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2007年12月 アーカイブ

2007年12月01日

4041 雪が降っています

曇りのち雪 気温:最低 - 6℃/最高 + 4℃

午後7時半頃から雪が降り始め、ずんずん積もっています。

お客様にディナーサービスをしながら、何となくそんな気配を感じていたのですが、妻から「雪が降っているわよ」といわれて、ああやっぱりと思ったしだいです。

こういうところに長く暮らしていると、動物的勘のようなものが鋭くなってくるのかも知れませんね。いずれにしても、外を見ずに雪が降っているかどうかを知る手段はまず聴覚です。雪が降り始めると、とたんに、信じられないほどの静寂があたりを支配するのです。

この雪は「根雪」になる雪だと直感します。ゲレンデにもずんずん積もっているので、今日の仮オープン時の平均40cmの積雪量は飛躍的に積み増しされて、きょうよりももっと楽しいスキー、スノボが約束されたようなものです。

なによりも、景色がハイシーズンみたいな銀世界に一変するだけでも、ムード満点じゃないですか。(^^)

初滑りの唯一の何点は視線を挙げるとそこにあるのが秋の景色だと言うことです。しかしこうして雪がるってくれればたちまち胸がすっとするような雪景色になるところがピラタス蓼科スノーリゾートの優れたところです。なにしろスキー場の最低地点でさえ1840mもあるのですから(最高地点は2240m)。

ということで、明朝の素晴らしい冬景色が楽しみです。

あ、いけない、すっかりわすれてた、雪が積もると言うことは、除雪をしなけりゃいけないと言うことでもあり・・・・あああ、まだ除雪機にガソリン入れてなかったっけ。ははは。

これでスキー、スノボシーズンが本格的に始まった記念日ということで、ま、いいか。


☆☆☆

ペンション・サンセットの料金表示をわかりやすくするために若干の改訂をさせていただきました。

実質25円の値上げです。すみません。(間違いではありません、25円です)

冬期料金は消費税および冬期暖房費をすべて含む「総額表示」です。これ以外に「入湯税」とか「地方税」とかそういうものはかかりません。ただし、オプション(これも消費税込みの料金表示です)をご利用の場合は別途お見積もりどおりの金額となりますが、すべて「総額表示」です。

明朗料金・明朗見積・明朗会計をよりすすめた結果このようにさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。ご不明点は何なりとお問い合せいただければさいわいです。

ちなみに、オプション料金、各種割増料金などは消費税相当分を値下げいたしましたので、結果的には以前より割安になると思います。

さらにメルマガ会員登録していただくと、割引クーポンをご利用いただくことができますので是非ご利用下さいませ。

今後ともペンション・サンセットをよろしくお願い申し上げます。

2007年12月02日

4042 積雪の始まり

晴れのち曇り 気温:最低 - 7℃/最高 0℃

午前7時半、八ヶ岳の稜線を越えた朝日が蓼科山からはるか遠くの中央アルプス、乗鞍にまでその赤みがかった光線を投げかける。これがピラタスの丘の朝焼けだ。思ったほど積もっていないなあと言うのが正直な感想だったけれど、この雪は本格的な積雪の始まりをはっきりと宣言している。


昨日の宵から降り始めた雪は今日未明にはすっかり止んで、晴れ渡った冬空に満天の星が怜悧な光を放っていた。鹿除けのために点灯している常夜灯のスポットライトが一面に降り積もった新雪をきらきらと輝かせる。ひょっとしたらこの雪はもう溶けないかも知れないと、ふとそう感じた。これまでの雪とはなにかが決定的に違うのだ。この雪は来年の春まで決して溶けずに根雪になるのかも知れない。

床につく前にそんなことを思ったが、そのとおりになったようだ。

きょう、この冬初めて「雪靴」を履いた。


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2007年12月03日

4043 冬の始まりの終わり

雪のち曇り 気温:最低 - 6℃/最高 - 2℃

未明の薄明の中で、意識は睡眠の深淵から意識の表層へと浮かび上がりつつあった。もう自分の意志で覚醒できるという地点まで達すると、いつもと様子が異なることに気づいた。気配がないのだ。音もない。まるで聴覚が機能していないみたいな静寂があたりを支配している。

