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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

3666 「海辺のカフカ」再読

晴れ 気温:最低 - 9℃/最高 0℃

村上春樹の「海辺のカフカ」を読み返している。もう5回目くらいだろうか。今回は機が熟したのか格段に読み込むことができてうれしく思っている。随所に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」そして「アフターダーク」の気配を感じながら読み進めている。

それぞれの作品やモチーフが緻密に計算された上で、絶妙に互いのメタファーになっている。構造的には「海辺のカフカ」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は非常によく似ている。いわば背中合わせに置かれた2枚の鏡のように。鏡のこちら側の世界と、あちら側の世界、「アフターダーク」でも登場したこのモチーフそのままに。

同時にこの2作品は向かい合わせに置かれた2枚の鏡のようでもある。自身の鏡像としての互の姿を互いの鏡像の中に無限に映し込み合っている。それは見事に面対称であり同時に相似形でもあるが、決して同一ではない。ただ、それぞれの物語は密接に「アンダーグラウンド」で見えない水路によって繋がっている。

「アフターダーク」はそのような2枚の鏡の様子を写し出すもう1枚の鏡として、同じ部屋に存在する。それはあたかも存在を持たないひとつの「視点」としてそこにある。これらの物語は互いに互いの物語あるいは「古い夢」を包含しているようにみえる。その関係性を見抜き認識することができれば、そこに全体像とでも言うべきものが浮かび上がってくるのだろう。

ここにいたって、初めて「海辺のカフカ」を面白いと感じながら読むことができるようになった。より深い奥行きを実感しながら映像化することができるようになった。先に論じた2作品はこの作品の一部であり、あるいは全部である。全編を通じてそれらはこの物語の背後に影のようにつきまとっている。


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2007年03月02日

3667 3月11日(日)は蓼科冬の感謝デーです

晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 5℃

最高気温がプラス5℃まで上がり、陽射しも強力でまさに3月の気候を感じました。ゲレンデには雪がたっぷりあって、雪質もパウダーなのだけれど気候だけは着実に3月へと変化してきたようです。とは言っても、まだまだ「春スキー」のコンディションではないです。

右の写真はピラタスのテクニカルバーンと人気のモーグルコースです。通常向かって左側に設置されているのですが、今回から向かって右に移設されました。まださほどえぐれていないので、いまちょうど滑り頃になっています。

さて、来週末の3月11日(日)はピラタス蓼科スノーリゾートの「蓼科冬の感謝デー」です。以前は「スノーカーニバルin蓼科」と呼んでいたサービス・イベントです。バーベキューや豚汁の無料振る舞いなどが好評です。楽しい「親子そり大会」も行われ、毎回大盛況です。シャッターチャンスだらけのこのイベントをお子様と一緒に楽しんでいただければさいわいです。

また、(株)ピラタス蓼科ロープウエイ様の協賛を得て、ピラタスの丘ペンション村による「餅つき会」も催され、お餅も振る舞われますのでお楽しみに。みなさまのお越しを一同楽しみにお待ちしております。(^^)/

3月11日(日)は「お昼代不要の楽しい1日」です。お忘れなく、お見逃し無く!

★★★

おすすめとしてはもうひとつ「スキーこどもの日」があります。これは毎月第3日曜日には小学生のお子様はリフト、ロープウエイがなんと乗車無料なのです。情報通のお客様はこの「子供のリフト代が節約できる特別な日」をちゃんとご存知で、狙いすましてこの日にお越しになっています。これを見逃す手はありません。

再来週の3月18日(日)ですので、お忘れなく!

陽射しが暖かく、ゲレンデが光にあふれる3月のピラタス蓼科スノーリゾートとピラタスの丘ペンション村をどうぞご利用下さいませ。

※今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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2007年03月03日

3668 あらゆる知覚とはすでに記憶なのだ

晴れ 気温:最低 - 3℃/最高 5℃

ペンション・サンセットはいったいどこに向かっているのだろう。僕がこんなことを言っていてはいけないのだけれど、激動の時代にあってときにはすっかり迷ってしまうことがある。自分はいったいどこに向かおうとしているのだろう、その方向は時代性にマッチした方向なのだろうか。

「時代性」がキーワードになって久しいけれど、いまやそれは「消費者心理」あるいは「世論」と言い換えてもいいだろう。古き良き時代には、自身の信じる道を真摯(しんし)に歩んでいれば、そしてそれを正しく伝えることができればビジネスは高い確率で成功したように思う。

しかしいまはまったく事情が異なっている。

「それだけ」ではダメなのだ、そして「そうでなくても」成功できるのだ。いまや「自身の信じる道を真摯に歩む」ことはビジネス上の障害になりこそすれ、そんなものは捨て去るべき「つまらないプライド」として語られるようになってしまった観がある。

自分の仕事に「個人的」な、あるいは「ひとりの人間として」の、プライドなんて持っていたらビジネスは成立しないのだ。ビジネスにはビジネスの倫理とプライドがあるのだ。それは人間性とはまったくかかわりないところで動いていく。その意味においてビジネスマンは、あるいは商人(あきんど)は、「公人」であって「個人」ではないのだ、またそうであってはならない。


過ぎ去ってみれば古き良き時代はもう戻っては来ないだろう。それにしても、ビートルズの歌声を聴いているだけで、この世界はまだ人類が未来に夢を抱くことができた時代のように感じさせてくれる。眼前には展望が開けあらゆる可能性がその扉を大きく開いて待ち受けているように見える。そんな時代に自分がまだいるような気分にさせてくれる。

「純粋な現在とは、未来を喰っていく過去の捉えがたい進行である。実を言えば、あらゆる知覚とはすでに記憶なのだ。」=物質と記憶(アンリ・ベルグソン)

もうあともどりすることはあり得ない、われわれは観念としてすら「あの楽園」に戻ることはできない。それはもうすでに終わってしまったことなのだ。


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2007年03月04日

3669 シンプルな24H全自動予約システムへの移行

晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 7℃

3月にはいると何やらにわかに春めいてきて、(梅も桃も桜も咲いていないけれど)ゲレンデも明るく華やいで、お客様もなんだかゆったりのんびり滑っているように見えます。雪はたっぷり130センチもありますし、雪質もこの時期としてはずいぶんいいと思います。全コース滑走可能ですよ。(^^)/


★★★

それはさておき、3月1日から24H予約システムをよりシンプルなものに変える予定だと予告しておきながら、いまだに変更ができていません。じっさいにテストランしてみると、現在の予約システムで可能なことができなかったりして、望まれる機能要件を満たせないことがわかったからです。

ユーザーインターフェイスは良いのですが、「プラン予約システム」に特化しているためにお客様に提供すべき情報をこれまでのようには網羅できないのです。

というのも、

(1)ペンションとしての施設・料理・サービスのプレゼンテーション

(2)料金・プラン・空室・予約のプレゼンテーション

(3)立地・交通アクセス・周辺観光情報のプレゼンテーション

という3つのカテゴリーに大分類してしまうのが、最も分かりやすいというのが僕の体験的な理論だからです。このうち(2)の部分をそっくり予約システムの中に入れ込んでしまえるのが現在の予約システムだからです。

移行を検討している「プラン予約システム」ではそこまではできず、プラン一覧から予約するという単機能になっています。したがって入れ込むことのできる情報量も必要最小限になっています。これは困った。

なにしろシステム使用料金が3倍も違うのだからこれはいまのご時世ではとてつもなく大きいのです。できることなら、このシンプルな予約システムに移行したいところです。ユーザーインターフェイスもとてもきれいで見やすいですし。

このようなデータベースを基本とした全自動システムが大切だということは、有名な(たとえばamazon.co,jpなどの)Eコマースのサイトを利用してみればすぐにわかる。そこには商品閲覧から購入にいたる確固たる流れとそれをサポートする的確な情報提供があるわけで、それがいかにスムーズで自然な流れになっているかで購買率が変わってくる。宿泊予約システムに関してもそれは同様だと思うわけです。

などということを朝に書いたのだけれど、結局チェックアウトのお客様をお見送りしたあとで作業開始。思い立ったら即取り掛かるというのがポリシーなので・・・。

料金体系を思いっきりシンプルにして、「1泊朝食付宿泊」を基本プランとしました。これはウチがジャパンペンションのフランチャイズだったころの料金体系なので「お里帰り」のような気もしないではないです。ペンション・サンセットのサービスは基本的にジャパンペンション時代となんら変わっていません。

料金も消費税のために端数がつくところをまるめて切り捨てました。そのぶん値下げになっています、細かいところですが。料金に関してはジャパンペンション時代より安くなりましたね。なにせ、企業がいくら儲かっていても、庶民の暮らしはいまだに大デフレ時代が続いていますから。

で、プランは一部を除いて「○○プランにする」というオプションを設けて、それを選択することによって各割引プラン料金になるようにプログラムしました。これはオーダーメイドのプランを作れるということで、お客様の利便性が高まったと思います。

2食付のご宿泊のお客様はやはり「オプション」から2種類ある夕食プランを選択していただく形になります。お子様料金も思いっきり値下げしましたし、洋室Aのタイプのお部屋を3名様でご利用いただくと値引きになるようにしました。

1部屋を1名様でご利用になる場合の割増料金はこれまでの3分の1の500円に値下げ、バストイレ付室割増もこれまでの半額の500円に値下げしました。500円の差額で、1部屋3名様ではなく、2部屋3名様でのゆったりとしたご利用ができるようにしました。

