とくに深い意味はないのです。

単純に、この時節を過ぎるとご宿泊のお客様がぐっと少なくなってきて、蓼科の桜が満開になるGWの頃に再び信じられないほどの賑わいを見せるのが、高原リゾートである「蓼科」の季節感だからです。

じっさいは、これからの季節も「高原の早春」の風情が最高なのですが、卒業、入学、入社、転勤と、みなさまとてもご多忙な季節になるということで、大きな流れとしてはそんな感じになっています。

反対に考えれば、この時期幸運にもお休みがとれる方や、悠々自適なアクティブ・エルダーのお客様には最適な季節でもあります。どこも空いているし、道路も快適に走行できるし、景色も最高!

野鳥の歌声を楽しんだり、写真を撮ったりの「野鳥観察」にも最適なのです。なぜって、まだ樹木が葉をつけていないのでとてもよく見えるからです。

ピラタス蓼科スノーリゾートは積雪がまだ1.5メートル以上もあって、平年の2倍近い雪が残っています。午前11時から午後2時の間は水気の多い「春スキーコンディション」になりますが、朝一のゲレンデは丁寧にグルーミングされたフラットバーンを堪能できますし、午後3時以降はぎゅっと締まったパウダーコンディションを楽しめます。

つまり、1日で1シーズン分の雪質の変化を楽しめると言うことです。スキー上達を目指すなら、この季節の雪をこそ滑らなくてはいけません。この季節の雪には道具頼みの「ごまかし」は通用しませんから、短期間で上達すること間違い無しです。

しっかりと今シーズンのまとめと締めくくりをして、オフシーズンを有意義に過ごし、来シーズンに備えましょう!

これって、結構大事なことですよね、ベテランのみなさま。

ということで、タイトルとは違ってきますが、スキー場がクローズするまであと最低2週間ありますので、是非「滑り納め」を蓼科でどうぞ。1泊朝食付きご宿泊をご利用になれば、廉価で丸2日間滑り通せますよ。「素泊まり」もご相談に乗りますのでどうぞお問い合わせくださいね!1名様でのご宿泊もOKですよ!


そして、今度は春爛漫、満開の桜咲く蓼科で、みなさまとお会いできればと、楽しみにしています。蓼科の桜はソメイヨシノが中心ですが、しだれ桜もあります。いつもちょうどGWに満開になり、訪れるお客様を満面の笑顔に変えてくれます。


2008年03月23日

4154 春スキー料金・4月のロープウエイ運休日

晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 7℃


朝から穏やかなお天気になりました。風もなく、陽射しが強く、気温は朝の9時でなんと+6℃もありました。これはとてもめずらしいことです。こんなに暖かな朝は3月でも初めての経験です。

昼頃になるとピラタス蓼科スノーリゾートから今日の演目、岡谷太鼓が聞こえてきます。お汁粉の無料振る舞いもあってとてもにぎわった今日のスキー場です。

雪質は3月の強い陽射しでザラメになりやすいですが、この時期にはまれな1.5メートルの積雪がスキー場全体を覆っていますから、快適です。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


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ピラタス蓼科スノーリゾート春スキー料金が発表されました。


期間:3月31日(月)〜4月6日(日)

ロープウェイ付き1日券

           大人:2500円
           小人:1500円

※期間中は、午前券・午後券・リフト専用券の販売はありません。


ロープウェイ運休日変更のお知らせ。


3月27日(木)運休を予定しておりましたが、通常通り運行することとなりま
した。4月の運休は予定通り7日〜25日お休み致します。


2008年03月24日

4155 薄明の世界

晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 + 8℃


とてもきれいな夕暮れだった。ピラタスの丘の夕暮れはいつだって感動的なのだけれど、今日はまた格別だった。日が落ちたあとの残照を、僕はいつまでも眺めていた。あまりにも美しすぎて、まるで現実ではないみたいだった。そんな情景というものが、この世界にはあるのだ。だれだって、そんな経験があると思う。