雪が降っているのかもしれないな・・・まさか。

本当に静かだ。それは雪の降る夜に似ている。

そんなことを思い浮かべながら僕はふたたび深海へと潜航を始める。

朝目覚めると、雪の降る気配がある。気配のある雪はめずらしい。カーテンの隙間から窓外を見ると、やはり雪だった。それもかなり本格的に降っている。やがて雪雲がピラタスの丘を飲み込む。一面の濃霧状態になる。雪は降り続け、積もり続ける。

先日来積もった雪の上にしっかりと上乗せされていく。もう雪が溶けて無くなることはない。間違いなく冬になったのだ。秋の気配はもうどこにもない。

いま里に下りれば里山が紅葉しているなんて、嘘みたいだ。


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2007年12月04日

4044 ペンションのプロフェッショナル

雪のち曇り 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃

自分のペンションを「お店」と呼ぶペンション経営者が増えているようです。これは最近の傾向だと思います。たしかにペンションも「商売」であり「ビジネス」であるわけですから、間違っていませんよね。むしろそれだけ「プロ」に徹して経営しているということだと思います。

じっさいに、その様なひとには優秀な経営者、事業家が多く、尊敬と敬意をもって周囲の人々に見られています。経営者としての私はそのようなひとにあこがれてもいます。紛れもなく彼らは「成功者」なのですから。

しかし、私は自分のペンションを「お店」と呼んだこともなければ、そのように思ったこともないのです。誰よりも「プロ」であろうと努力する一方で、本当に「プロ」になってしまうことを避けてきたように思います。

なぜなら、ペンション・オーナーは「ペンションのプロフェッショナル」であるべきですが、「宿泊業のプロフェッショナル」になってしまってはそれはもう本来の「ペンション」ではないという想いがあるからなのです。

ペンションの持ち味はその「プロ」になりきっていない部分にこそあると考えてきました。プロ並みのサービスを提供する能力を持った「アマチュア」であるべきだ、というのが私なりに考え抜いた結論です。


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☆☆☆


それはそうと、今日は終日気温が上がらず、まるで2月のような天気でした。未明からふたたび雪になり夜まで降り続きました。どか雪はないので積雪量はさほどではないですが、現在ピラタスの丘の積雪量は10センチほどになっています。

景色もすっかり雪景色に変わりました。

山ではもうどこにも秋の気配はありません。

里ではまだ秋の紅葉が見られるのですが・・・。

2007年12月05日

4045 蓼科山と僕の14年

晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃

朝起きると真っ先にここに立ち、蓼科山と対峙する。

暖かな季節には窓を開け放って、凍てつく季節には二重ガラス越しに。

僕が「おはよう」と言うと、山も「おはよう」と言ってにっこりとする。

蓼科山との対話はいつもそんなふうだった。

すくなくとも僕の方は、そんなふうに感じてきた。

それはいまも変わらない。

とてもとてもしあわせなひとときだ。

蓼科山は僕の想いを受け止め、僕は蓼科山の存在を心に刻む。

こうしているとどんな難問も解決できそうに思えてくる。

自分の判断は正しかったのだと確信できる。

大丈夫、オレはいつでもここにいるから、と言われているように思える。

そのように対話しながら僕らは14年の歳月をここで過ごしたことになる。

人間はとても速く歳をとるものだから、僕はすっかり変わってしまった。

でも、山は少しも変わらない。

少しも変わらずに、初めて会ったときのように僕を見守り続けている。

ところで、君は、いったい、しあわせなのかい?・・・と。

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2007年12月06日

4046 ペンション サンセットの起源

晴れ 気温:最低 - 11℃/最高 - 3℃

僕はサンセットが好きだ。

「夕暮れ時」が好きで「夕焼け」も「夕陽そのもの」も好きだ。

だからペンション・サンセットなわけだ。

会社員をやりながら準備が整うまでの10年間、いろいろな名前を考えていたのだけれど、結果としてはあっさりと決まってしまったような気がする。だって、たとえようもなくここのサンセットは綺麗で感動的なのだから。

同時にサンセットの建物も大好きだ。外から見たかたちも色も、インテリアも、なにもかも。ペンションオーナーは誰でもそんなふうに思っているのだと思う。そうでなければ自信を持ってお客様をお迎えできないかも知れない。もちろんそうではない人だって中にはいるだろうけれど、ひとそれぞれだ。


