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3678 超広角レンズの世界にはまる

晴れ 気温:最低 - 14℃/最高 - 2℃

明らかにいつもと違う冬です。冬の始まり方も去年あたりからすっかり変わったように感じていましたが、この冬ははじめから(おそらく)おわりまで、いつもとは異なった冬になるのかも知れません。

八ヶ岳のちょうど向こう側(東側)の野辺山では、八ヶ岳おろしが吹きすさぶ冬にはなにもかもが凍り付き耐え難い寒さだと聞いたことがありますが、それほどではないまでも、この冬はこちら側(西側)でも3月に入って風の強い日が多くなり日中の気温が高いわりに寒い日が続いています。

この澄み切った真っ青な空が夜の寒さ、アフターダークの冷え込みの厳しさを証明しています。

それはそうと、この超広角ズームレンズ、最初は「あれ、こんなていどかぁ」と思ったのですが、実際に使い始めてみるとこれがけっこうワイドで、面白くてしょうがない。標準の35mm換算の28-300mmズームはまったく使っていません。というか出番があまりない。


デジタルカメラの色に関して「記憶色」という概念が最近よく使われますが、同様に「記憶空間」というのもあると思うのですね。昔通った小学校などを大人になってから訪ねると「え?こんなに狭かったっけ」なんてことがあると思いますが。それが「記憶空間」のなせる業です。

この超広角レンズで写した写真は「記憶空間」のイメージなのです。物理的にはひとの周辺視野を含んだ空間なのです。あるいは一点に視点を置いてぐるりと見回した映像です。

そもそも人間の視野というのは「非ユークリッド空間」つまり「球面幾何学」の世界なので、超広角レンズや魚眼レンズと同じように空間を写しているのを脳が情報処理してわれわれが日常的に認識する「ユークリッド空間」に変換しているわけです。要するに平行線が永遠に交わらない世界です(非ユークリッド空間では地球の経線のように平行線は必ず交わる)。

この空間に妙に親しみを感じ、やがてまったく違和感なく観ることができるようになるのは、そのことに大いに関係があると思っています。


※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

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2007年03月13日 23:57に投稿されたエントリーのページです。

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