« 2007年12月 | メイン | 2008年02月 »

2008年01月 アーカイブ

2008年01月01日

4072 元旦の雪景

雪 気温:最低 - 11℃/最高 - 8℃

元旦の朝は陽光の下に始まりました。昨夜半から激しい降りに変わった雪はとても微細な結晶のパウダースノー(アスピリンスノーと言ったほうがいいのかも)だったので、降りの激しさの割に積雪は10センチほどで、ピラタスの丘の森を初め周辺の山々の森をまるでホワイトチョコレートでつくったお菓子みたいな真っ白な雪景に変えました。

そんな森に真っ白な朝日が差し込むと、それはも荘厳というほか無い絶景です。ペンション村の中を走りながらそんな景色に魅入られて何度停車したことでしょう。(でも、そういう不要停車は周囲の交通状況をよく観てやらないととても危険ですよね、反省)

繁忙期なのでひとりで除雪をやったのですが、ここまで本格的に、長時間の除雪をしたのは久しぶりのことで、もう身体中が痛くてがくがくです。自分の年齢を感じるひとときでもあります。でも、平地より20%も希薄な空気のために酸欠になってハアハア言いながら周囲を見回せば、そこにはこの世のものとも思えないほどの純白の美しい景色があるのです。

そんな土地に身を置いている自分に、驚くと共に感激することしきりです。

一昨年の秋から始めたペンション サンセットの変身計画(といっても本質はちっとも変わらないのですが)もようやく一段落して、今年はさらに次のステップを踏み出そうとしています。テーマはものすごく単純で、もっとも困難なこと、すなわち「お客様にとってうれしいことを見つけ出して、それを実現すること」です。

私のごときにできることなど、たかが知れてはいるのですが、「自分なりに」あるいは「自分たちなりに」ベストを尽くそうと決意するしだいです。

以上、新年の誓い(?)でした。

本年もどうぞご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

2008年01月02日

4073 碧空(へきくう)

晴れ 気温:最低 - 11℃/最高 - 7℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

昨夜から快晴となり、満天の星空を望むことができました。そのかわり「放射冷却現象」で具ぐぐっと冷え込みがきつくなりました。気温には現れない「しばれる」寒さでした。

それにつけても今日の空の色はなにものにもたとえようのないほど美しい色になりました。「碧空」とはこのような空なのだと、納得したしだいです。

2008年01月03日

4074 ハイシーズンはいまや1月なのです!

晴れ 気温:最低 - 11℃/最高 - 4℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

三が日の最終日は朝から暖かな陽射しの晴天になりました。あいかわらず気温は低いのですが、とにかくお日様が温かくてしあわせな気分になります。空もとてもきれいで、すぐ目の前の蓼科山も山全体が真っ白に冠雪している姿をくっきりと見せてくれています。

ピラタス蓼科スノーリゾートもたくさんのお客様でにぎわっていますが、リフトやロープウエイの待ち時間は10分プラスアルファといったところで、昔みたいなめちゃくちゃ込んでうんざりというようなことはなくなっています。とても気持ちよく楽しめますよ。

今日のサンセットの写真をご覧いただけばわかるとおり昨日以上に光に満ちた明るい天気でした。まるでこれから1月末の「厳冬期」に向かうなんて信じられないほどです。このまま春になってしまうのではないかと思うくらい気持ちいい天気だったのです。

年末年始のお休みはこれでおしまいの方も多いことと思いますが、今週末そしてさらに来週末は再び「三連休」です!

暖冬化によってシーズンが短くなった分、ハイシーズンは12月末から2月末になっています。

だから、1月にたっぷりと滑っておかないと、2月になってからでいいやなんて昔みたいな感覚でいると、2月なのに3月みたいじゃんということになってしまいますよ。いちばん雪質が良いのは1月ですからね!

ということで、スキー、スノーボードは1月をメインにご計画になるのが正しい現状認識となります。

みなさまのお越しをお待ち申し上げております。

2008年01月04日

4075 あけましておめでとうございます。

晴れ 気温:最低 - 11℃/最高 - 7℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


あらためて・・・


あけましておめでとうございます。☆

☆2008年も 蓼科高原 アルペンリゾート サンセット をよろしくお願いいたします。


という感じの1月4日です。

私たちの仕事の感覚で言うと、今日が個人的な「元旦」という感覚なのです。


ちなみに アルペンリゾート サンセット とは 蓼科高原ピラタスの丘ペンション サンセット のニックネームです。


サンセットの立地と雰囲気をもっとも良くあらわすネーミングとして10年考えぬいた結果です。よろしくお願い申し上げます。


☆☆☆


夜半から未明にかけてかなりパウダースノーが降っていたのですが、積雪は数センチでさらさらの雪でした。結晶の細かいアスピリンスノーだったのでこの程度の積雪にとどまったのだと思います。いずれにしても素晴らしい雪質だとお客様は感激しておられました。

