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4043 冬の始まりの終わり

雪のち曇り 気温:最低 - 6℃/最高 - 2℃

未明の薄明の中で、意識は睡眠の深淵から意識の表層へと浮かび上がりつつあった。もう自分の意志で覚醒できるという地点まで達すると、いつもと様子が異なることに気づいた。気配がないのだ。音もない。まるで聴覚が機能していないみたいな静寂があたりを支配している。

雪が降っているのかもしれないな・・・まさか。

本当に静かだ。それは雪の降る夜に似ている。

そんなことを思い浮かべながら僕はふたたび深海へと潜航を始める。

朝目覚めると、雪の降る気配がある。気配のある雪はめずらしい。カーテンの隙間から窓外を見ると、やはり雪だった。それもかなり本格的に降っている。やがて雪雲がピラタスの丘を飲み込む。一面の濃霧状態になる。雪は降り続け、積もり続ける。

先日来積もった雪の上にしっかりと上乗せされていく。もう雪が溶けて無くなることはない。間違いなく冬になったのだ。秋の気配はもうどこにもない。

いま里に下りれば里山が紅葉しているなんて、嘘みたいだ。


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2007年12月03日 23:48に投稿されたエントリーのページです。

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