ものすごく分かりやすく暗算もしやすい料金体系、プラン料金になったと自負しています。シンプルな予約システムですが、ツボはきっちり押さえていて、ご予約前に料金確認もちゃんとできますし、3部屋までの部屋割り人数配分もできるようになっています。これはけっこう便利だと思います。

ということでいまさっき「シンプルな24H全自動予約システム」への移行を完了したところです。
使い心地などご感想をお寄せいただければさいわいです。万一こちらのシステムがダウンした時のためにこれまでのシステムもいつでも稼働できるようにしてあるので、しばらく様子を見て最終的にどちらを採用するか決定したいと思っています。

何かとお騒がせしますがよろしくお願いいたします。(^^ゞ

※今日の写真および図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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2007年03月05日

3670 概念としてのペンション村なのだ

雨 気温:最低 0℃/最高 3℃

ピラタスの丘ペンション村というのは全体がペンション村として造成されたものではない。そこがディベロッパーが最初から「ペンション村用地」として開発したペンション・ヴィレッジと決定的に異なるところだ。正式に表現するならば、ここは「ピラタスの丘」という名の「別荘地」である。

バブル景気に向かう景況の中で、1600m〜1800mの亜高山帯に展開するこの別荘地は開発されたと聞いている。いまから30年前になろうかという昔の話しだ。そこに別荘に混じって思い思いにペンションが建ち始め、やがて様々な実際的な理由から「ピラタスの丘ペンション村」が形成された。

つまりこのペンション村は「概念的」なものなのだ。事実としては広大な別荘地の中に30軒ほどのペンションが営業しているということになる。それぞれの想いを抱いて、あるいは突き動かされてこの地にやってきたオーナーばかりだから、同じようなペンションは1軒も無い。それが最大の特徴かも知れない。

そしてオーナーたちは(配偶者も含めて)みんなピラタスの丘を愛している。この地の豊かな自然を愛している。空を愛し、雲を愛(め)で、山を愛し森を愛している。雪を愛し、新緑を愛し、花を愛し、野鳥や野生の動物たちを愛している。夏の太陽を愛し、秋の紅葉を愛(め)で、再び巡り来る厳寒の冬を愛す。

そりゃ〜人間だから、仲の良いひとそうでもないひとはお互いにあるかも知れない。みんなそれぞれに個性的だから、もちろん良い意味で。だからべったりと仲良しというのはないかもしれないけれど、想いは一緒だから最終的には力を合わせてこの地での暮らしをエンジョイできるようにがんばっている。

個人的には、だからこそ、ピラタスの丘はとても素敵な場所なのだと思っている。これまでの人生でこれほど素晴らしい場所はなかった、少なくとも「観念的」には。


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2007年03月06日

3671 ピラタスは積雪120cmもあるのだ

晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 4℃

昨日は全国的に大荒れの天気になったとニュース報道で知った。しかしピラタスの丘では強風というようなことはなく、雨もさほど降らなかった。2000mから3000m級の山に囲まれているためかも知れない。

それでも昨日の雨と今日の陽射しとで、おもだった道路はほとんど乾燥路面になった。ペンション村の中も同様で、積雪の嵩(かさ)もだいぶ減った。しかしピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデは相変わらず良いコンディションで、積雪120cmをキープしている。

ロープウエイ利用のコースをはじめとしてすべてのコースが滑走可能で、ブッシュや岩や小砂利はでていない。雪はたっぷりある、それに気温がとても低くなったので夜には人工降雪機で雪撒きを行って整備を進めている。

まだまだ「春スキー」という感じはない。春スキーになるのは3月下旬からではないだろうか。平野部ではうららかな早春を実感なさっているかも知れないけれど、ここはまだまだ冬なのです。まだまだスキー、スノーボードシーズンは終わっていませんよ。(^^)


★★★


先週の金曜日にえいやっと決断して初めてのデジタル1眼レフカメラを発注した。NIKON D80 にするか SONY α100 にするか最後まで迷ったけれど、最終的に「使いたいレンズ」で選択した。そして、速攻で翌土曜日に SONY α100 が到着した。

組み合わせるレンズは DT18-200mmF3.5-F6.3 という35mmカメラ換算で27mm〜300mmのデジタル専用ズームレンズと、ピラタスの雄大な自然を捉えることのできる超広角ズームレンズ DT11-18mmF4.5-F5.6 という35mmカメラ換算で16.5mm〜27mmのレンズを選択した。

シャッター音やファインダーや質感は NIKON D80 の方が上だと思うしとても気に入ったのだけれど、デジタル1眼レフ初心者の僕にはいささかマニアックに過ぎるように感じた。使い始めてみればそんなことはないのだろうけれど、銀塩カメラに熟達することのなかったレベルでは「目指したのは、誰もがいい写真を撮れること。」という α100 に共感を抱く。

これまでカールツァイス・レンズ、バリオゾナー18mm〜200mm T* 搭載の SONY DSC-F828 を使ってきたこともあって、ユーザーインターフェイスになじみがあるということもあるし、いかにもカールツァイス・レンズ的な絵づくりも気に入っている。じっさい、このαシリーズ用のカールツァイス・レンズも暫時リリースされ始めているし、その点もプラス評価となった。NIKONの写り具合もとても好きなのだけれど、最終的にはやっぱりツァイスが好きなのだ。

しか〜し、僕はまだ梱包を開いていないのだ。1週間以内ならば未開封商品は返品可能だからだ。だから、宅配便で届いたままの段ボール梱包の状態のまま大切に保管しているわけだ。ということは・・・まだ NIKON D80 + AF-S DX VRズームニッコールED18-200mm/F3.5-5.6G(IF)の組み合わせの方がいいかなあと迷っているのだ。

その道具を気に入るかどうか、愛せるかどうかというのは僕のようなタイプの人間にとってはとてもとても大切なことなのだ。信頼することと愛することとはまったく別の次元の出来事なのだ。どちらもとても大切なことだけれど。


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2007年03月07日

3672 And I Love Her

晴れ 気温:最低 - 11℃/最高 - 2℃

ここでは時間は問題ではない。関係性もまたさしたる問題ではない。ここでは生きているということは意識がある(覚醒している)ということと同義なのだ。必要なのは生きていくという意欲、そしてそれを支える資本。貨幣経済社会においては生きるということは貨幣無しでは考えられない。生きるのには水と食料とそしてお金がかかるのだ。

今朝は一転してずいぶん冷え込んだ。最低気温は氷点下11℃、3月としては寒いのかも知れない。おかげでゲレンデの雪づくりはとてもはかどったようで、極上のパウダースノーが生成された。ピラタスの丘では3月というのは冬と春の中間点のようでもあり、真冬と冬の終わりの過渡期のようでもあり、とても変化の激しい季節だ。

今朝、氷点下10℃の雪の中でシベリアンハスキーの愛犬パルと遊んでいるとき、風の音の中に野鳥の声を聞いた。冬の鳴き声とは異なって、ピーピー、ヒューヒューという口笛のような地鳴きに変わっている。もうすぐ番(つがい)の季節が始まるのだ。渡り鳥が飛来し、にわかに森が騒がしくなる。といってもそれは美しい野鳥の歌声で満たされる至福の季節であるわけだけれど。

午後になって強い風が吹きすさぶようになった。おかげで空には雲ひとつ無くなった。たまに雲がやってきても(おそらく)時速数百キロで吹き飛ばされていく。真っ青な空は、深く澄み渡り距離がまったくつかめないほどだ。風のせいで氷点下2℃でも体感気温は氷点下20℃ほどに感じる。モーレツに寒い。

ついでに、こころも懐(ふところ)も寒い。

"The World without Love"(ピーターとゴードン)、懐かしい。夫はこの年齢になると妻にとってはもう用済みなのだ、たぶん。男なんて女が子供を産んで育てるための道具に過ぎない、男なんて便宜的(べんぎてき)存在にすぎない。男なんてたとえば「白物家電」みたいな耐久消費財に過ぎないのだ。だから歳をとると「粗大ゴミ」扱いされることになってもそれは自然なことなのだ。

もし言い過ぎだというならこう言い直そう、女にとって男は子を産み育てるあるいはエピュキュリアン的欲望を満たすための「装置」にすぎない。しかしながら、女性にとって心地よい世界を構築するのが男性の本質的喜びである。捉えようによっては男性は哀しい性(さが)だ。

それを知ってなお女性を愛さずにはいられないということが男性のDNAに組み込まれた地獄である。愛する女性の笑顔を見たいがために男は必死で努力するのだ。

念のために言っておくけれど、ぼくはアンチ・フェミニズム論者ではない。

And I Love Her.


