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3851 雲海の静寂

曇り 気温:最低 12℃/最高 17℃

私のペンションのある山岳部では、というのは1700m以上の標高の高いところではということですが、終日雲海が流れています。ときおり小雨がぱらぱらと屋根を打つのですが、傘が必要なほどは降りません。そしていま窓外は濃霧のように雲がかっている状態です。

じめじめしたところがなく、不思議とさわやかなのがこの時節の雨です。標高の低いところでは曇りないしは薄曇りなので、それも影響しているのでしょう。雲に覆われたときのピラタスの丘は普段にもまして静かです。

雨に濡れた木の葉には音を吸い取る力が備わるのでしょうか。雪の降る夜の次に静かなのはこんなお天気の日です。いずれにしても、標高の高い高原の森で暮らすのはとても素敵なことです。それなりに大変なことだってもちろんあるわけですが、それをさしひいてもやはりこの魅力にはあらがうことができません。

だからこそ僕らはこの地に移り住んだわけですから。

雨が降っているのかいないのかが判然としないときには、中庭にいるシベリアンハスキーのパル君の様子を見ます。彼が外で世こった押しになって眠っていたら「雨は降っていない」し、犬舎の中に入っていたら「雨が降っている」あるいは「もうすぐ雨が降る」という具合です。

う?ん、さすがに動物的カンが鋭いね、と言うと妻が「だって動物だもの、動物的カンではなくて動物のカンよ」だって。ははは、その通りですよね。まあいずれにしてもうちの局地天気予報はパルの行動を観察していた方が確かかもしれません。

避暑地の夏の終わり、レイトサマーはまだまだこれからです。僕らもじっくりとこの季節を楽しみたいと思います。もちろん一番味わっていただきたいのはお客様、ということなのですが。


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2007年09月02日 22:30に投稿されたエントリーのページです。

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