朝窓を開けると、森からは野鳥たちの地鳴きが聞こえる。ぴーぴー、ひゅーひゅーというその声はまるで誰かが口笛を吹いて野鳥のまねをしているみたいだ。森の野鳥の数は日増しに増えている、そしてその活動もどんどん活発になっている。

リスや狐や狸、そしてニホンジカの活動も活発になってきている。彼らの姿を目にする機会も増えてきた。ここは自然のまっただ中なのだ。当然と言えば当然なのだけれど、なんだかわくわくしてくる。春はもうすぐそこまでやって来ている。ドアの前に立ち、いままさに呼び鈴を鳴らし、主(あるじ)に季節の扉を開けて招き入れられるのを待っているいるようだ。

そして僕はといえば、まるで秋のように、心がどんどん透明になってきている。春にこんな感覚になるのは初めての体験だ。どちらかといえば、多くのひとがそうであるように、得体の知れない高揚感がわき起こって落ち着かないものなのだけれど、今年は様子がちょっと異なっている。

年齢的なものなのか、個人的な変化なのか、よくわからないけれど。

そういえばいつのころからか、社会事象や事件について怒ったりぼやいたりと言うことが少なくなったように思う。そんなことをしてもなにも変わりやしないと拗(す)ねているわけではない。いろんなことをあきらめてしまったわけでもない。

ただ、ひたすら、こころが静まりかえっているのだ。それはまるで大きな湖水の水面のようだ。波ひとつ無く、鏡のように青い空と白い雲を映している。大きな石を投げ込んでもその波紋は岸までたどり着くことはない。

目を閉じれば、そこには広大な薄明の世界がある。僕はいまやそれをはっきりと感じることができる、見ることすらできる。そして、それこそが「本当の自分」と呼ばれる僕自身そのものであることを、いまでは確信できるのだ。僕はどこへも行くことはできない。ここが僕の場所なのだ。ひとは自分自身から逃れることはできない。


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2008年03月25日

4156 Windowsも使うMacなヒト

晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 + 7℃


うららかな天候が続いています。都市生活者の皆さんから見たら、とんでもない低温に感じられるかも知れませんが、今日の気温が蓼科高原ピラタスの丘の早春の気温なのです。都市の気温より約20℃低いのが当地の気候です。これは夏でも冬でも変わりません。

だから、東京が40℃を記録した同じ時にペンション・サンセットの気温は20℃しかないというわけです。本物の避暑地なのです。これがその証拠です。

それはさておき、ばりばりのMacユーザーであった僕がWindowsユーザーになって、はやいものでもうすぐ1年たとうとしています。相変わらずメインマシンはMacなのですが、事務的な仕事の大半はWindowsに移行しています。使っているペンション管理システムや会計システムがWindows版しかないという理由によります。

また、じゃらんnetがWindowsでないと管理画面操作ができない仕様に変更されたという事情もあります。そしてもうひとつ、お客様の90%がWindowsユーザーであるという事実。ホームページはMacで制作しているのですが、MacとWindowsではホームページの表示が微妙に異なるので、その確認と調整が必要だと言うこともあります。

ということで、初めて所有することになったWindowsマシンであるThinkPad T43を使用する時間が次第に増えてきている昨今です。MacとWindowsのそれぞれの良いところを使い分けるというのもなかなか快適です。また、デスクトップマシンとノートパソコンを使い分けるのもとても楽しい。

個人的には、ノートパソコンこそ本来的な意味でのパーソナルコンピュータと呼ぶにふさわしいツールではないかと感じています。僕の場合、ノートパソコンでホームページを制作するのはちょっときついので、すべてをノートパソコンでというわけにはいかないのですが、ブログに関してはノートパソコンでの更新の方が「らしい」感じで好きですね。

最近つくづく感じることなのだけれど、僕がWindowsを日常使うようになったのは、Macの世界をよおおく知っているからなんじゃないか、Macの美しくなめらかで鮮やかな画面表示や遊び心にいつでも戻れる環境だからこそ、どちらかというとビジネスユーザー向けのOSであるWindowsの美味しいところを楽しんで使えるのではないかって、そんな風に思うのです。