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2007年03月08日

3673 今週末の日曜日は「蓼科冬の感謝デー」です

晴れ 気温:最低 - 13℃/最高 - 6℃

現在のピラタス蓼科スノーリゾートの様子はこんな感じです。積雪130cmで全コース滑走可能です。ブッシュも岩も小砂利もありません。2月のコンディションをそのままキープしていて、雪質もパウダーのままです。今日などは終日低温で、まるで2月の始めみたいな状況でした。なにしろ最低気温氷点下13℃で最高気温氷点下6℃だったのです。

今週末の日曜日(3/11)は「蓼科冬の感謝デー」です。美味しい「バーベキュー」や「豚汁」の無料振る舞いや、つきたてのお餅を食べられる「餅つき大会(これはピラタスの丘ペンション組合がメインで実施)」そして今日「実験成功」した「蓼科温泉の足湯」や豪華賞品が用意された楽しい「親子ソリ大会」などなど、楽しさいっぱい、そして「お昼ご飯代不要」の最高の日なのです。

是非みなさまお誘い合わせの上お越し下さいね。

ちなみにぼくのペンションのHPはこちらです。(^^)


それにしても今日は昨日以上に冷え込んで、家の中にいても外の気温が低いことがわかるほどでした。まあ、お客様がいらっしゃらないときには全館暖房ではなくて居室だけしか暖房しないので、そんなふうに感じたのかも知れませんが。

しかし、シベリアンハスキーのパルが心地よさげにすやすやと眠っていましたからやっぱり充分寒かったのだと想います。彼にとっては氷点下10℃以下になってようやく快適な気温になったと感じるようです。氷点下20℃以下になると目がらんらんと輝いて俄然元気3倍ってな風になってきますから。

ああ、またお尻に火が付いてしまった。確定申告締切まであと1週間になってしまった。子供の頃の夏休みの最後の週みたいな感じです。宿題全然やって無くて、泣きながら必死に片付けていたあのころとちっとも変わっていない。もっと早くやっておけばいいのにね。(^_^;)


※今日の写真と図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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2007年03月09日

3674 SONY α100 がやってきた

晴れ 気温:最低 - 14℃/最高 - 2℃

じつは先週の金曜日にウェブで発注して速攻でデジタル1眼レフカメラを入手していた。SONY α100 に組み合わせるレンズは DT18-200mmF3.5-F6.3(写真右で装着) という35mmカメラ換算で27mm〜300mmのデジタル専用ズームレンズと、ピラタスの雄大な自然を捉えることのできる超広角ズームレンズ DT11-18mmF4.5-F5.6(写真左下) という35mmカメラ換算で16.5mm〜27mmのレンズを選択した。このことは先日のエントリーでも触れたとおり。

最後まで NIKON D80 + AF-S DX VR ズームニッコール ED18-200mmF3.5-5.6G(IF) の組み合わせとどちらにするか迷いに迷って、結局今日の夜になって返品猶予期間を過ぎてしまってようやくα100とともにやっていこうと最終決定したしだい。なんとまあ、決断力のないひとなのだろう。まあ、趣味の世界ではよくあることなのですけどね。それもまた楽しいプロセスだったりして。

そんなことで、このブログやペンション・サンセットのHPに掲載する写真が少し変わってくるかも知れない。これまで写したくても写せなかったものが、写せるようになるということも大きい。特に左の写真の超広角ズームレンズなら、魚眼レンズに近いくらい広い空間を写し取ることが出来るから、蓼科や八ヶ岳の広大な風景や空の広がりを伝えることが出来るかも知れないと期待している。

腕前のほどは・・・言うだけヤボというもので、もちろん「へたくそ」なのですが、心を込めて撮影しようとだけ決意しています。思いのこもった写真はきっとなにかを伝えることが出来ると信じています、個人的には。


それはそうと、今朝の冷え込みはきつくて、3月というのに氷点下14℃を記録しました。なにもかもがバリバリに凍結する気温です。じっさい、朝のうちはその通りの情景でした。しかし、そのおかげでピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデは極上のコンディションになっています。まるで2月上旬みたいな気持ち良いコンディションです。

明日からお越しになるお客様にはとても良いプレゼントになりますね。明日未明から午前中にかけて雪の予報も出ていますから、景色的にも銀世界になってぐっと気分が盛り上がることでしょう。日曜日も午後から雪の予報なので、ふたたび白銀の世界にもどったピラタスの丘を堪能できると想います。


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2007年03月10日

3675 鏡の国はあるのです、たぶん

晴れのち雪 気温:最低 - 9℃/最高 1℃

ペンション・サンセットにいらっしゃると、どこかでこのパブミラーに出合うことと想います。しかしリピーターのお客様でも、あれこんな鏡あったっけ?・・・なんていうかたもいらっしゃるかも知れませんね。じつはこの鏡はペンション・サンセットの「宝物」のひとつで大変貴重なものなのです。

もちろんパブミラーとして貴重だ、という意味なのですが、個人的に大切に想う理由がもうひとつあるのです。

日が当たっているときにじっと眺めているとじつに様々な物語が映し出される不思議な鏡なのです。ほんとうですよ。この写真のように見えることはめったにないのですが、さて背景にはなにが映り込んでいるのでしょうか。そして本当なら映り込むはずのぼくはどこにいるのでしょう。(^^)

鏡を隔てて、「こちら側の世界」と「あちら側の世界」があるという説を、ぼくは個人的に信じています。べつにこの世とあの世ということでもないので、怖がることはありませんが、ただ、ボーッとした意識で鏡の前に立つことは出来るだけ避けた方が良さそうです、経験的には。

鏡という鏡がいつも別の世界との出入り口になっているわけではないですし、誰もがその力というか影響を受けるわけでもないですから。ただ漫然と鏡の中の自分(の映像)と語らうのはやめておいたほうがいいですね、きっと。

あ、怖がらなくっても大丈夫です。ペンション・サンセットの鏡はごく普通の鏡ですからね。ただ、ひとによってはどんなものでも「特別なもの」になることがあるということです。ぼくの場合はたまさかそれが「鏡」だというだけのことです。この世界はじつに多様な不思議に満ちているわけです。


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2007年03月11日

3676 美しい雪景色です

雪のち晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃

昨夜から降り始めた雪は予報に反してみぞれにはならず、午前11時頃までパウダースノーが降り続けました。今日はピラタス蓼科スノーリゾートの「蓼科冬の感謝デー」だったので心配しましたが、いい雪が15センチ〜20センチも積もり一面の銀世界、しかもバーベキューの無料サービスや餅つき大会の始まる時間に合わせたかのように雪が止み、お日様が出て青空になったのには感激しました。

イベントは大盛況でした。どの催し物も大賑わいで、お客様に存分に楽しんでいただけたようで、関係者一同ほっと胸をなでおろしているところです。なんといっても、とても質の良いパウダースノーが降って綺麗な雪景色になったのが最大のプレゼントになったのではなかったでしょうか。

昨日の夜から使い始めたデジタル一眼レフ(SONY α100)ですが、さっそく今朝の雪景色を16mmレンズで撮影してみました。なかなか良い感じです。ペンション・サンセットの館内も撮影してみましたが、これまでは不可能だった映像を写し取ることが出来てちょっと感動しています。

左の写真はペンション・サンセットの自慢の吹き抜けスペースですが、こういうアングルで撮影すると6メートルという本来の高さと全面ガラス張りによる開放感が感じられることと想います。こういう写真でお客様に本来のイメージなり実際をお伝えしようと考えています。

いずれにしても、お客様に写真映像によって情報を伝える道具として大活躍してくれるものと思います。その前提としてぼくががんばって写真を勉強しつつ、それ以上にいろんなところに行って撮影しなければダメなのですが。(^^ゞ


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2007年03月12日

3677 サンセットのダイニングラウンジ

未明に小雪のち晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃

昨日の夕方から強風が吹き荒れて、ピラタスの丘の樹木に積もった粉雪を吹き飛ばしていますが、まだまだ真っ白な雪景色は健在です。今日も終日強い風が吹きましたが、昨日ほどではなくて幸いでした。ゲレンデは快適だったと思います。3月だとは信じられないくらい雪質抜群だし。

右の写真はペンション・サンセットのダイニングラウンジの吹き抜け部分を16mmの広角レンズで撮影したものですが、人間の周辺視野を考えると妥当な映像だと思います。超広角レンズ独特のディストーションがかかっていますが、これはこれで面白いしいい感じです。一切の照明をオフにして撮影したので、外の景色もちゃんと写し込めたのがうれしい。

左の写真は同時に撮影した吹き抜けに続くダイニング部分です。やはり照明をすべて消して外の風景を写し込むようにしてみました肉眼ではもっとずっと明るいのですが、写真の露出バランスの関係でちょっと暗く処理してあります。グラスエリアの広さ(270度)がよくわかると思います。

どちらの写真もクリックすると拡大表示されます。このブログではほとんどすべての写真がクリックで拡大表示されます。特にこれから春を迎えると花や景色の写真が多くなるのでより大きく拡大表示される写真が増えてきますので、「クリックして拡大して観る」ということを頭の片隅にメモしておいていただけると幸いです。(^^)

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2007年03月13日

3678 超広角レンズの世界にはまる

晴れ 気温:最低 - 14℃/最高 - 2℃

明らかにいつもと違う冬です。冬の始まり方も去年あたりからすっかり変わったように感じていましたが、この冬ははじめから(おそらく)おわりまで、いつもとは異なった冬になるのかも知れません。

八ヶ岳のちょうど向こう側(東側)の野辺山では、八ヶ岳おろしが吹きすさぶ冬にはなにもかもが凍り付き耐え難い寒さだと聞いたことがありますが、それほどではないまでも、この冬はこちら側(西側)でも3月に入って風の強い日が多くなり日中の気温が高いわりに寒い日が続いています。

この澄み切った真っ青な空が夜の寒さ、アフターダークの冷え込みの厳しさを証明しています。

それはそうと、この超広角ズームレンズ、最初は「あれ、こんなていどかぁ」と思ったのですが、実際に使い始めてみるとこれがけっこうワイドで、面白くてしょうがない。標準の35mm換算の28-300mmズームはまったく使っていません。というか出番があまりない。


デジタルカメラの色に関して「記憶色」という概念が最近よく使われますが、同様に「記憶空間」というのもあると思うのですね。昔通った小学校などを大人になってから訪ねると「え?こんなに狭かったっけ」なんてことがあると思いますが。それが「記憶空間」のなせる業です。

