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3858 残暑のない蓼科・レイトサマー

晴れ 気温:最低 10℃/最高 20℃

蝉の声を聞く

朝、久しぶりに蝉の声を聞いた。ああ、やっぱり晴れた朝には鳴くんだ、と思った。以前のような「蝉時雨(せみしぐれ)」ではないけれど、夏を感じさせるBGMだ。まだ「夏」なんだ、と思った。季節は秋に向かって小走りになってきているようだけれど、蓼科はレイトサマー真っ盛りなのだった。


9月の連休は避暑地のレイトサマーを堪能できる

9月の2度ある連休は、そんな避暑地ならではのレイトサマーを堪能できる。残暑に苦しむ都会のレイトサマーとは異なって、ここのレイトサマーはひんやりとした秋の風の吹く「夏の終わり」なのだ。残暑というものは、ここには存在しない。

空を見上げれば巨大な積乱雲が八ヶ岳の背後からぐぐぐっとせりあがってきている。蓼科山より大きな雲がゆっくりと頭上を通り過ぎていく。それが湖面に映り込み、やがて湖面からフレームアウトする。次の雲がやってきてふたたびフレームインして、またフレームアウトしていく。

真っ青な空が秋を感じさせるけれど、陽射しは真夏のようにきっぱりと熱い。風がエアコンから吹き出したように冷たいので「暑さ」は感じない。そしてやはり盛夏のような強烈さはこの陽射しにはないことに気づく。蝉の声が聞こえる。

高原のススキと虫の音

あちこちで高原ならではのきれいなススキを見かけるようになった。花もいいけれど、ススキだって充分以上に鑑賞すべき風景の一部なのだ。薄暗い森の陰では秋の虫の音が聞こえる。もちろん夜になればその声はさらに広がる。

夏と秋との2つの季節をじっくり味わえる静かな避暑地のレイトサマー。

今年は9月に2回も連休があります。是非この機会に味わっていただければさいわいです。


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2007年09月09日 21:35に投稿されたエントリーのページです。

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