これまでWindowsしか体験したことのない人たちも、一度Macの世界を知ると、Windowsを使うのがもっと楽しくなるし、それぞれのOSの良さがもっとよくわかるかも知れないなあなんて思うのです。

2008年03月26日

4157 ほわーっとしたペンション

雪のち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 5℃

蓼科プール平にある蓼科郵便局に貼ってあった無藝荘(むげいそう)のポスター。写っているのはもちろん小津安二郎監督。「俗腸を洗う」という表現が光っていますね。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

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未明から雪が降り始めた。かなり水気の多い雪だ。みぞれと雪の間を行ったり来たりといった風情でそれは降り続き、午前中いっぱい降り続いたが、積もるそばから溶けて道路には積雪しなかった。いよいよ本格的な春なのだ。それも平年より温かく早い春がやってきたようだ。

春だというのにそわそわしない自分にちょっと驚く。

いよいよ50代後半に入ってしまった年齢のせいなのだろうか。

肉体的にも精神的にもまだ枯れてないのにね。

こころは20代、これは間違いない、肉体的には・・・残念ながら・・・50代かな、外見的には、うーん、よく40代に間違われるのは風格がないからかな。

いずれにしても、オレは枯れてないよ、いまのところはね。

ということで、このブログは、最近、話し好きなおじさん的というか、物書きが好きなおっさん的というか、そんな感じで書かれているわけです。

以前のように「書き散らしてやろう」と思っていますが、おもしろいかどうかはわかりません。

ペンションを始めたそもそもの理由が「お客様は神様です」というような欺瞞的(ぎまんてき)な商業主義のホテルや旅館が好きではなかったからというものだから、僕のペンションでは「お客様」を文字通り「客人」としてストレートにお迎えしています。そこに、鼻白むようなへつらいや慇懃(いんぎん)無礼な接客はありません。

遠路はるばる蓼科にお越しいただいたお客様に、心から感謝し、この一期一会の出会いに胸躍らせ、とても大切な客人としてお過ごしいただく、そのことに力を集中しています。と、まあ、大げさに言ってしまえばそのようなことなのです。

じっさいには、僕がそんな風に力んでいるとお客様も落ち着かないので、ほわーっとした雰囲気のペンション・オーナーとして僕はそこにいるだけ。うるさいことは言わないし、白々しいお愛想も言いません。ただニコニコしているだけです・・・って、バカみたいですね、それだけじゃ、ははは。

まあ雰囲気についてはホームページの「お客様の声」を読んでいただければリアルに感じ取っていただけると思いますので、ちょっとそちらをのぞいていただければさいわいです。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年03月27日

4158 里は春、山上は銀世界

雪のち曇り 気温:最低 - 6℃/最高 + 6℃

きのうきょうと雪が降りました。今日の雪は真夜中過ぎから降り始めたものですが、10数センチ積もったところで止みました。昼前にはそれも嵩(かさ)が減じて数センチになりました。舗装道路は真っ先に乾いて積雪はほとんど無くなりました。

ゲレンデの雪はとても溶けにくいので、ピラタス蓼科スノーリゾートの積雪量はいまだに全面1.4メートルもあります。今週末は「春スキー」とは思えないほどの良いコンディションでスキー、スノーボードを楽しめることと思います。また、山スキーやスノーシューにも絶好のコンディションと言えます。

30日の日曜日には和太鼓の演奏(生で聞くと最高で興奮しますよ)と豚汁の無料振る舞いがありますので、お昼代が節約できてしまいます。ぜひお越し下さいね。

今日の1枚目の写真はピラタス蓼科スノーリゾートのロープウエイ山頂駅からすこし下った「カモシカコース」と「ひょうたんコース」との分岐点の写真です。陽射しが心地よく、景色も抜群なので、脇で歓談しているお客様が目立ちました。

2枚目の写真はロープウエイから見えた山歩きの一行ですが、スノーシューで気持ちよく歩いていらっしゃる様子がなんともうらやましく感じられました。景色も最高!