この超広角レンズで写した写真は「記憶空間」のイメージなのです。物理的にはひとの周辺視野を含んだ空間なのです。あるいは一点に視点を置いてぐるりと見回した映像です。

そもそも人間の視野というのは「非ユークリッド空間」つまり「球面幾何学」の世界なので、超広角レンズや魚眼レンズと同じように空間を写しているのを脳が情報処理してわれわれが日常的に認識する「ユークリッド空間」に変換しているわけです。要するに平行線が永遠に交わらない世界です(非ユークリッド空間では地球の経線のように平行線は必ず交わる)。

この空間に妙に親しみを感じ、やがてまったく違和感なく観ることができるようになるのは、そのことに大いに関係があると思っています。


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2007年03月14日

3679 確定申告でおおわらわ

晴れ 気温:最低 - 16℃/最高 - 4℃

確定申告(青色申告)の期限を明日に控えて、完全にお尻に火が点いたというかもう火だるま状態です。今年から会計ソフトを久々にバージョンアップしたのですが、充分に使い込んでいなかったこともあって、あれれれ〜ってことが何度もあったり。

慣れてみればこれほど便利な機能はないよねというものでも、はじめて使う時は勝手が違ってかえって効率が悪くなることもありますよね。まあ、日々こつこつと伝票を打ち込んでいればこんな火事場騒ぎにならずに済むことは百も承知なのだけれど、たいていは夏の死ぬほど忙しい時期に頓挫してそれっきりになってしまいます。

しかしこれだけ集中して作業することによって経営の実態が赤裸々に、それもひとつかみにわかるというのも事実で、経営者として反省を含めていろんなことに思いを巡らせながら数字を打ち込んでいるというのは、これはこれでなかなか意義深いことではあります。

なんて悠長なことを書いている場合ではないので、今日はこのへんでやめておきます。緊急事態なもので・・・、自ら招いたことではありますが。反省。(-_-)

今日も快晴でとても良いお天気、空は真っ青で、でも風が冷たい。それでも、氷点下16℃の冷え込みでも、心と身体は確実に春を感じています。


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2007年03月15日

3680 1年で最も長い1日が終わった

曇り 気温:最低 - 15℃/最高 0℃

今朝もぐぐっと冷え込んで、もう何日まるで厳冬期のような寒気にさらされているのだろう。3月と2月が入れ替わってしまったような気候になっている。そんなこととは関係なく、ここ数日ほとんど寝ないで愛用のMacに帳簿の数字を打ち込んできた。

いまは会計ソフトがとても良くできているので、むかしほど大変ではなくなってきたけれど、大変なのは何かの加減で数字がおかしくなってしまった時だ。たとえば現金残高がなんとマイナスになってしまうなんてことが帳簿上で起きる。

そんなことはありえないので、どこかで数字の入力や仕分けを誤っているわけだけれど、それを見つけ出すのが大変なのだ。年中大量にこの作業を行っているなら何でもないことなのだろうけれど、なにしろ(多くの個人事業主がそうであるように)この1ヶ月ほどの間に集中してやって、次の1年の間にコツというようなものをすっかり忘れてしまうのだ。

まあ、そんなこんなで、何とか締切り時間の5時には諏訪税務署に青色申告を提出し受理された。1年で最も長い1日が終わった。めでたし、めでたし。(^_^;)

それにしても(まあ1年で最も忙しい1日だから同情する余地はあるけれど)お役人というのはどうしてこうエラソなのだろう。威張っているというのではないのだけれど、少なくともにこやかではないし、ぼくみたいに50kmもはなれた標高差1000mを下ってきた市民に、ご苦労様のひと言もないというのはどうしたことだろう。彼らには公務員という言葉の意味と、公務員の立場というものが理解できていないのではないだろうか。

べつにふつうでいいのですよ、とくべつにこにこしなくたって、丁寧な応対でなくったっていいのですよね。そこまでは期待してない。ただ、自分たちが国民に奉仕する立場の人間であり、そような仕事に携わっており、つまりは「パブリックサーバント」であるという認識を新たにして欲しいのだ。

昨年のご用納めの日の終業間近に税務署に行く用事があったのだけれど、すっかりき気がゆるんでいたのか、取りやすいところ(立場の弱い者)からいかに税金をぶったくるかという「ニュアンス」のことを笑い話にしているところを目撃してしまった。

上からああしろこうしろとこづき回される現場の人間としての「本音」が思わずでちゃったのだと思うけれど、まあ気持ちはわからないでもないけど、がっかりしましたね、はっきりいって。いまや誰もが動画録画できるデジカメや、IC録音機能つきの携帯端末を持ち歩いているご時世だから、くれぐれもお気をつけあれ。

消費税みたいに取りやすいところから取るのではなく、納めるべきところにしっかりと納めさせる、納税能力のあるところにしっかり課税するというのが正しい税務というものではないのだろうか。生きるために必要な食品にまで一律課税している現在の消費税は、世界に冠たる天下の悪法だと僕は思っている。これこそ現代日本をむしばんでいる「悪平等主義」の「誤った公平性実現」の良い例だ。これじゃあまるで「生存税」ではないか。


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2007年03月16日

3681 Forever Smile

晴れ 気温:最低 - 12℃/最高 0℃

今朝東京では初雪が降ったそうですが、こちらもあいかわらず3月らしからぬ低温が続いています。当然ゲレンデの雪質は抜群なのですが、都会からお越しのお客様の気分はもう「春爛漫」なのか、気持ちが雪山からお花見の方にシフトしてしまったのではないかという印象を持っています。

まあ、早春の蓼科・北八ケ岳もとても美しいので別にスキーやスノーボードでなくても爽快なレクリエーションを楽しんでいただけることと思います。特にピラタスロープウエイを利用しての「雪の坪庭散策」は超お薦めです。とにかく「絶景」で写真撮影にも最適です。圧雪されているのでふつうの長靴や雪靴で歩けます。

また、スノーシューイングにもおすすめの穏やかな気候になっています。山スキーやテレマークスキーにも絶好ですね。でも、登山にはまだまだ完全な冬山の装備が必要な季節です。

外に出ると、ピーピー、ヒューヒューという野鳥の地鳴きが森から聞こえてきます。番(つがい)の季節の到来を知らせる歌声です。風は冷たく、朝夕はとんでもなく冷え込んでいますが、もう春がすぐそこまでやって来ています。早春といって差し支えないと思います。

空の色が変わりました、雲の形が変わりました、山の色が変化しています、森の樹木の枝に芽吹きの気配が見て取れます。風の肌触りが変わり、空気の密度が変化し、音の伝わりかたが変わって柔らかく拡散するようになりました。そうしたさまざまな兆候が、春が近づいていることを教えてくれます。

とはいえ、ここではあと1ヶ月弱はスキー、スノーボードシーズンなのです。

まだ「春スキー」にもなっていません。ハイシーズンの気候とゲレンデ・コンディションです。

・・・なんて、べつに怒鳴るわけじゃないけど、声を大にしてお知らせしたいわけです。

ということで、卒業、入学、入社、転勤、異動となにかとせわしなくめでたかったりそうでもなかったりと、いろいろある季節になりました。が、そんな忙しい季節だからこそ息抜きが必要だとは思いませんか。そこで、「疲れちゃったら蓼科が良く効く」どんな薬よりも良く効く、ってことを忘れないで!

"Forever Smile"・・・永遠(とわ)の微笑み、今年のペンション・サンセットのテーマです。お客様に心の底からの輝くような微笑みをお持ち帰りいただきたいという想いを何とか言葉にしました。ぼくらはそのために、ここにいて、いつでもここにいて、みなさまのお越しをお待ちしているのだと、いま改めてそう思います。


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2007年03月17日

3682 ユーザーはウェブを流し読みする

晴れ後曇り 気温:最低 - 11℃/最高 - 1℃

ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます-」によると、「ユーザーはウェブを読んでいない」ようですね。要するに、「ユーザはウェブを流し読みする傾向がある」とのこと。

以前はそんなことはなかったのだけれど、僕自身も最近はウェブを流し読みする傾向があることに気づく。それはその文章がきちんと書かれているかどうかとか、優れた表現や内容であるとか、そうでないとかはまったく関係ないのだ。

ひとのことは言えない。このブログや僕のHPもアクセスログを見る限り、多くのひとに流し読みされており、じっくり読んでくれていいるひとは少数派のようだ。なんでだよ、ってちょっと腹を立てたり、自己批判してみたりしていたのだけれど、なんのことはない、自分自身同じことをしていたわけだ。

みんな忙しいのだ、と想っていたのだけれど、そうでもないようね。これは時代の傾向というものなのだろう。僕の場合は目が悪くなってモニタースクリーンで文字を読むことが辛くなってきたという事情があるのだけれど、みんながそうというわけでもないだろうしね。

以前書いたことだけれど、これは情報摂取形態の変化と見るのが妥当なのかも知れない。要するに時代はますます「MS PowerPointプレゼンテーション」が主流になったということかも知れない。

(1)冒頭でテーマと結論を明示する

(2)議論のポイントを3つに絞る

(3)要点を簡潔に(可能な限り3行以内で)述べる

ということなのだ、たぶん。

この「箇条書き」が現代の「読ませる」コミュニケーションのキモかもしれない。そして簡潔な文章。文学的な文章はあかんで、ってことか。そうなると「日記」なんて成立しないじゃんか。それは「日記」ではなくて「日誌」だよ。

四の五の言っててもしょうがないので、適応ないしは対応しなけりゃいかんのだろうなあ。ああ、味気ない。僕はオフィスで議論したり説得したり稟議を通したりしたいわけではないのだ。