ペンションを開業するはるか以前に、自分がペンションを始めるとしたらどんなペンションにするかと言うことが旧い日記に書いてあった。


朝目覚めると、鳥の声が聞こえなければならない。クルマの音ではなく、樹木の梢を渡る風の音が聞こえなければならない。窓外には深い森があり、美しい山々がなければならない。

忙しすぎてはいけない。忙しいのはよいが、忙しすぎてはいけない。こころがゆとりを持って、穏やかでなければいけない。素直なこころでひととふれあうことができなければいけない。

きれいな空気と、きれいな水がなくてはならない。圧倒的な静けさがなくてはならない。こころを癒す力がそこになくてはいけない。美しい自然がなくてはならない。こころ穏やかなひとびとの暮らす土地でなくてはならない。

こざっぱりとした気持ちのよい宿でなければならない。小さくて、お金もかかっていないが、こころ温まる雰囲気をたたえた宿でなければならない。のびのびと、好きなようにくつろげるような心遣い以外は、客をほおっておいてくれる宿でなければならない。

宿の主人は、決して客におもねずへつらわず、礼儀正しく、きさくでいたずらっぽくもあり、気配りはあるが、客に気を遣わせず、押しつけがましいところは微塵もなく、客の自主性を最大限に尊重する。「ひとりにしておいて!(Leave me alone!)」という気持ちにもきちんとこたえる宿でなければならない。

圧倒的な静けさと、癒しの力こをが、その宿の宝だ。


いま初めて気づく。その「旧い夢」は一句たがわず実現しているのだと。
想像をはるかに超える資金が必要だったことだけが例外だったけれど。

いずれにしても、そんなことを書いたことすらすっかり忘れていた僕にとって、これは驚愕の事実だった。


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2007年12月07日

4047 今年のスキーパック

雪のち曇り 気温:最低 - 6℃/最高 - 3℃

冬の落葉松林。向こうに見えるのは車山。その手前に白樺湖があるのだが、俯瞰図(ふかんず)では林に隠れて見えない。あ、そうそう、冬に全面凍結した白樺湖を徒歩で渡るのはじつに新鮮な展望を得ることができるのでおすすめだ。

この写真は以前にも書いた場所、県道192号線(ビーナスライン)をピラタスの丘ペンション村からスズラン峠を越えて白樺湖に向かい、途中の標識にしたがって佐久方面に右折したあと、数百メートル先左側の展望台から撮影したものだ。

じつは今年の撮影ではなく数年前の今頃撮影したものだ。冬の落葉松林もなかなかいいものでしょ。


☆☆☆

先日メルマガでもご案内したとおりペンション・サンセットの料金体系を少し整理して端数をカットするという「改訂」させていただきました。税込総合計ではこれまでより高くならないようなプラン設定をしてあるので、「値上げ」ということではありません。

誤解を避けるために、冬季限定プランの「スキー&スノーボードプラン」については、従来の料金体系に再度変更して表示することにしました。すなわち、「宿泊料金+冬期暖房費+スキーパックリフト券=スキーパック」という流れでプランを構成して料金を確認表示できるようになっています。

これでいくと、たとえばピラタス蓼科スノーリゾートの 週末スキーパック は税込2食付きで1室3名様でご利用になると @12,000円+暖房費500円=12、500円 となります。同じ条件でしらかば2in1の平日スキーパックを組むと @11,660円+暖房費500円=12,160円 となります。

スキーパックリフト券は1泊に付き1名様2枚までご購入いただけますので、2日券付スキーパックも簡単に作れます。是非おためし下さい。


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2007年12月08日

4048 スキー情報

晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 - 1℃

いよいよ本格的な冷え込みが続くようになってきましたが、これでも10年前に比べれば6℃〜10℃は温かいのです。まあ、しかし、雪に関しては地表の状況よりは上空の寒気団の気温に依存しますから、「そんなの関係ねえ!オッパッピ〜!」といえばそのとおりなのですが。