本来なら1月末の厳冬期にしか味わえない雪質ですから。


2008年01月05日

4076 空(くう)と無(む)

晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 4℃

※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


般若心経の冒頭で

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。

と語られるが、


これって、ゲーテが「ファウスト」の終末でファウスト博士に言わせる「万物はメタファーだ!」という科白と同じことを言っているのだと気づいた。


上記の「照見五蘊皆空」ってとこね。ちなみに「五蘊(ごうん)」とは「人間を成り立たせている五つの要素。色(しき=肉体)・受(=感覚)・想(=想像)・行(ぎよう=心の作用)・識(=意識)。」のこと。

「空(くう)」とは「なにもない、空っぽだ」と言うことではない。「無」が「何にもない」ということではないのと同じだ。


「空(くう)」とは「存在の充満」であり「存在の根源」をあらわし、「無」はそれが「存在」として姿を現していない状態すなわち「不在」をあらわしている。


言葉を変えれば、「無は存在する」のだ。「無」とは「非存在」ではない。同様に「空(くう)」は「空虚」ではなく、その対極にある概念なのだ。


メタファーとして存在を現す以前の存在の充満した世界こそが「空(くう)」である。


ちなみに、数学において「ゼロ(零)」はインド人によって「発見」されたわけだけれど、ゼロとは「無」ではない。ゼロは「存在」するからこそ「発見」できたのだ。


「空(くう)」とは「全存在」あるいは「ビッグバン以前からの宇宙の全体」であり、「無」とは存在が「メタファー」としてかたちをなさないでいる状態を言う。


あるいはそれは「存在の不在」と言っても良い。たとえば「彼は留守で、居ない」というときのように。彼はこの世界に存在するがここには「不在」であるというように。

ちなみにここでは、「存在」の反対概念は「非存在」であり、「無」の反対概念は「有」である。

「空(くう)」の反対概念は存在しない。(「空虚」の反対語は「充満」だけれど)

反対概念(対立概念)と反対語とは似て非なるものなので混同しないで下さいね。反対概念は論理的なものであるのに対して、反対語はおおむね慣用句的なものだから。たとえば「存在」の反対語は「滅亡」というように・・・ね。


なんて、たまには好きなことも書いてみたいのね。


2008年01月06日

4077 村(むら)

晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 1℃

お正月休みも今日で終わり。4日に初出勤なんて言う無粋な会社もあったようですが・・・。家族よりも家庭よりも会社が好きなんて言うひとがいまだに居るのでしょうかね。私が勤めていた会社にはたくさんいましたけれど、それはもう会社大好きというよりは「会社依存症」のように見えました。

それはもう「企業文化」といってもいいほどで、その「文化とやら」はとてもまともには思えませんでした。だから私は疎まれはじき出されたわけです。当然の帰結です。とりわけ、日本の会社はいまだに「地域共同体ないしは村落社会」そのものですから。

そのような意味において、わたしは「ペンション村」というときの「村」という言葉がとても嫌いです。まあじっさい「街」ではないわけですから、「村」という表現が妥当なのですけれど。村という言葉の響きが持つ閉鎖性や、意見を異にするものに対する排他性、個人より共同体を優先する価値観やらがいやなのです。

もちろん村落共同体が持つ良い面もたくさんあるのだと思います。それは認めます。だからこそ「しきたり」やら「おきて」やらが生きぬいてきたのでしょう。しかし、そこに時代や情勢に合わせた変革なり進化がなければ、それは単なる「くびき」にすぎないでしょう。

ペンション村とて状況は同じです。結果を急がず、日々「変革」を意識していくほか無いのでしょうね。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


2008年01月07日

4078 夕陽(ゆうひ)

曇り 気温:最低 - 7℃/最高 0℃

今日は風がなかったためか、比較的温暖に感じました。とはいえ気温は冒頭に記したとおりなのですが・・・まあ、山岳部の冬ですから。

ここ数日降雪がないので、景色は少しだけ雪の量が減った印象がありますが、じっさいは樹木の枝に載っていた雪が風で落ちてしまっただけなのです。

毎朝起きると、まず、ラウンジの大きなグラスエリアの向こうの巨大な蓼科山を眺めるのがわたしの習慣になっています。そしてしばし山と語り合うのです。14年も続いている朝の儀式です。