じゃらんnetの横暴なリニューアル

一般のひとには関係ないし、見えない部分の話だけれど、最近ウェブ宿泊予約サイト大手の「じゃらんnet」の宿側の管理画面が全面リニューアルされた。要するに管理運営システムをバージョンアップないしは入れ替えたというわけだけれど、そのやりかたが僕らにしてみれば「横暴」だった。何様じゃい、っての。

いきなり Mac OS X からはログインできなくなったのだ。事前に確認してそのようなことはないという言質を取ってあったので、追求すると将来的にも対応する予定もつもりもない、Windows 2000 以降を推奨するの一点張りだ。

古いバージョンの Windows ユーザーだってログインできなくなっちゃったわけだから、こういう予告無しの切捨御免のやりかたは「まともな会社のやることではない」と思う。リクルートって言う会社はもともとそういう体質だからべつに本気でやり合うつもりも暇もないけど、これは契約条項に定められた期限予告がいっさいない一方的な契約解除にあたる、契約違反ではないのかな。

少なくとも「今後 Macintosh からはログインできない、接続できないシステム仕様に変わるのだ」と言うことを周知徹底すべきだったのに、「推奨環境は Windows 2000 以降となります」とお茶を濁す告知しかしなかった。これは明らかに確信犯だ。僕の電話での詳細の問い合わせに対しても、「今後 Macintosh からはログインできない」という告知はなかった。僕はそのことを問題だ、と指摘しているわけだ。

ということで、ペンション・サンセットは「じゃらんnet」からは予約できなくなりました。このような「相互信頼関係を構築できない会社」とはお付き合いできないしね。いくらがんばっても予約システム運営費用が黒字にならないという話を聞いていたから、少数派ユーザーを切り捨てるというある種のリストラを敢行したといえなくもない。まあ、がんばって下さい、僕らは僕らでがんばるしかない。

予算と売上実績が折り合うならば僕だって Windows 導入にやぶさかではない。それなりのメリットもあるしね。しかし、そこまでの売り上げが立っていないのね、ペイしていないのね「じゃらんnet」の場合。あと数年後には Intel Mac に入れ替えるから、そうしたら Windows も Mac OS X も画面上で切り替えて両方使えるようになるから問題解決なんだけど、今年入れ替えるのは予算的に無理。

というようなわけで、口では怒って見せていても、妙に醒めている(本当は腹を立ててさえいないで、相手を切り捨てている)自分にちょっと驚いた出来事ではありました。


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2007年03月18日

3683  ダイヤモンドダストが降る朝に想う

晴れ 気温:最低 - 14℃/最高 - 3℃

ダイヤモンドダストが降りしきる

ラウンジの気温が氷点下4℃、今朝は異様に寒かった。窓を開けるとさんさんと降り注ぐ陽光にほっとするが、何やらきらきらと光るものが降りしきっている。なんと、ダイヤモンドダストだ。上空にはまったく雲がない晴天だから、間違いない。その美しさにしばし見入る。すっかり身体が冷えてしまった。何せパジャマのままで窓を開けて見ていたのだから。


アクセスが200を切るなんて信じられない

今朝アクセスカウンターを見ると、ここ数年で最低の1日あたりアクセス数となっていた。ちょっとショックかな。あきらかにネット界は変質を見せている。しかし、ダイレクトにURLを打ち込んでアクセスしているひとがトップで26%、次が Yahoo! で25%、そして Google で20%。いつもはダイレクトアクセスは第3位なのだけれど。

リピートしてアクセスしてくれているひとがなんと45%を越えている。これは単独のサイトとしては異様に高い数字だといえる。しかし、新規アクセスが減少しているということでもあって、これは商業的には微妙なところだ。いったい、僕のサイト運営や制作ポリシーが受け入れられているのか支持を失っているのか判断に迷うところだ。

信じる道を歩むことが世に認められにくい世の中になってしまったから、僕らの迷いもより大きなものとなる。


やっぱり耳当たりの良いことだけを語るのが商売の秘訣か

そもそもペンションのHPを支持するもしないもないのかも知れない。でも、宿選びにそのあたりが大きな要素になってきているのが時流だと思う。特にペンションという宿に関しては小さな宿だけにその経営者なり運営者が何をどのように考えどのような信条やポリシーで経営しているのかということは重要なチェックポイントとなるだろう。

Honesty is the best policy.

そんな格言があるが、現代のこの世知辛い世の中にあってそれはいまも真実なのだろうか。少なくとも僕は "Honesty is the best policy." でやってきた。そして、いまそのことに疑問を持ち始めている。いまや「ほんとうのこと」よりも「どのようにみえるか」のほうが大事なのだ。

Honesty never win the game.

口説き文句のような聞いて心地よい言葉だけが受け入れられる。それは現代社会の数少ない真実かも知れない。

そういう時代になってしまったのだ。

僕は口をつぐんで、いっさい語ることをやめるべきかも知れない。語るほどに支持を失っていくような気がするから。何しろ僕はトレンディーじゃないのだ。


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2007年03月19日

3684 氷点下16℃でも僕は熱く語るべきだ

晴れ 気温:最低 - 16℃/最高 - 4℃

相変わらず冷えてます。記録式寒暖計をチェックしてみると、ななななんと氷点下16℃!これは1月末の厳冬期並の最低気温です。10年前なら3月でもこんな気温がふつうだった(ちなみに1月は氷点下23℃!)けれど、最近の冬としては異例ではあります。

それでも陽射しは日ごとに温かさを増し、目にしたり耳に聞く野鳥の数も日に日に増えてきて、季節は春に向かってまっしぐらといった風情です。ここ数日の写真を見るとわかるように、落葉松の新芽も出始めたようですし、広葉樹の新芽もちゃくちゃくと春への準備を進めて膨らんできているように見えます。

その一方で、この冷え込みに恵まれて隣接するピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデはまるで2月のようなパウダーコンディションになっています。ぜんぜん「春スキー」なんかじゃないのです。2月そのものの滑走感覚、季節感なのです。積雪もまだまだ充分以上で130センチもあり、アイスバーンやブッシュやコースの地肌が出ているところは当然ながら皆無です。

★★★

この「蓼科高原日記」を Movable Type というブログ・パブリッシング・システムの画面で書くようになって、いちばん変わったことは「記事(エントリー)」を書くことには長じたが、「想い」を書き記すことが苦手になったということかもしれない。なぜだろう。

以前はテキストエディターで原稿を書いてコピー・アンド・ペーストしていたのが、このように直接書き込むようになったことが影響しているのは確かだと実感する。自然に「ブログ的文体」になり「ブログ的語り口」となり「ブログ的コンテンツ」になってきて、あまり「プライベートなことがら」を書く雰囲気ではなくなっちゃった。

ブログシステムってのは書いている段階で、すでに「パブリックな発言をしている」ことをひしひしと感じさせるのだ。自分の部屋の中で「ひとりごと」を言っているというのが「蓼科高原日記」だった。じっさい、かつては「オーナーのひとりごと」というタイトルだったくらいだ。

しかし、ブログ移行後は「演壇の上で語っている」って感じるのだ。だから、ついつい想いを語らずに引っ込めてしまうようになったのだと想う。でも、大切なのはやっぱり「想いを語ること」なのだよね。へんに「大人」になっちゃわないで、ストレートに熱く想いを語るようにするべきだ、「初心」に帰るべきだといま想っている。


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2007年03月20日

3685 東京ではもう桜が咲いたとか

晴れ 気温:最低 - 15℃/最高 - 6℃

東京の桜の開花宣言があったそうだ。六義園、代々木公園、増上寺で咲き始めになっているとのこと。これは早いのだろうか遅いのだろうか。横浜からこちらに移住して13年もたつと、そのあたりの感覚がもうわからなくなっている。平年より早いんだろうな、たぶん。(あとで平年より8日早いということを知った)

こちらも日ごとに春の気配が濃厚になってきているけれど、それはたとえば空の色や雲の形に現れる。森の樹木の枝のギザギザした輪郭として現れる。それでも気温は1月〜2月なみの低温が続いているが、この気象変化は3月にはいってこれまで続いていたエルニーニョ現象が消えたことによると小耳に挟んだ。地球規模の機構異変が起きていることは事実なのだ、このようなところに暮らしているとはっきりとそのことを実感できる。

ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデはじつに2月そのものの雪質になっている。雪も全然溶けないので平年同時期より遙かに多い130センチの積雪量になっている。暖房を入れていないラウンジの室温はあっという間に氷点下5℃になってしまう。正確に言うと湯温を40℃に設定した温水を全館の温水式ヒーターにまわし続けている。そうしないと氷点下3℃とか5℃とかでは済まなくなるから。

現在の外気温はすでに氷点下10℃を軽く下回っている。僕らはすっかり慣れてしまって年々薄着になってきているけれど、じっさいは信じられないほどの低温なのだ。外に比べたら冷蔵庫の中なんて暖かなものだ。

長く続くこの定温減少にシベリアンハスキーのパル君はとても喜んでいる。毎日快適そうにゆったりと過ごしている。平年並みの気温では彼の「適温」を上回ってしまうからだ。僕もじつはこの低温を喜んでいる。生暖かいこの時期の気温は、個人的にあまり好きではないから。

しかし、都市部からいらしたお客様にとっては、この時期の温暖な冬景色は(少なくとも日中は温暖だ)、とても快適で景色も抜群ということで、もっともおすすめの時節ではある。幹線道路も、ピラタスの丘ペンション村の中の道路も現在のところすべて乾燥路面になっているからアクセスも軽快だと思う。


