« 3835 避暑地の夏の終わり | メイン | 3837 「残像」としての日本人 »

3836 優柔不断でなにが悪い

晴れ一時曇り 気温:最低 15℃/最高 22℃

なにかを得るということは同時になにかを失うということだ。

そのことにこの夏、気づいた。

というよりは、実感したと言ったほうがいいかもしれない。

右に進路を取れば、その分だけ左の進路からはどんどん離れていく。

左の進路の先にはたくさんの旧友のいる村がある。

しかし僕はあえて右に進路を取り、見知らぬ荒野へ足を踏み入れる。

そうしなければならないからだ。

そうすべきだからだ。

僕の感情や想いなど、その決断の前では考慮されない。

仕事とはそのようなものだ。

それが真実であることを20年あまりのビジネスマン時代に学んだ。

人間は自分の思いだけで行動することが許されない場面に

幾度となく遭遇する。

しかし人間とは自身の想いに従って生きるべく定められてもいる。

だからこそ、「苦悩」が存在するのだと思う。

優柔不断は心優しきものが非情な決断を迫られたときに遭遇する苦悩だ。

非情な人間に苦悩など無い。

迷うことなく非情な決断を下し、遂行しながらも

心優しい人間でありたい。

そんな理不尽なことを願っている自分がここにある。

こんな社会は間違っている、絶対に。

About

2007年08月18日 20:33に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「3835 避暑地の夏の終わり」です。

次の投稿は「3837 「残像」としての日本人」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type 3.35