山はいつもそこにあって、わたしをみていてくれるのです。蓼科山はわたしの蓼科での14年の歳月のすべてを知っています。喜びも苦しみも哀しみも、夢も希望も幻滅も挫折も。

ある人にとってはそれは山ではなく、海であるかも知れません。たまさかわたしは縁あって「蓼科山」だったのです。

そういえば、中学や高校時代は湘南の江ノ島や鎌倉の海を観によく出かけたものです。正確に言うと、学校の帰りに小田急江ノ島線に乗って江ノ島から伊豆半島に沈む夕陽を眺めに行ったのです。

ああ、そのころから、わたしは夕陽と縁があったのですね。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。


☆☆☆


昨日、東京12チャンネルの「日高リポート」という番組を観たのですが、毎年年初恒例のヘンリー・キッシンジャー博士(米国の元国務長官)へのインタビューをやっていました。この番組、とりわけこの年頭のプログラムは、じつに良くその年の見通しを正確に示してくれます。

その内容については著作権の問題もあるのでここには記しませんが、お薦めの番組です。不定期レギュラーで月に1回から2回、日曜日の夕方から放映されています。

この番組を観るたびに、もっと世界のことを知らなくてはいけない、歴史を学ばなければいけない、この歳になっても学ぶべきことは尽きないと思い知らされます。


☆☆☆


今年もさまざまな規模で、じつにさまざまなことが起きるのだと思います。個人的なことから、ペンション サンセットのことから、ペンション村のことから、地域のことから、国家レベルのことから、国際社会から地球そして宇宙レベルのことまで。

まさに激動の21世紀ですね。

20世紀半ばに生まれた僕らは、21世紀を平和と安寧に満ちた科学万能の夢のような世界として描きながら成長し、それを待ち望んできたように思います。人類の「叡智」は必ずやこの世界をそのような理想世界へと導くであろうと語られてきました。

しかし現実は大きく異なっていました。まあ、良くあることなのですが。

いったい、人類に「叡智」なんてものがあるのでしょうかね。

わたしには、残念ながら、無いようです。

まあ、とにかく、一歩一歩前に進むほか無いようです。

2008年01月08日

4079 スキー情報

晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 - 1℃

今日はよい写真も撮れなかったし、特にこれと言った話題もない普通の山の一日でしたので、さらっと書きますが、ご容赦のほど。というのも、ひととひととの交流とか個人的交際については相手のあることですからプライバシー保護の問題もあるので、ウェブ上では公開しないことにしているからです。

ほんとうは、人にまつわる話しがいちばん興味深いのですけれど、これはやむを得ません。

そいうことで、今日の写真はスキー場からお借りした今年のお正月のピラタス蓼科スノーリゾートの様子です。積雪も十分で、雪質と来たらもう1月末の「厳冬期なみの最高のアスピリンスノー」だったのです。スキー好きのお客様はほんとうに「感涙にむせんで」おられました。

その最高の雪質はいまも変わりません。

世の中、そして、人生いろいろありますけれど、ゲレンデに出ている間だけは別天地なのです。これ、個人的な実感でもあります。銀世界で一日滑り通すと、心が真っ白に洗われて、ものの見え方がこれまでとは一変してしまうのです。

「スキー道」を追求するのも素晴らしいことですが、そんな「レクリエーション」や「リフレッシュメント」としてのスキーの楽しみ方も本道ではないかと思う昨今ではあります。


☆☆☆


ピラタス蓼科スノーリゾートの楽しみ方は、スキー、スノーボードだけではありません。いまでは冬山歩きの定番アイテムとなりつつある「スノーシュー」もまた大きな楽しみです。とくにここはスノーシューイングに最適なハイキングコースが眺めも最高で、大変人気なのです。

くわしくはスキー場のホームページをご覧いただくと、「レンタル・スノーシュー」や「スノーシューの基本」などの情報が満載されています。一度やるとやみつきになること請け合いです。

ロープウエイの山頂駅からすぐの「坪庭(つぼにわ)」は冬でも歩けるように圧雪整備されていますので、スキーウエアなみの防寒具と長靴、雪靴があれば、一般観光のお客様でも冬山気分を満喫できる散策路になっています。眺望も最高で、樹木は樹氷(正確には霧氷)していて、これは超おすすめです。また、冬山景色の写真撮影にも最適のシーズンとなっています。

写真愛好家のお客様にも、グッドタイミングの季節になりましたよ〜。

ということで、きょうはさらっと情報だけ書きました。

多少なりともお役に立てばさいわいです。


※今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイ の許諾を得て転載しています。
 写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。