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2007年03月21日

3686 初心に返ること野心を失わないこと

晴れ 気温:最低 - 14℃/最高 - 6℃

GWに向けてペンション・サンセットのHPを少しでもご覧いただきやすくするために、改善を進めています。

大きな変更といえば、これまで載せてこなかった私たちオーナーのご紹介ページを「プロフィール」としてアップたことです。プライバシーというか個人情報というかそのへんに関して心配もあるのですが、お客様が知りたいことのひとつに「どんなひとたちがこのペンションをやっているんだろう?」というのがあると思うからです。小さな個人的な宿であるからこそ、そのご心配というか不安というか、それがかなり大きな部分を占めることが理解できるからです。

24時間全自動即時予約システムも、以前よりシンプルな仕組みに変更しました。従来どおり実際の宿泊料金を確認してから予約できますが、料金確認だけでも利用できます。予約完了までのステップ数が減ったのと、お客様サイドで3部屋までの部屋割りができるようになったところが進歩しました。また、残室数が数字で出るようになりました。

素泊まり(食事無し)が基本プランで、それに朝食、夕食、プランオプションを付け加えていくスタイルなので、あらゆるご利用形態にお答えできるものになりました。たとえば3名様のうち2名様が1泊2食付き、遅く到着なさる残り1名様が1泊朝食付というケースも簡単です。早朝ご出発のケースなら1泊夕食付(朝食無し)も選択できます。実際にご利用になってみてご意見ご要望がありましたらご一報いただけると幸いです。

方向性としてはもっともっとシンプルでわかりやすいものにしていきます。もっと詳しく知りたいお客様にはそのような「うんちく」のページをご用意しますので是非ご覧いただければ幸いです。

★★★

さて、今日も冷え込みは相変わらずで、昨日と同じく晴れなのにより強く冷え込みを感じた一日でした。春を感じさせる空に、沸々とペンションへの想いがつのってきました。自分がどのような「大志」をもってこの仕事を始めたのか、そのことを心の中で反芻しています。目標や、目的や、良い意味での「野心」をうしなってしまうと、その仕事には活気というものがなくなってしまいます。苦しい時代が続きますが、だからこそ元気を出して初心を貫徹すべくがんばるのだ。


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2007年03月22日

3687 だれかさんの望みどおりの社会へ

曇りのち雪 気温:最低 - 11℃/最高 - 6℃

夕方5時頃から小雪が舞い始めた。今日は雪の予報はなかったけれど、本降りになって積雪があるかも知れない。この降り方だと、雪が降っているのは山岳部だけと思われる。早春の静かな森に降る雪は悪くない情景だ。ひっそりとした景色に舞う雪は、たしかに悪くない。これを見るためだけでも、ここにいる価値がある。

この11年間のホームページ運営でなにを持ってしても伝えることの出来ないことがあるということを思い知った。それは百万の言葉でも数千万の写真でも伝えることの出来ないものだ。いまここにあって、はじめて感じることの出来るもの、そういうものやことがあるのだ。

しかし人々はそのようなモノやコトをわかりやすく伝えることを求める。ユビキタスだか情報革命だかなんだか知らないけど、そういうことを伝えることが可能なインフラと技術とが実現された時代になったのだと信じ込んでいる。それは誤った認識であり、いわば都市伝説にも似た経済伝説あるいは粉飾された技術革新宣言にすぎない。

ケータイが我々の本質的ななにかを変えただろうか、イエス、なにかとても大きなものを変えてしまった。インターネットが我々の本質的ななにかを変えただろうか、イエス、なにかを劇的に変化させてしまった。それによってわれわれは幸福になっただろうか。社会は啓発され安全で明るいものになっただろうか。ノー、じつはその正反対のことが起きているように感じるのは間違った認識なのだろうか。

そのような情報革命によって情報過多社会になったために我々の情報処理能力は疲弊して、目は曇り理解力は鈍り、気づかないうちに既得権者がその特権と利益をますます増大させることを保証する社会になってしまった。小泉政権〜安倍政権へとひきつがれたこの流れは変わることなく続いている。時代は逆行している、かつての資本家と労働者という昔懐かしい構図がいまの社会にもすっきりと当てはまるではないか。

これに対してアンチテーゼを示さなければならないのに、それがなされにくいのは、「情報化社会」あるいは「構造改革」という名の空虚なテーゼあるいはプロパガンダが浸透してしまったせいだ。これらのお題目はそれに異を唱えるものを異端者として排斥するためのシステムとして「考案」されたものだったのだ。いまさら気づいても遅いかも知れない。

格差社会を目指すものがこの国を動かすシステムの中枢を占め、異を唱える大多数の領民(国民なんかじゃない、もはや)の声はかき消される。ぼくは旧来よりノンポリティカルな人間だけれど、その僕でさえそんなふうに思わざるを得ない昨今だ。

北朝鮮やイラクやテロリストたちは、そのような画策から自国民の目をそらすための「悪役」を演じさせられているだけなのかも知れない。こちら側の世界から観れば、確かにかれらは間違ったことを行っているのだから、それを改めさせることは必須なのかも知れない。が、そのプロセスを自分の企図に利用している勢力の存在を僕は感じるのだ。

2007年03月23日

3688 春来たる・・・が、まだまだ滑れる

晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 6℃

昨日の最低気温、氷点下11℃から氷点下8℃に、最高気温氷点下6℃からプラス6℃へと一気に気温が上昇した。陽射しは温かく日中はまさに早春となった。ピラタスの丘の森の木々もよく観れば枝の輪郭がギザギザとして新緑の芽吹きへの準備に入っている。

落葉松などはもうライトブラウンの針葉をつけている。そうだ、落葉松は(その名の通り)昨秋すっかり針葉を落として枝だけになっていたはずなのだ。しかしふと気づけばしっかりと美しい色合いの針葉を付けているではないか。

常緑針葉樹のもみの木やしらびそなどはその色を緑濃いものへと変化させている。山並みもしだいに山体の色合いを変えてきている。

ピラタスの丘の広葉樹の新緑の季節は5月中旬からだけれど、蓼科湖などの湖沼部の新緑はまさにGWからになる。同時に蓼科湖では400本を越えるソメイヨシノが一斉に咲き誇り、これは写真撮影の被写体としてもおすすめだし、ただ眺めるだけでもこころがうきうきしてくるほど素晴らしい景観だ。

もうすぐ春が来る、そのことを実感させる一日だった。

不思議なのは、その一方でお隣のピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデはいまだ「春スキー」にもなっていないスキーシーズンだということなのだ。あと1週間もすれば「春スキー」の雰囲気とゲレンデ状況になってくるだろうけれど、今週末はまだ2月のハイシーズンなみの雪が満喫できる。今シーズンの締めくくりの滑り納めにおすすめだ。


※今日の写真と図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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2007年03月24日

3689 冬から春へ

曇りのち雪 気温:最低 - 3℃/最高 1℃

朝から曇り空、薄く霧がかかったような天気だった。これまでのような強烈な冷え込みは感じない、じっさい差今朝の最低気温は氷点下3℃と暖かなものだった。気温を考えなければこの景色は春の「花曇り」のように見える。

積雪はまだあるが、ピラタスの丘にも春が訪れつつあることが実感される。雪のかさもすこしずつ減じてきている。たまさか雪が降っても、さほどかさ上げされない。もちろん例外はあって、ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデでは雪が降れば降っただけかさ上げされている。

いまだに「春スキー」らしくTシャツで滑っている人はいない。まだまだ「春スキー」のように温暖になってはいない。だから、本格的な雪質のバーンを思いっきり楽しめる。日中の最高気温も2月なみに低いので雰囲気も抜群だ。

こうしてみるとこの冬は雪が多かったのか少なかったのかよくわからなくなってくる。気象観測的データとしてはおそらく雪は少なかったということなのだろう。しかし、ここでは、ピラタスの丘やピラタス蓼科スノーリゾートではむしろ積雪量は多かったというか、高積雪レベルを保っている。

降った量は平年より少なかったが、とにかく低温で、雪が溶けなかったためにシーズンを通じて積雪量がキープされたというのが本当のところかも知れない。

実際写真を見てもらうとわかると思うけれど、まだこんなに雪があって、雪質もなんとパウダーなのだ。ロープウエイの向こう側に見えるのは北アルプスだけど、大量の雪を真っ白に冠雪している。スノーボーダーの向こう側に見えるのは左側の台形の山が木曽御嶽山(きそおんたけさん)で右の方の白い山なみが安曇野の向こうの穂高連峰だ。

高原部にはそろそろ春の気配が濃厚になってきてもう雪は積もらないだろうっていう感じだけど、亜高山帯のピラタスの丘(標高1650m〜1800m)では、あるいは坪庭(2240m)ではまだまだ雪と氷の世界になっている。

しかしピラタスの丘ではGWの頃には根雪もとけて、プランターに咲き誇る花いっぱいの季節になる。路地植えの花や高山植物が咲き始めるのはもう少し後の5月中旬以降になるが、そのころには透明な新緑がきらきらと輝いている、じつに美しい季節になる。

あらゆる観光施設がGWに合わせてオープンし、様々な催し物を用意してお客様をお待ちしているので、高原の行楽・ドライブには最高の立地の蓼科高原だと言える。400本のソメイヨシノが咲き乱れる蓼科湖半を散策するも良し、花の絨毯を敷き詰めたバラクライングリッシュガーデンを訪れてスコーンとロイヤルミルクティーをゆっくりと楽しむのも良し、ピラタス蓼科ロープウエイで一気に2240mまだ上がって、雲上の坪庭(つぼにわ)から真っ白に冠雪した山並みを見晴らすも良し。

こころがスカーッとする旅になること請け合い。これは保証しますです。はい。


※今日の2枚の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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2007年03月25日

3690 アウトオブデートな僕?