里は雪も消えて春になりましたが、山の上はまだまだ雪遊びが堪能できます。とくに今年は雪がたっぷり残っているので、4月に入っても充分以上に楽しめそうです。

GWに満開になる蓼科の桜の森が、この陽気で早く咲きすぎないかちょっと心配になる陽気が続いています。


※今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイ の許諾を得て転載しています。
 写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年03月28日

4159 コンセプト

晴れのち曇り 気温:最低 - 4℃/最高 + 5℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


気温が氷点下でも雪がとけて水気が出てくる季節です。同じ気温でも1月だと雪は溶けません。陽射しの強さが全然違うからです。熱量が2倍ほどもあるのではないかと思うほど強烈な陽光です。

ということで、ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデも、リフトゲレンデの下の方は陽射しが強くなると水気が出てもこもこのザラメ状の雪になりますが、アイスバーンはありません。しかしロープウエイ山頂駅付近は標高が500メートルも高い2420メートルもあるので、気温も低く雪はハードパックかパウダーのままになっています。

ピラタス以外の近隣スキー場で雪質が良いのは、個人的経験から言うと、ブランシュたかやまスキー場の「中・上級者コース」です。メインゲレンデのスラロームコースは日陰で日照時間がとても短いためにこの季節でもハードパックないしはパウダーコンディションが楽しめます。

他のコースは、まあ、季節相応と思ってください。

どちらもブッシュは出ていませんが、日当たりの良い部分のコースは一部アイスバーン状になっているのは致し方ありませんね、もうすぐ4月ですから。


☆☆☆


それはそうと、このブログの方だけではなく、ホームページにも「蓼科高原 ペンション・サンセット」あらため「蓼科 ペンション アルペンリゾート サンセット」にしたことを記さなければいけませんね。

同時に「サンセットのコンセプト」を明快にご説明する必要もあると思っています。

じつはそんなに大げさなことではなくて、ペンション・サンセットの「原点」をもう一度自分の言葉で語るべきだということだけなのですが。

近日中にホームページに「コンセプト」という見出しで1ページを新設する予定ですので、機会がありましたらのぞいていただけるとうれしいです。

基本的には先日書いたとおりなのですけれど・・・以下転写です:

ペンションを始めたそもそもの理由が「お客様は神様です」というような欺瞞的(ぎまんてき)な商業主義のホテルや旅館が好きではなかったからというものだから、僕のペンションでは「お客様」を文字通り「客人」としてストレートにお迎えしています。そこに、鼻白むようなへつらいや慇懃(いんぎん)無礼な接客はありません。

遠路はるばる蓼科にお越しいただいたお客様に、心から感謝し、この一期一会の出会いに胸躍らせ、とても大切な客人としてお過ごしいただく、そのことに力を集中しています。と、まあ、大げさに言ってしまえばそのようなことなのです。

じっさいには、僕がそんな風に力んでいるとお客様も落ち着かないので、ほわーっとした雰囲気のペンション・オーナーとして僕はそこにいるだけ。うるさいことは言わないし、白々しいお愛想も言いません。ただニコニコしているだけです・・・って、バカみたいですね、それだけじゃ、ははは。

まあ雰囲気についてはホームページの「お客様の声」を読んでいただければリアルに感じ取っていただけると思いますので、ちょっとそちらをのぞいていただければさいわいです。

2008年03月29日

4160 春へ

晴れ 気温:最低 - 7℃/最高 + 1℃

超広角レンズで撮影すると、目の前に覆い被さるようにそびえる蓼科山がこんなに遠く見えます。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。(アルペンリゾート サンセットの駐車場から撮影)