毎日日が暮れると雪が降っています。本降りではないので、そのたびに積雪量が数センチずつ増えています。雪質はさらさらの粉雪に変わりました。北八ヶ岳や蓼科山は終日山頂付近が雪雲に覆われていて、その中では雪が降り続いているように思われます。その余波がこちらに雪を降らせているのかも知れません。

お隣のピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデも先週に比べるとずいぶん積雪量が増えましたが、現在滑走可能なコースは、全長1000m 幅20?40mのしらかばコース1コースとなっています。そり遊びなどができるキッズエリアはまだ雪が少ないので利用できません。

白樺コースの斜度は、最大21°平均14°と初中級者向けのゲレンデになりますので、お子様でも十分滑走可能です。オープン当初板を脱ぐエリアがありましたが、現在は解消されています。まだ全コース滑走可能ではないことから、リフト料金は特別割引料金となっています。詳しくはスキー場に直接お問い合せ下さい。(電話:0266−67−2009)


※今日の図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイ の許諾を得て転載しています。
※図版をクリックすると拡大してご覧いただけます。

2007年12月09日

4049 瞑想が僕に教えてくれたこと

曇り 気温:最低 - 9℃/最高 - 1℃

昨夜寝る前に久しぶりに瞑想をしました。ずうっと行なっていなかったのですが、その必要を感じたのです。物事が悪い方悪い方へと進んでいくように感じているからです。世界的にもそうですが、個人的にもそう感じています。

結局のところ「世界」というものは「自分の在りよう」ですから、まず根元的な自分自身の在りようをしっかりとしなければなりません。参拝、参詣でもいいですし、宗教的な祈りでも座禅でも同様の効果(?)があるのかも知れませんが、たまさか僕の場合は「瞑想」が一番なのです。

瞑想していると僕はまず僕自身になります。純粋に「僕自身が在る」という状態になって、つぎに「僕」がなくなって「在る」ということだけが残ります。そして気づくとそのとき「僕という個別の存在」を越えて「在るということ」の本質のみを感じる。そこには「自」と「他」の境界線も無く、「意識がない」ということもなく「意識がある」ということもなく、最後には「在る」ということもなくなって「充足した空(くう)」、存在で充満した空(くう)になります。

「何にもないけれど全てがある」という状態です。「存在」で充満した「空(くう)」です。もしかしたらこれが般若心経が語っている世界なのかも知れません。

そこから「現実=実際的世界」にもどって活動すると、物事がよりよく進められるような気がしているのですが、実際のところはどうなのか僕には断言できません。ごく普通のシンドイ人生です。実のところ僕は信仰を持たないただの「たまに瞑想するひと」ですから。(笑)

そんな僕がいうのも何なのですが、現代の宗教は現象面に限っていうならばかなりおかしい。宗教のために殺し合ったり争ったりいがみ合ったり・・・。まあ、昔からそうだけど・・・。

「神」とよばれる存在が在るならばそれは唯一無二であると同時に「これ」でもなく「それ」でもなく「あまねくすべて」なのだから、「異教徒」などありえない。宗教に違いがあるとすればそれは「神との向き合い方の違い」だけではないでしょうか。

「神」は教義や戒律を説いたりしないし、崇拝を強いたりしない。それは人間が神を「認識」しようとする過程で人間が作り上げた体系に過ぎない。そうした意味においてこの世に「正しい宗教」は存在しない。

ただ「自分に合った宗教」はあるかもしれない。為政者に都合のよい宗教はあるかもしれない。あらゆる宗教において未だかつて神が命じた「聖戦」など存在しない。その戦争をどのような名で呼ぼうとも、戦いを命じるのはいつも神の名を借りた権力者である。

米国が日本に原爆を投下したとき、米国の民の信ずる神は、作戦実行者たちの祈りを受け入れたのだろうか。その未曾有の大量無差別虐殺を祝福したのだろうか?その殺戮を支持し成功を手助けしたのだろうか?もしそうならば、それは「神」などではない。

それはさておき、確固たる信仰を持つことはとても尊いことだと思っています。それは素晴らしいことです。信仰の道しるべとなるべく、宗教はあるのではないかと思います。それが真の宗教の姿であり、在りようではないかとも。門外漢がこんなことを言うのは大変僭越なのですが。

そんなことを思う今日この頃です。


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