雨のち曇り 気温:最低 - 1℃/最高 5℃

春の雨

ことことという雨音で目が醒める。これは「春の音」だ。たしかに、と断言できる、今年の春はずいぶん早くやって来た、と。氷点下まで冷え込むのに春だなんておかしいと思うかも知れないけれど、この地ではこれが春の訪れの気候なのだ。


特記事項

今日石川県能登半島沖を震源とした地震があった。ピラタスの丘で地震を感じることはほとんど無い。たとえ諏訪で震度3でもここはゆらりともしない。前回揺れを感じたのは阪神淡路大震災の時だった。今回もそれに似た揺れを感じたので、どこかで大きな地震があったのだと直感した。

揺れたといっても震度1か2程度だったけれど。すぐにNHKをつけるともう速報が流れていて、どこで地震があったのかがわかった。最近は日本各地で地震の少ない地方で突然大地震がやってくるようで不気味だ。被災地の方々にはこころからお見舞い申し上げます。


ニュースです

ホームページにオーナー(つまり僕と妻)の簡単なプロフィールを掲載しました。どんな人がペンション・サンセットをやっているのか、少しでも知っていただいた方がお客様も安心してご利用になれると考えました。プライバシー丸出しでちょっと怖いけれど、このような仕事をしている以上それはある程度しょうがないのかな、と思っています。


といったところで今日はおしまいです。いつもあんまり長く書いてばかりだときっと嫌われちゃうだろうから。いま僕は「現代」というか「現在」の社会風潮が理解不能というか、うまく認識できなくなっています。いよいよ僕もアウトオブデートになってしまったのかも知れません。

2007年03月26日

3691 手が届きそうなほどに近く

晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 6℃

クラウドウォッチング日和

今日は雲見日和(クラウドウォッチング日和)でした。空の色外と太陽光線の具合と雲のかたちがベストマッチしていました。蓼科に来て空を観ないなんて信じられないくらいもったいない話しです。四季を通じて蓼科特にものすごく空に近いピラタスの丘では、雲はもう、すぐ手が届くほど近いのです。

天候によっては真横に雲が浮かんでいたり、眼下に流れたり、道を走っていると目の前を横切っていったりするのです。ひとつとして同じ雲はありません、一期一会の雲です。だからぼくは蓼科の空が大好きなのです。朝も夜も、夜明けも夕暮れも、昼間もなにもかも。

今日は「おさんぽ道ひろば」で空を見上げました。とても大好きな場所だから。いつ来ても空がとても綺麗で眺めがとても良いから。そして美しい雲が目の前を流れていくから。夕暮れも最高の場所だから。ぼくのペンションの名前はその夕暮れ(サンセット)から名付けたものです。


今年は花暦が早まるかも

確かにこの冬は「暖冬」でした。結果としていまそのことを確認しています。おさんぽ道ひろばもいつもなら1m近い雪が積もっている時節なのですが、このとおりかなり雪が溶けてこの分だと今年は花暦が早まってくるかも知れません。花いっぱいの散歩道が姿を現すのもいつもより早いと思う。

この写真を見るとまるでペンション村の看板が倒れかかっているみたいに見えるけど、そうではなくて16mmという超広角レンズを使って低い位置から空を見上げると(これを「あおる」なんていうけど)こんな風な映像を見ることになります。

そもそも僕ら人間の視覚野は魚眼レンズのようなものなのを賢い脳がきちんと情報処理して、直角が直角に、そして平行線がどこまで行っても永遠に交わらない「ユークリッド空間」に変換して映像を見せてくれているのです。

僕がこのような映像が好きなのも、そうでないひとも、しばらく眺めていると何の違和感もなくなってしまうのも、どうやらそのあたりに秘密がありそうですね。ぼくは世に言う「写真愛好家」ではなくて、ずぶの素人で、好きな景色や情景や映像をカメラまかせで写しているだけなので、偉そうなことはなにも言えないのですけれど。


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2007年03月27日

3692 My Favorite Things

曇りのち雪 気温:最低 - 2℃/最高 9℃

デジタル一眼レフカメラを手に入れたことと、昨年末から始めたブログ(といってもWeb版ブログのつづきだけど)に毎日写真を載せられるようになったことで、写真を撮す機会がぐっと増えた。一眼レフのシャッターを切ったときの機械的な感触が好きなのだ。それはいかにも目の前の写し取りたい風景や情景をしっかりと捕まえたという確信を与えてくれるからだ。

シャッターを切るとファインダーに映像を送り込むためのミラーが跳ね上がりシャッター幕が高速で走りその後再びミラーが元の位置にもどる、その音と振動がたとえようもなく心地よい。プリミティヴな宗教儀式で打ち鳴らされる打楽器のように、その波動は呪術的でこころ惹かれるものがある。

リズミカルに撮影を続けるうちに次から次へとインスピレーションがあふれてきて、撮影そのものが音楽的なものに変質するところが、ぼくにとっての一眼レフカメラの楽器的位置づけとなっている。それはいまこうして(そのことを)タイプしているキーボードの音やキーの感触もまた同様なのだけれど。ようするにこれもまたぼくにとっては音楽であり、楽器であるわけだ。

いまこうして文章を打ち込んでいる(書いて?)いる間にも、背後のスピーカーからはジョン・コルトレーンの演奏する My Favorite Things が聞こえている。エルヴィン・ジョーンズの自在に時を刻む呪術的なドラミングとマッコイ・タイナーのシンプルなコード進行の呪術的な反復の上にコルトレーンの呪術的なアドリブがソプラノサックスによって奏でられ続けている。スティーヴ・デイヴィスの野太いベースはそれを支えるギリシャ神殿の巨大な柱のようだ。

それはこの世界を一度バラバラに分解し、瞬時に再構成する作業の永遠に続く反復のように感じられる。バラバラにし、組み替える、再びバラバラに分解し、そして組み替える。以前とは異なった少しだけ新しい世界が現れる。

ぼくもそのような写真を撮ることが出来たらいいなと思う。自分もそのようなことを文章で行うことが出来たらすごいなと思う。ささやかだけれど、たぶん実現しない夢ではあるけれど。


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2007年03月28日

3693 RICOH Caplio R5

晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 6℃

先日手に入れたデジタル一眼レフカメラにはとても満足しているけれど、常時身につけて行動するわけにはいかない。どうしてもコンパクトデジタルカメラが必要になってきていた。そうはいっても、メインで使用するカメラではないからコストと性能・機能とのバランスを考えながら、選択することになる。

折しも各メーカーからこの春の新機種が一斉に発売となり、旧機種の価格が下がった。価格の落ちるタイミングをねらいすまして手に入れたのが RICOH Caplio R5 (写真右)だった。一般的に選択するならば、実勢価格で1万円以上高価な CANON IXY DIGITAL 900 IS が定番というか手堅い選択だったと思う。しかし僕の使い方を考えるとこのような選択となる。

画質に関してはデジタル一眼レフの SONY α100 と比べるのはアンフェアだ。それなりに満足できる写真が撮れる。とっさに被写体をしっかりと記録することに特化した使い方をするから、アーティスティックではなくビジネスライクに写真記録装置として使用する。そのための設計思想は同クラスのデジカメの中ではもっとも進んでいるように思う。

会社の備品としての利用が多いというのもうなずける工夫があちこちに観られる。その一つひとつは他の機種でも実装しているものが多いのだけれど、使い勝手がとても良いのだ。USB2.0でパソコンと繋ぐとレンズが飛びださないかたちでカメラの電源が自動的に入り内蔵したSDメモリカードがデスクトップにマウントされる。

作業が終わってそれをアンマウントしてUSBケーブルを抜くと、自動的に電源がオフになる。また、USBポートに余計なカバーは無く、ひんぱんに使うポートとしてはむしろそのほうが面倒が無くて良い。マスストレージ規格に準拠しているので、最新のOSならばドライバ無しでもそのままでマウントできるところも良い。

ズームにしても連続ズームと、28-35-50-85-105-135-200mmと7段階に切り替わるステップズーム機能があり、後者が意外と便利なのだ。まあ製品レビューではないのでこのへんでこの話はおしまい。いずれにしても、ヒトやモノを中心に画像メモ帳として肌身離さず携帯して記録しようと思う。

ちなみにサンプル画像は Caplio R5 で撮した今朝のプライベートな朝食のサラダで、肉眼で観たままに写っているところが評価できる。蛍光灯の下、28mmマクロモードでISO125、フラッシュ発光禁止でシャッタースピードは1/30秒で手ぶれ補正ON。これだけ写ればたいしたものだと思う。


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2007年03月29日

3694 蓼科高原は春の行楽シーズンに

曇りのち晴れ 気温:最低 - 3℃/最高 11℃

今日の写真はいずれも昨日も書いた RICOH Caplio R5 で撮したモノだ。1枚目はウチの愛犬というか家族のシベリアンハスキーのパル君。ここのところ急激に暖かくなってきたのでそろそろ冬毛から春の毛に変わろうとしている。毛の質感がとても良く写ってちょっと感心している。

2枚目はおなじみのペンション・サンセットのテラス越しの景色だけれど、拡大すれば α100 の解像度とは比ぶべくもない。しかし、なかなか雰囲気のある絵になっていると思う。この雰囲気の違いをうまく使い分けると面白いと思ったしだい。