☆☆☆

朝、強めの風、ひさしぶりに寒い。

それでも春のにおいを感じる。

空気の肌触りが優しい。

もはや冬の威力よりも春の力の方が勝っている。

雪が溶けて蒸発して空にのぼる、それが遠景を霞ませることも多くなった。

雪が降っても積もるのは夜明けまで。

朝日とともにそれは淡雪のように消えてゆく。

すっかり力を無くした冬将軍を見送るのは、なぜか寂しい。

2008年03月30日

4161 桜の満開の季節はGW

晴れのち雪 気温:最低 - 5℃/最高 + 2℃

ウチのペンションから見る蓼科山はこれぐらい大きく見えます。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

☆☆☆

ピラタス蓼科スノーリゾートは来週末の4月6日(日)で営業終了になります。雪はまだ1.4メートルもあり、今週は何度も積雪があったので、コンディションは「春スキー」とは信じられない程良いです。ブッシュなんてまったくありませんし、アイスバーンもほとんど無い。

それでもお客様の多くはもう春のお花見モードになっておられるようで、本当のスキー愛好家、スノーボード愛好家のお客様以外はもうお越しにならないようです。それだけ遊びの選択肢が増えたと言うことなのかも知れません。お花見は昔からあるものですが、それ以外にも進化した家庭用ゲーム機とか、テーマパークとか、ショッピングモールとか、アウトレットとか、すっかり山の住人になってしまった僕にはにわかに思いつかないような都市ならではの楽しみがいっぱいあるのだと思います。

ああいま実感したけれど、僕もいつのまにか完全に時代遅れのヒトになってしまったようです。

といいながらも、いまここにある自分に充足しているのもまた事実なのですけれどね。

さあ、冬は終わった、これから大雪が降ろうとなにがあろうと、僕らの気持ちの中では冬は終わった。花咲く春に向かって気持ちを切り替えよう。桜の花咲く春爛漫の蓼科に向けて、満開のソメイヨシノに彩られるGWに向けての準備に入ろう。やること、やらなければならないことは山ほどある。

2008年03月31日

4162 大雪と除雪作法

雪のち晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 - 1℃


昨夜から降り始めた雪は昼過ぎまで降り続きました。驚いたことに積雪量は40センチから50センチもありました。この季節としては異例のことです。除雪のタイミングにはふたとおりあって、雪が止んだらすぐに除雪してしまう方法、というかそうしないと気が済まないタイプのヒトと、僕みたいにもっとも除雪に適した雪質に変わるタイミングを待って除雪するタイプといるのです。

前者から見ると僕のやり方は「気に入らない」かもしれませんが、互いに迷惑をかけない限り、それは趣味の問題というものです。その後、強風が吹き荒れるようになって、前者の人たちも除雪をあきらめて家に入らざるを得なくなりました。文字通りの「ブリザード」です。

パウダースノーの場合、投げるそばから吹き戻されてしまうので、強風が吹いているときには除雪作業は困難を極めるのです。そして風向きしだいでは、せっかく除雪してもブリザードで元どおりになってしまう。自然の猛威を感じる、そして人間の非力を感じる機会のひとつです。

午後5時、気温はマイナス5℃になり陽射しも弱くなってきました。そろそろ雪が冷えて、水気が無くなって、除雪機で効率よく飛ばすことができる雪質になります。風も止みました。6時頃から除雪を始めます。お客様がいらっしゃる日にはこんな風にはできないのですが、今日はお客様がいらっしゃらないので、このタイミングでの除雪ができます。

人間というのはじつに勝手な生き物で、自分の考えややり方こそがもっとも正しく他人もそれに従うべきだと思い込むものです。それは僕だって例外ではないのだけれど、それは大間違いなのですよね。ヒトにはそれぞれの経験や思考に基づいた考え方の違いややり方を確立しているものです。それを互いに尊重しあうところから、良い人間関係そして理想的な地域社会が形成されるのだと僕は信じています。

もしそうでないのなら、それは悪しき「全体主義」にすぎません。めんどうくさいからと、安易に周囲のしきたりに従うのもまた世渡りの王道かもしれないけれど、そればかりだとこの国は再びあの暗黒の戦争時代のような社会へと突っ走るかも知れない。我々の中にはそのような狂気がどこかに潜んでいるような気がしてなりません。


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