さて、今日は朝のうちは曇りで、雲の下端がピラタスの丘にかかってきりのような感じになっていたけれど、午後になって晴れ間が出てきた。気温は11℃まで上がって、陽射しもとても強く感じた。もう間違いなく春なのだと実感させられる。スキーヤーとしてはちょっと早すぎる本格的な春の到来ではあるけれど。

ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデにはまだ1m以上の充分な積雪があって、滑走コースにアイスバーンやブッシュは無い。4/15までの営業で、しかもリフト券が格安になるので、まだまだ「滑り納めの調整滑走」が可能なのだ。是非ご利用いただきたい。

道路は新たな降雪がない限りほぼ100%乾燥路面になっているので、ノーマルタイヤでもピラタスまでノンストップで到着できるけれど、ひと雪あればあっという間に修羅場になってしまうので念のためタイヤチェーンは車載してきていただきたい。

2枚目の写真でもわかるかも知れないけれど、森の樹木の幹や枝や、常緑針葉樹の色がずいぶん変わってきていることに気づく。これが早春の森の色だ。落葉松もいつの間にか新しい針葉を芽吹いている。それはまるでライトブラウンの霞のように見える。

あと3〜4週間で蓼科湖畔では400本のソメイヨシノが一斉に開花して夢のような風景になる。ちょうどGWの連休に当たるのでお客様には最高のプレゼントになると思う。また写真の被写体としてもおすすめだ。ぼくも今年はしっかりと撮影しようと計画している。

蓼科高原もいよいよ春の行楽シーズンに入る。


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2007年03月30日

3695 未明の雷雨と里から観た風景

雨のち曇り 気温:最低 - 3℃/最高 4℃

未明の雷雨

ただならぬ気配に目を覚ます。時刻は午前4時過ぎ、午前3時まで仕事をしていてようやく床についたばかりだった。外でからからという音がする、都市と違ってここに不審者が侵入する確率は低いが気になる音だったので、一番大きな長さ60cmのマグライトで外回りを照らし出しながら巡回した。

結論から言うと、玄関のドアを開けたとたんに理由がわかった。外は激しい雨になっていたのだった。夕立のような、文学的に表現するなら「車軸を流すような雨」になっていたのだ。気象予報で雷注意報が出ていたから、やがて雷雨になるのかも知れないと思った。

改めて床につくか付かないうちに、パーンという音が山の上の方から聞こえる。間違いない、落雷だ。次から次へと落雷はつづき、しだいに近づいてくる。標高1700m〜1800mにあるピラタスの丘ペンション村では落雷は光とほとんど同時だ。雷雲の高さとペンション村の高さが同じだから、というか、雷雲の中に入ってしまった状態なのだ。

合計20ほど落雷の音を聞いただろうか。その間に、パソコンの電源ケーブルや、ケーブルモデムの配線を抜いたり、出来る限りの落雷対策を行った。どんなに優秀な突入電流防止装置も庭の樹木に落雷したというような近接落雷には動作が間に合わないのだ。

電源の寸断は何回かあったが、起床後じっくりチェックしてみるとどうやら今回は大きな被害はなかったようだった。以前庭の樹木に落雷したときには、電話やファクスやモデムやボイラーの制御板やパソコンのLANポートや厨房の電気製品の基盤が焼き切れてしまったので、その点はとても神経質にならざるを得ない。総合火災保険で補償されるのだけれど、被害を迅速に記録して届けないと期限切れになってしまう。このことは知っておいて損はない。


蓼科の早春

昨日も書いたけれど、蓼科高原はもうすでに「春」であると言っていいと思う。まだ花は咲いていないけれど、その気配が日に日に濃厚になってきている。蓼科の春の花といえば座禅草やミズバショウかもしれないが、もうひとつ蓼科湖畔の400本のソメイヨシノを忘れるわけにはいかない。それはそれは見事なのだ。ちょうどGWに合わせるかのように満開になるそれは夜はライトアップされ、写真撮影にも最適なロケーションとなる。

蓼科の空にこだわるぼくとしては、空に関してはもうすっかり「春」だと宣言してしまおう。春ですよ、ええ、春なんです。冬期通行止めの国道299号線麦草峠から先とビーナスライン和田峠から美ヶ原区間は4/25〜4/28には毎年開通する。それらの区間を通らなくても素敵なドライブコースが設定できるから、早春の高原ドライブには最適な季節になったといえる。

真っ白に冠雪した山並みを眺めながらのドライブもまたおつなもの、今年は暖冬で雪解けも早く道路には一切雪がない状況なので、今年はあえて4月の蓼科高原ドライブをおすすめするしだい。


今日の写真

今日の写真は2枚とも Richo Caplio R5 で撮影したものです。ペンション村から下っていく場合だと、ビーナスラインの芹が沢インターチェンジを左折して15m先を再び左折、その先の芹が沢交差点を右折して2kmほど走った突き当たりの信号を右折して国道299号線に出るとすぐ先の堀交差点左前にセブンイレブンがあるのですが、そのあたりからの風景です。

1枚目は北方向にある蓼科山とその左手に続く北横岳の一部です。ピラタスの丘ペンション村は写真には写っていないもう少し左側のちょうど蓼科山にかかっている雲の高さのところにあります。105mm、ISO200、シャッタースピード1/30秒(f/4.2)、手ぶれ補正ON、夕暮れ間際にしてはよく写っていると思います。

2枚目の写真は反対側の南西方向に出た夕焼けです。セブンイレブンから車を出そうとしたときに気づいて駐車場に戻って、改めて撮影しました。28mm、ISO200、シャッタースピード1/30秒(f/3.3)、手ぶれ補正ON。暗部の偽色やノイズは「それなりに」出ていますが、こんなものでしょう。α100を持って来ていたなら、かなり違った写真になっていたと思います。

このあたりはちょうど標高800mほどですから、ペンション村から1000mほど低い場所ですね。すぐ近くにこのような人の気配あふれる里があるからこそ、僕らも山暮らしが続けられるのだと思います。


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2007年03月31日

3696 Mac ユーザーだけど「電波」は来てない(笑)

曇りのち雨 気温:最低 - 5℃/最高 5℃

Macはただのパソコンではない。

Macを持つということ。「他の人と同じでいいや」と流されず、イイモノを自分の目で見極めて選択するライフスタイルだ。Macを所有するということは、自分はそういう生き方の人間だというステートメントでもある。

そんな言葉と出合って、意を新たにする。いうまでもなく世の中の標準はいまも昔も Windows であることに異論を挟む余地はない。しかしそれは格段に Windows が優れているからでないことも熟知している。さまざまな要因を加味すると「標準」として採用することが「妥当」だったわけだ。

ぼくも Mac が世界標準になるなんてことはありえないと思っている。またそうなっては欲しくないという想いもある。それはたとえば自動車マニアが自分の愛するアルファロメオがトヨタみたいに世界標準的シェアを持つようになって欲しくないと願うのと同じことだと思う。

そういう意味において、Mac は「趣味性が高いパーソナルコンピュータ」であるといえるかも知れない。だからいまやぼくはひとに相談されても基本的に Windows を勧めている、そのひとに格段の趣味性や嗜好性が無い限りは。

そうだ、Mac は言うまでもなく「ブランド」なのだ、それも米国が世界に誇る「ビッグ・ブランド」なのだ。冒頭に引用した文章の言うとおり、Mac を使い続けると言うことは自分の生き方を現すステートメントなのだ。

日本的に言うならこういうことになるかも知れない。「私は寄らば大樹の陰という生き方を良しとしない」。みんながそうだから自分もそうするという判断基準を信用しない。グローバルスタンダードという言葉をうさんくさいプロパガンダだと見抜いている。自分の経験と見識でヒトやモノやコトを判断し選択する。そいういうことだ。

どんなコンピュータを使おうと、どのOSを選択しようとそれは使うひとの自由であり、どんなアプリケーションが気に入ろうとそれは個人の自由だ。ひとそれぞれに自分にとって心地よいモノを使えばよいのだ。だからぼく自身 Windows に不満もないしそれを気に入って使っているひとに Mac の方がいいよなんて言うつもりも全然無い。ぼくだって Windows の方が妥当な場面では Windows を選ぶもの。

ただ何でぼくがあえて「マイナーな Mac 」を使っているのかについて書いているだけなのだ。実用的には3ヶ月起動しっぱなしでも一度もフリーズやクラッシュを経験することのない Mac OS X の優位性を声高に訴えるつもりもない。それはぼくが誰にでも Land Rover が心地よい車だとは思っていないことと同じことだ。

かつては Mac ユーザーと言うだけで、「あいつは電波が来ている」とか「変わり者だ」とかいわれたようだけれど、1994年以来(それ以前は MS DOS )のユーザーとして感じることは、ものごとをいつでも実際的に考えるひとには Windows がベストだと言うこと。そしていささか浮世離れしているというか、よく言えば、あるいは本当に「アーティスティックなひと」には Mac がベストだと言うことだ。

もっともぼくの場合はアーティスティックと言うよりは「夢見るひと」とか「妄想癖のあるひと」といったほうが近いかも知れないけれど。(^^ゞ

そんなぼくも、お客様の95%以上が Windows ユーザーということもあるので、来年あたり Windows もネイティブで起動できる最新型 Mac を導入予定だ。Windows XP 以降ならインターフェイスが「Mac にとても良く似ている」ので特に勉強しなくても使えるから。Windows にも確かにさまざまな良いところがあることはぼくも認めているしね。

ということで、ぼくは Mac ユーザーですが「電波」は来ていない、たぶん。(笑)


※今日掲載した Power Mac G5 の2枚の写真の著作権は Apple Inc. にあります。
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